劇場公開日 2017年5月13日

  • 予告編を見る

マンチェスター・バイ・ザ・シーのレビュー・感想・評価

全302件中、201~220件目を表示

4.5素晴らしい

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

過去に向き合うことの難しさを素晴らしい表現で魅せてくれます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
movieholic

3.0早く埋葬して

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

たぶんいい映画なんだと思うけど、たいへん固く、固いから悪いわけではないのだけど、やはり、アメリカ映画の先輩たちの映画の大きさにまったく追いついていない、というくらい映画の面白みがない。更に70年代の山田太一倉本聰時代のテレビドラマにも負けていると思うけど、今、面白いドラマ映画がないので仕方ない。それと、どうあっても、この「傷が癒えない弟」は迷惑な人としか思えない。こんな甘ったれは同情できない。そして、早く兄を埋葬してやれよ、と言いたい。早く埋葬したら早く映画が終わってしまうからか、としか思えん。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ONI

4.5さすがに乗り越えられない

2017年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

パトリックが3人の写真をじっと見るのが印象に残った
冬にもう一回見直したいような見直したくないような。
リーに何が起こったのか分からないまま過去現在の映像が混在して進んでいく。妙なクラシック音楽といい気持ち悪いフラッシュバックのような演出はリーの心情を表しているのか。
ネタバレすると面白くない映画、でも面白いという感情は湧かない。悲しい、辛い。身内に不幸があったばかりの人はみない方がいい。若い人も見なくていいかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
消されるので公開しない

5.0死んだ魚の眼のような演技は一級品

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

過去のダメージにより再びファイティングポーズを取ることができない主人公リーの鬱屈した雰囲気を、ケイシー・アフレックが巧く演じている。

人生は映画のようにうまくすすまない。
人間は映画のように簡単には変われない。

港町の哀愁を感じる風景。
透き通った声の賛美歌。
鑑賞後にジワーッとくる作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
けんぞー

3.5少しずつ、ゆっくりと癒されていく魂

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

一生癒されない悲劇を経験してしまった人間が、その後の人生にどうやって立ち向かうことができるのだろう?そんな人間に魂の救済はあるのだろうか?そういうテーマに取り組んだ映画だと思いました。

その答は、あるいは時間の経過そのものにあるのかも知れないし、新しい生命の誕生や縁のある若者の成長に関わっていくことで、完全にではないにしても、非常にゆっくりと、癒されていって、人はもう一度、前向きに生きることができる、という事なのかも知れません。

田舎の港町の風景が、こうしたテーマにとてもマッチして美しく、孤独な魂が少しずつ癒されていくプロセスが丁寧に描かれていきます。若い甥っ子のなかなかのプレイボーイ振りが、暗くなりがちなテーマに微苦笑を与えてくれます。

秀作と思いました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Trss

4.0シンプルに残酷にリアル

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

設定は残酷だが、演出と台詞は的確。
良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
エイブル

4.0引き受けるということ

2017年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

 人生には悔やんでも悔やみきれないことがある。人は自分を責め、心を閉ざして未来に背を向ける。もはや人生に喜びはなく、希望の明日もない。自分自身を見捨ててしまったのだ。そしてもう死んでしまいたいと誰もが願う。本当に死んでしまう人もいれば、生きつづける人もいる。
 かくも悲しい世の中を、人はどうして生きつづけていられるのか。仕事終わりに飲む一杯のビールのためか。ネットで買った靴が週末に届くのを受け取るためか。

 町や部屋を出て行くというのは、映画でも小説でも歌謡曲でも数多く取り上げられているテーマだ。家族や友人、恋人との別れがあり、歳月が流れて故郷を振り返る。たとえそこに耐え難い想い出があったとしても、故郷には自分の消しがたいアイデンティティがある。流れ流れてこんな生活になっちまったという人も、いつかは故郷と向き合って、決着をつけなければならない。
 たとえ故郷に親戚も友人もいなくなっていても、昔ながらの山があり川があり海がある。室生犀星の「小景異情」に歌われている故郷に対する感情は、世界共通の感情であるように思える。人はそれを懐かしさと表現するが、懐かしさは愉快な記憶だけではない。苦しい想い出やほろにがさもある。
 人によっては忘れてしまいたい凄絶な記憶もあるだろう。出来れば逃げていたい記憶だが、故郷の記憶を捨て去ることはアイデンティティの喪失を意味する。根無し草になってしまうのだ。
 この映画の主人公は兄の遺言から逃げようとせずに、自分本意で幼稚な甥の面倒を見ながら必死で過去の自分と今の故郷の両方と折り合いをつけようともがく。
 主人公を受け入れたくない周囲に対し、それでもすべてを引き受けて生きて行こうとする主人公。しかし過去の記憶はどうしても自分自身を許そうとしない。その葛藤がこの映画の主眼であり、観客の誰もが主人公に自分を重ねる。いい作品である。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
耶馬英彦

4.5押しつけがましくない距離

2017年6月4日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
たまごっ

4.5自分ならと考えてみる……

2017年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
もりちゃん

4.0男性的

2017年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

破壊行動により自傷するリー。
父親の死を受け止められないパトリック。

彼らはたったひとりで抱えきれない辛さと向き合っていたけれど、彼らの事を考えてくれている人達の存在に気がつきます。そして、彼らもまた、自分以外の人達の事を考えられるまでになります。

作品は、そのたった一歩を踏み出すまでの苦しみが描かれていました。

非常に男性的な作品だと思います。これが、男性的な見守り方であり、愛情表現なのでしょう。女性である私は、勉強になりました。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
ミカ

3.5おもーい話

2017年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

涙腺緩むことは無かったが、終始暗い気持ち。
悲劇のオンパレード。
心に傷を負った青年(中年?)をケイシーアフレックが公演。
最後まで引き摺りはするけども、
最後の最後で出る笑顔にグッとくる物があった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
toosumi

3.5米国的父性

2017年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
あだじぇっと

3.0どうしてくれんだこの気持ち…

2017年6月2日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
JYARI

3.5重い、暗い

2017年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

結局、重い過去を引きずる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シゲドン

3.0泣ける?

2017年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自ら故郷を棄てた、あるいは故郷から逃げたと思っているけど、本当は、故郷から捨てられたんだよね。しかも自ら種を蒔いて。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こばりん

4.5静かに胸を打つ

2017年6月1日
スマートフォンから投稿

そこ(故郷)へ戻っても、あの頃に戻れるわけじゃない。

インセントに悪ふざけした時。ちょっとした不注意と取り返しのつかない失敗。失ってわかる本当に大切なもの。

誰もいない時間を生きるには、人生はあまりに長く過酷だ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シューへー

5.0観なきゃいかん。

2017年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

本作のCMを映画館で観た時に、直感で名作だと思った。ようやく観る事が出来たが、レイトショーで館内ガラガラ。人目を憚らず泣けたので良かった。他の席からも、鼻を啜る音が聞こえてきたので、皆泣いていたのだろう。
リーの心の傷みが、息苦しくなる程伝わってきた。突然やって来る悲しみは、人を脆くもし、強くもする。季節は平等に廻るけれど、其々に廻る時間は、平等ではない。
人生のある時点で、立ち止まってしまった、否、立ち止まりたくなってしまった、リーの背中を、故郷の思い出と、パトリックとの共有の悲しみが、そっと押していく。
二人が其々に失ったものを受け入れていく懸命な足掻きは、春の訪れと共に、蕾をつける。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
サム

4.5再生の始まり

2017年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
kkmx

4.5この映画はなんだかんだ優しいよ

2017年5月31日
Androidアプリから投稿

物悲しく静な中、storyは進んで行く。
生きていく中、罪とかではなく…どうしようもない事が起こる。
自分を許せないって辛い。こんな事がおきたら、そうなるだろう。
ラスト近く、リーに言わせた一言がありきたりの映画じゃない。そこがいい。
そう、言わせた所が優しい。泣く。
だけど、ラストのシーン…二人の映像は絶望的でもない。あの台詞からのうっすらとした希望。本当に危うい希望だけど…。
好きだな、この映画。
傷ついた心に寄り添う…色んな形がある。
リーの目も良いけど、私は声。痺れました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
桜soda

4.0あくまでも主役はこの町

2017年5月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

悲しい

リーの頑固に凝り固まった心に
少しずつ差し込んでくる光。
あたかも冬の鈍色の海面に射す
リゾートの日差しのように。

過去に縛られ町を離れたいリーと
町に将来と希望を見据えるパトリック。
この町あってこそのこの映画。
ラストシーンの海に
そしてエンドロールの波音に
ざわついたふたりの胸の内が静まるのを
ひたすら願うおいらなのでした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
しげぴい