幸せなひとりぼっちのレビュー・感想・評価
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近所の奥さんが好き
主人公のお爺ちゃん出てきた時はほんと近所の頑固なクソじじいなんですけど、一見クソに見える行動や性格も送ってきた人生や長所を知ってしまうとこの人の魅力の延長線上に乗っている良いところの一部として受け取れる様になってしまう。クソクソ言ってすみませんw
でもお爺ちゃんとの接点を持てば持つほど彼の素敵なところを知れるし好きになる。
周りの登場人物も初見は悪目の印象が目立つけど一歩踏み込むと日々をそれぞれに生きる普通の人たちでそれが良い。
特に隣の奥さんとの交流とこれ絶対死なんだろーな自殺フラグが最高です。
その人と接点が無いからクソ野郎に見えるだけで、人を知るだけで悪くも良くも見える面が個性として輝いて見え優しい気持ちになります。
個人的にお爺ちゃんの性格が最後まで変わったりする事もなく、周囲と交流する事で行動が増え自然と誤解が解けて埋もれた魅力を掘り起こされていくところがとても好きです。あと物語全体を支える妻への愛情。
人を一面でしか見られなくなる時があるのでそんな時に見直したい映画。
感動〜!泣きじゃくりました!
老害だと思ってたおじいさんが自分のおじいちゃんだったら良かったなあと思うような話
開き直りが目障り
設定が「わたしは、ダニエル・ブレイク」と似ているので既視感がある、原題も「オーヴェと呼ばれる男」で似通っている、ダニエルの方はバリバリの社会派ドラマだったがこちらは暴走老人と好好爺の遷移プロセスを愉しむコメディ仕立ての感動作狙い。コメディと言っても役者の表情はぶきっらぼうだし言語の壁があるので受けにくい。同じスェーデン車でも丸っこいサーブと四角いボルボは対照的、愛車への拘りが強いのは万国共通かも。
なぜ年をとると偏屈になるのか、若い頃からの軌跡をたどっても人生は人それぞれ、悲運だったからと言って同情はするが誰もが偏屈になる訳ではない、表向きの顔と心の内は違って当然。
冒頭から規則を守れと怒鳴りまくるくせに首つり自殺すればどれだけ周囲に迷惑かけるかなんて考えもしない身勝手さに唖然、一旦感情移入に失敗すると後が辛い。とりなすように過去の悲劇で同情心を募ったり、ほんとは淋しがり屋で優しい心根の好好爺と懐柔してゆく様をいかにもドラマチックに見せてくれるが言葉の壁のせいか風情やニュアンスが伝わってこないし感動作を作りたいという作家の計算ばかりが垣間見えて素直に酔えなかった、かくいう私も偏屈老人の資質には恵まれているようだ・・。
タイトルなし(ネタバレ)
あったかいような、切ないような。
幸せなこともあったけど悲しいこともたくさん経験して結果的に偏屈な年寄りになってしまったけれど、元々悪い人ではなくて根はとても真っ直ぐで優しい。
周りの人たちにもそれがちゃんと伝わってることがお葬式の場面で分かる。
奥さんに先立たれた男は哀れで弱い、遠くの身内より近くの他人。 感情...
すごく良かった。 偏屈ジジイでも、中身を知れば…という感じ。 よく...
ジワっとくる良作
ええエーガや
近所の人が素晴らしい
もっと色んな人に見て欲しいです
打たれても負けない
スウェーデンの映画は記憶にあるかぎり、優しいようで冷酷で、冷酷そうで優しいというなんとも人生の苦味甘味を写していて、単純にあー面白かったにはならいところが複雑な面白さ。
ものを大切にするのと同じように、人との繋がりも簡単には切り捨てない愛情があるのが素晴らしいなと思う。一方で、移民国家でもあるスウェーデンは、この映画に出てくるように、他文化からの優しさやお節介が混じって、うまいこといい文化が育まれているところもあるのだろう、し、育もうと努力しているのだろうな。人に優しくしようと思っても、この映画のイラン人の女性のように打たれても打たれても食いついていくガッツって日本の文化ではお節介といわれそうでできないことが多
いけど、頑張りたいなと思った。
それにしてももうちょい幸せな余韻に最後は浸らせて欲しかった。
子供は宝
大好きで特別な一本に
結婚観ががらっと変わった近頃。
それでもまだまだ前の価値観を捨てきれず、
実はこの作品、タイトルから勝手に全然違うものを想像して録画しておいたもの。
私の妄想では、キャリアウーマンが結局ひとりでも強くたくましく楽しく生きていく物語だったはずが…笑
そんな間違いから、この作品と出会えたことに感謝。
途中から、ぷっと笑いながらも涙が止まらない状態に、、
なんて素敵な作品なんだろう!!!!!
大好き。
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