ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男

劇場公開日:

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男

解説

「インターステラー」「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーが、アメリカ南北戦争時代、エイブラハム・リンカーン大統領の奴隷解放宣言よりも早く、白人と黒人が平等に生きる「自由州」を設立した実在の男性ニュートン・ナイトに扮した実録ドラマ。南北戦争で戦死した甥の遺体を故郷のミシシッピ州ジョーンズ郡に届けようと、南部軍を脱走したニュートン・ナイトは、故郷で農民から食糧を奪う軍と衝突し、追われる身となる。身を隠した湿原で黒人の逃亡奴隷たちと出会い、友情を築いたナイトは、白人と黒人がひとつになった反乱軍を結成し、自由のために立ち上がる。監督・脚本は「シービスケット」「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロス。

2016年製作/140分/PG12/アメリカ
原題または英題:Free State of Jones
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2017年2月4日

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映画レビュー

3.5監督と俳優たちの執念が伝わってくる

2017年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

『ハンガーゲーム』第1作を成功に導いたゲイリー・ロス監督は、当然ながら続編を手がける資格も備えていたはずだが、当時の彼は「他のプロジェクトがある」としてあっさり退いた。今考えると「最優先したかったもの」がこの映画だったことがわかる。アメリカでもそれほど知られていない「ニュートン・ナイト」という人物を、自力で掘り起こすような覚悟で描き出した本作。その執念に、マシュー・マコノヒーの体現する“生き様”が重なり合うことで、一つの知られざるアメリカ史が完成するに至った。そこには底辺に這いつくばりながら人々が手を握り合い一つ一つの権利を訴え続けてきた姿が刻印されている。最初は戦場からの逃げ馬のように見えたマコノヒーが、徐々に自らの譲れない思い、どうしようもできない衝動に駆られ、人々を率い始めるその姿。南北戦争の裏側にあったもう一つの戦場、もう一つの戦いーーー。現代アメリカにもつながる歴史を多角的に理解する上で極めて重要な作品と言えよう。

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牛津厚信

4.0とりあえず、大作

2020年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

とりあえず、大作。
しかし、情報量が多いのでざっと観ただけではちょっとあーだこーだ言いにくい映画。
幕がたくさんある展開だし、時間軸も長い上、世代まで跨ぐ。さらに歴史的背景を事細かに説明してくれるのはいいが、理解して飲み込むには頭のキャパが足りなくなる。

まあ、理解はできなかったとしても端々のセリフにパワーがあるし、マシューマコノヒーはじめとした渾身の演技だけでも観る価値は十分にあったかな。

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okaoka0820

4.5タイトルなし

2020年8月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

3.0テーマはハッキリしてるけど

2020年1月3日
iPhoneアプリから投稿

爽快感が尻すぼみになるので物語としてはイマイチかな

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マルボロマン

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