7分間
解説
リストラ計画が進む繊維工場を舞台に、様々な背景や事情を抱える女性労働者たちが議論を繰り広げる姿を通して現代ヨーロッパが抱える問題を浮き彫りにした社会派ドラマ。イタリアの繊維工場がフランス企業に買収され、新たな女性経営者が会議のため工場を訪れる。経営者は、労働者たちをリストラしない代わりに休憩時間の7分間短縮を提案。失業を恐れる労働者たちは簡単に受け入れようとするが、リーダー格の女性が異を唱え、議論は白熱していく。キャストには「わが青春のフロレンス」のオッタビア・ピッコロ、「ラスト・ターゲット」のビオランテ・プラシド、「ハリー・ポッター」シリーズのクレマンス・ポエジーらイタリアの実力派女優が集結。「裏切りのスナイパー」のミケーレ・プラチドが監督を務めた。2016年・第29回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。
2016年製作/イタリア
原題または英題:7 Minuti
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミケーレ・プラチド
- 製作
- フェデリカ・ビンチェンティ
- 脚本
- ミケーレ・プラチド
- ステファノ・マッシーニ