劇場公開日 2016年12月17日

  • 予告編を見る

「力作、良作」幸せなひとりぼっち okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0力作、良作

2018年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

こじんまりしたほのぼのムービー(悪くいうとぬるい)を想像していたら、時代毎の回想を織り交ぜた展開力と、毒のあるユーモアと心地良さもある力作、良作だった。
他人に何かとうるさい気難し屋のじじいが、妻に先立たれ、職を追われ自殺を試みる。あの手この手で自殺を試みるも失敗する、これコント。
引っ越してきた家族と妙な関係を築きつつ、他人との繋がりを「修復」していく。
ヒューマンドラマであれば以上の展開だけで成立させるが、この映画は回想シーンに力を入れている。これが、とてもきれいな出来映え。
車の新車買い合戦とか、映画での笑いの作り方がうまい。

コメントする
okaoka0820