サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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コメディとしては面白い
設定がぶっ飛んでるけど、面白かった。
家族がバラバラなはずなのに、自転車で走り始めてからは割と仲良くやってた所が少し違和感でした。
それ以外は割と好き。
家族の絆をしんみり感じる映画
ヒューマンドラマ。家族の絆をしんみり感じる映画だが、自分向きではなかった印象。時任三郎家族との交流で教えてもらっていたようなサバイバルのノウハウ系の話をもっとリ詰め込んでくれたほうが良かったと思う。
お母さんにイライラ
そういう設定だからしょうがないけど、深津絵里さん演じる母親があまりにもダメすぎて…
小日向文世さん演じる父親が川で流されてから子供以上に泣くし歩けなくなるし。
母親って強いんですよ。どんなに普段頼りなくても、こんな状況だから子供は私が守る!くらいの気持ちを持つものなんですよ。
だからすごくイライラしてしまいました(笑)
父親もなぜかいちいち偉そうだし、こんな父親ならもっと家族から嫌われててもおかしくないのに意外とみんな素直に従ってるところが不思議でした。
でも途中から心を入れ替えて配給の時に自分はいいからせめて子供たちの分だけでも…!と土下座する場面は泣けました。
葵わかなはギャル顔じゃないのでつけまが似合っていない。
あと途中で出会った養豚場のおじいさん、嫌な奴かと思いきや普通に気のいい人。
働かざる者食うべからずで散々こき使うけど、それは生きてく上で当たり前ですよね。
対価を払わず恵んでもらえるなんてありえないですし。
総合的にみんな演技が上手くて、面白い映画でした。
なんで飛行機は飛んでると思ったのか謎だったけど(笑)
突然のサバイバル
ある日突然、電気水道ガス、また電池等も動かなくなってしまった世界。
これまでの人間が作り出した全ての機械や機器は使えず、突如原始的な生き方をしなければ生き残れない世界になってしまう、
そんな中を生き抜く4人家族。
笑いもあるけど、なかなか後半はグッときました。
最後の電気がつくシーンは涙が出そうになった
今はコロナウイルスで世界中が混乱の世の中だけど、
頑張らなきゃいけない。って何故かこの映画をみて改めて感じた
この映画にかなり影響受けた! mont-bellの会員になって、日...
この映画にかなり影響受けた!
mont-bellの会員になって、日常に少しずつアウトドア用品取り入れてIHからカセットコンロに変えようとしたりと意識した!
過酷な状況やけど最後は人間本来の大切な部分と向き合う事の重要性を再確認でき良い終わり方やと思う!
もしもに備えて、生きる知識、知恵、体力に逞しい精神を鍛えておこうと改めて思いました!
笑えるかと思いきや
トレーラーでコメディだと思ってみたら、ヒューマンドラマだった。
基本設定に無理があるが、そこさえ許容できたらそれなりに楽しめる。
娘の態度はイラッとするが、今の子はあんなもんなのかな?
今の状況に少しリンクする
新型コロナウイルスの蔓延で、
マスクやトイレットペーパーが棚からなくなり、人が生き残るために必死になる、
今の状況に何だかリンクします。
とは言っても電気はあるし、普通に町は動いている。
なんだかんだ言って恵まれてるんだなと思いました。
サバイバルの知識として良いのかと思ったけれど、どなたかのレビューで道端の草は食べられないし、って書かれてて、活かせるわけじゃないのかと、ちょっと残念。
精製水が飲める、猫缶はギリ食べられる、でも永遠にはないもんね。
いつか全て尽きたら、豚なんか捌けないし、いけて魚?釣る?
自分ならどうやって生きようとするかなって考えました。
無理そうな気がしましたが。。
結局何で停電したのか、電池や携帯すら使えなくなったのか、なぜ急に復活したのか、その描写が適当で、最後はちょっとガッカリでした。
謎解き要素を求めちゃったからかも。
ただその状況でどう生きるかを楽しむなら、いいと思います。
いいシュミレーションになる 笑
どれだけ電気に頼った生活をしているか、無くなったらどうなるかがよく考えられていると思う。
NHKあたりの番組にありそうなもし都市型〇〇が起こったら…という感じがした。
ただ、映画作品としてどうかと言われると分からない。
もう少しヒューマンドラマっぽい要素があった方が個人的には良かった。
テーマが面白い
非日常感が見ていて楽しめる内容だった。サバイバルしながらもそこまでシリアスでなくほっこりするような、何とも上手い具合にまとまっている。家族の再確認だったり個々の問題を見つめるような機会になっていてなかなか面白かった。自分だったら…と考えながら見れるし家族で見たら楽しめると思う。
取り戻す家族の絆。
冷めた家族、いやそれが何年も一緒に過ごしてきた家族のひとつの姿ではあるのだが。
小日向さんの演じる頼りない、かつ話を聞かない父。子供に言いたいことを言えない、魚も捌けない母。学校の友達付き合いに辟易している娘。好きな娘の事が気になる息子。
ある日、電子機器が使えなくなることから、家族はサバイバルを強いられる。
冷めた夫婦関係がサバイバルを通して暖かみを取り戻す。ありきたりだがそれが良い。
ほっこりする。一応、世界的に停電になった原因も推測の域を出ない形で提示されるので、まぁ、そうか、くらいに納得出来てそれも良い。
ラスト電気が戻るシーンでは何か、安心感、安堵などの気持ちがないまぜになって湧いてきた。東京に戻ってからのワンシーンも家族の暖かさが伝わってきて良いシーンになっている。
私はきっと生き残れない・・・(笑)
仕事に生きる夫、肩身の狭い専業主婦、反抗期の娘、息子、
というごく一般的な家庭が主役となっている。
仕事に家事に連絡手段・・・もはや全ては電気がないと生きていけなくなってしまった現代。
突然電気が使えなくなってしまったら・・・
まさにこの映画に描かれていることがそのまんま起きるだろう。
実際はもっと死人が出て、ひどい有様になりそうだが。
一種のパラレルワールド映画として十分に楽しめた。
人間って脆いなあ・・・。(笑)
日ごろ備えている人は視聴オススメしないよ
全体を通してコメディなのはわかる、かと言って無理過ぎる設定がちょっと目立つかな
サバイバルとして見るとほとんど使えないと思う。道路ばたの草は臭気吸ってるから口にしてはいけないし…
使えるのはホームセンターの精製水を飲める知識くらいかな。
常日ごろからキャンプ慣れしてる人や、ちゃんと家に備えをしている人からしたら始終イライラする内容だと思う。緊急時なのにオシャレに気を配ったりしてるところを見て自分はイライラ。。。
家族で観るといいかも
急な世界規模の停電でどう生きて行くかというどこかであったような話ですが、なかなか面白く現代社会において全てのインフラが使用できない状態で人々がパニックに陥るというとてもリアリティがあり恐さもある。
食べ物の好き嫌いや機械への依存生活など言ってる場合ではなく、この難関をどう乗り越えて行くのかという展開は見逃せません。
家族の絆もテーマとしてありそうな作品です。
笑えるけど怖い!
いやー、この矢口史靖監督、素晴らしい。監督の「普通の家族」の描写はクスっていう笑いのあるところが元々大好きで、鉄壁のクオリティと言っても過言ではないと思っているが、今回はそこに停電パニックを掛け合わせ、それがまあ相性の良いこと。
笑いっていう意味でのピークは中盤、家族が西へ向かう道中に登場する時任三郎、藤原紀香ファミリーのハイソ感とそれを僻む親父のくだりがたまらん。紀香のパブリックイメージがかなり効いてて最高。
っていう感じで笑いはあるんだけど、特に序盤の作品全体を包み込む不穏な空気は無視できない。どんな大きな出来事だって日常の延長であるっていう。。
後半以降は特別な盛り上がりは無いものの、携帯を捨てる息子、ヅラを捨てる親父の成長等、ささやかながらも大きな成長にホロっとしました。
一回、こうなってしまって、今の世界の「有り難み」を再認識するのも良いかも。いやそんな破滅的なことではなく、この映画自体がそう言う気持ちにさせてくれるのは素晴らしい^_^
トンデモ設定からのリアルな危機感
異変が起きてもなるべく「普段どおりの生活」をしようとする滑稽さ。
気づいたときには既にけっこうヤバめ…っていう笑えないな状況。
3.11から8年、自分の中で薄れていた危機意識を自覚させてくれた。
高速道路に人があふれかえるシーンや荒廃した街のシーンなど、
よく撮ったなと思える画はやっぱり作品にリアリティを与えていて、
家族視点で描かれる物語に適度な奥行きを生んでいたと思う。
こういうのって世界全部を見せればいいってもんじゃないんだな、と。
ラストも自給自足できる田舎ばんざい、じゃなくて良かった。
生きるうえで食べ物とかの物質って大事だけど、
もっと前提で大事なものってあるよねっていう。
日本のサイズ感・空気感でつくったディザスタームービーって感じですごく良かったんだけど
兄と妹の「その後」をもうちょっと描写してくれても良かったかな、とは思った。
リアリティはあまりないけど、考えさせられるところはわかりやすくある...
リアリティはあまりないけど、考えさせられるところはわかりやすくあるので良かったと思う。
実際災害で電気が使えなくなることはあるし、もしかしたら山で遭難するかもしれない。(アウトドア好きだから)
そういう時少しでも少しでも何か知識を持っていることは大きいと思うし。
この作品では家族みんなそれぞれに動ける状態だけど、家族に高齢者がいたら、乳幼児がいたら、持病や体が不自由な人がいたら。。。
動ける自分が率先して他の人が出来ないことを引き受けられる知識と体力をつけなきゃだなと割と本気で思った。
とりあえずもし我が家だったら、父と私が鹿児島目指して、母と兄は田中さん宅だな(笑)
【矢口史靖監督の新作フライヤーから、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の・・というフレーズはいつ消えるのか?】
矢口監督の作品構想の発想の秀逸さはこの作品でも健在。
ある日、忽然と電気がなくなり、生き残るために東京・練馬から鹿児島まで自転車で移動する家族の悲喜こもごもを描き出すロードムービー。
”通常時”にはウザくて、偉そうな父親(小日向文世)が、”非常時”に”対応出来ず、家族の信頼を失う中、父親として懸命に家族のために奮闘し、復権していく姿とそれとともに、家族が再生していくストーリーも、見応えがある。
只、途中父親が川に流された辺りから、やや強引な展開になってしまった部分が惜しい。
<頼りない父親に率いられた鈴木家の脇を、スポーツサイクルで”爽やかに追い抜き”余裕綽綽で”非常時に対応している”斉藤家(時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳)の姿の対比は可笑しかったなあ。>
<2017年2月11日 劇場にて鑑賞>
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