追憶のレビュー・感想・評価
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見いってしまいました
贅沢な演技派俳優の中でも最も光ったのが表彰に十分値する小栗旬君の名演
ラストが拍子抜け
上質な心理劇
いい映画かもしれないが物足りない!
サスペンスの要素に少し期待してしまった。誰が殺したのか?的な話は全然関係ない。
現代の殺人事件はあっさり扱う反面、昔の事件については結構謎のまま終わらせているのが不思議なところ。喫茶店ゆきわりそうの下に死体が埋まってるから、バレないためにその土地を購入して家を建てるのかと思ってた。
過去の事件に関わった人間たちの苦悩の描き方が薄いため感動は少なめ。全然涙は出てこなかった。
しかも、合成とかの処理が甘い。こんな映像で日本映画の映像美は素晴らしいと思うのは、今後の日本映画のためによくないと思う。
もう一押し!
どんな生い立ちであっても幸せになっていい
釈然としない鑑賞後感
3人の秘密を最初にばらしてしまう。観客をミスリードさせるためだろうけど、予告編で肝になる部分だと思っていたので、肩透かしを食らった気分。
あんどの里と書かれた富山の銀行の封筒をさとしの家のアルバムの間に見つけたのに、啓太を疑ったのは何故か?
安藤サクラ演じる仁科涼子にもう少し感情移入できるエピソードが欲しい。あれじゃ、ただ子供たちを保護して、庇って、不幸な事故にあって可哀想な人で終わってる。そして過去の事件の後始末をどうつけたのか説明がない。隠蔽したのか、代わりにお勤めに行ったのか?
そんな点がもやもやして、なんとなく、めでたしで終わった感。
殺される悟もなんかだらしなくて、いまいち感情移入出来ない。だから彼が死んでも悲壮感が足りない。
主役の篤も重大な証拠を見つけといて、筋違いな犯人の目星を付けたせいで、犯人を知ってるけど関係を明かせず、公に出来ないという設定が台無し。
以上の点で鑑賞後、釈然としなかった。それぞれの演技とか、雰囲気は良かったのに残念。
シナリオが浅い
脚本が浅く感じた。なぜ、お金を貸した友達が殺されたのに、名乗り出なかったのか、とか犯人は何故すぐ発見されるような殺人をしたのか?とか 推理小説では破綻しているような所が多く、シナリオがプアな感じがした。全体に古臭い。
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