退屈な日々にさようならを

劇場公開日:2017年2月25日

解説・あらすじ

「サッドティー」「知らない、ふたり」の今泉力哉監督が、東京と自身の地元・福島を舞台に、映画づくりと死生観について描いた群像劇。映画監督の梶原は、映画の仕事だけでは食いつなぐことができず、ミュージックビデオの仕事を請け負うが頓挫してしまい、思いがけない事態に巻き込まれていく。一方、恋人の映画監督・山下が自殺した女優の青葉は、山下の死体を隠す。そして、とある田舎町で父から受け継いだ造園業を営んでいた太郎のもとに、音信不通だった双子の弟・次郎の恋人という女性から、電話がかかってくるが……。映画専門学校「ENBUゼミナール」の実践的ワークショップ「シネマプロジェクト」の第6弾作品として製作された。2016年・第29回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門出品。16年11月にシネマプロジェクト第6弾作品の「川越街道」とともに劇場で上映され、17年2月に単独で劇場公開。

2016年製作/142分/日本
配給:ENBUゼミナール
劇場公開日:2017年2月25日

その他の公開日:2016年11月19日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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(C)ENBUゼミナール

映画レビュー

4.0 退屈しない2時間20分に感謝を。

2016年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

楽しい

視点が切り替わるタイプの群像ドラマで、コメディーと不条理ホラーの味付けもほどよく、といったところ。人間関係や話の展開には若干無理矢理な偶然もあるが、ストーリーテリングのうまさに心地よく連れて行かれる。

青春、映画作り、震災の行方不明者と残された家族、同性愛者の生きづらさ、身近な人を失うこと。さまざまな要素が織り込まれているので、観る人によってまた違った感じ方、楽しみ方ができそうだ。2時間20分の長尺だが、最後まで面白く観賞できた。

人物(たち)の行動の動機がよくわからない場面もいくつかあるが、わかりやすく説明しようとせず、解釈を委ねる姿勢に好感が持てる。「無音」の使い方も効果的で、ハッとさせられるシーンがあった。

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高森 郁哉

1.0 ダメ

2025年8月14日
PCから投稿

この作品が退屈

滑舌が悪い

セリフが分からん

マイナス100点

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ま

2.5 まりか様が素敵

2024年11月30日
iPhoneアプリから投稿

まりか様の感情を勝手に連れて行ってくれるお芝居に、何も考えず涙が出ました。
生っぽさが素敵な映画だなと思いました。

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みのちゃん

3.5 生死を知らないこと

2024年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

死んだという事実を知らないことは、その人にとって生きているということ。
死んだ事実を知らされることで、前に進むこともできるのかもしれない。舞台が福島であるから、震災での行方不明者にもかけているのか。
いずれにしても、人の心の中で生きるとはどういうことなのか考えさせられる。

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ABCD

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