ブレードランナー 2049 : 特集
みんなが超注目している本作──ぶっちゃけ面白いのか? どうなんだ!?
その質問に町山智浩氏が熱く語り、映画.com編集長が答える!
いま、期待、感想が一気に吹き出す──明言しよう「これは傑作だ!」
「メッセージ」「ボーダーライン」のドゥニ・ビルヌーブ監督が、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングを主演に、傑作SFアクション「ブレードランナー」の“新章”を撮り上げた。映画ファン待望、世界46カ国でNo.1のオープニングとなった超大作「ブレードランナー 2049」が、いよいよ10月27日に日本公開。前作の監督リドリー・スコットが製作総指揮を務め、主演を張ったハリソン・フォードも出演する超注目作は、果たして、面白いのか? その真実に映画.comが迫った!
この海外評の「傑作」の嵐は、日本での爆発の予兆──
待ちきれない気持ちは痛いほど分かるが、まずは現状を整理させてくれ!
この特集ページにたどり着いた映画ファンは、本作の公開前と公開後、どのタイミングにいるだろうか。多くの者が公開前とは思うが、中には公開後という者もいるだろう。どちらの状況であっても、我々はまず「ブレードランナー 2049」に大いなる期待を抱く者に、公開直前である10月中旬時点の“現状”をお伝えしたい。すでに本編を鑑賞するチャンスに恵まれた映画.comは、そのすさまじすぎる作品力と内容について言いたくて言いたくてたまらない!──だが、本当の楽しみをそいでしまう「ネタバレ」は絶対に避けなければならない。そんな中で伝えられる情報、そしてぜひとも知っておいてほしい情報は、信頼できる「評価」だけなのだ。
本作は、「たった1800円で、2時間43分もの濃密な映像体験に浸れる“至福”」であると断言できる。熱く静かに熟成されてきた映画ファンの巨大な期待は、日本公開で爆発し、一気に噴き出すだろう。海外から伝わってきた絶賛評は、その確かすぎる予兆だ!
とにかく全米批評家からの絶賛の声がすさまじい。「驚異的」「傑作」「息をのむ」「素晴らしい」という言葉が踊り、「ビルヌーブ監督は不可能を可能にした」「涙が止まらない」「予想以上にエモーショナル」「(撮影監督の)ロジャー・ディーキンスに今すぐオスカーを授けるべきだ」というものまで。さらには「前作超え」を示すものや、「17年のベスト・フィルム」「SF映画史に残るマスターピース」という、最大限の評価まで与えられているのだ。
10月6日の北米ほか、日本公開に先駆けて公開日を迎えた世界46の国と地域で週末興行ランキングNo.1デビュー達成。特にイギリスなどヨーロッパで好成績を収めるなど、世界興行収入は5020万ドルを突破し、全世界の期待が一気に解き放たれたさまが伝わってくる。北米における観客の出口調査「シネマスコア」では「A-」を記録。観客からも非常に高い評価が与えられた。
では、日本での期待はどうか。「絶対に見る」という前作ファンの熱い思いを筆頭に、映画館で予告編に多く触れている層からも「どんな映画か気になる」という興味をそそられている状況がうかがえる。そしていち早く本編を鑑賞した映画評論家、ライターでは、清水節氏、小西未来氏、宇野維正氏、オスカーノユクエ氏らがこぞって最大限の賛辞を表明。さらに「るろうに剣心」の大友啓史監督、「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督、歌手の藤井フミヤ、小説家の乙一氏など、ジャンルを超えた一流クリエイターも絶賛、SNSはすでに最高の盛り上がりを見せている!
まさに“Road to 2049”を映像で体験できる前日譚を見ると、本編をより楽しめる! 日本のトップクリエイター、渡辺信一郎監督による「ブレードランナー ブラックアウト2022」は必見!
感想を聞くべき人物は……そうだ! あの人しかいない──
我慢しきれない映画.comは、町山智浩氏へ“スカイプ”緊急取材!
「やっぱりこの監督は天才──本作を機に、とにかく彼の映画を見てほしい」
ビルヌーブ監督に心酔する映画.com編集長が明かす「今回の偉業」
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