LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価
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Google Earth。
5才で迷子になった。青年になり生まれ故郷を探して家族に会うことが出来た。実話です。
幼少期(サルー)を演じた子役がとても可愛いくて演技が上手くてびっくりです。
あの不遇の中、養子となり新しい生活がはじまる。
何不自由なく生活を送るが。。
でも。いつしか故郷に帰りたい。
帰って母や兄 家族に会いたい。
青年役にデブパテルが演じています。
とても引き込まれました。
長い月日と 長い道のりを駆使して。
25年目に帰る故郷は。。見える風景は。。
実の母親との対面に感動。
家族に再会できて本当によかった。
苦悩と海のような幸福
思ったより、凄かった!!
なんだこれ!
ストーリー知っているし、
全く期待せずに観たのだけど、
アカデミーノミネートされるのも納得だ!
何より前半がすごい。
あれが実話だというのだから驚き。
考えうる悪いことはすべて起きた。
いやそれ以上の現実を見てしまった。
そして、オーストラリアでの日々が始まるが、
そこに義理の兄が登場する。
これによって彼の両親が頭を悩ますことになるのだけど、
養子をもらうにも、(当然だけど)苦悩がある。
しかし、彼が来る前までは不自然なほど美し過ぎたので、
兄がきてからのほうが、本当の家族らしく見えた。
(本当の家族なのだけどね。)
あと、後半の彼女との葛藤は必要あったのかね。
(そりゃルーニーマーラちゃん拝めるのは嬉しかったけど)
(デブパテルも引くほどかっこよかったけど)
そして最後に明かされる“サルー”の真実、
そして兄の行方、、
各々に25年の月日が流れていたと思うと
本当に感慨深い。
そしてサルー以外の子供達。
本当に考えなくてはいけないのは
彼らのことだと、映画を観たあと気づかされた。
趣味:Googleアース
私の趣味にGoogleアースを追加してきた映画。
世界中の色々な場所を見れてしまうので、何時間でも触ってられるのだ。ほんとに楽しい。
この映画は、間違いようのない感動系の王道スト―リー。これがなんと実話だというから驚いた。
まずは、序盤の5歳のサルー(主人公)に引き込まれた。
可愛くて、ちょっと生意気で年相応な雰囲気のサルーがなんて力強く走るのか。
拳を握りしめて振り切らんと走り、そして誰もいない広い橋の上で一人だけぽつんといる孤独感。
この振れ幅に一気に心を掴まれた。そこからはもうずぶずぶと魅力に引き込まれていった。
美しいロケーションや俳優の演技も素晴らしかった。
気になるとすれば、尺の都合上なのか観ることが出来なかった義兄弟、彼女とのシーン。
もっと掘り下げてくれるとより没入感があったかもしれない。
あとは義父母がどうして引き取って育ててくれたのか。説明にしっかりセリフを割いているが、それでもふわっとした印象になってしまった感覚があった。ここはもう少し丁寧に来てほしかった、
たとえ2時間半になろうと、この映画には観客を離さない魅力があった。
タイトルなし(ネタバレ)
インドに暮らす5歳の少年サルー、兄とはぐれ、気づかないまま回送電車に乗りこむ
彼を乗せた電車は扉が開くこともないまま、2〜3日走り、1万キロ離れた場所にサルーを連れて行ってしまう
そこは言葉も通じない場所、5歳の少年が覚えていた家のある地名はどこにも存在しない
そして、彼は迷子になったまま、オーストラリアへ養子に出される
大人になったサルーは、Google Earthを使い、朧げな記憶を頼りに、時間をかけて家を見つけ出す
あの日言えなかった「ただいま」を言うために
きっと自分を探している母に会うために
はぐれたまま別れた兄に会うために
公開前にアンビリバボーで見ていたので、話は知っていたけれど、映画を観るのは初めて
こんなことが事実として起きたことに改めて驚く
インドの迷子の多さにも
そして、25年後に家族のもとにたどり着けたことにも
迷子になり、遥か彼方にいく不幸に見舞われながらも、おかしな物言いだけれど、サルーは強運の持ち主でもあった
たどり着いたカルカッタは治安も良いとは言えない都市で、
保護されるまでの月日、彼が犯罪に巻き込まれる可能性もあり、
巻き込まれずともそのまま餓死する可能性だってあっただろう
でも、サルーは生き延びた
そして、保護され、施設に送られる
ここでもサルーは、強運を発揮したかのように、オーストラリアへの養子縁組に選ばれる
しかも、愛情深く優しい義父母に引き取られ、彼らの愛情を受けながら成長する
忘れたことのない故郷の家族を思うサルーは、友人たちの言葉で、移動距離の測定、Google Earthを使った故郷探しを思いつく
時間はかかったものの、朧げな記憶の中の道を幾度も辿り、幾度も迷いながら、ついに見つけ出す
そして、遠慮して言えなかった義父母に実母探しを告げても、彼らはむしろ喜んでくれる
そして向かった故郷
記憶の中の道、あの日から夢の中で何度も帰った道を辿り、ついに母に再会する
その歳月の中で起きた出来事
そのどの過程も奇跡のような話に思える
だからこそ、サルーが強運の持ち主だったと思わずにはいられない
ただ、兄のグドゥ、それだけは胸がとても痛い
君たちも頑張ろうね
泣けた
これが実話ってすごいなぁ
25年の月日の重さ
心からうれしく思う
子役の演技がすごすぎる。
里親夫妻の寛大さ
苦手な実話ベース。
実はラストまで実話だと知らずに見た事で実際の映像がより感動したのは結果オーライ。
何よりも、子供を引き取る事を申し出、しかも遠いインドから2人も育て愛し続けた、ジョンとスー夫妻が素晴らしすぎる。
弟のマントッシュは少し自閉症っぽいが、そこも引っくるめて引き取る所や、サルーが自分のルーツを探ろうとしている事に、「あなたの母親にあなたを見せてあげたい」と言える懐の深さ。こんなに愛情深い両親は無二。その愛情を理解しているサルーだから、自分の苦悩を言い出せなかったのも分かる。
ラスト30分は涙しか出ないですね。
生き別れの話はいつも涙。
でも生き別れの再会の話もまた涙。
ラストのタイトルネタバラシにも涙。
ちょっと難癖付けたいのは、サルーが故郷をグーグルアースで見つけるまでが冗長。
【大国、インドで迷子になってしまった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで自力で故郷を探し出したという実話をベースに描くヒューマンドラマの秀作。】
ー 兄とはぐれた5歳のサルー(青年期:デヴ・パテル)が辿ったインド横断の距離に驚き、実話であることに驚き、サルーの執念に驚き、人の情けに涙した作品。ー
・幼きサルーがどこに行くか分からない列車に兄とはぐれて乗ってしまった時の表情と必死に弟を追いかける兄の姿に一気に物語に引き込まれる。
・時は流れ・・・。
・サルーを引き取った裕福なオーストラリア人夫婦ジョンとスー(デヴィッド・ウェンハム&ニコール・キッドマン)の愛情。サルーを支えるルーシー(ルーニー・マーラ)。そして、デヴ・パテル。
・血縁のない家庭で育ったサルーが、自らの出生を求める姿を戸惑い、寂しさを感じながらも支援するジョンとスーの姿が崇高に思えるし、サルーの気持ちも良く分かるし・・。
<今作は、鑑賞後、深い余韻に浸ることが出来る実話ベースのヒューマンドラマの秀作である。>
<2017年4月7日 劇場にて鑑賞>
■先日、グーグルマップで、同僚の家々を仕事中に観ていた一応年上の先輩を、思いっきり叱った事を思い出してしまった・・。
遠ざかる故郷への想い
全体的に暗めの話で結末もハッピーエンドと言いきれない後味の悪さがある作品。自ら不幸ながらも数々の人の不幸も見てきたサルーだからこその葛藤もあったのだろう。
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