劇場公開日 2017年2月4日

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「監督と俳優たちの執念が伝わってくる」ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男 ぐうたらさんの映画レビュー(感想・評価)

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3.5監督と俳優たちの執念が伝わってくる

2017年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

『ハンガーゲーム』第1作を成功に導いたゲイリー・ロス監督は、当然ながら続編を手がける資格も備えていたはずだが、当時の彼は「他のプロジェクトがある」としてあっさり退いた。今考えると「最優先したかったもの」がこの映画だったことがわかる。アメリカでもそれほど知られていない「ニュートン・ナイト」という人物を、自力で掘り起こすような覚悟で描き出した本作。その執念に、マシュー・マコノヒーの体現する“生き様”が重なり合うことで、一つの知られざるアメリカ史が完成するに至った。そこには底辺に這いつくばりながら人々が手を握り合い一つ一つの権利を訴え続けてきた姿が刻印されている。最初は戦場からの逃げ馬のように見えたマコノヒーが、徐々に自らの譲れない思い、どうしようもできない衝動に駆られ、人々を率い始めるその姿。南北戦争の裏側にあったもう一つの戦場、もう一つの戦いーーー。現代アメリカにもつながる歴史を多角的に理解する上で極めて重要な作品と言えよう。

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ぐうたら
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