ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣

劇場公開日:

解説

バレエ界きっての異端児といわれるダンサー、セルゲイ・ポルーニンを追ったドキュメンタリー。19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシバルとなったポルーニンは、その圧倒的な存在感と類まれな才能で「ヌレエフの再来」と称されながら、わずか2年後に突如として英国ロイヤル・バレエ団からの退団を発表。そのニュースは世界中を駆けめぐり、彼にまつわる様々な噂が飛び交った。その後、歌手ホージアのグラミー賞ノミネート曲「Take Me To Church」のMV出演で、ポルーニンは再び大きく注目されることに。写真家のデビッド・ラシャベルが監督をつとめてポルーニンが踊ったこのMVはYou Tubeで1700万回以上の再生数を記録し、それまでバレエに関心がなかった人々にもその存在を知らしめた。本人や家族、関係者のインタビューなどを通し、ポルーニンの本当の姿に迫る。

2016年製作/85分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Dancer
配給:アップリンク、パルコ

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(C)British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016

映画レビュー

3.5恐るべき、”ダンサー” という世界。そしてそこからの脱却。

2020年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

19歳と若くして英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル(バレエ団の主役しかしないダンサー。1割程度しかいない) となった、セルゲイ・ポルーニン氏の、若き半生のドキュメンタリー。

旧ソ連で生まれながら、なんでBBCが作成してるのだろうと思ったが、海を渡って英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルになったからだったんだな。納得。

小さい頃からバレエを続け、ケガをしないように他のことはなるべく避けてバレエだけを続けているうちに自分の中に悪魔が芽生え、プロになるしかないと考えるようになり (劇中独白)… 。
旧ソ連の3大バレエ団のあるキエフの学校に入り、幼いながらに 「遊びは終わりだ」 と自覚する主人公。

明らかに彼は、バレエダンサーとして大成功した。小さい頃から才能を見せていた主人公を、キエフの学校に入れ幼少期に厳しく対応したのは、母が言うように 「教育」 だったのか、それとも彼が言うように 「支配された」 だったのか? 父や祖母が他国にまで出稼ぎに行ったのは、母が言うように 「父の役割」 だったのか、それとも彼が言うように 「(俺と)離れ離れにした」 だったのか?

「僕が、バレエダンサーになって、家族をまたひとつにする」 と心に誓っていた主人公にとって、両親が離婚したことは、大きなトラウマだったのだろう。それは自分のせいでもなく、両親のせいでもないとわかってはいるのだが、考えると自分の無力さを感じさせられるような出来事だったのだろうな。

英国ロイヤルバレエをやめ、ロシア国立モスクワ音楽劇場のプリンシパルをも捨て、映画でみせる最後の演舞 「Take Me to Church」 の迫力。YouTubeでも見られる映像だが、これはスクリーンで観てほしい。そして、ひとつひとつ素晴らしい技の中でも、際立っているジャンプとスピン。彼自身が、「跳んでいるいるときが自分であり、跳んでいるときだけが自由になれるとき」 というジャンプを観てほしい。

跳べ、セルゲイ。 バレエダンサー、踊り手という "役柄" から、"芸術家" になろう、この役割を、ひとつ高い段階へ止揚させようと、取り組み始めた主人公に、幸あれ!

BBC制作は、全編を通じて、音楽の使い方が上手だなあと感じた。さすが。

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CB

4.5身体で魅せる芸術

2020年5月15日
iPhoneアプリから投稿

芸術は国やジャンル超え人を感動させると改めて感じた。
生活が厳しくなりながらも息子にバレエをさせたのは両親の努力に泣けてくるし、その努力に応えようと本人も努力したのだと思う。
本人にしかわからない苦悩もあったのだろう。
1つのことを極めた人は尊敬するし、刺激になる。

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J

4.0目が離せない

2020年1月5日
iPhoneアプリから投稿

こんなに画面に釘付けになったのは久しぶり。

ドキュメンタリーだから幼少期からの彼のバレエ人生、紆余曲折、家族との関係なんかを紹介していく。その中で幼い頃からの練習風景などのビデオが流れるが、天才というのはこう言うことかと、しなやかに軽やかに跳ぶ身体、あんな風に跳ぶのは簡単では無いと隣で踊る仲間が私たちに教えてくれる。
ライバルがいれば彼のバレエ人生も違ったものになっていたかもしれない。もっと古典バレエを踊る彼を見てみたいと思った。

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おこげ

4.5【鍛え抜かれた体のあちこちにタトゥーを入れた異色の天才ダンサーの素晴らしきドキュメンタリー映画。人間が舞う姿とは、美しいモノであるなあ・・、と感じ入った作品でもある。】

2019年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

 - セルゲイ・ポルーニンが、ニジンスキーの再来と聞いて、一時間、車を飛ばして鑑賞した作品。鑑賞後、大変満足した作品でもある。-

 ・今作は、セルゲイ・ポルーニンの、幼少時からの映像や、ロイヤル・バレエ団を辞めた経緯も含め、彼が全身にタトゥーを入れた理由もしっかりと描かれるパーソナル・ポートレート作品。

 ・が、矢張り強烈に印象に残ったのは、陽光が差し込むハワイの小屋の中で踊る彼の姿「Take Me To Church」である。(You Tubeでも観れます)

 ・バレエの素人が観ても分かる、高くて美しい飛翔する姿。端正な顔立ちと全身に入れたタトゥーとのギャップ。

 <類稀なるGiftを持っている男、セルゲイ・ポルーニンはダンサー活動と並行して、現在「オリエント急行殺人事件」「レッド・スパロー」そして、旧ソ連の有名ダンサーであった、ルドルフ・ヌレエフの亡命を描いた「ホワイト・クロウ」など数々の映画作品にも出演している。
 それにしても、人間が舞う姿とは、美しいモノであるなあ・・、と感じ入った作品でもある。>

<2017年10月15日 劇場にて鑑賞>

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NOBU
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