DEVOTE

劇場公開日:

解説

白黒、サイレントにこだわり映画製作に取り組んでいる田島基博監督の長編第3作。漫画家アシスタントをしながら漫画家デビューを目指している29歳のナツオは、思うように筆が進まず、鬱々とした日々を送っていた。そんなナツオの唯一の楽しみは近所のコンビニへ行き、店員のハルに接客をしてもらうことだった。ハルからの応援を得て、デビューに切るナツオの前から、ハルがある日突然姿を消す。ハルは父親がギャンブルで作った借金返済のために風俗へと身をやつしていた。なんとかハルを手助けしたいと考えるナツオが耳にしたのは、売れない2人の漫才師によるコンビニ強盗の計画だった。

2015年製作/77分/日本
配給:田島オフィス
劇場公開日:2016年7月2日

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映画レビュー

5.0ストーリーがベタ過ぎる感もあるが、 画と音楽だけでも十分伝わると思...

2016年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

ストーリーがベタ過ぎる感もあるが、
画と音楽だけでも十分伝わると思った。
自主制作でこれだけ出来るのならたいしたもんだ。

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メロッチ

4.5胸を掻きむしられる切なさ

2016年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

モノクロ&サイレントってことで、ストーリーに没入し難いのかなって不安もありましたが、杞憂でした。気付いたら物語に吸い寄せられています。
モノクロ&サイレントという形式は、シンプルで飾りがないぶん、登場人物の感情をよりダイレクトに伝えてくれていると思います。
ストレートでシンプルなストーリーですが、胸を掻きむしられるような切なさがズシンと迫ってくるし観終わったあとに余韻が深く残る作品です。
モノクロの映像は美しいですし、劇伴音楽が端正で素晴らしいです。メインテーマはかなり印象的な旋律。
役者さんもみなさん素晴らしいですが、特にヒロインの木嶋のりこさんが無垢で純粋な少女が過酷な運命に翻弄されるさまを熱演していて素晴らしいです。彼女がいなければここまで切ない作品にはならなかったのではないかと思います。

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しん

4.0なかなか味わえない作品との出会い

2016年7月8日
iPhoneアプリから投稿

サイレント映画ということで
色彩もなく、セリフもなく。
あるのは登場人物達の感情を表現するBGMと
登場人物達の動きのみ。
登場人物達の唇の動きや感情からやりとりを想像しながら鑑賞するという近年ではなかなか体験できない作品です。
見ていて胸がしめつけられるような展開ですが、自分のこれまでの生き方、これからの生き方を考えさせられる作品ではないかと思いました。

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ヤジ

4.5サイレント映画は初めて観ました

2016年7月8日
iPhoneアプリから投稿

白黒でサイレントの映画が公開されるという情報をどこかで見て、興味本位ではありますが観に行ってきました。

初めて観るジャンルの作品でしたので「会話が聞こえないのに物語として成立するのか?」と半信半疑なところがあったのですが、いざ蓋をあけてみるとまるで会話が聞こえているかのように感情が伝わってきました。音がない分、本能的に物語の中の人の感情を理解しようとしていたのかもしれません。そういう意味では普通の映画よりも”入りこめる”作品だと思います。

あまり観れるジャンルの映画ではないので、オススメです。

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taku

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