LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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予備知識0でも楽しめました
シリーズものだからどうかなと思いつつ宣伝に惹かれ観ました。
今までのシリーズを観ていればもっと面白いんだろうな〜というところはいくつかあったけど抵抗なく楽しめました。
うるうるするところもあり...
戦いは怖かった。
痛そうな映画です
あのウルバリンが寄る年波に負けてボロボロに!
キズの回復もままらないので、拳先からでる武器を出した先から血だらけ。
体動かすのもつらそう。
最後は、自分の遺伝子を受け継いだ女の子を守って死んでしまいます。
また復活するかもと思いエンディングクレジットを最後まで見ましたが、
さすがに最後みたいですね。
切なさ滲むウルヴァリン集大成
感動。その言葉に尽きる。
X-MENシリーズを追っかけてきた私にとってはまさに集大成と言える作品。
冒頭のボロボロなウルヴァリンとか、最新兵器に襲われるプロフェッサーのシーンとか、次世代に繋ぐラストとか、とにかく切ない哀愁漂うシーンが多くて今までのX-MENとは違った作品になっているけれど、だからこそそれが長年演じてきたヒューとパトリックのラストに相応しいですね。
ただ歴代のX-MENメンバーがどのようにして死んでしまったかの説明が乏しく、ミスティーク好きな私にはちょっとそれが残念。プロフェッサーに巻き込まれたの?それとも組織に殺された?最後の日まで学園で静かに過ごせた??
どうなったんだろう?ウルヴァリンが主役なX-MENですが、言葉だけでもいいからどうやって死んだか言って欲しかったな~。気になります。だから-0.5。
マーベル作品の中で一番好きかもしれん。レオンが好きな人はきっと好き...
マーベル作品の中で一番好きかもしれん。レオンが好きな人はきっと好きになる。前知識は怪我の治りが早くて身体の中に金属入ってるおじさんとその師匠的なハゲ超能力者がいるってことだけで大丈夫。
人間ドラマ、アクション共に納得の完成度
一通り見てきたお気に入りのシリーズだが、ストーリーやアクションに関して観賞後にモヤモヤが残ることが多かった。
が、本作は集大成的な作品として大満足。
ローガン、チャールズ、ローラの三世代の人間ドラマはロードムービーや西部劇の要素が入っており引き込まれる。
アクションはミュータントの能力を「爪」に可能な限り絞ったため、大味にならずにすみ、痛々しさが残る見え方に。
シリーズのファンであれば観て損は無い作品です。
「嫌なら観るな」状態です。
私はエックスメンシリーズは殆ど観ていて、ウルヴァリン単独映画シリーズはZEROしか観ていない前提でレビューします。
日本では漫画でも実写でもヒーローの老いた姿など描く様な事はあまりしない。歳老いる事は無い、いつの時代でも憧れのヒーローでなければならないのが日本のヒーローだ。
ウルヴァリンは米アメコミヒーローであり、映画エックスメンシリーズのヒーローである。バリバリ活躍するヒーロー。
だが、(原作も老いた姿を描いているか分からないが)映画の主人公ウルヴァリン(+チャールズも)は更年期障害持ちの様な老いた姿になっている。
「これはアメリカ人が観たいものなのだろうか?」
「誰得?」
そう予告編や前半から思ってしまった人には「嫌なら観るな」状態で終始つまらない。
老いた事で過去を見つめ直す様な映画でも無く、残りの余命を存分に味わう映画でも無い。
ストーリーが至って地味で「エックスメン要素を入れなくてもいいんじゃ無い?」と思ってしまう程。
ローラにも関心が湧かないのは何でだろ?終始騒ぐだけで可愛さがないからかも。
演出も初期エックスメンシリーズからお金に糸目をつけぬ様なバリバリCG大迫力だったのに、今回は地味で片田舎が多すぎる。
エックスメンのテーマが「ミュータントと人間が共存出来る世界を構築する事」と映画シリーズを見続けて来た私としてはこの内容と結末は頂けないです。
割り切ってこれがローガンとチャールズの余生物語なんだよと観るなら別だが、、、。
ヒュージャックマンお疲れ様でした。
「ローガン!カ〜ムバ〜ック」とは言いません。
ウルヴァリン最高傑作
「LOGAN/ローガン」2D字幕版で鑑賞。
*概要*
不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ウルヴァリンシリーズ最終章。
*主演*
ヒュー・ジャックマン
*感想*
前作のウルヴァリンが最悪だったので、少し、不安を抱かせながらも、観に行きました。
いやぁ~最高。ただただ最高の一言。面白い!
前作より髭もじゃで、さらに渋く、更にワイルドになってしまったウルヴァリン。ミュータントの最後の希望である少女ローラを守りながら、ひたすら突き進む様が素晴らしい。
アクションシーンは、派手さはそんなにないけど、とにかくグロい。腕や首が吹っ飛びますw
少女ローラのアクションが俊敏な動きで、叫びながら、敵をバッサバッサと斬り刻む。途中から、うるさいな~って思いましたけど、ラストのウルヴァリンの最期を遂げた際、ローラの行動が良かった。X-MENの色んな意味が込められているような気がしました。素晴らしかった。
ロードムービーでありながら、ちゃんとX-MENならではのアクションが盛り沢山だし、ウルヴァリンと少女の絆、チャールズの変化など丁寧に描かれていて、X-MENの映画ってこんなにグロかったっけ…?と思わず思いたく程、グロいシーンはありましたw
久しぶりに素晴らしい映画と出会いました!
ウルヴァリン最終章にふさわしい作品でした。\(^^)/
大人向けX-MEN
渋いですね。経済的なことや、体力的なこと、全てにおいて大人向けな感じがしました。
子どもへの愛や親への愛など。
途中、一時の幸せを感じさせてくれる家族は残念な結果になったのが惜しかった。良い人たちなので救われて欲しかった。
ウルヴァリンの最期、なかなか良いラストを迎えられて良かったです。これ以上の死はX-MENではなかなかないのではないかな。
生命力
くたびれ、枯れ果てた元ヒーローの重い足取りが描かれる一方、
子役であるローラは愛らしくしなやかで、戦う姿は獰猛なイタチのよう。
彼女はあの世界の次世代のウルヴァリンになるのかもしれません。
ローラは心の強さと優しさを既に持っているヒロイックな少女でした。
一方のローガンはもう強いとはいえない。
もちろん戦えばまだ強いけれど、精神は純粋な強さを失い、肉体は疲弊している。
厄介事に首を突っ込んでまで人を助ける元気も無い。
それでも愛した人達まで見捨てる事は決してしない。
疲れ果て今にも倒れそうな立ち姿になっていても、残っている物は確かにあった。
全体を通してとても楽しめたのですが、終盤でどうしても引っかかる展開がありました。
敵組織が、既に処分を決めているはずの逃げた子供たちを生け捕りにしようとして結構な犠牲を出してしまう場面が甘すぎる。
これ、終盤以外は気にならなかったんです。
それまでもローラを殺さず生け捕りにしようとしていましたが、他の場面に負けず劣らずバイオレンスで、説得力のあるアクションシーンが展開されていましたし、ローラの能力を考えても殺害より捕獲が妥当でしょうし、ローラは他の子供たちの情報も持っていました。
利敵行為が見えなくもない敵の現場司令官が裏で人道的に動いていたと考えれば説明できそうですが、これだと子供たちにクズ野郎と憎まれ殺された事が哀れすぎる気もします。
R指定でも、子供が人を殺す姿は描けても子供が殺される姿にはストップ掛かったんじゃないかなどと邪推するのですが、如何に。
他のシーンがR指定映画だけあるハードな展開目白押しだった為に、どうしてもひっかかってしまったシーンでした。
寂しい…
これでウルヴァリンの見納めとは、寂しい限りです。
新しいキャラクターの登場でX-MENシリーズとしてはまだもっと可能性が広がるわけですが…
個人的にはエリック・ラ・サールが参加していたのも嬉しかったですね〜
まさに予想を突き破ってくる最終作
笑いも、衝撃も、爽快さも、感動もある。とにかくずっと哀愁漂うこの雰囲気に、終始痛切な想いを抱き続けていた。
R指定なだけあり冒頭から過激な描写に驚いたが、ヒュー様が言う通り、ウルヴァリンにはこのくらいの描写がふさわしいと思う。ローラ役のダフネちゃんのかわいらしさと凶暴さも好きだった。中盤に登場する敵の最終兵器的なアレにはかなりの衝撃を受けたが、あれを過去のローガンと照らし合わせたりすると、なかなか感慨深いところがある。
途中描かれる心和む家族愛のシーンも、悲劇的ながらも時折見せる凶暴なウルヴァリンの爽快さも、物語にいいプラスとなっていた。
クライマックスでのウルヴァリンはやはり全快とはいかないまでもかつての強さを思わせるようだったし、何より最期の一言には涙をこらえきれなかった。あれはベタかもしれないが本当に感動した。ローガン/ウルヴァリン/ジェームズの最後の作品として、本当に良いものだったと思う。
今まで曲がりなりにも憧れのヒーロー的存在であったローガン、チャールズの、リアルな面に迫った、アメコミ映画もしくはアクション映画の常識を突き破ってくる作品だった。
途中タクシーの中であった笑えるけどいらなかったかなと思える描写と、ウルヴァリンに合ってはいるがちょっと過激すぎると感じた描写もあり、0.5下げた。
突きつけられる現実
アダマンチウムの毒素と加齢によりボロボロになった老ウルヴァリン=ローガン。
抑止薬と老衰により痴呆も入っているプロフェッサーX=チャールズ・エグゼビア。
かつてあんなに活躍していたヒーロー達のこんな姿を見るのは、身につまされる感じで、正直見たくなかったです。
でも、「終わり」に向かってるからこそ、残された命を燃やす姿には胸を打たれるのも事実。
何よりロードムービーという「人生を描く」タイプのスタイルとの親和性が高く、彼らの生き様をひしひしと感じられました。
ヒーローも老いる。ミュータントが絶滅に向かっている。X-MENという存在がコミックになっている。過去作と違い爪で切られると血や肉がとびちる。アメコミ世界でありながら現実を突きつける(ある種メタ的な)この作りこそ、今作の最大の特徴であり、今までに類を見ないアメコミ映画であると言えるでしょう。
今作でヒュー・ジャックマンもピータースチュワートも、代表的なキャラを手放すとのこと。これもまた一つの現実。長年にわたるヒーロー役、お疲れ様でした。
どうなっているのか!?
まったくどうなっているのか…!?
『X-メン』シリーズにはさほどの思い入れはなかった…はずなのに…
大号泣してしまった…
おそらくは、『X-メン』の世界観の中で望みうる最良のドラマ。ウルヴァリンなのにまさかの父と娘の物語…大傑作!
最後のバトルは泣けて泣けて仕方なかった。泣けるアクションって…
ラストのJohnny Cashのテーマ曲も秀逸。
おヒュー様も最高だけど、ダフネちゃんの演技がこれほどまでに沁みるものとは。
真実の愛を知る
X-MEN初代から唯一のフルランナー、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンことローガンの完結作。
私はX-MENを新作が出る度に過去作を逐一観返しているわけではないので、特に初期3作の記憶は薄れかけているが...
思い返せば、彼は一番の苦労者だった。確か、ローガンはチャールズに強引にX-MENに加入させられたように思う。チャールズはマグニートーも、サイクロプスもそうであるが、割と強引に人を説得する。しかし、彼の強く、輝いた目と強い信念に、誰でも信頼を寄せてしまうのだった。
そういえば、ジーンとの色恋沙汰もあった。サイクロプスと恋愛関係にあったジーンに惚れ、サイクロプスと敵対するシーンもあった。あなたに愛情の何がわかる、そう言われていたような気もする。
何と言っても、最も特筆すべきは彼の優しさだった。どの作品に於いても彼は、嫌々ながらも、困難を抱える仲間を、助け、救ってきた。私が忘れられないのは、ウルヴァリン/SAMURAIである。日本が舞台だったということもあるだろうが、あの庭園での死闘が非常に印象的だった。赤の他人をも他人事と捉えず、闘う姿に、心を動かされたファンも多かったはずだ。
ローガンが完結する。彼の生き様の集大成とは、一体どんな形なのか。
それは、『愛』であった。
自らを救ってくれ、生きがいを与えてくれたチャールズと、自分の遺伝子から生まれてしまったローラ。この3世代の人物は、いずれも凶暴なミュータントとして、世界に狙われ続ける。そんな彼らが、「普通の」家族愛を描いているのだ。ローガンは、チャールズを父として彼を責任もって看病し、ローラはそんなローガンのボロボロだが、厚い背中をさながら父親をみるように見つめる。
何をやっても、自分がどれだけ闘い、人を殺しても、誰も幸せにならない。「殺人者は一生その烙印を押され、そこから逃れられない。」死にたくても死ねぬミュータントの身体、一生剥がれぬ殺人者のレッテルを貼られた優しき心、チャールズの死、絶望の底に沈み、何故自分は彼女をエデンに連れて行っているのだろうか... そんな彼はローラに、「死ぬときはアダマンチウムの弾丸で自殺しようと思っている」と語る。
彼は、最後の力を振り絞って、ローラのために闘った。そして、全てを薙ぎ払い、ローラのために力尽きた。
ローラは涙を流し、彼を「Daddy」と呼ぶ。
ローガンはそこで初めて、真実の愛に触れた。「あぁ、こういう感じなのか...」
彼は、自殺の道ではなく、愛するローラのために、彼女らの未来を救うために死ぬことができて本望だったのだろうか。
或いは、娘への本物の愛情を知ることで、1秒でも長く、もっと娘と一緒に生きていたいと願ったのであろうか。
いずれにしても彼の死は、X-MENの枠組みを超え、1人の父親として、偉大なものでった。
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