空海 KU-KAI 美しき王妃の謎のレビュー・感想・評価
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観客少ないの「こういう理由か!」と納得。
映画館に入った時に思いました。
「あれだけ宣伝されている割には、なんでこんなに客がすくないんだろう」
そして観終わった瞬間、直感的に「星2つだな」と思いました。
本屋で偶然原作の冒頭を立ち読みして面白かったものだから映画を観に行ったんだけど、長安の描写や時代背景については美しいし、再現していてすごいと思ったんだけど、ストーリーが意味不明でした。
シリアスな時代劇を期待して行ったら失望します。アジア版のファンタジー作品です。
前半意味不明で、後半分かったという人は多いと思います。
原作を全部読み込めば分かるんだろうけど。
そして、みんな言っているけど、これでは空海が主役の意味がない。もっと空海が主役にふさわしい演出をしたらこんなにレビューが低くないと思います。
別に空海が戦うわけでもないし、謎解きもなんかうまく生きすぎだろというつっこみをしたいくらい。
劇場では別に観なくて良いかと。
◇こんな人にお勧め
※今回は具体的なお勧め作品が思いつきませんでした。
・長安の都の壮麗さを見たい人
・古代中国とファンタジーの融合を見たい人
日本題とかプロモーションが間違ってる!!
この映画、空海の一生や活躍をつづった歴史スペクタクル映画ではありません。他の方も言っているし中国題の「妖猫伝」が正解です。まーつまり、霊幻道士とかの怪奇ホラー謎解きモノですな。
だって原作が夢枕獏先生の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」なので、それを見ても内容がうかがい知れるというもの。。。
で、中国的な「呪い」とか「皇帝の謎」とか中国人には馴染みがあるミステリーだけど、日本人にはいまいちピンと来ないものも散りばめられているので、映画を楽しむ前知識が必要なちょっと敷居の高い映画になってます。それでいて、エンタメ重視路線ですのでこのチグハグが日本での低評価になってしまっているのではないでしょうか。個人的にはデブの安禄山が玄宗皇帝の前で舞ってるとかマジ楽しかったのですが、ふつーの日本人には分け分からんのが当たり前ですよね。
あと、日本でのプロモーションがダメだわ。題を「空海」としたことによって多少動員が伸びたかもしれんが、これは長い目で見て大損になる。飲食店でカレーを待ってたのにパスタを出されたら、そのパスタがどんなに絶品でも期待はずれになってしまうでしょうよ。それと同じです。
間違った期待を抱かせてしまった段階でプロモーション失敗です。関係者は大いに反省してほしいです(怒
あともう一点ワガママを言うなら、中国音声の日本語字幕版を上映すべきです。登場人物が意外に多くて、音だけでは人物を認識しにくいです。その点字幕なら(中国姓だから)漢字が使えるのでそっちの方が理解しやすいと思います。この点もこの映画を分かりにくくしてる点ですね。古代中国の皇帝の近衛兵隊長の役職名を音で聞いても覚えられんし!(笑
で、これから見に行く人にアドバイスですが、中国版の「リング」を見に行く気持ちで行ってください。あくまで怪奇ホラー謎解きモノを見に行くつもりでお願いします。
プラス歴史かなぁ。中国古代史や唐代の風俗に詳しいとさらに楽しめます。李白や白楽天などの歴史上の人物を絡めてますのでその手の知識もあった方が絶対良いです。
私は最初からそのつもりで見に行ったのでかなり楽しめました!
思えば「リング」だって日本的な呪いとか祟りとかの恐れや怖さがあって初めて真に楽しめる映画ですわな。それと同じでちょっと中国のことにかぶれてないと楽しめないかも。
で、映画とは関係ない余談ですが、この映画を中国の方が「誇りに思う」作品になってるのは面白いと思います。日本における「シンゴジラ」みたいなものでしょうか。あれも日本人じゃなきゃ楽しめない作品ですね。現代中国人が唐代の当時世界最強の栄耀栄華を懐かしむのは当然と言えるかもしれません。このあたりも日本人には全然ピンときませんけどね。。。
美しき王妃の謎に迫る作品
この映画は一部でかなり酷評されてるそうですが、個人的にはそんなに嫌いではないです。ただ、好きでもありません(笑)
まず、背景や壮大なセットを作ったことで当時の時代にそのまま入り込めました。そこはしっかり評価されるべきだと思います。
配役もまあまあ良かったです。空海役の染谷将太による独特の存在感等、あとは楊貴妃の役の方は初めは違和感がありましたが、絶世の美女感が出てたので良いです。
主題歌も良かったです。
問題はまずタイトルですね。美しき王妃の謎が副題に入ってるとはいえ、この「空海」というタイトルだといかにも空海の伝記映画のように感じてしまいます。全く伝記でも無いのに(笑)
中国では「妖猫伝」というタイトルだったそうなのでこのタイトルで良かったと思います。
あと話が全体的に少し盛り込まれ過ぎたように感じました。上映時間を長くしてでも良いからきちんと細かい説明を入れるべきだと思います。(例として、最初の空海を呼び出される過程や病気の原因)
夢の中にいるようなカメラワーク
歴史映画ではなく、ファンタジー推理映画。
評価が低いので観るのやめようかと思いましたが、なんとか思いとどまり鑑賞。場所柄もありますが、半数くらいの人の入り。20代以上が多い印象でした。
一言で言うと、圧倒される映像美のファンタジー映画!口コミを見て、ちゃんと黒猫のファンタジー映画だと分かった上で観に行けば、めちゃくちゃ贅沢な映像のシャワーを浴びることができて、テーマパークにいるような時間が過ごせます。
贅沢なCGで再現される幻術による夢のような世界。映画じゃないと観ることのできない映像ばかり。中国語だったらもっとファンタジー感増したのになーとは思いましたが、想定外に楽しめました。共感とか考えさせられるとかそういう映画ではないですが。
ただ、前知識のない私には、登場人物も多く、ストーリーを理解するのが少し大変でした、、、あと「現実」「幻術」聞き間違えまくりました。笑
わからない
面白くなかった
日本人でこの映画に共感する人って、どんな人なんだろう。
中国の話だから、私は共感のしどころがなかった。
しかも、要するに、身勝手な男たちの夢とか願望とか、愚かさを、超美化して描いてるだけ。
女性の主体性とか意思とかが、どこにも描かれてないじゃん。
女性たちは、みんな、ただの飾り物的な描かれ方って感じ。
期待していたあべちゃんの出番も少ないし、染谷将太君は、本人の良さが生きてるのか生きてないのか良く分からない立ち位置と言うか、演技だし、なんだかなあ。
私は超期待はずれ!!
がっかり。
劇中の黒猫が、可愛かったのが救いかなあ。
でも、猫ってあんな残酷じゃないし、猫に悪的な役割をさせるのも、あまり共感できなかった。時代遅れって感じ。
役者さんたち、演じていて、果たして楽しいのでしょうか。
素直に素晴らしかった
合作にした意味とは…?
日中合作、東映とKADOKAWAの共同配給という触れ込みながら、中国国内をメインターゲットにしたであろう作品です。
原作は日本の小説ですが、映画化の主導権を握った中国側によって日本的発想はほぼ骨抜きにされています。
つまり、中国の歴史的常識をもとに制作されているため、部外者である空海は本筋には関わってきません。
また、ストーリーは基礎的な中国史を踏まえていないとキャラクターのセリフや行動が理解しにくいと思います。私の場合、鑑賞後疑問だらけで、とにかくググりました。
とはいえ、膨大な制作費をつぎ込んだであろう長安のセットやVFXはとても幻想的です。
ほぼ中国の映画という認識のもとで、予備知識を持って鑑賞することをおすすめします。
内容薄い
どうした、監督!
さらば我が愛覇王別姫や、ラストエンペラーのストーリーや空気感、役者の演技力が凄く好きなので期待して観ました。
映像美や役者の演技力は皆さんとても良かった。ラッドウィンプスの曲も良かった。
ただ脚本?話の流れが悪い印象。
楊貴妃の愛に対する飢えというのか、王から愛されたい気持ちと、楊貴妃の周りの男性からの愛をもう少し色濃くして欲しかった。
楊貴妃の寂しさからくる皆への優しさ、楊貴妃に恋い焦がれる安倍や若者(名前忘れた)ちょっと肝心な部分があっさりしすぎな感じだった。
掴みどころがない感じがした。
空海達が謎に立ち向かって掘り下げる前半も間延びした感じで中途半端な印象。
隣のおばさんが飽きてイビキをかきながら寝てた(笑)
ラストのシーンは少し泣けましたが、期待してたよりは残念でした。
次回はCGに頼らず、さらば我が愛やラストエンペラーのようなストーリーがしっかりした作品を期待します。
涙腺弱いからちゃんと泣けたよ。
楊貴妃の描き方かなあ
全ては幻想…
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