スプリットのレビュー・感想・評価
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演技は見ものだけど作品は印象に残らず
多重人格の演技は見応えあり。
でも監禁物の怖さはなかったなぁ。
なぜ、誘拐は2人だったのか。
1人じゃダメなの?結果3人だし。
最後に殺すのを辞めた理由もあの傷じゃあ説得力不足。
あと、生き残った子が最後に叔父さんを警察に突き出すとか、殺すとかないの??と思ってしまった。
前知識なかったのでラストシーンには驚きましたが。
ミスターガラスに期待。
ジェームズマカヴォイ、驚異の23変幻??
23の人格を有する人物に誘拐されてしまった女子高生3人を描くホラースリラー作品。
ジェームズマカヴォイの怪演が大きく取り上げられた今作。
潔癖症の男性、お洒落な女性、陽気な子ども、モンスターのような力を持つ危険な人格などをさすがに23の人格全てを披露した訳ではないが衣装と合わせ、見事に演じ切った今作によって若かりし頃のプロフェッサーXの印象に加え、危ない変な人の名誉を欲しいがままにした、彼の代表作になるのではなかろうか笑。
またラストシーンにもあったように今作の監督、Mナイトシャマランが2000年に監督した「アンブレイカブル」と今作が同じ世界観を共有しているため、まさかの16年越しの続編でMナイトシャマランユニバースが誕生し、2019年にはその2作の続編にあたる作品が公開されるということで、サミュエル叔父貴とブルースウィルスが合流してくる豪華な顔ぶれになるようだ。
「アンブレイカブル」がかなり異色なヒーロー映画として括られているため、今作とどのようにコラボしていくのかとても楽しみである。
スポットライトは誰に?
誕生日パーティー後、3人の少女が見知らぬ男性に誘拐される。少女3人はある場所に閉じ込められるが、、この男にはある秘密が、、、。
多重人格という内容は早々体験出来るものでも無いし、面倒な内容だ。男には23人もの人格があるらしいが、脚本は良く勉強して作られていると思う。ただやっぱり2時間ぐらいの映画だと5〜6人程の人格出演が精一杯。
しかし、「ただ多重人格者が少女3人を拉致した事件」「24人のビリー・ミリガン似」だけでは、シャマラン監督は作品は作らないとは感じていたが、やはりキーワードになるのは24人目の人格「ビースト」。
フィクションを現実に絡ませるのが上手いシャマランだが、今までは単発で続きが無い様な作品が多いのに対し、これは序章。
この1作で終わらせない様なラストや作りは高感が持てるし、続く「ミスター・ガラス」の様に自分の方向性を変えていったのは、この頃監督の身の周りに何か変化が起きた様にしか思えなかった。
演技は素晴らしいけど
シャマランは割と観てると思いますが、期待しない方が良いんだろうという事は分かってるつもりです。
でもジェームズマカボイ主演の時点で、「いつコメカミに中指当てて難しい顔するんだろ」と、にわかファンの癖にX-MENネタを期待するという、雑な期待して観てしまいました。
多重人格という難しい役を、素晴らしい演技でやりきってます。
が、発端からその過程、結末まで、何故彼女たちを誘拐しなくてはならなかったのか、という事は一切不明瞭。
途中、彼のPCから各人格の動画が出て来る時にスゴイワクワクしたが肩透かし。
最後に出てきた人格も、急に理性を取り戻したりするのでそんなに怖くない。最後書き換えるなら、ケイシーも別人格が出て来て対決するとか出来なかったのかな。
全てがラストのあのおじさんの発言の為だけに進んでいた事には、歓喜よりも悪態をついてしまった。
「サイン」くらいから思ってましたが、シャマラン映画はアニメでやった方がスッキリするかもしれない。
文句は言いながらも、シャマランは今後も観るでしょう。
いつものテンション
いつも通りのシャラマンテンションだった。
面白いけど地味だなあ、相変わらず。
これを見るためアンブレイカブルを見たけどやっぱり面白いけど地味。
シャラマンは大したオチでもないくせに毎度最後まで大仰に引っ張って、どうだと言わんばかりに見せてくるけどいつも大したことない。
でも、なんだろ地味な割に退屈はしないんだよね。
ヒロインのオジサンの話はミスターガラスで決着つけてくれんのかな?
次回作に期待!
アンブレイカブルの後に観賞。
本作は正直言って期待しすぎた感が否めない。読みやすいストーリーと結末であんまりハラハラドキドキしませんでした。もうちょい人格出して複雑化してくれとも思ったが、24人全員出されても名前と特徴覚えてられないからこれで良かったのかも。
しかし24人って人格多すぎる。しかもその内数人しか出てきてない。これはまだまだ可能性を残してるってことだよね?全員がスーパーマンではないけど、Mr.ガラスでどんな活躍をするかスゲー楽しみ!
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自宅にて鑑賞。オープニングからいびつで異常な状況に放り込まれる。シンプルでク-ルなタイトルコール。終始、テンションを保ち続ける見せ方は流石だが、何よりも“ケビン・ウェンデル・クラム”のJ.マカヴォイの圧倒的な演技力に尽きる。どこか儚げ乍ら芯の強さも感じさせる“ケイシー・クック”のA.テイラー=ジョイも佳い。そして幾らネタバレ全開でも書くのが躊躇われるラスト。よく聴くとエンドロールで流れるナンバーは、監督のフィルモグラフィーにあるあの作品と同じである。監督の過去作を観ておく事を強くお薦めする。65/100点。
・本作を形成する潜在的なモチーフとして、精神疾患発症の要因の一つとも云われるネグレクト、DV、セクハラ等と云った現代的な社会問題がコミットされている。
・23に新たな一つを加えた24の人格と云うスペックが提示されるが、登場するのは半分以下でエンドロール時には8つのみに留まっている。そして解離性同一性障害(DID・多重人格障害)の最新研究結果の拡大解釈から、メンタル面だけでなく肉体的にも壁をよじ登ったり、弾丸のダメージが低減化したり、まるでスーパーマンの如く超人的に変貌するのは如何なものか。
・パソコン上に表示されるQuickTimeのファイル名は──「1_Barry」、「2_Jade」、「3_Orwell」、「4_Kevin」、「5_Heinrich」、「6_Norma」、「7_Goddard」、「8_Dennis」、「9_Hedwig」、「10_Bernice」、「11_Patricia」、「12_Polly」、「13_Luke」、「14_Rakel」、「15_Felida」、「16_Ansel」、「17_Jalin」、「18_Kat」、「19_B.T」、「20_Samuel」、「21_MaryReynolds」、「22_Ian」、「23_Mr.Pritchard」の23個である。
・オープニングのタイトルコール時、及び最後のスタッフロールは肝である人格の数──6列×4行=24(23+1)分割で表示されている。亦、オープニングクレジットやタイトルロゴのタイポグラフィはフォントの違いこそあれ、『10 クローバーフィールド・レーン('16)』のデザイン処理を想起した。
・本作の"Casey Cooke"は、『アンブレイカブル('00)』の"David Dunn"同様、『スパイダーマン('62~)』の"Peter Parker"、『超人ハルク('62~)』の"Bruce Banner"、『デアデビル('64~)』の"Matt Murdock"、『ファンタスティック・フォー('61~)』の"Reed Richards"、『スーパーマン('38~)』の"Lois Lane"・"Lex Luthor"等と同じくファーストネームとファミリーネームのイニシャルが揃っている。
・これ迄と同様、監督は本作でもB.バックリー演じるドクター“カレン・フレッチャー”のオフィスが在るマンションのファストフードを愛するコンシェルジュ“ジャイ”として自作に顔を出している。
・本作製作時から構想に有ったと云う続篇は、本作の興行的成功(監督としては五作目となる一億ドル越えのヒット)を受け"Glass"と云う仮題で、'19年1月18日リリースを目指し、現在製作中であると'17年4月26日にTwitterで明かした。この続篇のキャスト陣は、J.マカヴォイ、B.ウィリス、S.L.ジャクソン、A.テイラー=ジョイの続投が予定されている。
・鑑賞日:2017年10月1日(日)
アンブレイカブルをみてから見るべき
そしてミスターガラスの前にみとかないといけない。
最初っからそういうてくれや
23人乖離性人格障害 did
DODって聞こえる
前作を見た方が良い
多重人格の映画を見たことがあまりないので興味本位で見ました。
吹き替えで見ましたが、声優さんに主人公の俳優さんや女の子の雰囲気は最高でした。演技もとても上手かったです。
最後にそういうことか!と思いましたが、ここでどうして字幕が来たのか· · ·。と思いレビューを回っていたところ前作に繋がっているようで· · ·
前作を見なかった私はそこまでパンチを受けませんでした。
前作の名前はアンブレイカブルです。
え、めっちゃ…普通… マカボイ確かにいいけどお話的には登場した時が...
え、めっちゃ…普通…
マカボイ確かにいいけどお話的には登場した時がピークでその後は平坦…これぞ出落ち!爆
てかなんならアニャたんの方がいい演技してた気もする。
期待しすぎたのかな。
やばい傑作
シャーマンらしさ満載の傑作。多重人格者を演じるマカヴォイとヒロインのアニャは感情変化豊かな演技がとても良かった。世界観といい、演出といい、本当に傑作。多重人格者をこれほど魅力あふれるキャラとして見たことがない。
じわりじわり
じわりじわりと煽ってくる恐怖が最高!非現実的な話のはずなのに、なぜだかわからない現実味があり、非常に面白い。全体的には前作ほどのインパクトはなかったけれど、しっかりといい映画でした!
さぁ「ミスター・ガラス」を見に行くぞ!!!
『ミスター・ガラス』鑑賞後にチェック!順序が逆でも問題なかった。
順序が逆になってしまい、ケイシーは生き残ることもケヴィンが死んでないこともわかってはいるが、脳を逆回転させて楽しめました。最後にはダン(ブルース・ウィリス)も登場して、ミスター・ガラスのことを口にする。最初から続編作る気満々のシャマラン・マジックにかかってしまったんですね。『アンブレイカブル』、今作『スプリット』、『ミスター・ガラス』と繋がったことがとても嬉しく感じられました。
24人だと思ってた人格も、この時点では23人。最後の一人が“ビースト”という怪物で、バリーとかデニスとかパトリシアの人格がこの恐ろしい存在を噂していたのだ。精神科医フレッチャーも医学界から異端視されていたことも面白いし、それを裏付けるかのように、ケヴィンの人格の一人がインシュリン自己注射するビデオがショッキングだった。モンスター化するところは『ミスター・ガラス』を先に観ているため驚かなかったが、こうした細かいところがいい!
ケヴィンの生い立ち、母親の虐待から逃避するために多重人格していった経緯。さらにはフレッチャーとの会話にちょっと出てきた「父親が電車で死んだ」とあるから、彼の父もまた『アンブレイカブル』の電車事故の被害者だったのだろう。ビースト化する際に花束を手向けるシーンがここでも繋がっている。
自分が虐待を受けていたものだから、ケイシーの虐待痕を見て彼女を殺すことを諦めたビースト。監禁されていた彼女たちの必死の逃亡模索シーンよりも、他の精神的な葛藤の方が面白い。そして、シャマラン監督といえば、どんなどんでん返しを用意してるんだ?と期待させるのだが、今回は動物園の管理棟地下で行われていたという事実だけだったような気がする(働いているという事実も気になっていた)。それともブルース・ウィリスの登場シーンがどんでん返しなのか?
解離性同一性障害(DID)として有名になったビリー・ミリガンをモデルにした映画かとも思うが、そのミリガンの人格の中に犯罪を好んでいたケヴィンという名もあることが面白い。
多重人格?
俳優の演じ分けが素晴らしいのは分かるけど、そもそもこの手の映画はそれが素晴らしいものである事が前提ですよね
ちなみに私は洋画は吹き替えで見る派です
字幕に視線をもっていかれなくて済むので
アンブレイカブルから続く映画だと分かって見ましたから問題はないですが、やはりナンバリングって必要ですよね
どっちを先に観ても支障はないでしょうけど
ちなみに前作に伏線がある事にはまったく気づきませんでした
※虐待の記憶の伝達
多重人格が身体にも影響を及ぼすというのは面白かったんだけど、理屈でしっくりこないのでファンタジーだと思うしかないですね
同じ身体を共有してるなら、その基本能力の10が人格に寄って1にスペックダウンするのは分かるけど、元々の基本能力が1ならそれが10にはならないでしょう
そもそも多重人格の窮屈さは、大勢で一つの身体を共有して管理しなくてはいけないのに記憶の共有が困難なおかげで責任能力に影響して社会に適合しにくいところだと思う
だからこそ「患者」だし、その自覚はもってても治療には時間がかかるし、ともすれば一生付き合っていく病でもある
しかし肉体まで変化して銃で撃たれても大丈夫となると現実味に欠ける
それをやるならハルクくらい変貌するインパクトが必要かな
壁を指で登ったりするのは凄いけど、ヴィランとしてはかなり地味かも
脱出不可能の検討から遠ざける演出は意図的なものだし、複数の人格との対話にもっていかなかったら話が進まない
微妙な狂気をかんじたのは、裸で躍らせるのが好きってとこだけどそんなシーン出てこないし←
3人の女子のキャラも"やや立ち"だし、勿体ない
見所はむしろ担当医とのやりとりなのだけど、単独で患者の家に訪問だとか展開がかなり強引かなとも思う
3作目へと続く長い前フリが終わったところで満を持して「ミスターガラス」を観に行こうと思います
マカヴォイの顔芸
公開時に映画館で観たはずなのですが、レビューを書いていなかったので、改めて観直しての感想です。
やはり、まず、マカヴォイの演技力に脱帽せざるを得ません。複数の人格を演じるだけであれば、俳優としては当然の技量かもしれません。しかし今作では、その、人格と人格の入れ替わる瞬間がいくども、それも顔のアップで撮影されています。まるでほんとうに複数の人格があるかのように感じられるほど、彼の演技は完璧でした。
そして、ヒロインであるアニヤの、魔性をも感じる魅力には、否応なく惹きつけられました。彼女が今後、どういった女優になっていくのか、とても楽しみです。
ストーリーは、シャマラン監督作にしては、ラストのインパクトに欠ける内容ではありました。が、次回作への伏線というサプライズでそこを補ったようなラストは、「ミスターガラス」が公開された今になってみれば、三部作の中編として、申し分のない出来になっていたように思います。
それでなかったとしても、この作品は、単体としても充分に楽しめるものに仕上がっていたと思います。
ミスターガラスを鑑賞後
ミスターガラスを観たあとにDVD鑑賞
彼の中で互いの人格が干渉し合い 出現した24番目の人格 ビースト、リアリティを持たせるため普通の人間のようでもありコミックの中の「超人」でもあり そして若い娘を喰う残虐性もある、なかなか見応えがあった 先にこの作品だけを見ると理解するのに時間がかかったかも知れない、ただストーリー的にはそんなに内容がない気がした
面白かった
「ミスター・ガラス」に繋がる作品ということで鑑賞。
開始五分ほどで物語が動きだし、時間の経過とともに少しづつマカヴォイとヒロインの全容が分かっていく展開は良かったし、ホラーテイストな展開や映像もシャマランらしくて良かったと思う。
ただ、多分、ビリー・ミリガンを意識したんだろうけど、24人設定は盛りすぎかなとwマカヴォイが演じたのも実質5人くらいだったし。
他にも、細々したところで整理されてない設定の欠片みたいのが目に付いてしまうのはもったいない感じ。
ヒロイン役のアニャ・テイラー=ジョイが良かった。
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