オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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アガサクリスティー作品が読みたくなる
ミステリーの名作の映像化。
昔きちんと読んだのですが、話の流れをすっかりと忘れていて、最後までワクワクしながら見れました。
原作の作品の大ファンの方からすると、「描写が雑」だと感じるんだろうなという場面もいくつかありましたが、内容をあんまり覚えてなかったので、楽しめました。
原作未読の方の方がストーリーに入りやすく、楽しめるのではないかなと思いました。
ミステリアスな雰囲気
名俳優達に拍手
ジョニー・デップがあっさりと殺される贅沢さ。ジュディ・デンチの鬼気迫る独白。ケネス・ブラナーのちょっとエキセントリックなポアロ。原作ファンの私でも十分楽しめました。
ただ、欲を言えば、謎解きは列車の中でしてほしかった。もっと密室の中での心理戦か見たかったです。そこがちょっと残念でした。
前に、三谷幸喜がオリエント急行殺人事件をドラマ化した時にもちらほら聞いた批判ですが。ポアロが正義(=犯人を捕まえる)を貫かなかった事に対して、もやもやする、甘いだの意見を目にしました。今回の映画でもそういう声は聞きました。その批判は全くの的外れというか、何かが根本的にずれている気がします。そもそも、この作品は、全員が犯人という華麗なトリックを見せたい作品であって、正義とは何かは二の次です。某警察ドラマの見すぎでしょうか。あまり世界観か今の時代とは合わないのか。ミステリーをミステリーとして楽しんで欲しいです。
絶妙難度!絶妙に華やかなミステリー!
ケネスブラナー様…
確たる原作があればこそ
1作目から43年…。
1作目に観たのが高校生の時。あれから43年…。アガサ・クリスティーの傑作ミステリー。
当時、初めて見るオリエント急行の絢爛豪華な車両の素晴らしさが印象的でした。
今回は、そうした驚きはあまり無かったかな。それに、結末を知っていので、やや人物説明で間延びして、眠気に誘われました😪
映画を観ているというより、舞台演劇のような感覚でした。
それでも、豪華俳優陣で固めたキャストは、見応えがありました。謎解きの場面は、最後の晩餐を擬えたのでしょうか…。
次は、ナイル殺人事件に結びつけるあたりはちょっとオシャレでしたね。
ケネス版ポワロ、続編希望。
「オリエント急行殺人事件」字幕版で鑑賞。
※「DESTINY 鎌倉ものがたり」見た後に鑑賞。
*概要*
1974年にも映画化されたアガサ・クリスティの名作ミステリーをケネス・ブラナーの製作・監督・主演、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファーら豪華キャストの共演で新たに映画化。
*主演*
ケネス・ブレナー
*感想*
原作は知ってます。犯人も知ってますが、細かい所は忘れました。
話が複雑だし、字幕を見て、何度も眠くなりましたが、面白かったです。
原作とリメイクとの違いもあって、ジョニー・デップやペネロペ・クルスといった豪華キャストだったし、原作では描かれてなかった所もありました。
個人的にケネス版・ポワロの続編期待したいです。オリエント急行ではなく、別の事件が見たいです!\(^^)/
最後の晩餐
原作も未読、1974年版も見たことないのでストーリーは全く知らずに鑑賞しましたが、とにかくキャスティングが豪華で楽しめました。
ポワロが元恋人?の古い写真を見つめながら
証拠はどんどん出てくるのに犯人が絞りめ込めない!
と嘆くセリフで、あ、なるほどなと思いました。
クライマックスの謎解きのシーンは最後の晩餐を思わせる演出でしたが、あれは1974年版にもあったのでしょうかね。
ポワロがあんなに強いおじさんという印象はなかったので少し意外でした。今作のヒット次第で続編があるなら見たくなりました。
金田一耕助をふと思い出す
期待外れ
原作が好きなので期待して見た。
1974年の作品が当時の豪華キャストで名作だったので、ポアロのイメージもアルバート・フィニーでずっと来たが、そこから違和感。
今作はポアロがまずベルギー人よりイギリス人にしか見えない。
冒頭の卵のサイズや泥棒騒ぎは、ポアロの気難しさとか推理力とかを表したいのかもしれないが、全くの蛇足。
それなら、一人一人の元のいきさつを丁寧に描いて欲しかった。
セルゲイ・ポルーニンの伯爵がただの気の短いチンピラで、ダンサーらしく足を上げるポーズ?に驚いた。
もちろん芝居も・・
原作や1974年版のエレガントで退廃的な雰囲気も全くなかった。
良かったのはCGを活かした景色の美しさくらいか。
全く知らない人が見たら面白いのかな?
1974版を見てるからこそ、期待してたけど比べようもない。
顔が嫌いだから、という断り方、使ってみたい
今さらながら良作
誰もが知っている結末でも面白い。今回はミシェル・ファイファーが画策して全員が犯人なのだが、ポワロは全員が関係者と見抜くも、温情で事件は暗殺で犯人は逃亡という結末を用意する。列車が橋の上で停車する所が伏線となっている。
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