ナラタージュのレビュー・感想・評価
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概ね満足!
心が辛くなる…
全体的に言葉が少ない映画でした。
その分俳優たちの目線がとても深かったような気がします。
人間の弱い部分、愛の残酷さが描かれていました。
救ってくれた恩師で、高校という狭い世界で、唯一の味方になってくれた松潤はきっと架純ちゃんの世界のすべてになってたんだと思います。
その気持ちが愛なのか勘違いなのか…
そして傷ついて孤独だった松潤にとって自分だけを必要としてくれる生徒架純ちゃんへの気持ち。
複雑です。
クライマックスのシーンでは、
もうきっと一生架純ちゃんは松潤を忘れられないんじゃないか…と思います。
映画自体長いし、言葉少ないし、静かな映画なので退屈になる方も多いと思います。
私的には家で見る方がいい映画だなと思いました。
雨のシーンが印象的でとてもキレイだった 行定勲監督の映像はやっぱり...
小説を読んでいるような映画。
有村架純と松潤って、合わないと思います。
好きでいるように見えない。
何か似合わない。
どうもしっくりこない。
小説を読んでいるような時間でした。
架純ちゃん位の、二十歳くらいの人たち、これ見て面白いかなぁ??
上質な大人の映画に出逢えました。
映画はいつも、主人と行くのですが、どうやらベッドシーンがあり、若い女の子が見る...という印象があるらしく、私一人で行くことに...美女と野獣以来でしたが...
一言で言うと、エンドロールの曲を聴きながら、すごくしっとりとした質の良い余韻に浸っている自分に、「私...こんなの初めて......」と言いそうでした(笑) → しばらく席を立ちたくない感覚でした。
葉山先生の言動は、自分の何気ない行いで、誰かを深く傷つけてしまったような経験のある人や、こんな自分だけがしあわせになってもいいのか?というような心が繊細で優しい人にも、共感を得られると思いました。
考えるよりも、自分の気持ちを抑えられずに突っ走ってしまうような、よく言えば一途な気持ちは、若い頃には、たくさんあったのに、大人になっていろんな思うようにならないことを経験するうちに、段々と自分の気持ちを抑えなければ、生きていけないようになっていく。
自分の周りの大切なものを傷つけたり失くしたりしないように...
どんな人でも、一人では生きていけないし、辛い時には、誰かに甘えたいし優しくしてもらいたい...でもその相手は、誰でもいい訳ではない...というところがね.....どうしようもない...
はっきりと自分の気持ちを全部口に出して、行動出来ればいいのだろうけど、そんな簡単なものじゃないんだよね.....
人ってそんなに強くないから、裏腹な態度をとってしまう...
だから、わかるなぁー 深いなぁーってしばらくの間浸ってしまったのでしょうね。
良い映画でした。主人にも見て欲しい(笑)
冗長な駄作
原作を知ったうえでの感想です。
小説だけに しとけば よかったと観た事を後悔しました。
この小説は 少女から 大人の女性に成長していく中で でも 1人の男性を思う気持ちをずっと 持ち続けていて。
本当に ちょっとした事で 心が揺らいで
頭では そっちに進んでは ダメだと わかっていても 心が ついていかない いけない どうしようもない感情。
また その女性の真っ直ぐさを 受けとめきれない男性 それが 優しさなのか どうか。
辛い時に 誰かに そばにいて欲しくて でも 誰でも 言い訳ではなくて。
結局 誰かを傷つけながら 自分も傷ついて。
ハッキリとした答えは 出なくても 自分の場所に 帰っていくしかない 何とも言えない感情に 揺さぶられる小説です。
読み返すたびに 前とは違う感情をもったり とても 奥深く 繊細で ある意味 美しい 愛のかたちを感じます。
でも 残念ながら この映画では 小説のようには 感じませんでした。俳優さんたちは 頑張ったとは 思いますが 何だか 暗くて ドロドロした嫌な感情が のこりました。
ただ ラットの野田洋次郎さんの楽曲は とても 良かったです。
映画より この詩の方が 小説とリンクしました。
今度 この小説を読む時に バックに流してみようと思います。
私が こう感じのは この小説が 大好きで 何十回も 読み返し過ぎて 厳しい見方に なってしまったのかも しれませんので。
もし 良かったと 思われた方 ごめんなさい。また これから 観ようと思われてる方も ごめんなさい!
だらだらと・・・
松潤主演…期待値が低かったのも原因かも知れませんが、途中眠くなってしまいました。
これ、泉状態を経験した、最中な人にはぐっとくるのかも知れませんが、様々なエピソードがわざとらしくて(靴を脱いで歩くや葉山の家の奥さんとの写真等)
富山の綺麗な風景が生かされてないのも残念。海の風景、冬の海なのに中途半端。それに挑戦したというには…な二人の逢瀬。下流なベッドシーンはみてて気持ち悪くなる。これから公開のかの鳥の松坂さんを見習って欲しい、やっぱり事務所絡むと中途半端な作品にしか仕上がらないのでしょうか。やるからには(受けたからには)もっと魅せる演技をしてほしいものです。行定監督、本当にこれで満足な仕上がりなのでしょうか…。
尚、ファンの方にはたまらない作品だと思います。
恋愛の清算劇?
もやもやというかすっきりしないというか、何とも宙ぶらりんな気持ちが残ってしまいますが、それもこの映画の味わいかもしれません。葉山先生の曖昧な態度が気に入らない。工藤の一途な好意には応えられないと言いながら、卒業式の日にキスしてしまう。妻とやり直すと決めながら彼女とベッドインしてしまう。彼がいい加減な男ならこれでいいが、どう見ても真面目である。人物設定が理解できない。工藤は葉山への強い気持ちが残ったまま彼と再会し、恋の炎を静かに燃え上がらせていくのがいい。小野と付き合って彼を忘れようとするが、かえって自分の本心に気づいてしまう所がいい。
葉山と小野という対照的な男を傍らに配させて、逞しさも感じられる有村架純の工藤だけが深く印象に残る作品でした。
こういう作品が日本映画のレベルを低くしている。
かわいそう
感想で、恋愛感がバレる⁉︎
はぁ?
ズルいよ。男の本音~行定・松潤・有村~
by PAPAS
ナラタージュ
「ナラタージュ」62点。
敢えて「普通」の純愛ラブストーリーです。
「こころ」の描写にこだわったせいで、テンポ・リズムが遅くて間延びしています。
その意味でも「じれったさ」を狙ったのなら凄いですが。
「松潤」に「輝き」を抑えた演技を要求したのはいいと思います。そうしなければありがちな「アイドル」映画に陥ってしまいますから。「原作」をぶち壊すことになってしまいますから。
「松潤」は今までとは違うという意味ではいいんですが、演技力はと言うと…。これからどちらの方向に行くんでしょう。
両方?ならば「生田斗真」を蹴散らして欲しいところです。
心理描写で迫るならば、3人「松潤」「有村」「坂口」では荷が重いのではないでしょうか。
「若いスター性」が必要なので「しゃあない」んですが。
「坂口」の棒読みは以前から気になっていました。
この作品では、それ以上に「主役」の「有村」の演技が気になります。
本人が言っているように繊細な演技がまだ十分ではない。だからできるだけ抑える指導を監督がしがちです。
「明るい」は「暗い」よりも、「元気いっぱい」は「抑える」よりも難しくなりがちでしょう。「朝ドラ」とは真逆です。
「行定」監督はどうしたのでしょう。長い「潜伏期間」を経てこれですか。「セカチュー」が派手過ぎましたか。
あの作品も「原作」には登場しない「柴咲コウ」を無理やり押し込んで、原作ファンにはため息が出ましたが。
元々はそれほどでも…でしたか。
ただ「アイドル松潤」を抑えさせたのは、実績か作品にこだわるゆえでしょう。
例によって、宣伝文句の「壊れるくらい、あなたが好きでした」、「すべてを捧げた一生に一度の恋」の的外れさには笑ってしまいます。どうして正反対になるんでしょう。
「切ない」「もどかしい」「臆病」「危うい」が当てはまる純愛を描きます。ある意味「本音」を出させています。
「ズルいよ」「ケータイ見せろ」「手をついて謝れ」「靴を脱いで」などのセリフは「男の本音」ですね。
結局は、ひとりの優柔不断に振り回されるんですね。男としても夫としても教師としても(?)、うじうじしたダメな奴の気休め・なぐさめとして。
男としてはうらやましい(ゴメンなさい!)し、こんなもんでしょうか。
「しゃあない」と割り切って次に行きましょう。明るい未来に。
女性としては「悲劇」ですが、「純愛ラブストーリー」となるんですね。「モテる」男は「ズルいよ」。
タイトルの意味が二重の意味でわかりません。
2度も歩いて家までたどり着けるのですか。
もひとつ「教師とJKの恋」はありそうですが、禁止です。タブーです。元教師として(笑)。
後から「ポッ」と思いだしたら、「ポッ」できる作品でもあります。その分は評価できます🍀
うーむ
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