昼顔のレビュー・感想・評価
全396件中、121~140件目を表示
予備知識はなくても可。男女の愛憎が持つ恐ろしさ。
【賛否両論チェック】
賛:再び巡り逢った主人公達の恋路の行方と、2人を取り巻く愛憎に、観ていてハラハラさせられると同時に、改めて“愛”の複雑さを痛感させられる。
否:言ってしまえば因果応報のストーリーなので、感情移入出来ないと、退屈してしまうことこの上ない。
ドラマ版の知識は(勿論あるに越したことはありませんが)、本作のストーリーそのものは独立しているので、最悪なくても大丈夫そうです。
運命のイタズラによって再会し、封印したはずの恋心が再燃してしまう紗和と裕一郎。そして、そんな紗和の過去を知ったレストランオーナーの杉崎や、裕一郎を頑なに束縛し続ける妻・乃里子と、2人取り巻く愛憎劇の行方から目が離せません。劇中、レストランの先輩従業員の女性が紗和に語る、
「女は、自分よりも幸せそうな女が1番嫌いなの。」
という言葉が、言い得て妙に感じてしまいます。
あまり言うとネタバレになってしまいますので、気になった方は是非、実際にその結末をご覧になってみて下さい。
不倫が重い罪だと痛感する映画。
ドラマも見ていました。
利佳子が出てこなかったのは個人的に残念。的を得たことをズバッと言い不倫があたかも正しいことかのように思える点が面白く感じたので。
ドラマでは紗和と北野先生を応援してしまう程、あたかも純愛ドラマのように描かれていましたが、映画では不倫が重い罪であることを伝えるために作られていると感じました。ドラマでは乃里子は邪魔者とさえ思いましたが、映画では場面が展開するにつれやつれる乃里子の姿を見ると本当に気の毒でなりませんでした。
最後指輪が紗和に届かなかったのも不倫に対する制裁かなと。
冷静に考えると、不倫という状況だからこそ燃え上がる恋なのかな、結局二人ともお花畑で現実にどれだけ多くの人に迷惑をかけているか考えられない程子どもなのかなと思いました。誰かの不幸の上に成り立つ幸せって本当の幸せと呼べるのでしょうか。
オーナーの言葉でハッと気づかされ、やはり不倫はとんでもない罪だと思いました。
所々無理矢理な場面展開があったり(たまたま北野先生の講演会の知らせが届く等)北野先生があまりにも呆気なく死んでしまい描写が足りないかなと感じてしまったので、この評価としました。
人のものはとってはいけない。
最後
ドラマから観ていてました。
特に特筆すべきことも無い映画かな、と思っていましたが、最後の線路を彷徨い倒れ込むシーンが心をえぐりました。
上戸彩さんの演技の凄さもあってあの絶望感に感情移入しすぎてしまい、暫く忘れられそうにありません。
私には響きませんでした
友人と公開初日に観に行きました。
ドラマ版は毎週欠かさず観ていたわけではないので、少しあいまいな記憶ながら予告で気になっていたので観ることにしました。
不倫の物語なので世間一般的によろしくないことは明らかですが、終始紗和の自分本位な部分が気になってしまい、あまり良い映画と思えませんでした。
自分は不倫して人の幸せを奪っておいて、いざ自分が奪われる立場になると、被害者面をして北野先生を尾行したり相手が近づかないよう牽制したり、行動が幼稚だなぁと感じてしまいました。
ラストシーンもあんな安直な感じじゃなくてもう一捻り欲しかったです。。
「不倫」というワードに特に最近は過敏になっているせいもあって、いかに不倫を正当化するかという所に苦心した結果なのかもしれないですが…
とはいえ友人は普通に楽しめていたようです。
観る人によって感じ方は様々なので、友人同士なら鑑賞後にトークに花が咲く映画だと思います。
スイッチ
本当に愛したなら、その人の幸せには
なにがいいのか考えるはずです。
あのドライブは独占欲に支配された
行動でその引金は、
やっぱり
名前も呼べない屈辱。
離婚を決断し、名前くらいは良いだろうと考えた乃里子にそれを許さない佐和。
どこが妥協点なのかは本人達にしか
わからない。
自分の思いを突き通した時、
相手の気持ちにそぐわない場合は、
不幸です。
相手の本当の気持ちはわからない。
常に変わるし、
本人にもわからない時があるもの。
見えないスイッチが破滅的な結果に
つながるものだったら、
押したくないなぁ。
そういうスイッチは、30すぎれば
知らないまにポッケに、
はいっていそうだけども。
男と女って。
ドラマから見てました。
ドラマとは違い意外だったので、すごく驚きました。
2人はただのお花畑。
結果的にざまーみなさい。と思いました。
人って、自己中で、
もし、今の状態が平和で幸せならば。
不倫はいけないけれど、さわと北野先生を応援したいかもなぁという気持ちだけれども。
のりこの気持ちがとてもみじめで、知ってしまった方が狂ってしまった方が悪くなる…その気持ちが共感できてしまいました。
見なければよかった。もう一度見たい。
私はこの映画、すごく良かった。
愛しさと切なさと、罪と罰。
見終わった後は苦しかった。でも、すごくいろいろ考えさせられた。
いろんな仕掛けや伏線、考えて作られているので、ラストがわかった上で、また見たい。
でも、精神的にきついし、時間もないからやめておこう。
やっつけ?
命くれない。
ドラマはちらりと見た程度だったが冒頭の説明で初観も問題なし。
観客に「不倫すると最後はこうなりますよ」と云わんばかりの展開。
もちろん不倫を推奨などしないが、一度制裁を受けて別れた二人
が危険を冒してまでまた付き合うとは、もうこれはどうもこうも
いかないほどバカップルとみなして放っておいてはいけないのか。
本妻が暴走するほど魅力ある亭主とは思えないし、不倫された側
がどんどん不幸になっていくのは観ていて辛い。もういいじゃん、
なぁんていったらこの映画は成り立たないのか(^^;そりゃそうだ。
それにしても周囲の人間が一斉に上戸彩に嫉妬することに笑った。
夫を裏切るのが羨ましいだの憎いだのもう言いたい放題。確かに
欲望に忠実であることが引き金にはなるがストップをかけられる
人間かどうかが分かれ目。結婚とはそれをさせないための契約だ。
キャストそれぞれが忠実に役割を果たすが悲劇直前の幸せが儚い。
(自業自得とはよくいったもので。略奪愛には不幸が襲いますね…)
良かった
ドラマにはまり映画もやっぱり見たくなり始めて1人で見に行きました。
紗和と北野先生の出会いはドキドキしました。
やっぱりどんな状況であれ好きになってしまったら何ともならない気持ちはわかります。
乃里子の愛情の深さも凄いものがありますがその分怖さもありました。
離婚を承諾してくれた時はホットした気持ちになりましたが、裕一郎が離婚届けをもらいに行く時はなんかとても胸騒ぎがして絶対このまますんなりいかないという恐怖感をそそらせる演出がうまく出ていたと思います。
あんなことになってしまって乃里子は罪にならないのでしょうか?
また生命力の強さにもビックリです。
最後、もし結婚指輪を紗和が見つけたらどんな感情が出たのか見て見たい気がしました。
でも指輪を見つけられなかった事で籍を入れられず妻になれなかったと言う事を表したかったのかなと思いました。
色々考えさせられる映画でした。
うーん。
はっきり言って、つまらなかった。
上戸彩がめっちゃかわいい、ってことくらいしか見応えなかった。
衝撃のラストって言ってる時点で、展開がわかるし。一昔前のストーリー展開が始まってちょっとウンザリ。ドラマは、結構良かったから、映画やらなきゃ良かったのに。
車椅子だった人が直ぐに車で送るとか、意味わかんないし。ツッコミ所満載だった。
映画館で観るほどではない
残酷
海で紗和が乗るボートをひっくり返したあとのオーナーのセリフ
ノリコが車を暴走させ、事故に遭う寸前の北野先生のセリフ
ノリコと紗和の気持ちの揺らぎ
ひとつひとつが重かったです
最後、北野先生が用意した愛の証の指輪が紗和の手に渡らなかったのは、不倫の制裁なのかなと感じました
ノリコのマンションから飛び降り自殺未遂、車の事故で大ケガ負ったにもかかわらず命を繋げたのも女の執念なのかも。。
全396件中、121~140件目を表示