スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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ジェダイって
エピソード1でアナキンはジェダイの修行を始めるには歳をとりすぎている、と言われた。9歳で。
息子のルークは18から修行を始めてすぐにジェダイマスターになってた。
レイに至っては、19でいきなりフォースが覚醒って!もう修行すらいらないなんて。勝手にジェダイの定義変え過ぎ。
最後にフォースが強そうな少年が出ていたが、あれが次作では大人になってないとストーリーが作れないわけだし、ということはマスターに見つけられて修行するわけでもなくいきなりジェダイになってるわけですな。いつからジェダイは「気づいたら勝手になってた」みたいなものになっちゃったのかな?
想像を越えた傑作
あまり説明するとネタばれになるので、多くは語りませんが、今までのスターウォーズの中でも人の感情にフォーカスして作られた作品だと思います。
想像を越えた結末も良かったし、この作品だけでも映画としては完結しています。
その分、次回作の展開の予想もつかず楽しみです。
とにかくスターウォーズの中でも傑作だと思います。
最も衝撃的なスターウォーズ
旧三部作を、物心ついた頃から繰り返して見ている生粋のスターウォーズファンです。
そんな私にとって、今回の「最後のジェダイ」は、非常に衝撃的な作品でした。何故なら、今回の作品は、過去の全てのスターウォーズに対する、一つの回答のような作品だからです。
この作品で活躍するのは、レイはもちろんですが、ストームトルーパー出身のフィンや、レジスタンスの一介の兵士でしかないローズ達です。フィンやローズのような、何の特殊な力も持たない、普通の人達が活躍するのです。
それが、ルークやアナキンのような超人的な力を持つヒーローが活躍したこれまでの作品との違いです。
人によっては、それはこれまでの作品との隔絶のように感じて違和感を覚えるかもしれません。ローグワンのようなサイドストーリーのように感じるかもしれません。しかし、私には、これこそが、長きにわたり銀河を巡って繰り広げられてきた、壮大な善と悪との戦いに対する、一つの答えのように思えて仕方ありません。
その結末に私は強い衝撃を受けました。最後まで一瞬たりとも目が離せない、すごい作品です。
呼吸さえも忘れ、見てる最中、思わず「すげえ」とつぶやいてしまいました。
これまでの作品に匹敵する、ある意味それを超える作品です。これから9作目に向けてどんな展開を迎えるのか、本当に目が離せません。
40数年前から観ている
第一作から漏らさず観続けている立場からすると今、新作が観られることが大変うれしい。映像も格段に進歩し続けている。ルーカスは、もう作らないと発表したことがあるからもう新作を観ることもないと思った時もあるからなおさらである。
古いジェダイとは決別がこの作品のテーマであるようだ。まさか、あの師匠が出てくるとは思いませんでした !!
ディズニーでないと多分この映画自体を作ることはできないでしようね。
酷評はあるにしても、いよいよ二年後シリーズ完結が観られる。これだけでも幸せです。
アリスインワンダーランドの赤の女王の子供のころの役を演じた女優さんが出ていることにびっくりしました。
ジェダイではなさそうではあるが、あの若きアナキンスカイウォーカーを連想させる子供が次回ではキーマンの一人になるんじゃないかと思いました。
単純に観たほうが楽しい映画。深く観ても、なんでもありの空想を描くSF映画の世界ですからウンチクは無駄ですね。
無条件にカッコいい
小さい頃から見ているスターウォーズ。
ライトセーバーなどの戦闘シーンは本当にカッコいいと思ってしまう。そんな戦闘シーンがふんだんに盛り込まれていて、それだけで楽しかった。
また、ジェダイの教え、ヨーダの教えも考えさせるものがあると思いました。
次に繋がるポイントも折り込まれており、次回作も期待です。
浅い
大好きで全作ほぼ公開時に見ています。
今回は登場人物も何もかもが盛り盛り。
結果掘り下げ切れず、浅いまま。
次回への伏線もあるのかないのかよく分からない。
ア◯ンジャーズ?アメコミ?を思い起こすような展開。
残念すぎる。
次作に期待。
興奮度とは比例しない満足感
冒頭のX-ウイングによる宇宙空間でのドッグファイトからライトセイバーによるチャンバラ、そしてAT-M6との地上戦へと次々に展開されるアクションにテンションは上がりっぱなし。前作で不満だった新しいキャラクターが物語を引っ張っていないという点は改善され、旧キャラクターからのバトンタッチが次第に起こっている感じも好印象。エピソード7がイマイチだった身としては今作に大満足して映画館を後にするハズだった・・・
しかし、帰路につきながら物語を整理してみると、アクションの多さに誤魔化され、実は物語がほとんど進展していないことに気がつく。新しいシリーズとして、過去作と同じことをやるわけにはいかないのは承知している。その点ではいくつか新しい方向に話を盛り上げているし、なかなか驚きの展開もあったのは事実である。
だが、物語の求心力となる展開がすこぶる弱い。ルークはなぜあの惑星に身を隠しているのか?レイの親は誰なのか?レンはなぜダークサイドに堕ちたのか?前作で提示した様々な謎には触れつつも、合点のいく答を示していない上、これまでの謎が更に深まったとも言い難い。無論、三部作の真ん中で全ての答が得られるとは思っていないが、完結に向かうための期待を煽る要素が乏しいのだ。
前作のレビューでも書いたが、新たな三部作が旧三部作の蛇足になってはシリーズの顔に泥を塗ることになる。個人的にはエピソード7,8は2連敗で今の時点では黒星先行。最後のエピソード9で起死回生のKOパンチを浴びせてくれることをフォースと共に期待する。
テンプレと外しを上手く使い分けた名作
ついにルークを見つけ出し彼の助力を求めるレイ。一方、反乱軍は壊滅の一歩手前まで追い詰められていた…。
シリーズ8作目。前評判で上がっていたハードルを大きく越える出来。中盤から終盤にかけての熱い展開と画としての完成度に今年を締めくくられました。
まあ、それなりに
行く前にレビューを見て観てきたものの、駄作だの、最低と書かれていたのでそれなりな気持ちで見てましたが、雰囲気は変わってしまったかなー。序盤のレイアのあのフォースの使い勝手はかつてはないとおもったし、ルークのフォースへの執着も、うーんどうなんだろう?ってかんじでした。ただエピソード6から30年後なのでフォースも進化したのかなってかんじでした。最後までスノークは何者なのかがわからず、印象に残る戦闘らしい戦闘もないままでのストーリーでした。スターウォーズらしくないと言ってしまえば路線がそれた内容だったかも。
前回より○でした!
前回はSWとは別のSF映画になってしまったことに
寂しさの方が大きかったけど、
今回はSWが少し戻ってきた感じで嬉しかったし、
面白かった。
ただまだちょっと物足りない感じがする…
ルーカスならどんな展開にしただろうか。
変わったなぁ。。。
コアなファンではありませんが、四十年前から作品は観てます。当時のCGは現在とは比較にならないほどレベルは低く、リアル感は欠けます。(この作品を含めて近年のCGはすごい。格段の進歩を感じる。)かつての作品群は時間を忘れて引き込まれ、時に涙させられることもあった。しかし、近年の作品はストーリーに引き込まれることも感情移入させられることも無い。初期の作品群にはあった何かが無い。私が好きだったあのスターウォーズはどこに行ってしまったのか?
サイッッッッッコー!
ネタバレになるから何も書けないけど、とにかくオープニングからエンディングまで全てのシーンが面白くて興奮して感動!次から次へとこちらの予想を上回る展開。もう楽しくて楽しくて鼻血が出そう。いやその前に涙が溢れてウウッ!
前作は過去作へのオマージュ要素が強かったが、呪縛から解き放たれた本作は、その全てが創造的。日本の配給会社が付けた「誰も見たことのないスター・ウォーズ」ってキャッチコピーをバカにしていたが、蓋を開けてみたらまさしくその通りだった!ゴメンなさい!
前作で大ファンになったレイちゃんだが、本作では魅力が全開!その佇まい、所作、表情、全てに釘付け。正直にいいます。完全に好きになってます!カイロ・レンも前作よりずっとずっと魅力的に。新キャラも新兵器も新生物もいい!いや〜凄い!何度でも見たい!
エンドロールが流れる時押し寄せた感情は、この作品を作ってくれたライアン・ジョンソン監督を始めとする製作陣への感謝。最高の時間を過ごせたという多幸感。そして物語がまだ続くという期待。これらが綯い交ぜになって目から液体が溢れて出た次第。今年No.1!
映像美は眼福だが、面白くはない
まず、今回は映像的にキマッているシーンが多いです。構図も、色彩も、いちいち格好いい。どこを切り取ってもそのまま紹介用の版権画として通用するシーンばかり。DCやマーベルがVFXを盛りに盛った超人合戦を繰り広げるなか、最近のスターウォーズは絵的にちょっと弱いかな?と感じていたので、そういう意味ではこの映像美はいいフックになると思います。
ただし肝心のシナリオが弱く、ドラマの見せ方もあまり上手くないため、映像が映える割には映画としての面白さが伸び悩んでる印象を受けました。今作の全編に渡り言える事は、観客へのストレスのかけ方と、その抑圧からの解放が下手(というかほぼ存在しない)かなと。そこが過去のシリーズ作とはだいぶ違います。端的に言えば、今作は全然「ハラハラ・ドキドキ」しないんですね。良かったーと胸を撫で下ろしたり、こいつ許せない・・と腹が立ったり、そういう観客の感情を揺さぶる演出が弱い。シナリオ的にも、カイロレンがダース・ベイダーの、ルークがオビ=ワンの、フィン&ポーがハン・ソロの役割を担えていない・・いないのに、中途半端に1stシリーズをなぞらえるから、どうしても消化不良気味になる。これならいっそ、全然違う構成にした方が良かったと思いました。
それから、所々仕込まれた「笑って欲しいんだろうな・・」という小ネタが尽く滑っていたのがちょっと気になりました。自分の観た回だけかもしれませんが、いたたまれない感じでしたね。
懐かしさと新鮮さと
お久しぶりのルーク。カッコ良い処を全部持って行きましたね。レイとレンにルークが言う同じセリフは、とても意味深い。レイの親の設定もそのテーマに沿っているように思います。
公開を待ち望んでいた旧作からのファンには、宇宙でのバトルシーンは物足りないし、ラスボスのあっけない最後とか、逆になんでこの人(達)、これで死なないの?などの雑さも目立ちます。
でも、今作のスター・ウォーズが、映画館で観るべき作品である事は変わりません。なぜなら、未来への希望、愛や平和や正義などに真面目に正面から取り組み、王道を行く矜持があるからです。
懐かしのキャラのやり取りには、涙や笑いがこみ上げましたし、新旧キャラ対決は、手に汗握りました。また、映像の色彩美が、新鮮で素晴らしいです。今まで無かった魅力ですね。
世界観ブチ壊しでいいのか?
2D 字幕版を鑑賞。STAR WARS シリーズは,オリジナル・トリロジー(旧三部作)と呼ばれる Ep IV〜VI が 1977 年から3年おきに作られ,プリクエル・トリロジー(新三部作)と呼ばれる Ep I〜III が VI の 13 年後の 1999 年から3年おきに作られた。これに対し,III の 10 年後から始まったシークエル・トリロジー(続三部作)と呼ばれる Ep VII〜IX は,間隔が2年おきに短縮されており,2019 年には Ep IX の公開が予定されている。公開の間隔が縮んでいるのは,ファンには有難いことのように思えるが,脚本の練り上げに時間が足りないのではないかという危惧を感じた。今作は,上映時間もシリーズ史上最長なのだが,必ずしも良い方に機能していなかったと思った。
10 年ぶりの Ep VII の監督の J.J. エイブラムスは,ファンの期待に十分応えた続編を提供して,全米興行収入の新記録を樹立して見せたが,今作の監督は,長編映画の監督が4作目という新人でありながら,脚本にも参加しており,ある意味このシリーズの世界観を塗り替える設定を数多く盛り込んでいる。ヴィジュアル的には申し分ない映像が連続し,見ている間は非常に楽しめたが,見終わって時間が経つほど不満が次々と噴き出してきて,まるでエイリアン2で必死で助けた人物を台無しにしてくれたエイリアン3の冒頭を見たときのように腹が立ってきた。
まず,前作であれほどの思いをしてレイが届けたルークのライトセーバーを,ルークがどのように扱ったかについて,冒頭から呆気にとられた。客席からは笑いが聞こえたほどである。この態度を含め,ルークがなぜあのような態度を取り続けたのかについて,カイロ・レンとの間に隠れた物語があったという話になっており,その一部は映像でも示されるのだが,全く納得できない話であった。あのような隠れた物語があったのであれば,ルークはむしろ全く逆の態度をレイに示す方が自然だったはずである。
まるで,永平寺に入門を希望する者に対して,本気度を試すために半日以上放ったらかしにされるというような儀式的な手順を踏襲しているだけのように見えて,非常に釈然としないものを感じた。長い上映時間の大半を占めるのはアクションシーンでなく禅問答のようなシーンであり,何の説明もなく繰り広げられる超能力のあれこれは,全てフォースのおかげという一言で片付けられてしまっていた。また,フォースは特定の家系が遺伝的に継承するものではないという話が突然のように展開されているのだが,これはこれまでのシリーズの流れを完全に覆えすものであり,ファンであるほど許せない話ではなかろうかと思われた。
カイロ・レンは,これまで出てきたキャラクターの中で,ジャー・ジャー・ビンクスと同等のウザさしか私は感じられない。前作でも必要のないマスクを冠って幼児性を見せていたが,今作ではそのマスクさえ意外な結末を迎えてしまったのも何だかなと思った。前作のフィギュアを大枚叩いて買った人がいたら涙目ではないだろうかと,他人事ながら心配になるほどであった。彼の乗るタイ・ファイターもダース・ベイダー機のような特別仕様であったが,見た目の不恰好さは,まるで彼そのものの出来の悪さを体現したかのようなデザインだった。
カイロ・レンについては,両親と修行過程の一部がこれまでに語られたことになるが,それを総合しても,何故あれほどの出来の悪い人物が出来上がってしまったのかという納得できる話を組み立てるのは到底無理だと思われた。さらに,前作で何故実の父にあのような振る舞いをしたのかについての理由も全く不明なままである。この不満がこの先回収されることはあるのだろうか?
Xウィングのパイロットも,全くの独りよがりで嫌になった。爆撃機部隊をあんな目に遭わせておいて英雄気取りだというのだから,完全に精神異常なのではないかとしか思えなかった。現実の戦闘部隊にあんな兵がいたら,軍法会議で死刑にされる事案ではないかと思った。レジスタンス軍をあそこまで悲惨な状況に追い込んでしまっては,この先どういう理由をつけて復活させる気なのかと次回作に不安を覚えた。
レイヤ姫を演じたキャリー・フィッシャーは,公開前に亡くなってしまったが,出演シーンは全て撮り終えた後だったらしい。本作ではレイアにも生命の危機が訪れるのだが,そのシーンと結末には唖然とさせられた。世界観を台無しにするあんなシーンがこのシリーズで出てきてはダメだと思った。こんなシーンに OK を出したディズニーの執行部は,きっと,儲かりゃいいという暗黒面に落ちた連中ばかりなのだろう。
ルークは,Ep IV では陽性のキャラだったはずなのに,何故このような人物になってしまったのかというのが何より不満であった。ルークが見せた究極の技もまた,従来のシリーズに一度も出てきていないとんでもないもので,これが使えるならオビ・ワンも Ep IV であんな結末にならずに済んだのではないかと思った。
数々の裏切りとでもいうべきシーンの連続にほとほと呆れたが,ジョン・ウィリアムスの音楽だけは裏切らなかった。40 年前にタトゥイーンに沈む2つの夕陽の見えるシーンで奏でられたルークのテーマは,その魅力を全く失うことなく,本作でも非常に重要なシーンで流され,要所をビシッと決めただけでなく,オールドファンの感涙を誘っていた上,新たな登場人物にもそれぞれ魅力的なライトモチーフが与えられており,創作力の旺盛さには敬服を禁じ得なかった。ウィリアムスがこのシリーズにおいて果たした貢献度は計り知れず,後世において,彼はワーグナーと並び称されるに違いないと個人的に思っている。
シークエル・トリロジー2作目にして,また重要な登場人物に去られてしまうことになった訳だが,この三部作は,最初の三部作で折角キャラの立った人物を犠牲にして成り立っているような気がしてきた。新たに加わった人物の魅力については,今のところ,レイでさえも全く不満である。今作で突然出てきたローズは違和感をもたらしただけで,ストーリーへの貢献はほぼ皆無であったし,また,コードをハックした男の正体に何もひねりがなかったのにも脱力させられた。
端的に言って,この監督に任せたのは大失敗だったのではないかというのが個人的な見解である。こんなシーンが見たかったのではないという不満があちこちで頻発して,ファンの気持ちを逆なでにしただけだったのではないかと思った。スノークも前作から見るとかなり小さくなってしまって驚いたが,スノークの部屋の陳腐なデザインと安易な色使いにも辟易させられた。とにかく,この監督には二度とこのシリーズに関わって欲しくない。次回作は J.J. エイブラムスの再登場の予定だというので期待したい。
(映像3+脚本1+役者3+音楽5+演出2)×4= 56 点。
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