ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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ファンによるファンのためのファンムービー
「仲間が命懸けで手に入れた設計図」っていう外伝作るにはもってこいだよねっていう題材を数十年後にあえて持ち出した作品です。初見さんは置いてけぼりです。
そもそもスターウォーズでスピンオフ?大丈夫かよ…と思いながら劇場へ。いつものファンファーレを待っていたらバン!!「ローグ・ワン」おいおいなんだこれマジで大丈夫かよ…。そんな僕を置いてけぼりにして簡単なキャラの説明をしつつ物語は進む…。
観終わった頃には興奮、満足、幸福感、とにかくファン垂涎の傑作でした。
常に正義の代名詞だった反乱軍の暗い部分をあえて描いていたこと、CGで作り出した旧作の俳優たち、大胆に、時に繊細にep4へ繋ごうとするスタッフの全力。
命懸け、なのでみんな死ぬことは分かっていたけどやっぱり辛くてでもあの設計図が後に反乱軍に、ルークに渡って新たなる希望になっていくんだな、という繋がることで更に生まれる興奮。ああ、これが本当のスピンオフなんだなと。
ちなみに最後のベイダーのシーンは鳥肌モノです。ファン必見。てかもう観てるか(笑)
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劇場にて鑑賞。記念すべき第一作『スター・ウォーズ('77・エピソードⅣ)』のオープニング・クロール(テキスト・スクロール)をその儘膨らませたシリーズ初の実写版外伝。一連のを知らなくても問題無いと思われるが、少しでも知識があればより愉しめる。世界観を含めた丁寧な描写と迫力ある地上戦が織り込まれ飽きさせない。既存作の間を埋める物語なので、登場人物達の運命は容易に想像出来てしまうが、テンポ良くメリハリが効いたプロットで、希望へ紡ぐラストも余韻を残す。ただ最後近く砂浜で二人っきりのシーンはやや諄く微妙。75/100点。
・多くの魅力的なキャラクターが登場しているが、シリーズお馴染みの“ハン・ソロ”の様な帝国軍側でも反乱軍側でもない立ち位置から描かれており、その立場や背景にも触れられている。更にシリーズでは珍しく帝国軍・反乱軍それぞれに権力争いや思想の相違等により、一枚岩では行かない対立・造反する様が盛り込まれており、作品の厚みを増している。
・饒舌でお節介な“C-3PO”や“ジャー・ジャー・ビンクス”の様なキャラクターによるおふざけシーンは抑えられ、その分重厚でややもすれば説明的過ぎると思わせるシーケンスが多く思え、好みの分かれる処であろう。尚、オリジナル原案でクレジットされているG.ルーカスは、本作をそれなりに評価している。
・物語は『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の三年後──『エピソードⅣ('77)』の16年前から始まり、その第一作の直前迄が描かれている。尚、F.ジョーンズ演じる“ジン・アーソ”が反乱軍から救出される強制労働収容所の在った惑星“ウォバニ "Wobani"”は、“オビ=ワン(ケノービ) "Obi-Wan(Kenobi)"”のアナグラムである。
・本作と同じ時系列(『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』と『エピソードⅣ('77)』の間)で、ジェダイの生き残りが描かれたスピンオフ作で3DCGアニメのTVシリーズ『反乱者たち('14~)』が存在し、現在「シーズ3」迄、製作されている。
・これ迄に公開されたカノン(正史)版に繋がる流れは、『エピソード2/クローンの攻撃('02)』の4箇月後から始まり、『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の直前に繋がるスピンオフ作でCGアニメのTVシリーズ『クローン大戦('03~'04・全25話)』が存在する。更にこれを3DCGアニメとし、劇場公開した『クローン・ウォーズ('08)』も存在し、その後『クローン・ウォーズ('08~'14・全129話)』も製作された。
・"A long time ago in a galaxy far, faraway...."に続くテーマ曲とオープニング・クロールは無く、“暗黒卿”はいるが“ミレニアム・ファルコン”、ジェダイや“スカイウォーカー”を名乗る者、“フォース”を使うシーン等は登場せず、(赤色のみでジェダイの青や緑、紫色のは出なかった)ライトセーバーのチャンバラも無かった……等々、外伝──スピンオフ作としてか、シリーズの幾つかのお約束事は再現されなかった。
・監督によると、本篇の1/3は再撮されたらしく、その殆どは手持ちカメラ等によるドキュメントタッチの地上戦のシーケンスだったと云う。公開前のトレーラーの一つには、F.ジョーンズの“ジン・アーソ”とD.ルナの“キャシアン・アンドー”が設計図の入ったディスクを持って、地上を逃げ惑う本篇と齟齬をきたしてしまうシーンが見受けられる。
・サクッとしたエンドクレジットへの切り替えと表示法はシリーズのそれだったが、全篇における劇伴は耳慣れたシリーズのではなく、J.J.エイブラムスとよく組むMジアッキーノのが殆どで、少々違和感を憶えた。そもそも音楽はA.デスプラが担当していたが、本篇の大幅な再撮に伴いスケジュールが合わず没となり、急遽Mジアッキーノが一箇月で書き上げたものだと云われている。
・S.ワイルディング演じる“ベイダー”卿(心なしか身軽で身のこなしが若々しく思えた)は約一時間程出ないが、物語の肝となる肝心の設計図は2/3以上経過しないと登場しなかった。エンディングクレジットの最後になるロゴの手前、"Thanks"欄の最下段にはC.フィッシャーが表示されていた。そして殆どのシーンを竹馬に乗って撮影に臨んだと云うA.テュディックの“K-2SO”に心を奪われた。
・G.ヘンリーが演じた“モフ・ターキン”は、故人となったP.カッシングの容姿となる様に1コマずつ修正が施されたと云う。ラストで登場するI.デイラの“レイア・オーガナ”にも同じ手法が用いられている。この修正加工以外にもこの二人のキャラクターは、『エピソードⅣ('77)』の没カットを用いたシーンがある。
・クライマックスで登場する反乱軍のパイロット“ゴールド・リーダー”、“レッド・リーダー”等は『エピソードⅣ('77)』の没カットを使用している。同じくクライマックスで登場する女性パイロットは、『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』の没カットを使用している。
・『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』でカットされた“モン・モスマ”の(どこか松居一代を彷彿してしまった)G.オライリーは同じ役で出ていた。印象で云うと“キャシアン・アンドー”のD.ルナはギョロ目と髭が若かりし稲川淳二に思えた。亦、『エピソードⅧ('17予定)』の監督が決定しているR.ジョンソンは、スーパーレーザーを調整するトルーパー役でカメオ出演しているらしい。
・イラストによるコンセプトアート迄収録された豪華なパンフレットは、登場する用語や世界観も補足しており、簡易版資料集と云える。ただF.ウィテカー演じる“ソウ・ゲレラ”紹介ページの足元だけはご愛敬。
・鑑賞日:2016年12月21日(水)
シリーズで一番のお気に入り
中学生の頃の初見でのスターウォーズの衝撃には敵わないが、じわじわ来る。結果、シリーズ一番のお気に入りとなった。
キャラクターが良い。それぞれの物語を持っていて、深掘りすればスピンオフも出来そう。特に座頭市(?) 。冒険あり、葛藤あり、友情あり、裏切りあり、それぞれの人間ドラマが交錯しながら、物語は初代スターウォーズの、あの衝撃のオープニングに繋がってゆく。ファンとしては感動するしかない。
3Dでしたが、SF映画によくある浮遊感は、それほど味わえないかな。
テレビでフォースの覚醒を再鑑賞した後だったので、時系列が混乱してしまった。「エピソード4の10分前」を前提に予習しておくといいかと。
何をどう見せてくれるか・という視点で
身もフタもないこと書きますと、ハリウッド映画のしかも王道路線なので、始まって5分でだいたい結末はわかるんですよね。
そこから何をどう楽しませてくれるか?というとこがキモですかね。 遊園地のローラーコースターみたいなものです、ローラーコースター怖いので乗りませんけど。
この意味ではあいにく△でした。
まず敵が強くないと話になりません。 「アクアマン」で似たようなレビュー書きましたが、外せない要素だと思ってます。
強さって・でも、圧倒的な技術力の差とか、兵隊の数の差とか、そういうんじゃないんですよね。。。
また、あの『フォースは我と共にどうのこうの』と念じつづける御仁、ネタバレレベルじゃないと思うのでこのまま書きますけど自分はまた、どこかでフォースていうのが助けにくるのかと思ってまして…
え、フォース何? 一緒にいたもひとりのこと? え、ちがう? それってこの話のキーアイテム? なにこのシリーズの常識なんですかそうですか。 で、誰かがフォース? まさか神? もしかしてアレ? それともドレ? などと、もういろいろ気が散りまして、みてて相当エネルギーを消耗しました、そして結局不毛だったというね。。。
長編大作のスピンオフですし、「分かる人には分かる」的なワードやエピソードがちりばめられるのはある程度仕方ないでしょう。 でもね、それとはもうまったく別の問題じゃないですかね。
まあでも、地上波TVで放映してたので 観れてよかったです。
じつは個人的にSWシリーズこれから一気に観ようと楽しみにしてます。
…でもひょっとして、シリーズ本筋でもこんなふうにわりと観客ほっぽらかし感が満載だったりします? などと なんだかボヤキになっちゃいましてごめんなさい。
オンリー・ワンのスター・ウォーズ
映像のかっこよさと映像の迫力は、やっぱりスターウォーズシリーズは随一ですね。
ストーリーの流れは仲間とともに戦い、ひとりづつ犠牲をだしながらも勝利するというハリウッドの定番のパターンですが、やっぱりスターウォーズはひと味違うかっこよさ。
父と娘の絆に感動しました。
最近のシリーズの中で突出した出来
本編の出来もおぼつかず外伝の前途も多難ななかにあって、素晴らしい出来。とは言えまた観たい程ではない野だけど。
本作を観てからエピソード4を観るとシリーズ全体の厚みを感じることが出来るだけで、本作の存在価値は十分と感じる。
スター・ウォーズ観ていませんが…
面白かったです!
去年ハン・ソロを観てなかなか面白いと思ったのですが、スターウォーズシリーズは観ていません。
ローグ・ワンもとても面白かったです。
スピンオフが好きなのか?スターウォーズ自体も楽しめるのか?わからないのでまだスターウォーズは観始めていません。
とりあえず、昨日の雪まつりのオープニングセレモニーに行きたかったな~と思う人になっています(笑)
心熱くなるサイドストーリー
エピソード4で突破口になるデススターの設計図。
その入手にどのような経緯があったのかを知ることができる本作品。
エピソード4では登場しないキャラクターが多く、
その多くは本作のみの名もなき戦士たちです。
フォースはなくとも、迫力・スケール感で圧倒されました。
戦士たちの姿に心が熱くなり、
思わず、紅茶を飲む手にも力が入る、そんな作品です。
希望へ…‼️
エピソードIIIからⅣに繋がる新たなストーリー。脚本としては少し中盤にかけて少し無理もあり退屈しましたが、最後は、されどスターウォーズって感じ。
えっ、そこでそうなる…と思いきや、最後の最後で観客をニヤリとさせて、僕をあの40年前の夏にタイムスリップさせたのはさすがです。
早くエピソードⅧが観たい‼️
スターウォーズなのに泣ける!!
スターウォーズ作品は、一応今までの全エピソード観てきましたが
初めて泣きました。
ジェダイの出てこないスターウォーズ。
観る前までは、ジェダイ出ないのかー残念。
とか思ってましたが、残念な要素なんて全然ありませんでした!!
むしろ、人間同士の戦いだからこそ、今までの作品とは違った
リアリティーがあった。
まさに戦争なのだなと。
戦争にきれいごとは、ないのだなと。
そして、ダースベイダーがかっこよすぎた。
登場シーン少しだけなのに、おいしいとこ全部持っていった。
反則です。
エピソード4への繋げ方が素晴らしい
ローグ・ワンのメンバーが自分を犠牲にして 反乱軍のために戦う姿にとても感動しました。マッツも良かった〜。ラストのエピソード4への繋げ方も素晴らしい。フォースと共にあらんことを!
旧三部作のファンならきっと楽しめる。
スピンオフだといって見る前にちょっと不安だったけど、見終わった後にすかっとして幼い時の気持ちが蘇った気がした。ただ、悲しいシーンが多すぎて希望を与えるスター・ウォーズじゃなかったなという気持ちもある。
伝説に消えた名もなき勇者たち
スター・ウォーズ・アンソロジー・シリーズ第1作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
ノベライズは未読。
本作でシリーズに初めて触れると云う方もご安心下さい。基本的な知識(宇宙で正義と悪が戦争していると云う認識でオッケー)があれば、誰でも楽しめるSF大作でした。
本作の結末は、エピソード4を観たことのある人にははじめから分かっている。デス・スターの設計図奪取に成功し、同作での反乱軍の勝利に繋っていくわけであります。
あらかじめ分かっている結末に向けて、どうストーリーを紡いでいくのかがポイントですが、本作は結末を知っていてもハラハラ・ドキドキ出来て、最後まで面白く観れました。
どんなに絶望的な状況でも決して諦めず、信じるものや守らなければならないもののために戦った名も無き英雄たち。その栄光と勝利の物語に感動し、心揺さぶられました。
[余談]
毎年「スター・ウォーズ」の新作が観られるなんて、素晴らしい出来事だと思う反面、頻繁に公開されるとなんだかブランドとしてのありがたみが減って来るような気がしないでもないですが、結局観に行っているのでもう何も言いません。
※修正(2024/06/22)
早く見ておけばよかった
映画館で見逃してしまってから、なんとなく見ていなかった。時間もできたので、Amazonで鑑賞。
他の人も書いていたが最初の展開が少し遅くどうなることかとおもったが後半に進むにつれなかなか、いい展開へと。
途中、アジア系の盲目の剣士が出てきたところで、最後のジェダイの嫌なイメージが思い出されたが、全く違和感もなく溶け込んでました。カッコ良すぎます。
どのキャラも特別な能力はないものの、非常にバランス良く配置されて映画全体を盛り上げていました。
まだ未見の人にはオススメしたい一本ですね。
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