ハルをさがして

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ハルをさがして

解説

震災後の福島を舞台に、4人の中学生たちのひと夏の経験と成長を描く。都内の学校に通う中学3年生のノボル。彼が思いを寄せる千恵子は、東日本大震災後に両親と福島から東京へと自主避難してきた。千恵子の気を引くため、中学生活最後の夏休みに福島へ行くと口を滑らしたノボルは、千恵子から「福島に残してきた愛犬ハルを一緒に探してほしい」と頼まれてしまう。同じクラスの冴えない2人の仲間も巻き込み、4人は福島へと向かう。オーディションで選ばれた4人の若手陣が主人公の中学生たちを演じ、小沢仁志、洞口依子らが脇を固める。監督は数々の商業作品の制作に携わり、本作が長編デビュー作となる尾関玄。

2015年製作/93分/日本
配給:ISHIO
劇場公開日:2016年8月6日

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映画レビュー

5.0原発事故の心の澱を溶かしてゆく温かい熱きひと夏の青春

2016年8月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

泣ける

楽しい

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よっしぃ

4.0応援したくなる映画

2016年8月20日
iPhoneアプリから投稿

いわゆるイケてない中学生青春ロードムービーに、福島と原発事故というスパイスを少し加えた感じですが、重たい訳でもなく、説教じみてる訳でもなく、丁度良くこぢんまりとした作品。
田舎の美しさと中学生達の純粋さと作り手たちの優しさに溢れた映画でした。

ほんと、男子にとって中学時代って大事だなと改めて思いました。高校生の恋にスポーツにっていう「THE青春」よりも、もっと中途半端でガキっぽくてバカな感じ、だけどそれが本当の青春かも。ちょっと懐かしい気持ちになりました。

劇中の中学生を応援したくなるのはもちろんですが、上映後にトークイベントがあり、監督もプロデューサーも自分と同い年と知り、作品自体も応援したくなりました。

公開規模がもっと、広がるといいですね。

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ペンペン

5.0見てよかったです。

2016年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

満席の劇場で、すすり泣く声がひびいてました。
非常によい映画で、また、がんばろう、そんな勇気を与えてくれる、
あたたかな気持ちにさせてくれる、映画でした。

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komatsu

4.5切なさと、すがすがしさが残る

2016年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

純粋に、面白く、どんどん引き込まれる映画でした。
そして、大人達に翻弄されて揺れ動く子供たちの視線から、
福島というナイーブなテーマを、非常に美しく、また、それが切なく、描かれており、深く考えさせられる内容でした。
劇場で泣いたのは久々でした。
観賞後は、切なさと、すがすがしさの残る、名作です。

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けんと

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