スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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ジェダイって
想像を越えた傑作
最も衝撃的なスターウォーズ
旧三部作を、物心ついた頃から繰り返して見ている生粋のスターウォーズファンです。
そんな私にとって、今回の「最後のジェダイ」は、非常に衝撃的な作品でした。何故なら、今回の作品は、過去の全てのスターウォーズに対する、一つの回答のような作品だからです。
この作品で活躍するのは、レイはもちろんですが、ストームトルーパー出身のフィンや、レジスタンスの一介の兵士でしかないローズ達です。フィンやローズのような、何の特殊な力も持たない、普通の人達が活躍するのです。
それが、ルークやアナキンのような超人的な力を持つヒーローが活躍したこれまでの作品との違いです。
人によっては、それはこれまでの作品との隔絶のように感じて違和感を覚えるかもしれません。ローグワンのようなサイドストーリーのように感じるかもしれません。しかし、私には、これこそが、長きにわたり銀河を巡って繰り広げられてきた、壮大な善と悪との戦いに対する、一つの答えのように思えて仕方ありません。
その結末に私は強い衝撃を受けました。最後まで一瞬たりとも目が離せない、すごい作品です。
呼吸さえも忘れ、見てる最中、思わず「すげえ」とつぶやいてしまいました。
これまでの作品に匹敵する、ある意味それを超える作品です。これから9作目に向けてどんな展開を迎えるのか、本当に目が離せません。
40数年前から観ている
第一作から漏らさず観続けている立場からすると今、新作が観られることが大変うれしい。映像も格段に進歩し続けている。ルーカスは、もう作らないと発表したことがあるからもう新作を観ることもないと思った時もあるからなおさらである。
古いジェダイとは決別がこの作品のテーマであるようだ。まさか、あの師匠が出てくるとは思いませんでした !!
ディズニーでないと多分この映画自体を作ることはできないでしようね。
酷評はあるにしても、いよいよ二年後シリーズ完結が観られる。これだけでも幸せです。
アリスインワンダーランドの赤の女王の子供のころの役を演じた女優さんが出ていることにびっくりしました。
ジェダイではなさそうではあるが、あの若きアナキンスカイウォーカーを連想させる子供が次回ではキーマンの一人になるんじゃないかと思いました。
単純に観たほうが楽しい映画。深く観ても、なんでもありの空想を描くSF映画の世界ですからウンチクは無駄ですね。
無条件にカッコいい
浅い
興奮度とは比例しない満足感
冒頭のX-ウイングによる宇宙空間でのドッグファイトからライトセイバーによるチャンバラ、そしてAT-M6との地上戦へと次々に展開されるアクションにテンションは上がりっぱなし。前作で不満だった新しいキャラクターが物語を引っ張っていないという点は改善され、旧キャラクターからのバトンタッチが次第に起こっている感じも好印象。エピソード7がイマイチだった身としては今作に大満足して映画館を後にするハズだった・・・
しかし、帰路につきながら物語を整理してみると、アクションの多さに誤魔化され、実は物語がほとんど進展していないことに気がつく。新しいシリーズとして、過去作と同じことをやるわけにはいかないのは承知している。その点ではいくつか新しい方向に話を盛り上げているし、なかなか驚きの展開もあったのは事実である。
だが、物語の求心力となる展開がすこぶる弱い。ルークはなぜあの惑星に身を隠しているのか?レイの親は誰なのか?レンはなぜダークサイドに堕ちたのか?前作で提示した様々な謎には触れつつも、合点のいく答を示していない上、これまでの謎が更に深まったとも言い難い。無論、三部作の真ん中で全ての答が得られるとは思っていないが、完結に向かうための期待を煽る要素が乏しいのだ。
前作のレビューでも書いたが、新たな三部作が旧三部作の蛇足になってはシリーズの顔に泥を塗ることになる。個人的にはエピソード7,8は2連敗で今の時点では黒星先行。最後のエピソード9で起死回生のKOパンチを浴びせてくれることをフォースと共に期待する。
テンプレと外しを上手く使い分けた名作
まあ、それなりに
前回より○でした!
変わったなぁ。。。
サイッッッッッコー!
ネタバレになるから何も書けないけど、とにかくオープニングからエンディングまで全てのシーンが面白くて興奮して感動!次から次へとこちらの予想を上回る展開。もう楽しくて楽しくて鼻血が出そう。いやその前に涙が溢れてウウッ!
前作は過去作へのオマージュ要素が強かったが、呪縛から解き放たれた本作は、その全てが創造的。日本の配給会社が付けた「誰も見たことのないスター・ウォーズ」ってキャッチコピーをバカにしていたが、蓋を開けてみたらまさしくその通りだった!ゴメンなさい!
前作で大ファンになったレイちゃんだが、本作では魅力が全開!その佇まい、所作、表情、全てに釘付け。正直にいいます。完全に好きになってます!カイロ・レンも前作よりずっとずっと魅力的に。新キャラも新兵器も新生物もいい!いや〜凄い!何度でも見たい!
エンドロールが流れる時押し寄せた感情は、この作品を作ってくれたライアン・ジョンソン監督を始めとする製作陣への感謝。最高の時間を過ごせたという多幸感。そして物語がまだ続くという期待。これらが綯い交ぜになって目から液体が溢れて出た次第。今年No.1!
映像美は眼福だが、面白くはない
まず、今回は映像的にキマッているシーンが多いです。構図も、色彩も、いちいち格好いい。どこを切り取ってもそのまま紹介用の版権画として通用するシーンばかり。DCやマーベルがVFXを盛りに盛った超人合戦を繰り広げるなか、最近のスターウォーズは絵的にちょっと弱いかな?と感じていたので、そういう意味ではこの映像美はいいフックになると思います。
ただし肝心のシナリオが弱く、ドラマの見せ方もあまり上手くないため、映像が映える割には映画としての面白さが伸び悩んでる印象を受けました。今作の全編に渡り言える事は、観客へのストレスのかけ方と、その抑圧からの解放が下手(というかほぼ存在しない)かなと。そこが過去のシリーズ作とはだいぶ違います。端的に言えば、今作は全然「ハラハラ・ドキドキ」しないんですね。良かったーと胸を撫で下ろしたり、こいつ許せない・・と腹が立ったり、そういう観客の感情を揺さぶる演出が弱い。シナリオ的にも、カイロレンがダース・ベイダーの、ルークがオビ=ワンの、フィン&ポーがハン・ソロの役割を担えていない・・いないのに、中途半端に1stシリーズをなぞらえるから、どうしても消化不良気味になる。これならいっそ、全然違う構成にした方が良かったと思いました。
それから、所々仕込まれた「笑って欲しいんだろうな・・」という小ネタが尽く滑っていたのがちょっと気になりました。自分の観た回だけかもしれませんが、いたたまれない感じでしたね。
懐かしさと新鮮さと
お久しぶりのルーク。カッコ良い処を全部持って行きましたね。レイとレンにルークが言う同じセリフは、とても意味深い。レイの親の設定もそのテーマに沿っているように思います。
公開を待ち望んでいた旧作からのファンには、宇宙でのバトルシーンは物足りないし、ラスボスのあっけない最後とか、逆になんでこの人(達)、これで死なないの?などの雑さも目立ちます。
でも、今作のスター・ウォーズが、映画館で観るべき作品である事は変わりません。なぜなら、未来への希望、愛や平和や正義などに真面目に正面から取り組み、王道を行く矜持があるからです。
懐かしのキャラのやり取りには、涙や笑いがこみ上げましたし、新旧キャラ対決は、手に汗握りました。また、映像の色彩美が、新鮮で素晴らしいです。今まで無かった魅力ですね。
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