スプリットのレビュー・感想・評価
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期待せず観に行ったら普通に面白かった
レビュー見る限りそんな評判良くなかったので、そんなに期待してなかったんですけど割と楽しめました。
ジェームズ・マカヴォイの演技がすごい。23人も人格演じてなくね?と思ったけども。でも表情だけで誰か分かる演じ分けは素晴らしいです。
どんでん返しは全然でした。元々伏線あったからね、別に驚くこともなく。
ラストに関しては、自分はシャマラン監督の過去作をシックスセンスしか知らないのでなんのこっちゃと、何でブルース・ウィルス出てるんかと思いましたがこれを機にアンブレイカブル他シャマラン監督の過去作品も見てみようと思います。
ハラハラドキドキして楽しかったよ。
本当に「シックスセンス」を作った人なのでしょうか?!
5月12日公開され、興行成績TOP10入りしたのに、
先週末には、早くも、圏外となってしまいました。
いやな予感はしていたのですが。。。
1999年公開し大ヒット作品となった『シックス・センス』の監督が、
今回は、製作と脚本をもこなしたので、期待していたのですが。。。
ガッカリ!最低の作品です!
あの名作を作った人とは思えません。
人間は、こんなにも退化するものなのでしょうか?
何を訴えたいのか定まらないまま創ったので、
ストーリーに深みが無く、一貫性にも欠けていました。
お金と時間を無駄にした作品でした。
Michi
???
M.ナイト・シャマランがいよいよ復活ののろしを上げた、かに見えた。
今回のプロットは、わかるようでほとんどわからない、という感じで終わりまで行ってしまう。
主人公はどうやら精神科にかかっていた模様で、解離性同一障害、平たくいえば、多重人格になっている。
23人の人格というのが、まず、よくわからない。そんなにたくさんにするドラマとしての必然性を感じない。策士策に溺れた感がある。
で、結局どうなるの?という解決を見ないまま映画は終わる。
と、思いきや、そんな構想が現時点であったとは。これはよく箝口令を守っていると言わざるをえないが、本作、「アンブレイカブル」とつながるようなのだ。ご丁寧にブルース・ウィリスまで登場して、15年前との関連を匂わせる。
そう、これはシャマラン・ユニバースの開幕なのである。
今回のどんでん返しは…?
シャマラン監督といえば、どんでん返し。
とは言え、どんでん返しは初期作品だけなので、もう期待しちゃいけないのかも知れない…
でも、今作はどんでん返しが無くても十分楽しめた(^^)b
もう終盤は、とんでもないコトになっちゃって、ドキドキですわ(^_^;)
ただ、あの男の登場と、エンドロールの後のお知らせが、ある意味大どんでん返しでした( ゜o゜)
そいえば、主人公の女の子が巨乳だったのもサプライズだったなぁ~(^_^;)
サイコサスペンスでは無かった
いろいろとツッコミどころが多くて、ただでさえ薄いサスペンスとしての要素も受け容れられず、最後の方の展開には唖然とするばかりだわ。 一瞬で人を眠らせるスプレー、何が入ってるの?だし、ケイシーの体の傷を見ただけで君はピュアだ()とか言って見逃してやるし、多重人格の演技も特筆するものは無い。
『アンブレイカブル』みたいな超人設定のSF物なら、ポスターや予告編で変なミスリードするの止めてくれよ、いい加減に。シャマラン監督は『シックスセンス』の成功にいつまでも囚われ過ぎてんじゃないか?ラストで何かを驚かさないと気が済まないのかよ、と言いたい。この人は多分『シックスセンス』がどうしてウケたのか理解していない。
そしてエンドロールの後。マーベルやDCコミックスの後追いしようとしてんのか?不死身VS不死身で勝手に戦ってくれよ。観に行くけどw
もっと多重人格になる程の悲惨な体験にクローズアップして欲しかったわ。その背景がないと、今後の展開が本当にただの超人対決になってしまうわ。
シャマランWORLD
ヴィジットを越える事は無かったけれど、シャマラン健在と思わされる。冒頭からイキナリ怖い!そして最後は、えー!あり得なーい!ってなっちゃう。ちょっと笑っちゃうくらいの事が起こるのがシャマラン映画。2018年にはアンブレイカブルと対決するという事で、シャマランのマーベル化が進んでいくのでしょうか?サインの宇宙人やシックス・センスの坊やも出てきたりしてね。楽しい監督だなぁ。24人のビリーミリガンが実は作り話だったという事が暴かれたとも言われているけど、解離性同一性障がいというものに対する、一種の信仰というか、劇中の精神科医の先生までいかなくとも、万人には理解され難いものの存在を信じてしまう事は誰しにもあって、そこを突いてくる。怖い!ジェームズ・マカヴォイの演じ分けがすごかったー。次回作も同じ役者揃うらしいし、サミュエルLジャクソンも出るって事なんで、絶対に観たいと思います!
シャマラン節炸裂のジャンル分け不能作品
M・ナイト・シャマラン監督最新作。一時期不調だったシャマラン監督、前作『ヴィジット』で復活をうたわれたが、個人的には「?」の前作。
しかしながら、本作の後も『アンブレイカブル』の続編の企画が進行しているというニュースも聞き、さぞやシャマラン節復活だろうと期待の本作。
ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)、クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)、マルシア(ジェシカ・スーラ)の女子高生3人。
友人の誕生パーティの帰り、何者かに誘拐され、監禁される。
誘拐したのは謎の男(ジェームズ・マカヴォイ)。
3人にはただの潔癖症の男に見えたが、出てくる度に人格が変わっているようにも見えた。
それもそのはず、男はフレッチャー医師(ベティ・バックリー)のもとに通う多重人格者だった・・・
というハナシで、『ルーム』や『10クローバーフィールド・レーン』などで流行の変型監禁もの映画。
監禁もの映画での面白さの中心は、被害者がどのようにして犯人を倒して脱出するか。
なんだけれども、この映画、監督がそんなところに面白さを求めていないのはありあり。
登場する犯人は多重人格だけれど、監禁場所がどれぐらい脱出不可能なのか、犯人がどれだけ危険なのかはあまり描かれず、ひたすら謎の男の行動に描写が集中するからだ。
だいたいにおいて、犯人が精神分析医と長々やりとりする場面なんて、通常の監禁もの映画では不要。
でも、この映画では尺を割く。
で、そのやりとりが興味深く、男の人格を握っているのは誰で、その狙いが何なのか、そこのところに関心が集まる。
もうひとつ興味深いのは、フレッチャー医師が早々に語る説で、「多重人格者は、往々にして、人格によってその肉体的反応までも変化させる」というもの。
あれれ、これって、どこかに記憶がある。
思い出したのは、初期のデヴィッド・クローネンバーグ作品。
「精神の変化に基づく肉体の変化」。
『ビデオドローム』『ザ・フライ』など、精神変貌と肉体変貌が合致していた映画。
そうなると、この映画の結末は、謎の男の肉体変貌だということは早々に気がつく。
ならば、何に?
キーワードは24番目の人格。
事件の首謀者といえる3つの人格が時にいう「ビースト」。
ほほぉ、そうなるのね。
さらに、興味深いのは、ときおりフラッシュバックさせる、監禁された女子高生のひとりケイシーの回想。
父と叔父とともに幼い時分に出かけた鹿狩りの物語。
この鹿狩りの物語は、その後、ケイシーのトラウマへと繋がり、そのトラウマは謎の男と呼応する。
ここいらあたりのハッタリ感満載の物語の重層性は、シャマラン節炸裂である。
さらに、細かい描写にもシャマラン節が炸裂する。
どこだかわからない監禁場所、しかしながら、各ドアの錠は差し込み式のちゃちな物。
簡単に逃げ出せそうなのに、逃げ出せないように焦らす演出(針金で差し込み式錠を外そうとするしつこい描写などに顕著)。
伏線を張っているにもかかわらず、説明しないぶっきらぼうな演出(ケイシーが鍵の在り処を見つける描写はかなり唐突だが、その直前でちょこっとだけ写している、とか)。
後半になればなるほど、この手の演出が増えてくる。
そして、映画はこの手の演出が増えて、監禁ものから別の種類の映画に変質する。
まさにシャマラン節。
そして、着地点にはビックリ。
監禁ものだったことすら忘れさせられる。
それにしても、冒頭に挙げた次回作のニュースを知っていたので、ラストのラストは愉しめた。
ただ、このままでは次回作は超人ものの変型になりそうで、ヒーロー映画全盛の現在としては、「?」と思ってしまうのだが。
もうちょい欲しかった!
怖すぎるわけでもなく、丁度いい映画でした。
マガフォイの演技も主人公の女の子の演技もドクターの演技も本当に素晴らしかった!!!
キャスティング最高!!
ただ、24人目がいきなりビーストになって
拳銃を打っても死なないとかいきなりファンタジーになりすぎて違和感を感じた
24人目をビーストではなく、人肉好きなサイコパスという設定にして
最後のサイコパスと主人公の女の子の戦いがもっと深かったら
もっと映画に入り込めて、終わってからの余韻が大きかったかも
この監督は、観る人の期待や予想を裏切るのが好きなんだな、きっと。つ...
この監督は、観る人の期待や予想を裏切るのが好きなんだな、きっと。つねに前作とちょっと違うテイスト、オチを持ってくるように思う。
少し物足りなかったけど、わざとなのかもなー。
残念なのは、多重人格の演技分けが見せ場のはずなのに、マカボイの演技がそんなうまくもなかったこと。ぜーんぶ気味悪いギョロ目で、違いがハッキリしなかったぶん、今誰なのか瞬時に分からなかった…
そして女の子のキャラが立ちすぎて、どっちがオチなのか?と迷わされた。これもわざと?
多くの「変質者の犯罪」はこうして、原因の根絶を怠り、片付けられていくのだろう。
多重人格者を演じるジェームス・マカボイの変容ぶりと、幼児期のトラウマを引きずっていることを匂わせるアニヤ・テイラー=ジョイの影のある可愛さに目が離せない。
単なるサイコもので終わっていなかった。最近では監禁ものといえば『ルーム』があったが、こちらの方がスジが練られている。アニヤ演じるケイシーが追い詰められ、絶体絶命のときに顕れた彼女の過去。この場面のやり取りに、僕は涙した。失意の経験をした者同士しか分かり合えない感情にあふれていた。このあとケイシーは、叔父さんとどう接するのだろう?もしかしたら、何かが目覚めたりしないか?
ラストシーンで、この事件に酷似した事件があったこと、この先まだ事件が起こるであろうことが暗示される。
もうどうなるか気になって仕方ない。続編、早く!
知識と創造力の暴走
個性的作家の圧倒的世界観に魅せられた。一つの着想から、絵的に画面の細部に至るまで、アーティストとしてのこだわりを感じる。
ただ、凡人には理解しかねる部分が少ないくないと感じるわけで、幾度かとてつもない退屈感に襲われた。これは監督の中の至高なる創造力の賜だろうと過ごしてしまえば、全体的には楽しめたといえる。
美しいものは画面に映えるといわんばかりの配役とロケーションだったけれど、作品との関連性が薄いと感じるわけで、あくまで美意識をもった絵づくりのための素材なんだなぁと思ってしまうところ。それ故に作家の意志を感じるのだが─。
最後の落ちもいまいち理解できなかったけれど、監督の以前の作品が関係しているのだと、後で知る。その作品も見たはずだが記憶にない。続編がでる前に予習というか復習しておこう。
異様
異様でした。
エスターにも似たような部分あるのかな、、
でもエスターに似てます!とは断言できない。
なんてゆうか新しい今までにないような感覚でした。
最後の場面の彼の言葉が異様さをさらにプラスしていて脳裏に焼き付いてます。
結構私は好きな作品でした。
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