クイーン マーキュリー・ライジング

2011年製作/60分/アメリカ
原題または英題:Queen: Mercury Rising

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映画レビュー

5.0フレディーから学べることが多い。

2024年2月8日
PCから投稿

知的

私はクイーンファンでもでもないし、平素、クイーンを聞くわけでもない。しかし、フレディーを取り巻く人々のドキュメンタリーを観ていると、フレディーのプロ意識の強靱さや、観衆を一つにまとめる、全員を一斉にフレディーに注目させるスキルは特別な才能だと思う。多くの評論家が人前で演ずることが好きだからという。そうでしょう。しかし、下手の横好きもいるからね。このスキルを教えることにも、(私は教師)ビジネスにも使えると思
う。だから、彼の生きている姿も、死に直面して、それを知りながら生きぬいていったフレディーの心の中も、我々に(辛いことにストレートに直面したくない人もいるので、少なくとも私に)見せてほしい。
ということで、もう一本、このドキュメンタリーを観る。

これは無料で観られるのでミニマリストの私には嬉しいね。

ポール・ガンバッチーニ
ロージー・ホライド
ミック・ロック
ポール・ワッツ
エリック・ホール
上記のインタビューされた人々はクイーンのメンバーを個人的によく
知っていて、『フレディ・マーキュリーThe Show Must Go On』のドキュメンタリーと同じ人々である。

観てから感想を書く。
1)マーキュリーのプロフェッショナリズム
overbite: これはミック・ロックの言葉だけど、ミックロックが撮影する時、マーキュリーはいつも唇を閉じると。自分でそれを意識していると。彼の奥歯は四本のエキストラの歯があるが、それらを抜かない。抜けば前歯が引っ込むんだけど。でも彼はボーカル・レインジ (声域)に影響するから四本を抜かなかった。彼のいうとおりかもしれないと、ミック・ロック。外見より、声を商売にしている彼のプロ意識が伺える。私もなぜ出っ歯を矯正しないのかと思っていた。なるほど。

2)観衆との関係
『レーオー、レレ.......オ』とマーキュリー、『レーオー、レレ.......オ』と聴衆。この呼応スタイルを日本語でコールアンドレスポンス(call and response) というらしいが、マーキュリーはこれを上手に使いこなしていて、呼応の最後に、『All right!』という褒め言葉を与えている。これは教師の私も使っているが、マーキュリーの『All right!』の方が迫力があり、ポーズまでつけている。顔つきも含めて体全体から、よくできたと聴衆に伝えているんだ。大衆とのコールアンドレスポンス(call and response)が、効果を最大に発してる。それに、Yeah, You did it!!! とも。さすが!それに、誰の言葉か忘れたけど、マーキュリーは音楽の世界を変えた、特に Music Videoの世界を。

マーキュリーは教師の鏡だ。

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