きみの鳥はうたえる

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きみの鳥はうたえる
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解説

「そこのみにて光輝く」などで知られる作家・佐藤泰志の同名小説を、柄本佑、染谷将太、石橋静河ら若手実力派俳優の共演で映画化した青春ドラマ。原作の舞台を東京から函館へ移して大胆に翻案し、「Playback」などの新鋭・三宅唱監督がメガホンをとった。函館郊外の書店で働く“僕”と、一緒に暮らす失業中の静雄、“僕”の同僚である佐知子の3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑い合う。微妙なバランスの中で成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感とともにあった。主人公“僕”を柄本、友人・静雄を染谷、ふたりの男の間で揺れ動くヒロイン・佐知子を「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」で注目された石橋がそれぞれ演じる。

2018年製作/106分/G/日本
配給:コピアポア・フィルム

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映画レビュー

5.0何者でもないから自由になれる

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

この映画の3人は何者でもない。それが心地良い。主人公に至っては名前もわからずクレジットも「僕」表記である。何者でもないからこそ、何にでもなれる自由がある。

男2人、女1人の人間関係なのに、彼らの関係は恋人なのか友人なのかもわからないほどに曖昧だ。でもだからこそ恋人にもなれるし、友人にもなれる自由がある。セックスがあっても主人公と佐知子の関係はひどく曖昧なまま進む。恋人になれば関係は強固になるかもしれないが、同時に友人の距離感の自由を失う。

それはただのモラトリアムかもしれない。いろんな所属や肩書きや関係性の役割を引き受けて人は大人になるが、そうしたものを受け入れれば入れるほどに人は不自由になるのかもしれない。モラトリアムな瞬間は不安定だけれど一番自由な瞬間でもある。

それにしてもシネマアイリスは偉い。地方のミニシアター文化を守るだけでなく、佐藤泰志原作の素晴らしい映画を4本も世に送り出した。それだけで大拍手だ。

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杉本穂高

4.0クラブ音楽のBGMに馴染めるかどうか

2018年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

故・佐藤泰志が80年代初頭に発表した小説の映画化で、当時の東京の話を、現代の函館に舞台を移して脚色している。原作にはビートルズのレコードが登場し、"And Your Bird Can Sing"を歌うシーンもあって、曲名の訳が小説の題になっているのだが、映画ではカットされているので、映画の題としては意味がよくわからなくなっている。そして音楽も今風にということなのか、Hi'Specを起用し(劇中のクラブのシーンで本人も登場)、クラブ音楽などデジタル寄りのサウンドトラックが流れるのだが、個人的には佐藤の小説世界と相性が悪いように感じた。80年代を知る世代ゆえのノスタルジーかもしれないが。

柄本佑の鬱屈した感じはキャラクターによく合っている。明るく笑顔の多い染谷将太とのコントラストもいい。石橋静河のダンスにはもっと見たいと思わせる力があった。

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高森 郁哉

4.0映像綺麗

13さん
2021年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

演技◎ 映像◎ 脚本○
主演三人の演技が凄いのでそれだけでも見る価値はあります

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13

5.0最初は、淡々と何も起こらない映画で面白味を感じなかったけど しっか...

サラさん
2021年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

最初は、淡々と何も起こらない映画で面白味を感じなかったけど
しっかり見ればすごい好きな映画になった
さちこのいつもの髪型とスタイルがすごく似合っていてよかった
「僕」の不思議な明るさと「静雄」の何を考えてるかわかんない感じが、観る人に何を考えてるか2、3回鑑賞していくたびに考えながら見るようになった
自分もいま18という一番楽しい時期で、思ってる言葉をちゃんと口にしたくなった
知らない間になにかを失いたくない
すごく好きな映画です

あ、あとサントラがすごく良かったです!

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サラ
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