レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ

2009年製作/82分/イギリス
原題または英題:Lesbian Vampire Killers

スタッフ・キャスト

監督
フィル・クレイドン
脚本
スチュワート・ウィリアムズ
ポール・ハップフィールド
製作
スティーブ・クラーク=ホール
音楽
デビー・ワイズマン
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映画レビュー

3.0ジミー&フレッチ

2021年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 数百年前に残虐な殺戮(?)を繰り返したヴァンパイア・カーミラは村の女をことごとくレズビアン・ヴァンパイアに変えた。一人の男爵が立ち上がり、ヴァンパイアを倒すが、呪いをかけられ、生まれくる娘たちが18歳になるという・・・といった、おどろおどろしいオープニングとは打って変わって、現代の描写はかなりポップ。

 ジュディという女性に振られ落ち込んでいるジミーに対して、能天気で女とやることしか考えてないフレッチ。凸凹コンビが選んだのはダーツ投げで運をまかせたハイキング。選んだ村は呪われた村だったが、そこで美女軍団に遭遇。村人たちは親切に無料で宿泊できるコテージを紹介するが、美女軍団はヴァンパイアたちの生贄にするために招待したのだった。伝説を研究する処女のロッティとアンケ、ハイジ、トルーディの4人。ロッティ以外はすぐにヴァンパイアの餌食になり、ジミーを追いかけてきたジュディもすでにヴァンパイア化していた。そこにヴァンパイアを退治しようとする村の牧師が彼らの手助けをするのだ。

 伝説では、マクラーレン男爵の末裔が処女の血と交わるときカーミラが復活し、赤い月の夜明けが永遠に続く。しかし、マクラーレンがカーミラをその時倒せば永遠に葬ることができるのだ。

 かなりホラー度が高いのに、噴き出してしまうようなギャグをかますことで平坦なホラーになってしまっている。「ヴァンパイアを招き入れるなんて言わないよ」と言った瞬間とか、柄がチンコ型の伝説の剣とか・・・もっともブラックな笑いだったのが、ヴァンパイア化した牧師の娘をフレッチが殺してしまったところだろうか(笑)。

 音楽や効果音がなかなか良かった。

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kossy