キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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Wednesday night's alright (for fighting) エルトン・ジョンはズルい!
エルトン・ジョンはズルいです。あんなん誰でも笑うやん!ラストのカンボジアでのバトル。エルトン・ジョンの「Saturday night's alright (for fighting)」(名作アルバム「イエロー・ブリック・ロード」に収録)をバックにダブル・ガラハッドが暴れまわるシーンは本当に最高です!!正直途中までは2作目だしちょっと退屈かなぁっと思ったりもしていたのですが・・・エルトン・ジョンが出てきてからは笑いっぱなしでした。エルトン・ジョンがいるだけでもう笑えてきます。スゴいキャスティングやわ~。
前回からのキャラクターがそのまま出てるのは続編としてポイントが高い所なのですが、ロキシーやJBがあっさり死んでしまうのは残念でした。でもロキシーはまだ生きてそう。そして、マーリン!!基地が破壊された後エグジーにまだ泣いちゃダメだなんて言いながら、酒飲んだらメッチャ泣いてるし!「カントリーロード」歌いながらのカッコいい最期でしたが、なんだかんだでまだ生きてて欲しい!!
しかし、チャニング・テイタムは何だったのでしょうか?変なダンスは好きでしたが、扱いが残念過ぎるー!最後キングスマンの所に来ていたので次回作があれば活躍するのでしょうか?ジュリアン・ムーアがサイコ過ぎます。キングスマンは基本コメディ作品なのにジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、そしてコリン・ファースとアカデミー俳優が3人も出てる!
誰もがドラッグ使った事があって当たり前なアメリカに比べたら今作の敵の作戦は日本人にはピンと来ないだろうなぁっと思いました。本国でも微妙な成績だったみたいなので続編あるか怪しい所ですが、せっかくならもう一作頑張って作って三部作にして欲しい所です。
スパイ・アクション
1作目は、新たなスパイアクションとして、楽しめたので、2作目のハードルは高くなりましたが、十分楽しめる、アクション映画に仕上がっていました。
カーチェイスや闘いの場面のアングルは、迫力が伝わり、魅了されました。
また、ジュリアン・ムーアの冷血な敵役やエルトン・ジョンの本人役の出演は話題性もあり、面白かった。
やや、ストーリーがイギリスとアメリカとの意地比べによって、少し複雑になっていたのと、敵役の強さがあまり感じなかったのは残念でした。
でも、次回は新たなキングスマンとして続くみたいだから、また楽しみにしたいと思います。
ツッコミは野暮かもしれないが…
大好きな前作と比べて、個人的にはかなりガッカリな作品だった アクションやスパイツールへのこだわりは前作同様楽しく見れるものに仕上がってたけど、とにかく話運びがいびつ この映画にキチンとしたお話運びを求めるのは筋違いかもしれないけどそれにしても気になるところがありすぎる
そもそもゴールデンサークルがなぜキングスマンに攻撃を仕掛ける必要があったのか、というスタートの時点からよくわからない ただの個人的な復讐を発端に始まったように見えるいざこざなのかと思いきや、いきなり前作の主要キャラ1人と一匹をあっさりと殺してしまうという豪快な冒頭場面から ポカン となったまま気づいたらステイツマンの本拠地?へ移動
助けを求めに行った割にはコソコソ侵入し、凄くあっさり捕まり、よくわからないうちにサラッと感動の再会を済ませて、ゴニョゴニョやってる間に疑いが晴れる 諸々事情をわかってなかったチャニングテイタムは今作ではただの問題児止まりの役所でしかなかった
ステイツマンが全然イカした集団に見えなかったのは大きな問題だと思う
ゴールデンサークルという組織も 機械は信用できるわ みたいなことボスが言って、機械の番犬飼いならしながら使えない奴をガンガンミンチにする割には、フェスでふらっと浮気するようなお馬鹿な女に組織のシンボルを刻印しちゃって案の定そこから色々と情報漏洩してるし、そんな馬鹿組織の壊滅の為の作戦の中で やべ!地雷踏んじゃった! というあまりにもお粗末な展開を経て あいつ を殺してしまう始末
マシューボーンはキャラクターへの思い入れとかないのだろうか
ハリーにしても記憶がなくなってるところまではまだ飲み込めるけど、記憶を取り戻した後の幻視見ちゃう設定はそんなに必要性を感じなかった(その後のラスボスをめぐるハラハラの為に入れた設定にしても、もっと他に何かあっただろうと思う)
エルトンジョンは 出したら面白いんじゃね? ぐらいの安易な思いつきで出したのだろうか 斜め上のキャスティングという点では上手くいってるけど、ずっと妙な存在感で終盤の盛り上がりに水を差してた
暴力描写も、前作では見る側が やっておしまい! と思える人たちに存分に振るわれてたのに、今回は被害者は薬をやってる人達(劇中のセリフの通り、事故的に摂取してしまった人も一部含まれているとはいえ)だし、ラスボスの動機にほんのり残る後味の悪さといい、爽快さに欠ける 過度な暴力描写の爽快さこそが前作最大の魅力だったのに
どーなるかはわからないけど、もう一本作るにしてもこんな出来なら作らないでほしい
色々言いたいことはあるけどやっぱり興奮!
やっぱり映画って楽しいと思える。見終わった瞬間の高揚感、次作に引っ張られるもどかしさとワクワク感、爽快感。やっぱりキングスマン、面白い!素晴らしい!
カーチェイスもアクションも、やっぱり迫力満点。
ただ言いたいことは色々。
・前作のガゼル役のソフィアブテラが、本当に身体能力高すぎたので、腕改造したチャーリーじゃインパクト不足。ストリートダンスも観てたから、なんか見たことあるなと思ってたら、やっぱり同一人物だった笑笑 さすが新体操出身ダンサー。
・チャニングテイタム出てきて、やったー!って思ったけど、最初かっこよかっただけでずっと寝てた笑 スケジュール取れなかったんですか??笑 次作に引っ張られてうずうず。そんなことしなくても、次作も観ますから!笑笑
・ガラハッド生きてるのはもちろん嬉しかったけど、ある意味当然かなと。やっぱりコリンファースの新境地のアクション、素晴らしくかっこいいし、繊細にもスマートにも演じわけるし、素人にも玄人にもウケるんだろうなぁとしみじみ。
・マーリン、ロキシーのキャラクター良かったのに、呆気なく死んじゃった。まあそこがお涙頂戴ポイントで必要なのかな。特にマーリン。2人とも、もしかして次作で生きてるかもだけど、あの爆破と地雷じゃちょっと強引?
・チャーリーと王女、そこまで必要?どちらかというとロマンスならロキシーとが見たかった。さすがに王女と結婚までしなくても。。ロープマンも、ちょっとキャラクター薄かったかなー。
・ポピー、引っ張りだこですね。たしかにいい感じにキャリアと年齢、重ねてるなージュリアンムーア。きちがいポピー演じて、かなりグロい役だったけど、どんな風に感じたのかな。
・脚本のメッセージが、麻薬合法化にかなり傾倒してるのか、最後麻薬やってた政府関係者が権力持っちゃってたり、酒タバコの方がカラダに悪いってはっきり言っちゃってるけど、本人の健康への影響はさておき、大麻も含め幻覚見えちゃってる地点で社会的には悪。ロープマンみたいな人もきっといるし、彼の言い分も本当に一理あるよなーと。たぶん愛用者もコントロールできないし、認めたらコントロールをどうするのか、コントロールする担当を作ればそこが権力と金の塊になっちゃうよね。そこからまた汚職がはじまるだろうし、なかなか合法化は大変なのかなと思うけど、アメリカはじめ世界的な流れはどうなんだろうなー。
エルトンジョン
コリンファースが大好きで楽しみに続編を
待っていましたが、前作の様にパーンパパパンと
首が吹っ飛ぶ方がまだセンスあったかな?
あのミンチマシーンはちょっと…。
コリンファースを観に行ったのにエルトンジョンしか
記憶に残らないんです(悲)
あとマーリンの死?が悲しかった。
次作があるなら実はマーリンも生きていたと言う
流れでお願いします。
物足りない続編
前作を観て良かったので今回も期待して観に行ったが、ちょっと期待ハズレでした。
全体的に安っぽいストーリーだった。
大統領とポピーの展開が軽かったこと、ハリーの眼の銃痕が弱いこと、王女たる者が麻薬感染していたことがあり得なかったこと、マーリンの歌声トラップ(ゴキブリホイホイかよ)に簡単に引っ掛かる奴、雪山ロッジで敵が至近距離から連射していたこと、エルトン・ジョンにあっさりやられる奴、解毒剤ドローンがこんなに出てくるなら最初から探した方が早い、膣ん中に追跡カプセルを挿れたのが妙に生々しかったなどツッコミどころ満載だった。
エンディングで麻薬感染から完治したテキーラがキングスマン店先に現れたので続編はあるみたいです。
マーリンが地雷で爆死したのは残念だったが、次回は何らかの方法で原状回復してるだろうな(笑)
キングスマンが帰ってきたぜ
みんながみんな最高と呼べる作品かは分かりませんが、少なくとも劇場で見る価値はあると思います。私は最高でしたが!
正直、続編は糞になりやすいので少しハードルを下げて見に行ったのですが、良かったです。
アメリカとイギリス、師匠と弟子、マーリーーーーン!!!
そしてボスはあるいみ前作と同じくエコテロリスト(麻薬を合法にしようとしている点で某高木さんの感じがして、まぁ、彼女と目的はちがいますが)麻薬推進派の女。
そして、安定の悪ふざけが多く、また、前作の名シーンをセルフパロディしてたりとアトラクションのような映画でした。
展開的にこれが最後のシリーズとなるかとおもいます。
アクションいいねー!
前作を知らないとわからないネタがチラホラ
アクションは文句ナシの出来
だが、前作ではイギリスの階級社会をうつしていたのに今作ではこれといったテーマはナシ
せっかく拠点をアメリカにうつしたんだからそこをうつしだせていればよかったなーと
ただ、前作のグロさ、キレのいいアクション
ガジェットを引き継いでいて、退屈なシーンは特にナシ。
個人的にマーリンの死は悲しかったなー。
カントリーロードー
★3.7
相変わらずのアクションに映像技術・音響が最高に楽しませてくれる。
割と突っ込みどころ満載なのをユーモアと格好よさで終始上書き。
前作同様大切な味方と離れるセオリーも引き継ぎつつもテーマがテーマだけに勧善懲悪とは言えず。
エルトンジョン最強説(笑)
アクションは良かったが...
前作同様アクションは目を張るものがあった。ハリーも生きてたし、その辺は嬉しい部分。せっかく競合組織ステイツマンも出したんだからもう少しステイツマンの活躍があってもよかったかも。
なんだかんだハリーがテストの時犬撃ってなさそうだったのはちょっと嬉しかった。
ただ、敵が思いの外歯ごたえがないしこの程度で世界を掌握できるほどの力があったのか疑問。
最初にキングスマンの拠点を吹っ飛ばし、麻薬の流通させて毒を盛る規模の割に敵の拠点がしょぼすぎないか?
ステイツマンに協力頼んだはいいものの期待してたほどの協力ではなかったようにも思える。武器貸してくれたりしたけど。あくまでも諜報員だから大きく動かないというのが正しいのかな。
大統領の考えも極端だけど側近の女はそれを糾弾できるほどの立場かと。麻薬やったのがいけないのではという考えがあるからイマイチ納得し難い所もある。王族であるエグジーの恋人まで麻薬やっちゃってるし。外国ではそんなもんなのかな麻薬って。むしろ、その点はウイスキーの気持ちを汲んでやりたい気もする。ウイスキーはミンチにされるほど悪ではなかったとは思う。
あとキングスマン殺しすぎて組織再編できるのかね、マーリンまで殺しちゃったよ。個人的には殺す意味はなかったと思うが...。せっかく乗り込む前にビシッと決めたのに意味が無いじゃん。マーリンの活躍見れず残念。ランスロット含め、他のキングスマンの活躍も見たかったから、残念でならない。予告の段階から分かってたけど、やっぱり生きてましたに少し期待してたんだけどなあ。
話の展開もキングスマン崩壊→ステイツマンに強力申請→敵の諜報活動→ハリー復活→乗り込みまでを詰め込んだからかなり展開が早い分、ストーリーがおろそかになった嫌いがある。前作ほど敵の強大さは感じない。
どちらかと言うと期待はずれの映画だったかな。
残念
愛着あるキャラクターやキングスマンとは世に忍び世界を守るとかそういう前作の設定を全部無かったことにする感じ。
キングスマン3とかスピンオフを作るために邪魔だったのかな。
良いところもたくさんあったけどそれ以上に脚本の粗が目立つ印象でした。
少なくとも前作よりつまんなかったです。
戌年の映画初めはこれで決まり!!
(本編について激烈にネタバレするよ!)
この映画、まさしく”秒でアガる”!!
冒頭いきなりのタクシー内でバトル。めまぐるしいカメラアングルは迫力満点で、正直4DXだったら酔ってたかも。ドアに乗っかったりトランクから突き出したりとどこかお茶目なアクションで掴みはバッチリ!!
続いてのカーアクションはイギリスの上品な町並みでマリオカートをするかの如く強烈なドリフトをかまして爆笑!追っ手の倒し方はあっさりしてて逆にいい。愛しの王女様が待つ自宅へと下水道を通るとこはらしさが出てた。
ハリーの家でエグジーが寂しそうに思い出に浸るところは涙腺が緩んだ。彼の魂はしっかりと受け継がれてるとわかったからこそ余計にだ。晩餐会でのカンニングのやり取りはロキシーとの仲の良さが出てて良かっただけにその後の衝撃が強い。自らの不始末で仲間を皆殺しにされた悔しさは察するにあまりある。そりゃあマーリンもエグジーも泣くよ・・・。だが、それを変に引きずらないのが本作の良いところ。チャーリーの元カノにアレするシーンのバカバカしさは無駄に壮大なBGMのおかげで映画史に残るレベルまでバカバカしくなったwww
ジュリアン・ムーア演じるポピーはヴァレンタインとは違って、そもそもの考え方の根幹が共感できない。いわゆるサイコパスでキングスマンの敵にはもってこいだ。部下のミンチシーンは途中で機械を止めて脚が残ってるからこそ余計にいたたまれない!ほんと無残だ・・・。
ステイツマンの本拠地のアメリカン具合はいい!テキーラの只者でない雰囲気と魅力を体現するチャニング・テイタムは一気に好きになった。かなりの問題児だがシャンパンにはめっちゃ従順で可愛い。そして何より本作で一番人気なのはペドロ・パスカル演じるウイスキーだろう!!コ●ドーム(?)を取り出したり、投げ縄&拳銃さばきは外連味たっぷりで最高の一言!!ナイフとか椅子とかなげなわじゃ掴めないだろ・・・笑。でもその嘘っぽさがいいんだ!!!
そして特筆すべきはクライマックスのエグジーとハリーの師弟コンビのアクションシーンだ。敵の本拠地で大暴れは爽快で、泥臭く戦うハリーは新鮮でいい見せ方だと思った。ただし散々悪行をしでかしたポピーがあっさりと倒されるのは残念で、逆にとってつけたように悪役にされたウイスキーが綺麗さっぱりミンチにされるのは胸が痛かった。最後は両足が互い違いになっててグロかったし。
前述したがヴァレンタインはエコロジーという正しい思想に基づいてはいた。しかし、罷り間違った手法で悪行を重ねていたからこそ、殺されるシーンで大きなカタルシスが生まれたのだと思う。今回はそれと違ってウイスキーはむしろ味方として活躍しているシーンが多いわりに、実際に過ちを犯すシーンが皆無なのだ。せっかく大好きなったのに殺されるなんてあんまりだよ。
アメリカは一部の地域では麻薬が合法化されてる背景があり、大統領の補佐みたいな人が言ってた言い分にも情状酌量の余地があるが、とはいえ中毒者が重大犯罪を犯しているのも事実なので、そこに対する配慮というか裁きがないのは納得いかなかった。復帰して早々にあの人が大統領になるのもどうかと思う。薬物の厚生施設に入れるなり何かしら対処があってもいいのに。
ただし誤解なきように。私はこの映画をバリバリ擁護するし、エグジー&ハリーVSウイスキーのラストバトルには興奮しっぱなしだった!!!初っ端からエグジーが輪くぐりしててアガったし、何よりあのかっこいい曲は何!!?急いでサントラ買わなきゃ。3作目やスピンオフが企画されているのでまだまだマシュー・ヴォーンに期待しても良さそうだ!!
これは映画とは関係ないけどグッズがゼロってどういうこと!?こんなにグッズが作りやすい映画もないよ思うけどな。ボールペンとかメガネとか指輪とかなんでもいいから作ってよ!!!
PG12??
前作が好きで
そして前作は私の判断で息子13歳にDVD鑑賞を許可し
今作がPG12と知り大喜びで息子と2人で初日映画館へ!
息子「あれがR15でこれがPG12って逆じゃね?」
私「うんうん笑」
的な内容でした笑
「男の人には探知機どう使うのか」なんて話にも笑
前作の紳士的なクールな内容に比べて
どアクション満載だったけど
ハリーとエグジーの目と目で確認・合図するシーンは
やはり痺れる。
そして、マーリン!!!!!やだぁ!!!(涙)
最近はカントリーロードで泣く映画立て続いてます笑
(exローガンラッキー)
※いつも映画見て自分の記録のために星をつけてるだけだけど、今回はレビュー?も。
というか、ネタバレ有り無し選択して書けるのに
どの映画にしても堂々とネタバレ公開してる人多いよね。
自衛してるけど、ああいう人って何なの?
最初からアクセル全開の娯楽作
前作2015年公開のキングスマンが大好きだったので、続編制作決定時から興奮したまま本日を迎えた新作ゴールデン・サークル
前作キングスマンはポスターなんかだとスーツきた渋いおじさん達が映ってるだけだからワリとシリアスな感じかな?と思わされるが
登場人物達、特に主人公は平然とファックなどと言い放つ
監督が得意とするアクション、ついでに悪趣味なソフトグロ(? バイオレンスシーンや昭和007の香り漂うスパイ道具も乗せて昨今のスパイ映画全体に見られる真面目な顔して見るリアルでシリアスな映画ではなく、ビール片手にゲラゲラ笑いながら見れる娯楽作として、でも「礼節が人を作る」の言葉もあるように一人の悩める青年の成長譚として出来ていた映画でした
予告などで「秒でアガる」なんて謳ってたましたが
実際開幕即タイトルが表示され、そのまま一分もしないうちにアクセル全開でアクションシーンに突入
ラジオから景気のいい曲が大音量で流れ始め、自分はもうワクワクしっぱなし
仕立ての良い高級スーツを着こなし紳士となった青年エグジーの口から飛び出す言葉はファック!というあたり変わってないなーと懐かしさも感じたり
でも彼は恋人に対して操を立ており、前作でも見せていた優しさや誠実さなども見れて別の意味でも変わってないなと思わされました
役者さん自身まだお若い方なのでアレですが、キングスマンの紳士としてのカッコ良さと青年特有のチャーミングさがありとても良いキャラですよね
敵である麻薬王ポピー
演じるジュリアン・ムーア自身の魅力でもあるのでしょうが
本当に普通に見る分にはにこにこ笑顔の可愛いおばさんという感じですが、新入りに対していきなり
失敗した部下をひき肉を作る精肉機にぶち込めなんて笑顔で言うあたり狂気を感じますし、そこらへんの演出を含めて監督の悪趣味っていうと失礼なのかな?前作でも見せたソフトなバイオレンスも全開
元部下のミンチで作ったハンバーガーを忠誠を誓わせるために新入りに食わすとかねぇ・・・
皆が期待していた、コリン・ファース演じるハリーの復活
正直なんで生きてたの?って部分についてはご都合主義的な部分が多いのですが
もう素直に偽者でもなんでもなくて生きててくれてありがとう!と
キングスマンジャンキーな自分は嬉しい限り
今作ハリー周りの演出として前作の名シーンを再現してたりするのですが彼とエグジーの絡みはもう涙が出そうになってしまいました
ふたり揃ってダブルガラハッドが肩を並べて戦うシーンももちろん最高なのですが
特にラスト、前作では撃たれてしまい叶うことのなかった成長したエグジーとハリーが鏡の前に並ぶシーンはもう最高の一言
マーク・ストロング演じるマーリン
前作ではワリと感情をあまりあらわさず淡々としたキャラとして扱われていましたが
今作では、彼はキングスマン壊滅に関わることになった、元候補生のチャーリーに対しての悔恨や、生きていたハリーへの喜びなど人間味が多くなっています
特にラストバトルに突入する前のカントリー・ロードを歌う部分は
そうだよな。前作のあのシーンで助けられたのはハリーだけじゃないもんなと思い出し泣いてしまいました
更に今作では音楽家のエルトン・ジョンが本人役で登場
この人が映るシーンは衣装のせいもありますが諸々インパクトが強くたぶん誰もがゲラゲラ笑う部分だとは思います
一応パンフに、過去にマシュー・ボーン監督が007の監督になりたかったけど選ばれなかった鬱憤を前作キングスマンでちゃかしたりして発散してたのと同じで、彼も英国人の自分が007の音楽で起用されなくて怒っていた過去があるそうなのですが、
家に戻ってからウィキペディアなんかで調べると、エルトン・ジョン
彼自身一度薬物依存症になっているそうで、その面もあって今作に登場したのかな~なんて思ったり
同性愛者で同性結婚もされてる人物なので、ラストでハリーに「チケットあげる♥」なんて言って投げキスしたのもなんか納得
キングスマンの親戚ともいうべき諜報機関ステイツマン
カウボーイな格好したテキーラに保安官なウィスキー、ボスのチャンプ
など魅力的なキャラ達が出てきてパラシュートを開けば星条旗
戦闘機に乗った際のヘルメットも星条旗などこれアメリカの人怒るんじゃないの?と思うほどのアメリカンぶり
ハル・ベリー演じるジンジャーは可愛いって皆思うと思います
登場したスパイ道具は基本全部使い切るというてんこ盛り要素
(精々万年筆とライター、キングスマン特注拳銃の散弾ぐらいか作中で使用しなかったのは・・・
悪趣味としかいえないバイオレンス描写で人を選ぶ傾向はありますが、前作キングスマンからのノリと勢いで突っ走る感じが好きな人はすごく楽しめる作品だと言えます
不満点としては
序盤、それこそ開始20分ほどであっさり壊滅させられしまったキングスマンという組織
前作から登場しているエグジーの友人で同僚のロキシーや、飼い犬のJB、チンピラ時代からの友人を亡くすという展開
もっと彼らとの交友、キングスマンとしての仕事ぶりも見たかったなーなんて思ったり
チャニング・テイタム演じるテキーラがあっさり中盤から退場してしまいもっと彼の活躍とか見たかったなー
あとは全体的に言えてしまうことなんだろうけど、話運びが雑な部分が見受けられれるのも確かで
最後の最後にエグジー&ハリーのダブルガラハッドに立ちふさがるウィスキー
彼を中盤、ハリーがコイツは敵だと思って撃つくだり、敵だと見抜いた部分もうちょっと説明が欲しかったなー
見返すとぁーあそこらへんの発言から怪しかったよなーって部分はるんだけどさ・・・
複雑
うーん、マーリンは死ぬ必要あったのかなぁ。あの後すげードンパチになるし、なぜ身代わりになったのかよくわからない。
あと、1で好きだったキャラがあっけなく退場しちゃったのも悲しい。生きてたってことで続編に出てくんないかなぁ…。
タンパク質摂らないのにバッキバキ
前作が好評につき、慌てて次作を作ったという感じの内容。勿論ビッグバジェットだから色々なものが贅沢になってはいるが、肝心のストーリーが余りにも大仰な薄焼き煎餅。ギャグの部分は前作よりも分かり易く素直に笑えたが、グロな部分も又パワーアップされていて、こちらは頂けない。特にミンチのシーンを二回も必要なのか、理解が無理である。まぁ、それも含めてとにかく必然性が乏しく、関係性も浅い。アクションは凄いのだが、話の理由付けが薄いので、共感できないところ多数。
こういう作品の楽しみ方が最後迄分からなかった。テーマである、『原理主義』へのアンチテーゼは、広汎に今後の社会情勢の一つの課題なだけに、ここをもう少し掘り下げる必然があったのではないのだろうか。つまり、ステイトマンのニューヨーク支部のウィスキーの過去話なのだが。。。
あぁ、追記だが、いくらサーの称号を獲ったとはいえ、エルトン・ジョンは出演する必然はあるのか? ま、悪ふざけ作品というバラエティショーなんだろうね。
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