スプリットのレビュー・感想・評価
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最後がなあ…
23人格を持つというマカヴォイの演技が本当に素晴らしく、怖かった。誘拐犯として女子高生たちを追い込む過程は、何を考えていて、どの人格なのか、どういう人なのかが謎めいていて、より、恐怖感が増す。
映画館で見たときはさすがにビクッとなるくらい怖いシーンが何個か存在したし、それぞれが、いまどの人格だろう?と推理したりしながらの鑑賞もよかった。
ただ、ラストが…。
人はヒトを超えられるのか?
確かに人間が生活するのに使う遺伝子の中のキャパは20〜30%と言われているので、本人が圧倒的に自らを追い込むと、何かできる可能性はあるかもしれない。
ただ、どちらかというと、今回の描写はそういう科学的な部分や過程は無いのでやや陳腐に見えてしまった。また、最後にアニアを追い込むときも「え?ここまできて、そこ?」という終わり方だった。
途中までの恐怖感は本当にマックスだった。
He is on the move... どうしちゃったの?M.ナイト.シャマラン
基本的にM.ナイト.シャマランの映画は好きなのですが・・・今作はさすがに厳しかったです。擁護できないぐらいに。シャマランは「シックスセンス」で日本でもそこそこ名前が売れてる監督ですが、そこから2、3作はまだ良かったものの、その後長きに渡る低迷期が続き、前作「visit」で復活したかと思いきや・・・今回は微妙でした。全米ではそこそこ当たったみたいなんで期待してたんですけどね。
ジェームズ・マカヴォイは難しい多重人格者(解離性同一性障害と言ったがよいのかな?)を頑張ってたと思います。上手い下手は置いといて、とにかく頑張ってました。アニャ・テイラー=ジョイは陰のある女の子の役を好演してましたね。将来的に美人さんになりそうです。
役者さんは頑張ってたにしても内容がなぁ。もちろん子供の虐待はダメ、絶対!ですけど、最後の展開はなんだかポカーンとなっちゃいました( ゚□゚)あまりにも投げっぱなし過ぎではないでしょうか?
そして、まさかまさかの「アンブレイカブル」の続編に続く!キャストもブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイ、アニャ・テイラー=ジョイと決定済み!!いやー、解離性同一性障害を取り扱ってたのでリアル系スリラーで攻めてくるのかと思いきや「アンブレイカブル」のようなファンタジーに舵を切るとは。この映画での一番のサプライズです。2019年の続編こそ復活する事を願っています。
ちょっと笑った
怖いか怖くないかで言ったらうーん、そんな怖くはなかったです。
間延びという程じゃないですが、ふっと現実に戻される瞬間が何度かあり、マカヴォイの走り方や言葉遣いにちょっと笑ったりもしました。
マカヴォイの演技は少女たちといる時より先生といる時の方がぞくっとしました。なんでだろう。人格も変わってるんだけど、さらに上から一枚皮を被っている感じというか。
アニヤちゃんもよかったです。この子には何かあるんだろうなーと匂わせつつ、終盤に向けて段々と察しがついていく過程が面白かった。
エンドロール後のシーンも気になりますが、今年中にはわかるかな?楽しみにしています。
ジェームズマカヴォイの怪演
シャラマン監督が「この展開は誰も予想できないよ」と予告編で言ってたから、どれくらいの衝撃なのかな?って思ってたけど…それほどでもなかったな…ちょっと残念…でもジェームズマカヴォイ好きなので彼の演技は素晴らしかった〜 本当に違う人に見えた!
最期は…続編もあるみたいだけど…
24人のジェームズ・マカヴォイ
まずはじめに、作中では精神分裂マカヴォイの人格は24も出てきません。そりゃそうだ。演じ分けるなんていくらマカヴォイでも無理がある。しかし作中に出てくる複数の人格は、どれも完璧な別人。やっぱりマカヴォイすごい。特に最後の人格の肉体。マッチョのイメージがなかっただけに、びっくりです。
ヒロインもキレイで清純な雰囲気があり、いわゆるスクリームクイーンとしての貫禄は十分。ちょっとフェチがかったサービスもあるしね。
何よりシャマラン監督。かつてはクソ映画メーカーとしての代名詞であった彼が、今作では絶妙な伏線と衝撃的な展開という本来の持ち味を遺憾なく発揮しており、「復活」と言っても過言のないクオリティになっていました。
今作は15年前に公開された「アンブレイカブル」に繋がるとのこと。あの壊れない男・ブルース・ウィリスと、壊す男・マカヴォイの対決。そして新作タイトルの通り恐らく出てくるであろうMrGlass=サミュエル・L・ジャクソンがどう絡んでいくか。シャマラン式アメコミ風ストーリーに、今から期待が膨らみます。
席を立たないで!
シアターが明るくなるまで、
席を立たないで!
じゃないと、モヤモヤするからっ笑
何人かいたもん。
スタッフロール中に帰った人。
モヤモヤしたんじゃないかなぁ。
映画のレビュー?
いる?
シャマラン作品にいる?
面白いよー!
ケイシーが魅力的ですねっ
怪演に脱帽。息詰まる攻防と、恐ろしき真相。
【賛否両論チェック】
賛:ジェームズ・マカヴォイの怪演が見事で、圧倒される。少女達との息詰まる攻防にも、観ていてハラハラさせられること必至。
否:どうしても“なんで?”の疑問はかなり残る。グロいシーンも結構多いので、苦手な人には向かないか。
まずは何といっても、ジェームズ・マカヴォイの怪演が圧巻です。何人もの人格を巧みに演じ分けていて、かつそのどれもが不気味で影のある感じが、物語を非常に怖いものに際立たせています。
そんな不気味な男に誘拐された女子高生。その中で1人異彩を放つ少女・ケイシーの、淡々と隙をうかがうような様子もまた、
「次は・・・どうするの?」
と、観ていてハラハラさせられます。
ただやはり、どうしても
「結局・・・なんで?」
という疑問は、色々残りそうです。また、後半に進むにつれてかなりグロいシーンも増えてくるので、苦手な人には不向きかも知れません。とはいえ、人智を超えるような不気味な世界観を、是非ご覧になってみて下さい。
アニヤの表情
きましたねー、シャマラン! シャマラン応援隊の私としては、ただただ彼の新作を観れるってだけで嬉しいですね。
私が一番好きだったのは、冒頭の車中のシーン。恐怖をわざとらしく演出するのではなく、言葉も発せられない、そして息もできないといった様子のアニヤの表情のアップで見せるところが、なんとも緊迫感があって、一番ドキドキしましたですね。
そしてその後も、このアニヤの表情は随所に出てきて、この表情を見てるだけでも、なんか映画観てるなぁって気がしましたですね。
マカヴォイの七変化的表情もそうですけど、この映画は「表情」を撮るということに徹していた映画のような気がしてます。
いいぞ、シャマラン、この調子だ!
残念な作品でした
マカボイの演技は鬼気迫るものがあって良かったしアニア・テイラー=ジョイは可愛くて良かったけど、肝心のストーリーが全く面白くなかった。ラストは絶対にしゃべらないで下さいとか予告で言ってたからどんなラストだろうと楽しみにしていたのになんだぁ!?
ここんとこずーっといい映画観て喜んでたのにガッカリでした。
今の所、多重人格ものならアイデンティティーに勝るものはないなぁ。
あんまり…
怖くはなかった。
スリルというよりはサスペンス?
どうなっていくんだろうという興味の方が強かった。
つまりは、そういう恐怖を煽るような演出は無かったのだ。
対象が対象なだけに社会派的な要素を孕まずにはおられないんだろうけれど、もうちょい振り切っても良かったんじゃないかなあと思ったり。加害者を描くよりは、被害者を描いてたようにも感じる。
でもってその被害者が、軟禁されてるだけで、ちょいとしたスキルにも長けているので、どちらかというと安心して観れてしまう。
まあ、その被害者の過去も幸せな感じではないので、この後なんか派生してくのかなあと思わなくもないが…。
なんだかラストにも15年前の事件も引き合いに出され、おいおいってキャストが顔をのぞかせるので、続編の構想があるのかもしれない。
…それならそれで、ちょいと興味はある。
多重人格という症例は、題材としてはすこぶる魅力的だと思う。
セザンヌの絵以外、まったく興味がわかない。
"シックス・センス"という姑息な作品がまんまとヒットしてしまい、「現代のヒッチコック」って言われるのを否定せずに受け止め(w)
調子に乗って、重要な役で本編に出てみたり。
ラストでびっくり映画を期待する観客から逃げられなくなってしまい、その後は巧みなメタファー、しっかりしたテーマのある映画を撮ろうと、「ラストがつまんない!」と、一般客だけではなく、プロの批評家さん達にまで伝わらず、不当な評価をされ続け。
鬱憤がたまって、思わず「レディ・イン・ザ・ウォーター」で批評家批判をしてしまい、「大失敗!」と烙印を押され。
どんどん泥沼から抜け出せなくなり、「よし、こうなったらファンタジーや!ファンタジーやったら、どんでん返しとか期待されへんやろ!」って、(私は好きですが)"エアベンダー"を撮るも、ファンタジーにまで「ラストにどんでん返しがない!」と、ファンタジーですら、ラスト、ラスト!ってうっさいくらいに言われ、「マジか!?どないせーちゅーねん」な彼。
ええ、彼とは勿論、M・ナイト・シャマラン監督です(笑)
私が偏愛し、柱の陰からこっそり観察しているM・ナイト・シャマランの最新作。
『スプリット(2017)』
原題 Split
「シックス・センス」以降、うろうろ、ぐるぐるして迷走したあげくの、元サヤ「シックス・センス枠」に置きに行った前作『ヴィジット』が、そこそこの評価を得て。
シャマラン復活!とか言われております。
いやいや、そんなシャマラン観たくなかった!がっかりだよ。
いままで通り、自分の好きな奇妙奇天烈な映画を全力で撮ってほしかった!
そして重要な役を、ぜひぜひ監督自ら演じていただきたいんです(笑)
例え、みんなに批判されてもです!
本作、アメリカでは公開3週間連続1位かなんかです。
なんか、「シックス・センス」「サイン」に次いでの興業成績らしいですよ。
やべ、シャマランのドヤ顔が想像できるw
しかし本作自体には、あまり興味が持てないというか。
シャマラン監督曰く「アンブレイカブルは3部作」とのことなので、最終章につなぐキャラ紹介のような感じに受け止めました。
※アンブレイカブルはもっと評価されていい作品だと思いますけど。
主役ケビン役のマカボイさんも、多重人格の23人+1全キャラを1人で演じ分けるかと思ったら、6人?だけなんですね(あ、動画で出てたか)。
そんなケビン(マカボイさん)VS女子高生の戦いin密室です。
主人公一人だけ、何故か下着姿にならなくて。
あぁそれが言いたかったのかと。
ちょっと雑(笑)
ラストで、あのお方も数秒登場しますよ。
いやー、老けましたね!
で、このケビンなんですが、「アンブレイカブル」のあるシーンで、主人公ダン(ブルース・ウイルス)に軽く接触しながら、母親に手を引っ張られながら通り過ぎていく少年の成長した姿だと思うのですが、どうなんでしょうか?
あの時サイコメトラー的な能力で、少年が虐待されていることを知るじゃないですか。
ただどうしても、気になるシーンがあって。
それは主人公ケビンを担当している精神科医が、美術館である絵の前で微笑むシーンです。
あれ?どっかで見た絵だ。と思って、古い画集を捲ったら「セザンヌ:大水浴の図」でした(多分そうです)。
何故、精神科医は、セザンヌを見上げて微笑むのだろうか。
映画の中には、よく絵画が登場します。
「007スカイフォール」には、ターナー作「解体されるために最後の停泊地に曳かれていく戦艦テメレール号」が登場しますよね。
引退する戦艦に、自分を重ねるボンドの図。
映画の中の絵画には、かならず意味がある筈です。
なんなんだろうか。ちょっと考えてみます。
あ、主人公のアニヤ・テイラー=ジョイちゃん。
やっと『ウイッチ』が日本公開となりますねー。
最近珍しい1970年代のモダンホラーの雰囲気あり。
なかなか良いですよー。
ただわーきゃーな最近のホラーに慣れたネット民には、評価低いでしょうけどねw
今後、注目していきます!
※なんでわざわざ、某有名小説と同じ24人の人格にしたか?
だって、某有名な小説でイメージ足されるじゃんー。
低予算ですもの。観客の方で勝手にイメージ足してくれるから、楽!パクリって言われるリスクより、手間暇リスクを省きたいのじゃ!だって手間暇かけたって、おまいらわからんやろ!
シャマラン!あの頃のシャマランに戻って( ノД`)シクシク…
これぞ怪演!!
誘拐犯がまさかの23+1の人格を持った男。そしてそれぞれの人格のキャラクターが全く違う。劇中では色々な人格を目の当たりにするのだが、どれも違った不気味さがあった。人格がポンポンと変わり終始振り回されるので、まるでジェットコースターに乗っているような気分だったw
たしかに23人全員が出てくるわけではないが、5+1人の主要キャラクターで十分楽しめた。
本編を通してジワジワと恐怖を感じることができた。24人目の人格が出てきた途端にリアリティーは無くなったが、個人的に映画のラストはとても好きだった。
親から虐待を受けることの恐ろしさや、それに立ち向かう勇気も描かれていて、少し感動もさせられた。
何と言ってもジェームズ・マカヴォイの圧倒的な演技力!!人格が入れ替わり、それに合わせて変わる口調や表情には鳥肌がたった。
ひどい
ひさしぶりに映画で寝た
1時間くらい寝た
1時間寝ても、話が進んでいなかった
こんなつまらない映画はひさしぶり
びっくりするくらい
詐欺だと思う
最後も、アンブレイカブルとコラボする?みたいな、絶望的な終わり方
こんな映画を、全国上映するな!!!
展開に息を呑む所もあるが
感情移入は無理だった。
トラウマ抱える主人公(ヒロイン)の描写が分かり難い。
評価も割れているようだが当然か。
生贄お二方がちょっと可哀想。
お年寄は流石に食べる部分が無かったのか、はたまた敬意なのか。
最後のショットガン攻防辺りはもはや意味不明。
突っ込みドコロ満載感。
もうビーストvsプロフェッサーを企画したら面白いのではなかろうか。
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