メッセージのレビュー・感想・評価
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ハズレ
ちょっと酷い出来ですね。
最後になるほどと思わせたいなら、もう少し根本の背景設定を納得出来るレベルにしておくべきです。
必然性というか、目的というかそういった点が希薄すぎるために、全てがぶち壊しになっている作品です。勿体ない。
そこだけ、しっかりしたものにするだけで、全然心に響くものが違ってくると思います。
レビューの評価が大きく別れている要因じゃないでしょうか。。。
素人見解で偉そうに、すみません。。。
とても好き
原作短編小説「あなたの人生の物語」こっちの方がしっくりくるタイトル。
異星人との遭遇が問題ではなく・・・
未来に悲しい出来事が待っているかもしれないけど、前進していく主人公。幸せだけど悲しい、悲しいけど希望が待てる。
同じSFの類で「インターステラー」や「コンタクト」が大好きなので、これも間違いなく何度も見返したくなる作品になると思う。
知的なSF作品
評判の高い作品でしたので公開初日に鑑賞。期待通りとは言えませんでしたが、自分なりにメッセージは感じとることが出来ました。何も害を発しない物体に対して敵意を表し攻撃する人間の愚かさ、未来はわかっていても今を大事にすることの大切さなど、いつの間のか作品に吸い込まれていました。
2017-55
柿の種
世界中12箇所に現れた宇宙人とコミュニケーションをとり、地球にやってきた目的を探るアメリカ代表言語学者チームの話。
予告編やCMで宇宙人を題材にしたコミュニケーションを図ろうとするマジメで硬いドラマという情報と印象のみ持って鑑賞。
序盤で登場したアメリカ軍人の横柄さにこのパターンかと思いつつも、ちょいちょい差し込まれる子供とのやり取りとも交じり合いどう展開するか期待したが…進行上仕方ない処もあるけれど遅々として進まず謎解き的な面白さもない言葉と文字の解析に眠くなってくる。
軍の方向性と主人公の立ち位置は案の定、宇宙人とのやり取りとリンクする子供とのやり取りのカットが徐々に増えてきて…問題が起きた後唐突に会話が成り立ち始めて、ってなんだそりゃ。非ゼロ和ゲームとか説明的過ぎるしどんな会話だよ。さらには3000年云々言い始めてげんなり。
最後もぼんやり、取り敢えず皆仲良くね。
伝えたいことがある上に知的であろう筈の宇宙人の伝達手段や見た目のチープさとかは目を瞑るとして、ワクワク感もハラハラも感動も衝撃もなくてふ~んという感じ。
風呂敷広げすぎ?
未知の言語を解読する先に何があるのかと思いきや…えーそんなこと?!
哲学的とかなんとか触れ込みもあるようだが、特に思索的でもないし複雑な話だとも思わなかった。
時制のない言語を覚えたら、未来予知までできるようになる、ってさすがに無理があるんじゃないでしょうか?笑
それに天才物理学者の唯一の活躍が、
1/12に気付くだけって…w
作品のメッセージは理解できますが、
イマイチ乗り切れなかったな。
お子さんのいる女性などにはグッとくるのかも?
映像と音響は素晴らしかったです。
最後になるほど!ってなった! 最初の方から?って疑問になる部分もあ...
最後になるほど!ってなった!
最初の方から?って疑問になる部分もあったけど、最後に謎が解けていく感じ!
SF映画の中では、いろんな人種間も見て取れて良かった映画でした。
最後に覚悟を感じました。
ただ、エイリアンのところがちょいと長過ぎひんかなぁ?と思ったけど、良い映画ではあります。
この映画では、‘’間‘’ というものが絶妙です‥…
SF史に名を残すであろう傑作!
素晴らしい映画を観てしまった。
何から話せば良いのだろう。SF黄金期である50年代から現在に至るまで、ありとあらゆる手段、アイデアでSFは私たちに感動と興奮を提供し続けてきた。しかし、近年は画像・映像処理技術の目を見張る進歩にも関わらず、そのアイデアは既視感のあるような、またこれか。というようなものばかりであった。(近年での快作といえば、『インターステラー』『オデッセイ』くらいである。)さらに、尺の問題もある。SFというのはその性質上、2~3時間という限界は、明らかに短すぎるのである。従って、書籍原作のSFは勿論原作の方が楽しめるし、『星を継ぐもの』『幼年期の終り』などのSF界最高傑作らは、映画化不可能と言われたりする(幼年期の終りはドラマ化した。中々良かったので是非観て欲しい。)。
ゆえに、本作品も予告編を見る限り、まさに『幼年期の終り』に酷似しているし、『未知との遭遇』系のストーリーは既に万策尽きている。過去の名作を超えることはできないだろう。そう考えていたのだ。
しかし、本作を観て、震えが止まらなかった。変わった時間の進行のストーリーだが、ヘプタポッドがルイーズに与えた「武器」、これによって全ての伏線が1度にして回収される。ストーリーを中間で折り返し、エンディングとイントロダクションを同時にし、2つのストーリーを同時に追っていく。「武器」はルイーズだけではなく、私たちにも与えられていたのだ...これによって『メメント』を想起させる革新的な時間構成となった。冒頭で亡くなった娘、彼女が意味するところとは。この興奮は是非劇場で味わって欲しい。
ちょっとクセのある理論物理学者、「殻」の人知を超えた神々しさ、重力、ヘプタポッドの期待を裏切らないフォルム、ヘプタポッドと初めて意思の疎通がとれたシーンの美しさ...SFファンが手を叩いて喜ぶ定番要素は勿論全て詰まっている。そしてそれを2時間に上手く収めてきた。
『未知との遭遇』『コンタクト』を超えられない?いやはや、『メッセージ』は今までにないリアリティー、映像技術、そしてアイデアをもってして私たちにSFの本気を叩きつけてきた。これは間違いなくSF史上に残る名作となるはずだ。
これほどの傑作にリアルタイムで出会えたことが本当に嬉しい。これだからSFはやめられないんです!!
観て良かった。心が穏やかになりました。
事前の知識を持たないままスクリーンに臨んだ。初めはワクワクして見入ったが、途中から変わった。結果、宇宙万有の教義を示してるような示唆に富んだ作品だった。決してSFという括りで囲うべきではない、謎は多いがモノリスよりもずっとわかりやすい種型の船。その中には多くの示唆があり、地球外生命体は現れるが決して怖さは感じず、暖かで豊かな奥深さがあった。SFとミステリーと家族と愛と人間のあらゆる側面、そして戦争と平和…シナプスを次々と繋げるストーリー。
〈人間の中に答えがあるのにそれを自らだけでは見つけられない。だから彼らはそれを教えに来た。そもそも戦争は、平和のため、自らを守り強くなるために起こす。それは手段として平和のためにならないことを人間は忘れている。このままでは未来に自らを切り刻む世界戦争が起きるのは明白。だから、それをさせないために、平和に導く方法は、人間の中に既にあるんだ。それを思い出して欲しい。その方法とは、最高の人間の『武器』である言葉なのである。言葉で歪んで捻れた人と人との関係は言葉で修復できるんだよ。未来を見つめ、今、自分達が出来ることをやりなさい。そうすれば、人を痛めつける武器ではなく、平和を希求する言葉を使おう。『未来』と『言葉』。このことを思い出して欲しいから来たんだ〉というメッセージ。
原題のArrivalから題名をメッセージに変えたのは、この映画の本質の主題を表現。なるほど〜でした。観て良かった。大好き。
最高の「未知との遭遇」映画!
2016年度のアカデミー作品賞にもノミネートされた宇宙人襲来モノを、109シネマズ二子玉川で鑑賞。
日本ではそんなに話題になってませんが、公開初日とあって、劇場はパンパンでした。
場内を見渡すと、学生からお年寄りまで、幅広い層の方が観に来ていました。
かくゆう自分は、事前情報のほとんどないままでの鑑賞。
事前情報といえば、アカデミー賞で何部門かノミネートしてたってことと、墨汁っぽい丸が出てくるってことと、デカイばかうけが出てくるってことくらいで、
一体どんなテイストの映画なのか、どんなジャンルの映画なのか、誰が出てるのかさえわからないままでの鑑賞でした。
結論から言うと、たまげるくらい面白かったです!
これは、前情報がない方が良い!!
何も知らなければ知らないほど、自分自身が未知のものと向き合う体験ができて、
この作品のメッセージを直で感じることができます。
また、本作は絶対に劇場での鑑賞がオススメ。
劇場のスクリーンならではの威圧感、劇場のサラウンドならではの重量感、劇場の空間ならではの異空間を味わえます。
それらの効果を体感するからこそ、作品のテーマに触れることができるように感じます。
論じようと思えば、いくらでもあーだこーだ持論の輪が咲く映画なので、
夫婦で、カップルで、親子で、友達同士で、ぜひぜひ観て欲しい作品です。
かくゆう自分はひとりでの鑑賞だったので、ひとり鑑賞も超絶オススメです。
毛色の違うSF映画。
こちらもアカデミー賞ですっかり話題。
小難しい話かと思いきや…要は世界は一つ、皆平和に、ってことかしらん。
中国寄りな展開が気になるとこだけど、なかなか話は面白かった。
殻、もなかなか神秘的だしエイリアンも魅力的。どんぱちないSFなのに話ににめり込めました。
エイリアンが提供したもの
突然、エイリアンの宇宙船が12機、地球上に現れるが、何もしない。
人類は各国がそれぞれ、エイリアンとコンタクトを試みる。
アメリカ政府は高名な言語学者(エイミー・アダムス)にコンタクトを依頼する。
言語学者は離婚しており、引き取った一人娘を病気で亡くしていた。
人類はメディアの煽りで不安が増殖し、暴動が起きる。
今の超大国は果たして・・。
子供には絶対に理解不能な内容
結構難しかった。
途中眠気が襲ってきたが、
最後のシーンは出演者達がキラキラと輝いており、とても良かった。
将来夫や娘と別れるのを分かっていても
夫となる人と抱き合う姿がよかった。
もう一度観に行ったらもっと内容が入ってきそうです。
メッセージ(原題 Arrival)
残念ながらわざわざ見にゆくほどの映画ではなかった。効果音、画面、出演俳優などそれなりに、レベルが高いが、ストリー展開に無理がある。
公開前に高い評価をした映画評論家(自称?)たちへの信頼性を失った。この映画に関しては、ほめちぎる映画評論家には要注意です。
何度も挿入される主役の女性言語学者と主に子供とのからみの場面では、眠ってしまった。
個人的には、本年度最高のSF作品。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品は初見なのですけど。。
ほんとに独自の感性を感じました。
好き嫌いはあるかもしれませんが、この映画の中にある
”間”
のようなものが、とってもよくて、絶妙に心に刺さります。
あまり、この映画を大絶賛してるようなコメントなどで宣伝もしてないのでなんとなく埋もれていきそうな感じなのですけど。。
正直・・
「美女と野獣」なんかよりも。。
(すいません・・なんだか語弊があるのですけど「美女と野獣」も十分素晴らしい映画なのですけど「感動した!!泣けた!!」というほど泣けなかったので周囲に流されて泣くような映画でないという表現のつもり)
全然、泣いてしまい・・なんていうか嗚咽がでそうになってしまいました。
久しぶりに、本気で泣ける映画でした。
宗教観についての問題提起だった「沈黙」もかなり泣けるズシンとくる作品だったのですけど。。
僕は、「人生」を語るならこっちの映画の方が好きです。
この映画はいろいろとネタバレはしたくないので、書きすぎないように気を付けますが・・
10年に1本のSF映画だと思います。
まず・・この「メッセージ」というタイトルがすでにミスリード。
でも、このミスリードがあったからこその泣ける映画になりました。
興味のある方はなるべく情報を入れずに観にいってください。
「凄い映画でした。」
自分の中のいろんなものがひっくり返ります。
観終った後に、「人生」について改めて考えさせられました。
個人的には、「今年観に行くべき映画!!」と思ってます。
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出演: エイミーアダムス
ジェレミー・レナー
フォレスト・ウィティカー
もう、出演陣もそうそうたるメンバーなのでキャスティングが素晴らしいです!!
「哲学的」な部分もあって、脳への刺激も心地いい。
そういった部分も含めての演技合戦も見ものです。
★★★★★星5つ
深夜放送の「フランス映画」の様な佇まい
予告で一目惚れしましたが(^^;;
予告から期待した様な映画ではなかった。
でも、面白くなかったわけでは無い。
が、正直途中で置いてけぼりを喰らいました。
難しい(^^;;
これ、好きな人は
大好きなテイストなんだろうなぁ(^^;;
全体的にダークなおとなしめの映像。
ハラハラドキドキも、そんなにはありません。
うーん。消化不良(^^;;
「2001年宇宙の旅」を観ていたら
ちょっとは楽しめたのかな?
デートムービーには向きませんのでご注意を!
眠れない夜に深夜放送でやってくれてたら
ナンダカンダで最後まで見てしまう。
そんな感じ?
最後に。
中国が暴走するのは、
もはや映画界のスタンダードなんですかね(^^;;
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