ナラタージュのレビュー・感想・評価
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概ね満足!
観客には女性が多かったです。 すすり泣きしている声も。 静かな映画で、嫌味がなくて空気感が美しくてよかったです。有村架純さんいいなー。 コピーが、「あなたは好きだった人を思い出す」でしたが、ほんとそうでした。 というか、あるあるです。笑 10代から20代の女性には、切ない純愛にうつって感動しそう。 30代越えると、あらゆる黒歴史のカタログみたいなもので、褒めてます、「なんか思い出して苦笑してしまった!」と同級生と語りなくなるような映画でした。
心が辛くなる…
全体的に言葉が少ない映画でした。 その分俳優たちの目線がとても深かったような気がします。 人間の弱い部分、愛の残酷さが描かれていました。 救ってくれた恩師で、高校という狭い世界で、唯一の味方になってくれた松潤はきっと架純ちゃんの世界のすべてになってたんだと思います。 その気持ちが愛なのか勘違いなのか… そして傷ついて孤独だった松潤にとって自分だけを必要としてくれる生徒架純ちゃんへの気持ち。 複雑です。 クライマックスのシーンでは、 もうきっと一生架純ちゃんは松潤を忘れられないんじゃないか…と思います。 映画自体長いし、言葉少ないし、静かな映画なので退屈になる方も多いと思います。 私的には家で見る方がいい映画だなと思いました。
雨のシーンが印象的でとてもキレイだった 行定勲監督の映像はやっぱり...
雨のシーンが印象的でとてもキレイだった 行定勲監督の映像はやっぱり好き 抑えきれない気持ちを 抑えた表情で演じる有村架純が可愛かったな 好きな気持ちが暴走して気持ちの無理維持をする 坂口健太郎の演技もすごく良かった(怖かったし) でも起伏がなく長いので ちょっと寝落ちしてしまったよ 笑
小説を読んでいるような映画。
有村架純と松潤って、合わないと思います。 好きでいるように見えない。 何か似合わない。 どうもしっくりこない。 小説を読んでいるような時間でした。 架純ちゃん位の、二十歳くらいの人たち、これ見て面白いかなぁ??
上質な大人の映画に出逢えました。
映画はいつも、主人と行くのですが、どうやらベッドシーンがあり、若い女の子が見る...という印象があるらしく、私一人で行くことに...美女と野獣以来でしたが... 一言で言うと、エンドロールの曲を聴きながら、すごくしっとりとした質の良い余韻に浸っている自分に、「私...こんなの初めて......」と言いそうでした(笑) → しばらく席を立ちたくない感覚でした。 葉山先生の言動は、自分の何気ない行いで、誰かを深く傷つけてしまったような経験のある人や、こんな自分だけがしあわせになってもいいのか?というような心が繊細で優しい人にも、共感を得られると思いました。 考えるよりも、自分の気持ちを抑えられずに突っ走ってしまうような、よく言えば一途な気持ちは、若い頃には、たくさんあったのに、大人になっていろんな思うようにならないことを経験するうちに、段々と自分の気持ちを抑えなければ、生きていけないようになっていく。 自分の周りの大切なものを傷つけたり失くしたりしないように... どんな人でも、一人では生きていけないし、辛い時には、誰かに甘えたいし優しくしてもらいたい...でもその相手は、誰でもいい訳ではない...というところがね.....どうしようもない... はっきりと自分の気持ちを全部口に出して、行動出来ればいいのだろうけど、そんな簡単なものじゃないんだよね..... 人ってそんなに強くないから、裏腹な態度をとってしまう... だから、わかるなぁー 深いなぁーってしばらくの間浸ってしまったのでしょうね。 良い映画でした。主人にも見て欲しい(笑)
冗長な駄作
退屈で眠い恋愛映画。こんな見て後悔した映画は初めてだ。これで140分とか拷問以外の何物でもない。松潤が恋愛映画とかネタでしかないし、有村架純は朝ドラのイメージを崩したかったのだろうがあの濡れ場じゃ黒歴史決定的だ。 柚子のあの唐突かつ無関係なエピソード要る?なんという尺の無駄使い。品の悪いストーリーでがっかりだった。 坂口健太郎は流石に上手かったな。嫌いだけど。笑
原作を知ったうえでの感想です。
小説だけに しとけば よかったと観た事を後悔しました。 この小説は 少女から 大人の女性に成長していく中で でも 1人の男性を思う気持ちをずっと 持ち続けていて。 本当に ちょっとした事で 心が揺らいで 頭では そっちに進んでは ダメだと わかっていても 心が ついていかない いけない どうしようもない感情。 また その女性の真っ直ぐさを 受けとめきれない男性 それが 優しさなのか どうか。 辛い時に 誰かに そばにいて欲しくて でも 誰でも 言い訳ではなくて。 結局 誰かを傷つけながら 自分も傷ついて。 ハッキリとした答えは 出なくても 自分の場所に 帰っていくしかない 何とも言えない感情に 揺さぶられる小説です。 読み返すたびに 前とは違う感情をもったり とても 奥深く 繊細で ある意味 美しい 愛のかたちを感じます。 でも 残念ながら この映画では 小説のようには 感じませんでした。俳優さんたちは 頑張ったとは 思いますが 何だか 暗くて ドロドロした嫌な感情が のこりました。 ただ ラットの野田洋次郎さんの楽曲は とても 良かったです。 映画より この詩の方が 小説とリンクしました。 今度 この小説を読む時に バックに流してみようと思います。 私が こう感じのは この小説が 大好きで 何十回も 読み返し過ぎて 厳しい見方に なってしまったのかも しれませんので。 もし 良かったと 思われた方 ごめんなさい。また これから 観ようと思われてる方も ごめんなさい!
だらだらと・・・
松潤主演…期待値が低かったのも原因かも知れませんが、途中眠くなってしまいました。 これ、泉状態を経験した、最中な人にはぐっとくるのかも知れませんが、様々なエピソードがわざとらしくて(靴を脱いで歩くや葉山の家の奥さんとの写真等) 富山の綺麗な風景が生かされてないのも残念。海の風景、冬の海なのに中途半端。それに挑戦したというには…な二人の逢瀬。下流なベッドシーンはみてて気持ち悪くなる。これから公開のかの鳥の松坂さんを見習って欲しい、やっぱり事務所絡むと中途半端な作品にしか仕上がらないのでしょうか。やるからには(受けたからには)もっと魅せる演技をしてほしいものです。行定監督、本当にこれで満足な仕上がりなのでしょうか…。 尚、ファンの方にはたまらない作品だと思います。
恋愛の清算劇?
もやもやというかすっきりしないというか、何とも宙ぶらりんな気持ちが残ってしまいますが、それもこの映画の味わいかもしれません。葉山先生の曖昧な態度が気に入らない。工藤の一途な好意には応えられないと言いながら、卒業式の日にキスしてしまう。妻とやり直すと決めながら彼女とベッドインしてしまう。彼がいい加減な男ならこれでいいが、どう見ても真面目である。人物設定が理解できない。工藤は葉山への強い気持ちが残ったまま彼と再会し、恋の炎を静かに燃え上がらせていくのがいい。小野と付き合って彼を忘れようとするが、かえって自分の本心に気づいてしまう所がいい。 葉山と小野という対照的な男を傍らに配させて、逞しさも感じられる有村架純の工藤だけが深く印象に残る作品でした。
こういう作品が日本映画のレベルを低くしている。
一言でまとめると、どこにでもあるような純愛ドラマ。 決して過激なものでもなく、真新しいものすらなく退屈。 共感できるものは確かにあるが、これよりももっといい作品は腐るほどある。 キャストも全く本気が見られず、ただただ見ていて苦痛。 という感想しか生まれなかった。 最近の日本映画は実写化や若い子向けキャスティング、テレビ会社との共同作などで興行収入しか考えてない作品が多い。 ATG(アートシアターギルド)や松竹、角川や日活といった日本映画のクオリティが高い時代はもうないのですね。 アウトレイジと並んでるみたいですが、興行収入は間違いなく超えられないでしょうね。 シリーズ作、世界上映の格差はありますが…。
かわいそう
松本さんは主演ではなく、有村さんが主演 有村さんは舞台挨拶で「今までは正統派な役をやってきた。」 と言っていた。 好きでも無い男と肌を重ねるシーンがある彼女にとって黒歴史でしかなかったのでしょう。 予告で描かれていたような世界観は感じられなかった残念な映画でした。
感想で、恋愛感がバレる⁉︎
すっごく心が ザワザワぞわぞわする映画でした…! 心理描写のリアル感が…!!(>_<;) おそらくこの映画は、 観る人の恋愛感、経験値によって 感想が全然違って くるんじゃないかな? 私には、有村架純さんの 後半の涙がとても印象的で、 すごく心にずっしり来ました… やっぱり有村架純さん、好きです。 カップルで観るより、 同性の友人と観に行くのがオススメ! "壊れ"具合で言えば、 有村架純さんよりも 坂口健太郎くんの壊れ方が すごく印象的でした。 若さ故のまっすぐな恋心、 大人の葛藤、ズルさ、 自分でも説明できない想い。 恋愛って、難しいですね。
はぁ?
無表情な松潤、 本心の見えない有村架純、 感情むき出しな坂口健太郎。 両想いかと思いけりゃ、最後は拍子抜けした! 演劇部員の死と...有村架純の背後にあったものの繋がりがわからない。 前評判は、良かったのに...残念だった
ズルいよ。男の本音~行定・松潤・有村~
by PAPAS ナラタージュ 「ナラタージュ」62点。 敢えて「普通」の純愛ラブストーリーです。 「こころ」の描写にこだわったせいで、テンポ・リズムが遅くて間延びしています。 その意味でも「じれったさ」を狙ったのなら凄いですが。 「松潤」に「輝き」を抑えた演技を要求したのはいいと思います。そうしなければありがちな「アイドル」映画に陥ってしまいますから。「原作」をぶち壊すことになってしまいますから。 「松潤」は今までとは違うという意味ではいいんですが、演技力はと言うと…。これからどちらの方向に行くんでしょう。 両方?ならば「生田斗真」を蹴散らして欲しいところです。 心理描写で迫るならば、3人「松潤」「有村」「坂口」では荷が重いのではないでしょうか。 「若いスター性」が必要なので「しゃあない」んですが。 「坂口」の棒読みは以前から気になっていました。 この作品では、それ以上に「主役」の「有村」の演技が気になります。 本人が言っているように繊細な演技がまだ十分ではない。だからできるだけ抑える指導を監督がしがちです。 「明るい」は「暗い」よりも、「元気いっぱい」は「抑える」よりも難しくなりがちでしょう。「朝ドラ」とは真逆です。 「行定」監督はどうしたのでしょう。長い「潜伏期間」を経てこれですか。「セカチュー」が派手過ぎましたか。 あの作品も「原作」には登場しない「柴咲コウ」を無理やり押し込んで、原作ファンにはため息が出ましたが。 元々はそれほどでも…でしたか。 ただ「アイドル松潤」を抑えさせたのは、実績か作品にこだわるゆえでしょう。 例によって、宣伝文句の「壊れるくらい、あなたが好きでした」、「すべてを捧げた一生に一度の恋」の的外れさには笑ってしまいます。どうして正反対になるんでしょう。 「切ない」「もどかしい」「臆病」「危うい」が当てはまる純愛を描きます。ある意味「本音」を出させています。 「ズルいよ」「ケータイ見せろ」「手をついて謝れ」「靴を脱いで」などのセリフは「男の本音」ですね。 結局は、ひとりの優柔不断に振り回されるんですね。男としても夫としても教師としても(?)、うじうじしたダメな奴の気休め・なぐさめとして。 男としてはうらやましい(ゴメンなさい!)し、こんなもんでしょうか。 「しゃあない」と割り切って次に行きましょう。明るい未来に。 女性としては「悲劇」ですが、「純愛ラブストーリー」となるんですね。「モテる」男は「ズルいよ」。 タイトルの意味が二重の意味でわかりません。 2度も歩いて家までたどり着けるのですか。 もひとつ「教師とJKの恋」はありそうですが、禁止です。タブーです。元教師として(笑)。 後から「ポッ」と思いだしたら、「ポッ」できる作品でもあります。その分は評価できます🍀
うーむ
純愛かもしれないが結局葉山も泉も浮気性だったな。 葉山は奥さんいるのに教え子と性行為をしてるし泉は結局葉山が好きだったみたいな感じで坂口演じる恋人を捨ててしまったし。 そういう意味では共感が難しかった。 役者の演技力だけはすごい評価できる。 松潤も有村架純も坂口健太郎も素晴らしかった。 恋人同士で行くのはオススメできない作品。
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