劇場公開日 2017年5月13日

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「しみる作品。」マンチェスター・バイ・ザ・シー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0しみる作品。

2017年6月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

ケネス・ロナーガン脚本監督によるオリジナル作品である。
丹念に作られている映画で、それだけで好感がもてる。

ボストンで便利屋として働いているリー(ケイシー・アフレック)のところへ兄ジョー(カイル・チャンドラー)の訃報が届く。ジョーが住むリーにとっては故郷になるマンチェスターは、同時に非常につらい場所でもある。

ジョーの息子パトリック(ルーカス・ヘッジス)は、父の死にショックを受けながらも、自分の生活をしっかりとしていける人物に描かれている。
だから余計にリーに焦点が当たる。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」の脚本を手がけたという印象が強かったので、もっと大味かと思っていたが、過去2作の監督作品が日本未公開になっているところをみると、本作のようなヒューマンドラマが本領なのかもしれない。

ケイシー・アフレックは確かに良かった。
そして、マシュー・ブロデリック!懐かしすぎる。

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mg599