オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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名俳優達に拍手
ジョニー・デップがあっさりと殺される贅沢さ。ジュディ・デンチの鬼気迫る独白。ケネス・ブラナーのちょっとエキセントリックなポアロ。原作ファンの私でも十分楽しめました。
ただ、欲を言えば、謎解きは列車の中でしてほしかった。もっと密室の中での心理戦か見たかったです。そこがちょっと残念でした。
前に、三谷幸喜がオリエント急行殺人事件をドラマ化した時にもちらほら聞いた批判ですが。ポアロが正義(=犯人を捕まえる)を貫かなかった事に対して、もやもやする、甘いだの意見を目にしました。今回の映画でもそういう声は聞きました。その批判は全くの的外れというか、何かが根本的にずれている気がします。そもそも、この作品は、全員が犯人という華麗なトリックを見せたい作品であって、正義とは何かは二の次です。某警察ドラマの見すぎでしょうか。あまり世界観か今の時代とは合わないのか。ミステリーをミステリーとして楽しんで欲しいです。
アガサ・クリスティ原作だから…
おもしろくないわけないんだけど、謎解き部分にあまり比重が置かれていなかったような…あとポアロの締めの台詞が冗長でイマイチ。ただ、演技と演出はすごくて泣きそうになった。つまりおもしろいです。
絶妙難度!絶妙に華やかなミステリー!
豪華キャストに、美しい映像。
そして、難しすぎず
かと言って簡単では無い、
絶妙難度なミステリー!
主人公 エルキュール・ポアロと
共に推理を進めながら
主観的に観ることができ、
とても楽しめました!(>_<)
読書家の方には有名な
小説「オリエント急行殺人事件」、
著者 「アガサ・クリスティー」。
むかし映画化も
されているそうですが、
私は一切の事前知識なしで観に行き、
本当に楽しむことができました。
探偵、エルキュール・ポアロ を
主人公とするシリーズ作品は
オリエント急行以外にもあるそうなので、
ぜひこの映画を
シリーズ化して欲しい!
と思いました。
ケネスブラナー様…
有名な探偵エルキュール・ポアロが偶然居合わせた列車内の殺人事件を解決する話。
キャストが豪華ですが、特にケネスブラナーのポアロがめちゃくちゃ良かったです。
優しげで高潔で、可愛らしい善人な感じ。
風景も列車も綺麗な上、
キャストの衣装や小物も美しくて豪華なエンターテイメントでした。
面白かった!
確たる原作があればこそ
アガサ・クリスティの原作を読んだのは25年くらい前。内容はすっかり忘れていたので、新鮮に観ることができた。豪華俳優陣が勢ぞろいしたことが話題になったが、しっかりとした骨組み(原作、脚本)かあるからこそ、個性が強烈な大物俳優を多数起用しても破綻しなかったのではないかと思う。
次作は「ナイルに死す」か?
1作目から43年…。
1作目に観たのが高校生の時。あれから43年…。アガサ・クリスティーの傑作ミステリー。
当時、初めて見るオリエント急行の絢爛豪華な車両の素晴らしさが印象的でした。
今回は、そうした驚きはあまり無かったかな。それに、結末を知っていので、やや人物説明で間延びして、眠気に誘われました😪
映画を観ているというより、舞台演劇のような感覚でした。
それでも、豪華俳優陣で固めたキャストは、見応えがありました。謎解きの場面は、最後の晩餐を擬えたのでしょうか…。
次は、ナイル殺人事件に結びつけるあたりはちょっとオシャレでしたね。
ケネス版ポワロ、続編希望。
「オリエント急行殺人事件」字幕版で鑑賞。
※「DESTINY 鎌倉ものがたり」見た後に鑑賞。
*概要*
1974年にも映画化されたアガサ・クリスティの名作ミステリーをケネス・ブラナーの製作・監督・主演、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファーら豪華キャストの共演で新たに映画化。
*主演*
ケネス・ブレナー
*感想*
原作は知ってます。犯人も知ってますが、細かい所は忘れました。
話が複雑だし、字幕を見て、何度も眠くなりましたが、面白かったです。
原作とリメイクとの違いもあって、ジョニー・デップやペネロペ・クルスといった豪華キャストだったし、原作では描かれてなかった所もありました。
個人的にケネス版・ポワロの続編期待したいです。オリエント急行ではなく、別の事件が見たいです!\(^^)/
最後の晩餐
原作も未読、1974年版も見たことないのでストーリーは全く知らずに鑑賞しましたが、とにかくキャスティングが豪華で楽しめました。
ポワロが元恋人?の古い写真を見つめながら
証拠はどんどん出てくるのに犯人が絞りめ込めない!
と嘆くセリフで、あ、なるほどなと思いました。
クライマックスの謎解きのシーンは最後の晩餐を思わせる演出でしたが、あれは1974年版にもあったのでしょうかね。
ポワロがあんなに強いおじさんという印象はなかったので少し意外でした。今作のヒット次第で続編があるなら見たくなりました。
金田一耕助をふと思い出す
ストーリーについては過去に散々語り尽くされてるのいいとして、
序盤は独り言の多い変わり者風の探偵
中盤の操作中は明智小五郎の様なスマートな探偵
そして謎解きのシーンは善悪だけで犯人が捌けるのか葛藤する金田一耕助らしい雰囲気を感じた
市川崑の金田一が大好きな事もあってラストのどこか寂しげに1人汽車を見送り去っていくシーンで頭の中で金田一の愛のテーマが流れていた
一つ難点が有るとすれば観に行った都合で吹き替えで見たのだがポアロ役の草刈正雄は特に悪く無かったがジュディ・デンチ演じる公爵夫人の山村紅葉が微妙過ぎた。
せっかくイギリスの名女優が台無しだ
それだけが残念
期待外れ
原作が好きなので期待して見た。
1974年の作品が当時の豪華キャストで名作だったので、ポアロのイメージもアルバート・フィニーでずっと来たが、そこから違和感。
今作はポアロがまずベルギー人よりイギリス人にしか見えない。
冒頭の卵のサイズや泥棒騒ぎは、ポアロの気難しさとか推理力とかを表したいのかもしれないが、全くの蛇足。
それなら、一人一人の元のいきさつを丁寧に描いて欲しかった。
セルゲイ・ポルーニンの伯爵がただの気の短いチンピラで、ダンサーらしく足を上げるポーズ?に驚いた。
もちろん芝居も・・
原作や1974年版のエレガントで退廃的な雰囲気も全くなかった。
良かったのはCGを活かした景色の美しさくらいか。
全く知らない人が見たら面白いのかな?
1974版を見てるからこそ、期待してたけど比べようもない。
顔が嫌いだから、という断り方、使ってみたい
クリスマスシーズンに相応しい煌びやかな俳優陣と納得の展開と結末。って、箸にも棒にもかからない詰まらない感想だな。
鑑賞後の食事の席でも、好きな俳優さんの話題やあの推理ってどういうこと?などと盛り上がること請け合いです。
次は『ミステリー🎵ナ〜イル』のリメイクが楽しみです。
顔が嫌いだ、という依頼の断り方、嫌な上司に使ってみたい(^-^)/
今さらながら良作
誰もが知っている結末でも面白い。今回はミシェル・ファイファーが画策して全員が犯人なのだが、ポワロは全員が関係者と見抜くも、温情で事件は暗殺で犯人は逃亡という結末を用意する。列車が橋の上で停車する所が伏線となっている。
You are only one who can bring the justice! ちょっとズルい
推理小説は割りと読む方なのですが、何故かアガサ・クリスティの小説は読んだことなく、更に昔の映画も観たことがない、内容を全くしらない状況で観てきました。
観る前はキャストだけでデイジー・リドリーが犯人だとか、観てる途中にはミシェル・ファイファーが怪しいなぁっとか色々と考えてたのですが、まさかの結末!!
・・・ってコレちょっとズルくないですか!?
いやー、原作が1934年発表って事を考えると当時読んだ人はビックリしたんじゃないかなっと思います。今を生きてる私でもビックリだよ!!映画自体は出演陣も豪華で画面のカットも色々と凝ってて面白かったですけど、面白かったんですけどこの犯人はちょっとズルいよなぁっという気持ちが隠せません。
再鑑賞履歴
2022/2/20
「ナイル殺人事件」公開前に予習。
映画内で「ヘラクレス・ポワロ」と二回も同じネタが使われていたので、ヘラクレスの英語発音の「ハーキュリーズ」がわからないと難しいネタだよなぁっと思っていたのですが、ポワロのエルキュールの綴りがHerculeだった事を鑑賞後に発見。そりゃ、ハーキュリーズと間違えられる訳ですね。納得でした。
王道!!
普及の名作を新たなキャストで映画化。名探偵アポロが乗り合わせたオリエント急行で起こる殺人事件の謎に迫る。
中盤まで静かに落ち着いた雰囲気でストーリーが進み、悪く言えば眠くなる印象。
が。クライマックス。それぞれの真相が明かされ、衝撃と同時に辛さ悲しさも混じり、アポロの善と悪の定義が揺らぐ真実がそこにはあった。
アポロの口髭が本物ってのが結構衝撃!
誰でもシンプルに、気楽に観れる推理映画として◎。
ラストシーンには、続編に関する意味深な発言もあり、今後の展開にも期待大。
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