劇場公開日 2016年12月17日

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幸せなひとりぼっちのレビュー・感想・評価

全166件中、121~140件目を表示

5.0そして見回るネッコ

2017年2月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

そのまま受け取ったのでは理解に苦しむこだわりも奇行も
突き詰めると自分ではなく他を思ってのものだったり
奥深くに思い遣りや切実な理由があったり
どこかしらに愛情があるから、気難しさも愛おしさになるのかな
当たり前かもしれないけど、人を愛することができる人は、人に愛されることもできるんだって再認識

全然止まらない涙がちっとも恥ずかしくなかった

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ふーみん

4.0ひとりぼっちじゃ無い人へ

2017年2月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

 主人公と同じような境遇の人でなければ、本当に主人公の気持ちなんて理解できるはずが無い。
映画を見るときは自身を投影させるものだが、このような内容は物語として外側から見ていられる事こそが、どれほどの幸せなのか。
 でも、そういう時は人とは幸せと気付かないものなのだろう。
 ひとりぼっちで鑑賞するには悲しすぎる。
 必ず愛する人と一緒に見てください。

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しげ

4.0小さな、素敵な話。

2017年2月3日
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鑑賞方法:映画館

小さな話で、素敵な話。
頑固者のじいさんというシチュエーションに外れなしだね。
ほんとうに片田舎の外も知らない若者の一生を、人生の最後の方からこれだけ上手く観せてくれたのは、すごいと思う。
よく観ると、魅力的な2人の女の話でもあるようだが、その魅力的な2人が、歳は違えど好意を持った男というところがいい。
まっすぐだけれど、ほんとうに偏屈なのにね。観客にもそれを好ましく思わせるのは、監督冥利、脚本家冥利に尽きるのではないかな。
号泣シーンは一つもない所が、泣かせに入って手段を弄しているわけではないと感じて、作品のよさをかえって際立たせる。

好感。アカデミー外国映画賞あげます

2023/3/19 追記
アカデミー外国映画賞はもらわなかったけれど、ハリウッドリメイクとなりましたね。よきかなよきかな。

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CB

3.5分かりやすくて素直に泣ける

2017年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

社会福祉とか移民問題とかコミュニティーとか無理やり孤独死とか、いろんな要素がにじみ出ている作品なれど、特にそれらを告発しようとか問題化しようとしているものではなく、複雑に絡み合う中で孤独になった老人の姿を面白おかしく描いている作品だと思った。
タイトルと設定などから、だいたい話は予想つくし決してそれを裏切るものでもない。予定調和的な幸福感を感じる故に、あらゆる突っ込み所も優しく包みこんんで、終始涙を誘う。
こういったあらゆる世界の現代劇を見ていると、様々な出来事は全世界共通なのだと痛感させられる。
といっても、何度もいうけれど、そんな社会性など無視して楽しむことができる作品ではあるのだが─社会をネタにした娯楽作品だといえる。だから数多くの共感を得られるのだろう。
最後の音楽もアバの系譜を受け継いでいるかのような分かりやすいポップで、非常に満足感をえられる作品であった。

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SH

4.5ユーモアあり涙あり

2017年1月31日
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泣いて泣いて泣いて 心温まる映画でした

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IKU

4.5観てよかった!

2017年1月26日
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鑑賞方法:映画館

本当に観てよかったな〜って思える映画。最後の方に少し急ぎすぎた気もするけど…ラストの表情は忘れられないな。

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ゆけの

4.5存在の意味に気付くこと、気付かせてあげること

2017年1月25日
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映画「 #幸せなひとりぼっち 」良かった。泣いたよ。不器用だけど真っ直ぐ淡々と生きる。いいことばかりじゃないけれど、そこには必ず「幸せ」を感じることがある。「幸せはなるものではなくて感じるもの」と誰か言っていたなあ。自分の存在の意味というか存在感に気付くこと、気付かせてあげることは大事だ。

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Pablo Neruda

4.5ほろっと

2017年1月22日
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頑固な爺さんがみんなに愛されて心を開いていくよくある感じのお話ですが、ほろっときて思わず涙が、全体のトーンや主人公のキャラクターがとても好きです。

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うたかたの日々

4.0ほっこり

2017年1月21日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

スウェーデン映画
一見静かな映画だがとても温感激しい。頑固者のおじいちゃんが少しずつ扉を開けるペースがいい。最後まで世界観の崩れない作品でした。

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masami

4.5心温まるで賞

2017年1月19日
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グッとくる映画だった。
頑固なおじいちゃんが、ガツガツ奥さんに圧倒されて、だんだんと心開いていく様子に感動した。
構成もばっちり。
よく見かける頑固でイチャモンなおじいちゃんが主人公だから、リアリティがあって、すんなりと映画の中に入っていける感じが、なんだか心地よかった。

穏やかな回想シーンと、悲しい場面の回想シーンが両方あるから、心を揺さぶられた。どんどん主人公に感情移入していって、ラストに向かうにつれて、自然と泣けてきた。

とても素敵な映画だった。
非の打ち所がない。
頑固なおじいちゃんでも、強い女の人には逆らえないみたい(笑)
ぜひ映画館で。

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おしずし

4.0長屋の口うるさい頑固爺。

2017年1月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

オーヴェの頑固爺っぷりは、江戸の長屋の小言ばっかり言ってる大家みたいだ。めんどくさいし、いちいち癪に障る。

だけど、言ってることは真っ当なことばかり。

理不尽でないことには、子供は敏感なものだ。だから懐く。猫まで懐く。
キツメの性格ながらも、それが表現の下手な思いやりだと気付くと、向かいの妊婦(名前はなんだったか?)も頼りだす。贔屓もしないかわりに偏見も持たない公平な考え方をするのだと知ればなおさらだ。

したいこと(言わないでおくけど)にも毎度毎度邪魔が入り、ドタバタを繰り返すうちに、周りが幸せになっていくストーリーはこちらまでほっこりさせられた。
要所要所で過去を振り返るシーンを差し込むのもタイミングが抜群だ。なによりも、死んだ妻ソーニャがかわいい。容姿はもとより、性格までも。ああ、この人が惚れたのだから、この頑固爺だっていい人なのだと、お墨付きがあるような気分で観ていられた。

ラストがまたいい。無理なく、背伸びなく、一人の老人の最期として穏やかな死に様に、拍手。

この映画や「シンプル・シモン」のように、スウェーデン映画には良作があるようだ。

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栗太郎

4.0何の気なしに観たら物凄い傑作で、これぞ映画体験だった

2017年1月15日
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何の気なしに観たら物凄い傑作で、これぞ映画体験だった

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ryota27

4.0アウディはダメなのか

2017年1月15日
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鑑賞方法:映画館

アウディ乗りの自分としては、複雑な気持ちになった。頑固オヤジが近所とのふれあいで変わっていくという鉄板ネタの映画ではあったが、何故か涙腺崩壊(理由は不明)。ハリウッドリメイクなどは絶対にして欲しくない映画(こちらも理由不明)

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hanataro2

4.5凄くよかった!

2017年1月12日
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鑑賞方法:映画館

今年2本目の映画。とペース遅い

2本目にして、このままいくとベスト5に入るであろう映画であった。

本当に狭い世界ですが、回想を交え本当に良くできていた。
そして、いちいちクスッと笑えます。
最後の方には不思議と涙が出てきます。

あと、猫が可愛かった。

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ポポロン

2.0妙好人

2017年1月12日
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鑑賞方法:映画館

映像や音響はもっと拘りようがある様に思う。
物語には一応の危機的状況は用意されているが、解決への過程は御都合主義的であり、勿体無さを感じた。

現代では興味のある情報、物、人と繋がる事は容易であり、そうでないもの対してブロックする事もまた容易である。
世界を拡げているのか、壁を作っているのか分からない社会も、そこに疑いの目を向ける事もまたオーヴェという男なのか。

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たろっぺ

4.0こんな頑固爺さんになりたいもんだ

2017年1月12日
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鑑賞方法:映画館

日本版タイトルは、内容とちょっと違う感じがするけれど、原題は「EN MAN SOM HETER OVE」(オーヴェという名の男)。
本国で大ヒットした映画だということですが・・・

半年ほど前に愛する妻ソーニャ(イーダ・エングヴォル)に先立たれたオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)。
郊外の集合住宅に住み、近くの鉄道の操車場に長年勤めている。
が、その仕事場もリストラされてしまう。
妻を亡くしてからのオーヴェは、頑固というよりも偏屈なジジイになってしまった。
もう、生き甲斐もなくなってしまい、首吊り自殺を図ろうとした矢先に、隣に越してきたペルシャ人一家(夫はスウェーデン人で再婚、妻は妊娠中)に邪魔されてしまう・・・

というところから始まる映画は、自殺直前に走馬燈のように頭をよぎるオーヴェの過去と、自殺に失敗した後のオーヴェの様子が交互に描かれていく。

何度も自殺を図ろうとするが、その都度、横槍が入って失敗するあたりは、まさしくコメディだし、オーヴェに心を開く隣人たちが徐々に増え、オーヴェの心が開かれていくのも、笑いながら心温まる。

しかし、この映画、そんなに笑ってばかりいられない。
走馬燈のように少しずつ描かれるオーヴェとソーニャの物語が美しく切ない。

貧しいながら前向きな鉄道掃除夫のオーヴェと、インテリで文学を勉強して教師になろうとするソーニャ。
そんなふたりの姿も美しいが、切なくなるのは、後半。

オーヴェがどれほどソーニャを大切にし、常に傍にいたか、そして、オーヴェとソーニャに子供がなく、ソーニャが亡くなったときに「ひとりぼっち」になったかが描かれる後半は、実に切ない。
前半、チラリと写される、オーヴェの家の低いキッチンなどの伏線が上手い。

周りのみんなを助け、助けられたオーヴェは、隣のペルシャ人の妻が出産を機に、生きることに前向きになる。
が・・・、という終わりも切ない。
でも、幸せな感じがする。

傑作ではないけれど、「心温まる」という言葉が相応しい秀作でした。

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りゃんひさ

4.5妻に先立たれ、後を追うつもりで自殺を試みる偏屈爺さん。しかし、引っ...

2017年1月10日
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妻に先立たれ、後を追うつもりで自殺を試みる偏屈爺さん。しかし、引っ越してきた隣人家族や町の住人のタイミングの良い干渉により、実行は何度も阻止されてしまう。

笑いと涙で溢れ、ペーソスの漂う暖かい人情劇。爺さんが自殺を試みる度に生きてきた人生が走馬灯のように蘇る。親試練と苦難の人生の中で、親との生活、妻との馴れ初め、数少ない友人との交流などが語られる。偏屈爺さんは本当は心優しい。引っ越してきた隣人一家も付き合ううちに理解し、お互い無くてはならない存在になる。新年にふさわしい心温まるストーリー。

偏屈爺さんといえば、すぐ思いつくだけでも、
『グラン・トリノ』
『ヴィンセントが教えてくれたこと』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
などの映画が思いつく。
どの作品も、独り身になった生きる意味を失いつつある老人が、他人との触れ合いにより生きる意味を見出す秀作ばかりですね。本作は北欧スウェーデンで国民的な大ヒットを収めた作品であり、上記作品に一歩も引けを取らない素晴らしい秀作でした

今年の3月にイギリスの名匠ケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・クレイグ』という孤独な老人と隣人家族との交流を描いた作品も公開されます。本作と比べて見るのも良いかもしれません(^-^)

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かずし

4.5人間味のあるドラマ

2017年1月9日
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鑑賞方法:映画館

ヨーロッパから渡ってくる映画でよく観てるのは、気難しいお爺さんが、周りの人との交流を経て徐々に心を開いていく、という系統のものが多い気がする。

そんな中でもこの映画は、若い頃の回顧シーンがタイミング良く挿入され、気難しくなっていく老人オーヴェを良く理解出来ながら話が進んでいく。親友と疎遠になっていく過程も、くだらないエピソードなのだが、さもありなんというような現実味があって物語に感情移入出来る。

北欧ならではの、色鮮やかながらどこか侘しさのある映像も含めて、とても味のある、秀逸な作品だった。

最後の猫のシーンは、「そこにいてくれたら、猫のことよく分かってる人が撮ってるなー」と思いながら観てたが、ドンピシャそこに居てくれた(笑)

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nac

5.0またまた涙腺が

2017年1月7日
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鑑賞方法:映画館

7本目。
元日、観ようと思ってたけど、タイトル見て何かセンチになったらどうしよう思い、躊躇。
で、今日。
本当はスクワッドを観ようと思ってたけど、ほぼ満席なので選択。
観て良かった。
思ってた以上に面白かったし、涙がホロリ。
最後は、えっーっ思ったけど、彼には最高の終わり方なんだと思う。
笑いの取り方がね、万国共通なのも改めて実感。

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ひで

4.0ひとりぼっちとは

2017年1月7日
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鑑賞方法:映画館

一つの仕事と一人の人に一途に人生を注いできたオーヴェ。オーヴェはイラン人やゲイなどの自分の圏外にいた人、つまり沢山の価値観と関わり、沢山の経験をすることによって、感情が変化していきます。

愛するソーニャを亡くしたことは、悲劇だけではありません。だって、ソーニャが居なくなったからこそ、他者と知り合い受け入れることが出来たんですから。

そう考えると、人生は表裏一体。寿命が尽きる前に沢山の価値観と経験を冥土の土産にしたいです。

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ミカ