スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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赤に魅入られ、彩られた激動の人間ドラマがそこにあった
かつて高校が舞台のハードボイルド『ブリック』を観たときから、映画ファンは「こいつは一味違う!」と目をつけてきたはず。その才能がついに大舞台へと解き放たれる。最高の題材、豊富な予算。ライアン・ジョンソンは今回もしっかりと期待に応えてくれた。SWの世界観を崩さず、小気味良い笑いを加え、過去のどの作品よりも個々のキャラクターを際立てたせてみせる。そう、ここでは誰もが表と裏を行き来し、「あるべき自分」へと進化していくのだ。やがてあぶり出されるのは、暗黒色でも光でもない、赤というカラー。前作ではカイロ・レンのライトセーバーに集約されていたその色が、今回は大立ち回りの見せ場となる「スヌークの部屋」にブルーバックならぬレッドバックが映え、最終決戦の地では白い大地が真っ赤に染まる。まるで赤子の誕生のごとく誰もが血に染まり、生まれ変わっていくかのよう。うねるような激動のドラマを心から堪能した2時間半だった。
素晴らしい、全て間違えている
幼少期に深夜帯に放送していた帝国の逆襲をVHSに録画し擦り切れるほどに見て虜になった私はとても悲しんでいる。
製作陣は「スターウォーズとは何か」という問いを深掘りせずに"新しい世代に向けた新しいスターウォーズ"を夢想したのだろうか?EP7でJJが壮大に拡げた風呂敷を何一つ畳まずに散らかしただけの作品。またルークスカイウォーカーという偉人を貶めた罪は計り知れない。
この作品を正史と見なさなければならない事が苦痛でしかない。
新三部作にグランドデザインを持たさずに制作を進めたディズニーは帝国で、キャスリーン・ケネディーはシス。
デーブ・フィローニの爪の垢を煎じて飲むべき関係者各位にこの言葉を送る「素晴らしい、全て間違えている」
映像面は良いのですが・・・
劇場公開当時、1度映画館で見ていますが、久しぶりに動画配信サービスを利用して視聴しました。ちなみにスター・ウォーズシリーズは1‐9とローグ・ワン、ハン・ソロ、クローン・ウォーズ、オビ・ワン・ケノービ、マンダロリアンを見ました。
前作に続いて、やはり映像は綺麗です。映像技術は日進月歩なんだな、と感じさせられます。映像面についてはとても満足感が高かったです。
特に画面作りというかカメラワークはすごいな、と思いました。場面ごと・シーンごとにどこをスクリーンショットで切り取っても、絵画にできそうなほどドラマチックですし、カッコいいと思いました。
ただ、自分としてはストーリーや展開がなんだかな、という感じです。
まず単純に思うのは、なげぇーな、ということです。展開が遅く感じます。キャラ1人1人に割く時間が長すぎる気がして、もっとサッパリでも良いのではないか、と思ってしまいました。数十年前の映画を引き合いに出すのもアレですが、旧3部作って割と強引に進んでいっていた気がします。これまでの作品とわざと趣向を変えているのかもしれませんが、それにしても長いなと思います。
あと、フォースの解釈です。フォースなんでも出来すぎだろう、と。もう、これ以上の言い方はできません。
映像は綺麗なんですが、なにせ長いですし、しかも各キャラの葛藤にそれほど感情移入できないし、そんなに爽快感も感じられませんでした。
見たくない○○がいっぱい
うそだろ?
まるで、出来の悪い続編を見せられているみたいだ。
そう思ったときに、「あ、出来の悪い続編だったんだ」あらためて、認識した。スターウォーズに失敗作なんて許されるはずがない、あり得ない。
面白くないはずなんてない。面白くないんじゃなくて、面白いと思えない自分が悪いんだ。
そんなふうに考えてしまった。
まるでエピソードワンを見た時の気持ちと同じ。でも、あの時も結局、ラストのダース・モールは良かったし、最終的には納得をした。ま、2,3回しか見なかったけど。。。
好きな順に言うと、エピソードIV-VI-III-VII-V-VIII-I‐IIということで、下から3番目。個人的に「帝国━」よりも、「━覚醒」のほうが好きなほどで、それだけに今回の映画に期待する部分は大きかった。だけに、正直かなりがっかりした。
それが今回の感想です。
以下は、ネタバレの嵐になるので、見たくない人はスキップしてください。
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見たくなかった。
寝首を掻くルークなんて。
フォースをコソ連していたのか、あり得ない死に方をしたレイアは、あり得ない復活を遂げた。
スノークって結局何者やったんや?
フィンは会いたい男に会えないまま、捕まった牢獄でたまたま捕まっていた男がコード破りの達人って、そんな偶然ありか?
かたや全滅寸前の反乱軍。燃料が切れれば、ファーストオーダーに追いつかれてジエンド。かたや、フォースの修行を拒否されて、自主練を繰り返すレイ。
艦隊を率いるハックス将軍と、追い詰められるポー・ダメロン。その中で、レイとフォースの交感を繰り返すカイロ・レン。
リズムバラバラやろ!!
カジノのシーンは目を疑った。スターウォーズだよ?ラスベガスに来たんじゃないよ?BB-8は、あそこからおかしくなった。何かあれば、全部BB-8が裏で援護していたって、スーパードロイドはもうR2-D2でたくさん。
ヨーダの扱い雑過ぎやろ。
音楽、いつもよりうるさい気がする。特にメインテーマ、半音高く聞こえた。そんなはずないよね。私のコンディションのせいだよね。
などなど、今回不満なところだらけの内容でしたが、基本的には愛しているが故の不満であって、前回の「フォースの覚醒」が奇跡の出来栄えだっただけ。
これから先、どんな面白い「スターウォーズ」に会える日がまた来るかもしれない。今回は残念な出来栄えだったということで、はい。
ただ、デイジー・リドリーとアダム・ドライバー、オスカー・アイザックは今回も良かった。
次は頼みますよ。期待してるんだから。
2017.12.15
美しい赤の世界とつまらない話
とにかく映像と音楽が素晴らしい映画でした
赤くなる塩、赤い部屋で赤い敵キャラと戦う、といったシーンが美しく、かなり見とれました。
話の展開はかなり無理があるため緊張感が失われていて、むしろなんでそうなるの?といった感じでした。
宇宙空間で死なない、敵から逃走中に他の惑星に隠れて行けちゃう、味方の戦闘機に激突して両者とも生き残る、などなど挙げきれません。
大衆向け映画に求めることではないかもしれませんが、さすがに雑過ぎるのでは?と思います。
これってスターウォーズ?
この作品が好きな方はこの先見ないでください。
果たしてこれはスターウォーズなのか…
エピソード7直後の物語。
ひどい!
スターウォーズの世界観が…
ルークがひきこもり!?
メイン3人別々行動!?
ライトセーバー同士の戦いがない!?
あんなにあっさり
スノーク・ルーク死ぬ!?
これはエピソード6までの
スカイウォーカーサーガの
正当な続編とは言えない!
スターウォーズシリーズ
1番の駄作だと思う。
ディズニー+でもなんでもいいから
無かったことにして
作り直してほしい。
以上。
全然物足りない。
これは求めていたスターウォーズではなくて眠い。見るのが辛い。7は個人的には期待が持てたけどこれは擁護のしようがない。まず反乱軍の一体感が全くなくて仲間の美しさを表現してきた今までとの違いに置いてきぼり。そしてフォースの扱いの雑さ。スノークのあっけなさ。前回もカイロレンに感じた残念な部分を今度は最高指揮官で感じるという悲しさ。ファンであればあるほど認めたくなくなる本作。
人種に配慮しているのであろうキャストだが、あまりにも露骨すぎて安っぽさが強調される。そして過去作から活躍してきたドロイド、チューイ達に殆どスポットライトが当たらない残念さ、あんなにキラキラしていたルークの衰えがもろに伝わる仕様。オビワンくらい華やかさ欲しかった。
唯一カイロレンがレイと共闘したシーンで完全に反乱軍側に寝返らなかったのは救い。あそこで寝返ったらダースベイダーの幻影にしがみついてる感が凄くてスコアは1だったと思う。ただ7で弱いイメージがついてしまった分残念な男にしか見えなかった。
35点
映画評価:35点
可もなく、不可もなく。
正直ガッカリはしています。
私が見たかったのは
ルークが自信喪失している所でも、
新しい主人公のレイを無視する所でもなく、
ちゃんと活躍する姿でした。
世界を救うジェダイを育成するにしろ、
世界を破壊するラスボスになるにしろ、
ここまで生き残る必要があったと
その証をしっかり見せて欲しかった。
腑抜けたルークを意味もなく出されるくらいなら、
英雄として亡くなっていた事にされた方がまだマシでした。
一体ルークは何のために生かされていたのか、
最後のジェダイである必要があったのか、
私には到底理解できなかった。
新時代の幕開けを楽しみにしていたからこそ、
大して思い入れのないレイやカイロ・レンに期待を寄せていたが、未だに感情移入は出来ないし。
古きものは意味もなく淘汰されていく。
これはスターウォーズの世界を
ただただ使っただけのストーリー。
なんだか勿体ない。
これがエピソード9を素晴らしいものにする為の布石だと信じたい。
【2021.2.12観賞】
・宇宙船突っ込むシーン、濡れる。 ・ルークの最期のシーン、胸熱。 ...
・宇宙船突っ込むシーン、濡れる。
・ルークの最期のシーン、胸熱。
(エピソード4のラストと同じ夕日を見てる)
・アジア人の役の人の顔のバランスの絶妙さ
・ラストキッズのフォース
シリーズ殺しの問題作
まずスターウォーズを歴代映画全作品を見てクローンウォーズ、反乱者たちを見た私が一言でこの作品を表すなら問題作です。この作品がどんな作品が例えるとゲームは1作目が出てヒットすると2作目が作られます。そしてその続編はだいたい2パターンあり前作のシステムの良さを生かし新システムなどを追加するものと、前作のシステムの良さを無くしわざわざ面白くもない新システムを導入し前作から退化する物です。このエピソード8は後者に当てはまります。エピソード7はスターウォーズファンからすれば物足りない映画ではありますが初めてスターウォーズを見る人間にもわかりやすい映画で良い意味で平凡な作品でした。しかし父親の闇堕ちに臆せず自分の父を救おうと必死だったルークは消え寝ているベンを殺そうとする臆病者に退化したルークが出たり、ハイパースペースジャンプはワープに近いものなのに特攻に使ったりともう歴代のルールなんか知ったことではないと言わんばかりの展開が多いのがエピソード8です。またスターウォーズはライトセーバーやスターファイターを使った戦闘が魅力の1つのsfなのにも関わらず、ポリコレに媚びたシーンが目立ちます。この映画の褒められるところはカイロレンとレイの共闘とファルコンの活躍くらいです。最後にこの作品をみて納得いかない方は多いと思います。そんな方は自分好みに上手くエピソード9に繋がるエピソード8を想像してみてはいかがでしょう?きっと大物監督のライアン様より面白い話が思いつきますよ(笑)
ハリー・ポッターの最新作
くそ映画
スターウォーズでもないし単体の映画としてもゴミ
今まで積み上げてきたスターウォーズを2:30分で台無しにしたろくでなし映画
こんなの面白いっていってるのは1-6まで見たことのない奴かそれとも皮肉で言ってるかのどっちかだね
レイアは空飛ぶし、ポーは一人で敵の船ぼこぼこにするし、BB-8は敵のロボット操縦するし、スノークの死に方はギャグだし、ワープで敵艦隊壊滅させるし、謎のチャイナウザキャラはとことんうざいしもうハチャメチャ
よっぽどスピンオフのローグワンの方が面白いしスターウォーズだと感じた
一部のレビューには今監督の挑戦とかあるけど誰もそんなの望んでないしスターウォーズの続編が見たいだけでハリー・ポッターの宇宙編は誰も見たくない
お陰でエピソード9は見ない
今まで子供の頃心ワクワクして見て、戦闘シーンに圧倒され夢見た自分の愛したスターウォーズはもうこの世の中にはない
ルーク、、、なぜそんなおじいちゃんに、、、
まず最初に言いたいんだけど、ルーク。
もっとかっこいいおじいちゃんになってくれ。
じゃなかったら本人採用しなくていい。
リスペクトしてたのにできなくなる。
出演するならこれが、あれでっていう元主役。
あなたにとってはスターウォーズって
そんなもんだったのか、かなしいです。
前作の7からわかりきってたけど
、、、?、、、?、、、ルーク?って感じる。
まあラストシーンはかっこよかったんじゃない?
内容としては7からのすぐ続き。
普通なら2〜3年とか経つのにね。
最初のオープニングロールが
まさかの全部知ってるじゃん!
読む必要なくね!って感じだった。
なんですぐのつづきなの、、、、
前例にならってほしいよね。
そんなオープニングから始まって
惑星ディカーからレジスタンスは撤退する。
その時の時間稼ぎとしてポー達パイロットは
ドレッドノートを打ち落とすため爆弾を落としていく。
沢山の味方を失うことになりレイアは激怒。
一方ファーストオーダーでは撃ち落とされたことで
スノークがカイロレンに激怒。
レイはその頃ルークに会い説得する。
断るルークだがレイがフォースを持っていることがわかり
稽古をつけることに。
そんななかでレイとカイロレンは意識的に繋がり
場所は違えど会話ができるまでに。
カイロレンがルークに逆らい
他のジェダイ達を殺したことに怒り責めるレイ。
そんなカイロレンはレイと繋がりつつも
レジスタンスを追っている船体の中。
レイアが乗ってる戦艦を見つけ打とうとするが
躊躇ってしまい、他のものが撃つ。
レイアは宇宙戦艦から出てしまうが
フォースを使って無事帰還。
でも意識不明になり代わりにボルト提督が指揮。
やがて戦艦の燃料切れも近いうえに
追跡装置が戦艦についているので
それを外さないと逃げきれないことが判明。
そのことを知ったフィンが
レイに帰ってこないように告げるため
脱出を図る。ローズに捕まる。
しかしその整備士ローズとの出会いで
その追跡装置が外す方法をしり
フィン、ローズは、マズから教えてもらった
まず帝国軍の船のコード破りを探すことに。
カントニカで元々のコード破りではない謎の男と出会い
敵地へと向かう。
そしてレイもルークを連れてくことを諦め敵地へ。
カイロレンに捕まり一緒にスノークの元へ。
未だに揺れるカイロレンとレイでスノーク撃退。
カイロレンが最高指導者となる。
一方ボルト提督は一人艦隊に残り
皆を輸送船に乗せる。
隠れて他の惑星に行こうとしてるのだ。
それを謎の男が帝国軍に伝え
フィン、ローズも捕まってしまう。
だがそこからファズマを倒し無事脱走。
息を吹き返したレイアだが
そこは帰還したフィン、ローズと共にクレイトの基地へ。
ファーストオーダーはデススターの小型機のようなもので
基地ごとぶっ倒すことに。
それを阻止するためフィンが突っ込むが
そのこと自体をローズが突っ込んで阻止。
キスして意識を失い、基地は壊される。
そこへルーク登場。カイロレンとの戦いに。
その間にレイア達は洞窟の抜け穴を見つけ
レイが迎えにきたファルコンで逃げる。
ルークは実はフォースで見せた
幻影だったが限界が尽きて死亡。
ラストシーンは、
惑星カントニカで虐待レースを受けていた
動物の飼育をしている男の子が
レジスタンスの指輪をつけて夜空を見上げるシーン。
ラストシーンとっても好き。
とっても好きだけどこの男の子は関係ないし
ディズニー映画って感じがして
今までのスターウォーズとは異なる。
今までとは違うって思うと
フォースの使い方?そんなのできるの?
って強く思うシーンがある。
見た人全員同じだと思うけどレイアの宇宙遊泳。(笑)
なぜ?なぜ?なぜ?疑問点しかない。
あとスターウォーズって死ぬときは死ぬ。
って私は思っているので
そのレイアのシーンも、死なないの?って思ったし
フィンが突っ込んだ時も、死なないの?って思った。
死ねよとは思わないけど
スターウォーズの世界観としては
そこ死ぬのが正解ではないかなって思った。
新キャラも出てきだけどポーグ!かわいいね。
ローズ!まあ酷評されるだけある。
なぜキスした?っておもったし
フィンと帝国軍からかえってきたとき船から降りて
残りはこれだけ?って言ったの腹たった。
いやお前何しにいったんだよ。
余計なことしてるからだろ。っておもったし、
どんなことがあってこうなったのかわかんの?
ボルト提督はお前らより立派だったよ。
ってかやっぱボルト提督の死に様が
スターウォーズって思うよね。かっこいい。
エピソード8が酷評されるのわかるし
私もん?って思うシーンはおおかったけど
これがスターウォーズって飲み込んでいる。
そして大好きなスターウォーズだから
黙って何回も見るし、あの世界観はだいすきだよ。
まあボルト提督が死ぬとこは特に。
ってか話変わるけどカイロレンどうした(笑)
お前どっちなんだよって思うし
パパは殺せたけどママは殺せないんかい!
繋ぎの作品としては可もなく不可もなく…
公開時に劇場観賞し、EP9公開の復習として地上波放映で再観賞。
まず、スターウォーズのオールド&コアファンなので、一連のSWシリーズとしての本作(およびEP7以降)に対する不満・恨み辛みは既出のレビューとほぼ同感。
なので、地上波はあくまでEP7~9の三部作の一作として見て、そのレビュー・評価としました。
率直にメインキャラのレイ&レンのキャラクターの肉付けと、(主人公側が追い詰められていく)EP9での逆転劇を盛り上げるという点で、中間のエピソードとしては十分な内容だと。
終盤のレイ&レンの共闘も、戦闘シーンも従来にない緩急をつけた演出や、多種の武具を持った親衛隊が新鮮で良かった。
…でも、残念や勿体無い点も多い。
反乱軍が冒頭に一矢報いる後は、ひたすら…しかも徹底的に追い詰められ、やることが味方がことごとく失敗。
首の皮一枚で辛うじて逃げ切るという、大筋が終始暗い展開なので、(フィン&ローズの)アドベンチャーロマンスとコメディー要素を入れて和らげようとしたのだろうけど、序盤はまだしも終盤まで入れられるとさすがに場違い感が…。
そして女性キャラの活躍を目立たせたかったようだが、あまりに露骨すぎる。
とにかく男性キャラがもれなく冴えなさすぎ…。EP7で“伝説の英雄”と持ち上げたルークすらも…(終盤で挽回するが)
上記の男性キャラはもちろんだが、前作で印象的だったキャラの冷遇。
マズ・カナタ…お取り込み中の電話出演。
キャプテン・ファズマ…終盤に登場し、見せ場無く死亡。
スノークに至っては…。
で、代わって魅力的な新キャラが登場してくれなかった。
色んな意味でインパクトを残したローズに関しては後述するが、印象に残るのはデトロワが演じたDJとラスト伏線的に登場した箒少年。せっかくの女性提督(ホルド)も退場と寂しい陣容。
勿体無いないのは、通しのシリーズ云々ではなく、スターウォーズというフィールドをもて余してしまった印象。
それは通して出番が“人間”しかなかった点。
キャラが立ったエイリアンやドロイドは登場せずモブキャラ。クリーチャーはユーモア&和み担当。
出番があったのはチューバッカとBB8くらいと目新しさがないし…
舞台も宇宙空間以外は無人島かカジノと、せっかくの宇宙劇らしさがなかった。
(レビューして思ったのは…宇宙戦艦ヤマトっぽいぞと)
さてローズについてですが。
某女性演歌歌手とか、姉さん役と入れ替えた方が…とかディスられてるが、ローズというキャラ自体はどうだったのかと。
スターウォーズという舞台で整備士という地味な立ち位置。
幼少期は貧しく、姉を亡くしたというありきたりで弱いバックボーン。
劇中も整備士の技能を活かした場面もなく、ラストはフィンを庇って重症を負いながら、味方の基地が砲撃される横で告白してキス…。
次作で登場したとしても、フィンに「待ってるから生きて帰ってきてね。」位しか想像できない…キャラ設定自体に相当難ありかと。
【以下、EP9見た後の絡み】
結局、EP7~9においても、本作は黒歴史状態にされちゃったなぁ…。
レイの出自が180°転換。
ローズの出番激減。
箒少年は?
本当にこの三部作は、何もかもブレまくりだったなぁ…
フォースは魔法ではない
メディアで ライアン・ジョンソン監督が「ファンに媚びた映画を作るのは間違い」だと言っていた。その通りだ。攻めの姿勢はある程度必要だと思う。実際最後のジェダイは攻めてた。それについては評価する。
だが、私はこの作品に関してどうしても許せない点が一点ある。
それはフォースの使い道についてだ。フォースは魔法ではない。それにもかかわらず、あんなに使い道を多様化してしまってはもうなんでもありになってしまうではないか。
フォースの使い道に関しては攻めでもなんでもなく、ただ設定をぶち壊しただけだ。監督はスターウォーズのなにを見てきたのか。最低としか言いようがない。
監督は新たなスターウォーズを作りたかったのかもしれないが、最低限変えてはいけないところはあると思う。変えてはいけないところまでも変えてしまったこの映画を私はどうしても好きになれない。
映画全体としては雑ではあるものの概ね悪くないので星は2つ付けた。
以下はなぜ雑と思ったかを細々書いておく。
・ホルドーとポーの件。
最初からホルドーが作戦を明かしていればよかっただけの話だ。ポーは無謀なこともするが、作戦を明かしても無謀なことをするほどバカだとは思えない。作戦をあえて話さないことでポーの成長を促したかったのであれば、ポーの成長を描かないと納得できない。ホルドーが作戦を話さなかったことでただただ無駄な時間が流れたとしか思えない。こんな無駄な展開描くくらいならルークの苦悩などを描いた方がよかった。
・ストーリーについて
1つの作品としては悪くないが、三部作の中間作品としては話が進まなすぎて最後のジェダイある意味あったの?という感じである。まじでスノーク死んだ以外なんか進んだことありましたっけ?あったらごめんなさいだけどまじでないと思う。最後のジェダイがこんなんだとEP9で全て回収しなきゃいけなくなるじゃん!もう!
・ルークのキャラクター変化について
別にさほど気にはならない。
EP5のヨーダもEP1〜3と比べたらだいぶ性格が変わってるので(1〜3の方が後に作られたから仕方がないとファンは思ってるのだろう。でもそれを言ってしまえば本三部作はルーク初登場から約40年後に作られてるわけで仕方がなくね?と思う)、
まあ隠居生活(?)が長いとあーなっても仕方がないのかなと思った。ただ、苦悩を経てあのような性格になったのであればなにかしらその描写がないと納得できないという意見には同意する。間をすっ飛ばしすぎなのだ。
8はダメだダメだっていうから
逆に気になって金曜ロードショーで見ました
7までは一応全部見てるけど細かい設定とかはあまり知らないにわか、
それが良かったのか楽しめました
皆どのあたりが不満なんだろう、後でレビューを漁ろう
フォースが何でもありになってる感はあったけど昔は哲学的なことでふわっと誤魔化してたのを撮影技術が進歩して映像で表現出来るようになっただけだと思う
やっぱりあれか、ルークの最期なのか、、、私は平成たぬき合戦ぽんぽこみたいで好きですが
前作からちょっと思ってたことでレイが最初から結構強いし訓練なしでライトセーバー出せる描写とかがシスを思わせる(シスの起源が生まれながらに協力な暗黒のフォースを操れる民族と暗黒面に落ちたジェダイが交わったと何処かで読みかじったような)今回もベンがお前の両親がわかった、とかやたら仲間に引き込もうとしていたからだれかダークサイド側の子供なのか!?とか思っていたけどミスリードだったか…ベン的には自分も親に見捨てられた(と思っている)共感からのセリフだったのかな
ライトサイドにダークサイドの要素を入れることで終わることのない光と闇の闘いとバランスってのを表現したかったのか(うろ覚えなので適当ですが)
作中何度も信じていれば夜明けはくる、ジェダイは最後の希望ってセリフが出てくるけどルークが夕日を見ながら最期を迎えるシーンで、皆が最悪だと思っていた状況すら黄昏時のほのぐらさでしかなかったと気づく本当の夜はこれからだ
それでもルークは絶望しなかった、夕日の最後の輝きを次の世代に残した、きっとレジスタンスも諦めないだろう
おじいちゃんにいつまでも死力を尽くさせちゃあダメだよ頑張れ若者たち!
夜明けを見届けに行きたいけどSWって新作できるたひにファンのためのお祭り感が強すぎてなぁ
敷居が高いんじゃ~、悩むむむ
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劇場にて鑑賞。CGI等を含め画面は申し分無く、シリーズへのリスペクトも散見出来た。キャスト陣にアジア系が目立つのは彼の国の影響か。今回の三部作は心身共に未熟からの成長がテーマなのか、それは銀河系にも及ぶ。世界観や設定は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』に似た印象で、レジスタンス側、ファーストオーダー側、孰れにも内乱めいたのが登場し、一枚岩で無い混沌とした複雑な様が描かれている。それ故、一見様には少々ハードルが高くなっている反面、マニアにはウケが佳いかもしれない。65/100点。
・シリーズ最大の衝撃作と云う謳い文句は、少々判り辛いかもしれず、少しでも内容に触れるとネタバレに陥る。シリーズ初となる前作『フォースの覚醒('15)』直後から始まるが、前作からの続投陣では、“レイ”のD.リドリーの体格がふっくらして、少々印象が変わっている。加えてA.ドライバーの“カイロ・レン”は、未熟がやや影を潜め、フォースや剣捌きが格段に使える様になっている。何よりD.グリーソン演じる“ハックス”将軍が、大きな役割を担い、後半の表情等は次作以降への伏線であろう。
・ストーリー同様、混乱した世界感はキャラクター造形にも影響を及ぼし、B.デル・トロの“DJ”はその際たる者である。ラストの子供は次作への布石か、はたまた少しでも救いを入れたかったのか。
・当初、“DJ”役はJ.フェニックスの予定だったが、様々な要因でB.デル・トロになったと云う。亦、“オビ=ワン・ケノービ”役に興味を示したE.マクレガーの出演が検討されたと伝えられている。
・本作が遺作となった(撮影終了後の'16年12月27日逝去した)C.フィッシャーの“レイア・オーガナ”が出るシーンは全て使ったらしい。ラストのスタッフロール時、"In Loving Memory of Our Princess Carrie Fisher"とクレジットされている。ちなみに前作にも登場した“コニックス”中尉を演じたB.ラードは、C.フィッシャーの実の娘である。
・シリーズ通算八作目となるJ.ウィリアムズが、音楽として参加している。製作中の'16年8月13日、鬼籍に入ったK.ベイカーが不参加となる初めてのシリーズ作となった。彼の代わりにJ.ヴィーが“R2-D2”の遺志を引き継いだ。
・前作『フォースの覚醒('15)』で附けられたA.ドライバー演じる“カイロ・レン”の顔面の傷痕は、写りが悪かった等の理由で変更されている。本作で変更された傷痕の位置は皮肉にも『エピソード3/シスの復讐('05)』で、祖父に当たるH.クリステンセンの“アナキン・スカイウォーカー”の傷痕と同じ位置となった。
・レジスタンス達の乗るモン・カラマリ・スタークルーザーは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』に登場する“ラダス”提督にちなみ、“ラダス”と名付けられた。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』のG.エドワーズ監督は、レジスタンスの兵士としてカメオ出演している。
・製作は、'17年5月26日のリリースを目指し進められたが、前作『フォースの覚醒('15)』の好評を受け、'17年12月15日へと延期された。"Space Bear"との仮題で製作が進められたらしい。『エピソード2/クローンの攻撃('02)』の142分を抜き、本篇がシリーズ最長の152分となっているが、監督によると、当初は三時間を超えていたのをカットを重ね、絞り込んだと云う。
・オープニングのお約束、タイトルスクロールには"Episode Ⅷ"と表記されているが、本作から公式タイトルに『エピソード』の通しナンバーが外された。シリーズ第一作『スター・ウォーズ('77)』からの40周年記念作と位置付けられている。公開直前にデザインされたポスターは、シリーズきっての人気キャラクター“ダース・ベイダー”のマスクを意識したレイアウトがなされている。
・監督・脚本のR.ジョンソンは本作にインスパイアを与えた作品として、『頭上の敵機('49)』、『戦場にかける橋('57)』、『送られなかった手紙('59)』、『三匹の侍('64)』の四作を挙げている。
・T.ハーディやJ.セロー等、多数がカメオ出演を果たしたと云う。中でも英国のケンブリッジ公ウィリアム(ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ)王子とハリー(ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド)王子の兄弟が、“ストームトルーパー”役でカメオ出演しているとの噂があった。ただ“フィン”を演じたJ.ボイエガによれば、二人の王子のシーンはカットされたらしい。
・鑑賞日:2017年12月16日(土)
新しいジェダイの予感!?
スターウォーズを最近見始めた自分にとっては、なぜ最新作なのに、こんなにも映像がチープなんだろうかと思ってしまった。
フォースの覚醒の方が映像や演出ができていて現代的な面白みを感じたが、今作は今までのスターウォーズ好きが楽しめる作品だと思える。
最後のジェダイという作品名がラストシーンに響く部分は感動した。レイがベンと一緒に戦ったのにも限らず、お互いに求めるものの違いから再び離れ離れになってしまう。ルークは師としての使命を果たすため再び立ち上がる。内容はとても面白いものであり、次作に期待が集まる。また、新しいジェダイの予感!?
斬新だった
前作最後ルークとレイが対面し、ライトセーバーを返すところ、という最高に高まる展開で幕を下ろし、今作への期待も一気に高めてくれました。
そしていつもの宇宙を背景にあらすじが流れていき、始まりの場面は前作の続きから。また一気に感情が高まりますが、受け取るやいなやなんとルークはライトセーバーを投げ捨てます。
ここで察しました。懐古的な考えを捨てろ、と。今作視聴後にスターウォーズが腐った、と評価した人は、今後も受け付けられないんじゃないかと思います。
とにかく今作は挑戦に満ちてました。
宇宙に投げ出されたレイアがフォースの力でふわっと生還したり、可愛い動物がたくさん出てきて大活躍したり、敵の指導者が手下にあっさり二等分されたり、対して味方の指導者はひたすら逃げの作戦をとったり、ジェダイの聖典が懐かしきヨーダ人形に燃やされたり。
まだ言い足りませんが滑稽な描写で自分が思い描いていたスターウォーズが破壊されていきます。
しかし、それを再構築(ふわふわレイア以外)するのがこの映画でした。
懐古的なファンは冒頭のルークが投げたライトセーバーのように投げ捨てられ、可愛い動物達は新しい世代のファンを獲得しました。
悪の象徴たるマスクを叩き割ったカイロ・レンによってファーストオーダーの指導者は殺され、さらに逃げの指導者の特攻と聖典の消失、選ばれし運命の英雄ルークの死によって、新たな英雄と悪役が構築されました。
英雄にも悪役にも、誰もがなり得る時代の到来です。そんな善と悪の決着が楽しみになりました。
ただ、次回作が上の方針でまた保守的な作風に戻るという事で、残念でなりません。チャレンジングな風呂敷を、チャレンジングな方法で畳んで欲しかった。
本作に対する評価は☆4.5ですが、今作の展開からの次回作の扱いも合わせて☆4で評価します。
スターウォーズってこれでいいの?
旧3部作のジェダイの帰還(当時は復讐)から映画館で見続けていたSWファンでした。まだep7まではその世界観を失わず、本作に期待してみたもののシリーズ中では個人的には1番低い評価を…
全体的に脚本に深みがなくまとまりがない。レイの素性もはっきりしないまま持ち越し。どれも内容が安易でその伏線もない為に繋がらなくフワフワしてます。浅いんですね。
特に何の訓練も受けてないレイアがいきなり宇宙遊泳、フォースの定義を壊してしまう。只の何でも出来る超能力だったといえる。作中最大のヒーローであったルークが甥の寝てる間に殺人を犯そうとする様な性格だっただろうか。ファンが減りました。
ローズのキャラ設定の真意がよく解らないし。スノークはやられ方があっけなすぎて、失笑するほどのラスボス感のなさ。
ライトセイバーを小枝の様に振り回す圧巻の殺陣のシーンも最早イマイチ。
感動なし、爽快感なし、心に残るものなし。
映像と音響の迫力だけは映画館で観た方がいいんでしょうけど。次作に期待します
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