ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
全623件中、481~500件目を表示
カルト映画の世界へ
えー、前作観たのも遠い昔、SFは辛うじてスターウォーズ、というド初心者の感想です。
とことん作り込まれた世界観、主人公のKから、街中から、画面全てから溢れ出す陰鬱とした雰囲気。
こまめなシーンの切替は初心者からすると待ってくれぇという感じ。ただ、とにかくとにかく異世界に引き込まれる映像美はさすがでした。
自分はレプリカントなのかそれとも新たな脅威たる存在なのか。Kの見えない心のようにモヤのかかる命題と、最後のシーンの美しさに胸は締め付けられました。
しかし、やっぱり、どんな初心者さんでも前作観て内容思い出してから行きましょう!!!笑 これは、完全なる続編ですから。
良い作品ではあるが、ちと物足りない。
正直な感想としては、良い作品ではあるが、ちと物足りない。
ストーリーや脚本は良いと思うが、美術が雑なのが減点。
あと、K役のライアンゴズリングの負担が大き過ぎる。
もう少し、他のキャラクターに振らないと。
前作は作品に深みを持たせるキャラクターとして、ロイバッティを演じるルトガーハウアーがいたが、本作品では、前日譚にあたる2036 ネクサス・ドーンで存在感を発揮していた、ニアンダー・ウォレス役のジャレッド・レトがその役割を果たしてくれると期待していたのだが、本編ではやたら落ち着き払っており、残虐性だけが変に印象に残ってしまった。ハリソンフォードは、もはやデッカードとハンソロが同居しているように思えてしまったし、結局、デッカードとロイバッティの両方のキャラクターをライアン・ゴズリングが一人で演じている気がして、魅力的なキャラクターが沢山出演しているのに、何だか勿体無いというか、ちょっと物足りない感じがしてしまった。出番は少ないが、デビッド・バウティスタは非常に印象に残る良い演技をしていた。また、アナ・デ・アルマスは男性の心をこの作品で鷲づかみにしたであろうし、ラブ役のシルヴィアフークスも良い働きをしていた。
もっとも残念なのは、美術だ。
特に、3体のレプリカントフッカーがKに近寄るシーンだが、かなり大事なシーンであるにもかかわらず、Kが食事をしている場所が、チープな作りの立ち食いフードコートに見えるし、廃品置き場のシーンも雑然としており、やたら汚さが目立つし、撮影の際の光の当て方とか、もうちょっと工夫が欲しかった。街全体のシーンの撮り方は良いと思うが、近くのシーン、細かい美術にもう少し気配りが欲しかった。前作は、その辺りが芸術の域だったので。リドリーも任せすぎは良くなかったのでは?
魂に触れる
奇跡を見たという男
その奇跡は希望
従順な作り物に響く希望
自分は何なのか
自分は記憶なのか
音と映像と物語、全て良かった。
ただし、アクション映画とは思えない。
この監督の映画を5本くらい見ていることに、今気づいた。自分は何、を揺さぶり掘り下げる映画が多い。
12月1日 再見
特別な存在でない事を知った後、主人公はデッカードを殺せという指示に従わず、身を呈して助ける。それは彼が自分の頭で考えた事だ。
音楽と風景、心象がシンクロしている。
前作をある意味超えている。
映画を見終わった直後から余韻がじわじわと来る作品だと思った。ライアン・ゴズリング(K)が探しているのは男の子ではなく、実際は女の子であることが終盤で判る。
TOHOシネマズ伊丹で映画「ブレードランナー 2049」
(Blade Runner 2049)を見た。
監督のドゥニ・ビルヌーブは実力を高く評価されている人で、
監督作品としては自分は「メッセージ」(2017年公開)と「ボーダーライン」(2015)を見たことがある。
ロビン・ライトさんは元ショーン・ペンさんの奥さんだが、個人的には「フォレスト・ガンプ一期一会」(1995年公開)が好きな作品。
ワンダーウーマン(2017年公開)にも出ていたが、実年齢よりも老けて見えてしまう。
映倫区分がPG12なのは残酷な殺人の場面が複数あるからかもしれない。
作品に出てくる未来の車がかっこいい。
未来の車には偵察用のドローンが付属している。
細部もよく作りこまれていると思った。
ストーリーは細部にわかりにくい部分もある。
注意深く見たほうがいいかもしれない。
ライアン・ゴズリング(K)が探しているのは男の子ではなく、実際は女の子であることが終盤で判る。
ハリソン・フォードの存在感が大きい。ハリソン・フォードは実年齢(75歳)よりも若々しく見える。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でキャリー・フィッシャーが実年齢よりも老けて見えたのとは対照的だった。
映画を見終わった直後から余韻がじわじわと来る作品だと思った。
上映時間は163分。
少し眠くなる瞬間もあったが、実際の上映時間ほどの長さは感じなかった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
スローペースな映画
面白いと聞いて鑑賞。
ストーリーのながれがスローペースで、
シーンの切り替わりが多く
淡々としていたこともあって
登場人物に感情移入しづらかった。
所々ウトウトしながら観ていたせいもありますが(笑)、
・主人公のオリジナルになんで出会えたの?とか
・序盤どうして主人公が母親の亡骸を偶然発見できたの?とか
・孤児院で情報が抜き取られてたのにどうやって自分の素性がわかったの?とか
色々疑問が残されててスローペースな割に話の流れが雑な気がしました。
あとハリソンフォードと主人公の親子愛が
盛り込めたりしたら感情移入できたかなあ、とも。
前作の方が面白かったと聞いたので
テイストは変わらないみたいですが、
せっかくなので観たいと思います(^^)
若干多めの4
いまいち
映画というより映像小説
35年ぶりの感激を是非
映像は凄い❗
エモーショナル
いままでで最高の「続編」
前菜にヤマノススメを見てからの視聴は止めた方が良い
地続きの未来の進化系。地続きの私としてのK
リアルタイムの世代ではないからか、正直ピンときていなかった前作に比べると、グッと感情移入がしやすく、涙を禁じ得ない。
VRコンテンツの発達と、フィクショナルなものに対して、萌えという感情を当てはめて語ることが(二次元、三次元に関わらず)もはや定着しつつある現在の状況とまさに地続きの物語。
日々仕事をこなしつつ、孤独で、VR彼女を愛する捜査官のKは、事件をきっかけにもしかしたら自分が特別な生を受けた人間なのかと、まるでラノベのストーリーのような期待をするが、結局彼は特別でも何者でもないし、彼の愛した人格も顧客向けにプログラムされた商品だと知る。
その絶望の中、他人の愛のために、立ち上がる姿は感動的に、人間的で野生的で、原罪的だった。
文句なしの続編
文句なしの出来栄え。まず,何よりも素晴らしいのが「これぞブレードランナー」と思わずにはいられない独特の世界観が健在であること。『ブレードランナー』が創造した唯一無二のディストピア的未来世界の雰囲気は本作に正しく引き継がれている。ストーリー的にも本作の物語は前作の主人公デッカードの「その後」と密接につながっているので,まるでひとつの巨大なサーガが織りなされているようにも感じる。
音響も強烈だ。耳ではなくて身体全体に響き渡る「音の塊」は不穏でともすれば不快な印象を与える独特なサウンド。薄暗い画面の様子とあいまって「ブレードランナー」の独自世界をさらに魅力あるものに仕上げていると思う。
役者陣も素晴らしい。デッカード役のハリソン・フォードは言うに及ばす。本作で捜査官Kを演じたライアン・ゴズリングは,感情を押し殺した冷静沈着な表情とたたずまいが人間を超越した雰囲気を感じさせ,いかにも最新型レプリカントらしい。
そのKを追い詰めるラヴを演じるシルヴィア・フークスのクールビューティーっぷりも最高だ。ただでさえ戦闘能力がずば抜けて高い上に,K以上に感情を感じさせない冷徹なマシーンのようなその姿は,見てるだけで心底怖くなる。
人間味が薄い世界観にあって,唯一の例外がアナ・デ・アルマス演じるジョイの存在だろう。その正体は完全なるAIなので人間的な感情からは最もかけ離れた存在だが,献身的にKに寄り添うその可憐な姿は本作で登場するどのキャラクターよりも人間らしさを感じさせるから不思議だ。
ブレードランナー 2049
2017年100本目の劇場鑑賞。
IMAX3Dで鑑賞。
SF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。
前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、
ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、
圧倒的な映像美とともに描き出す。
ついにSF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編が、
35年の時を経て公開されました。
前作から30年後の世界で人間とレプリカントはどう進化を遂げ、
世界はどう変化したのか?
晴れない視界や降り続く雨など、
「ブレードランナー」の世界を引き継いでいます。
本作はデッカードはレプリカントなのか?この疑問に尽きるのですが、
デッカードがレプリカントではないと考えられるのは、
寿命を迎えているはずなんですが、
人間だとしたらあのような環境で長らく暮らすには無理がある様に思えます。
レプリカントなら、
放射能が強い地域で長い間隠れて一人暮らしをする事も可能だと思います。
まだ考える余地が残されています。
本作を見る前に前章の3本あるショートムービーを観ることをお勧めします。
全623件中、481~500件目を表示












