ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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一本の映画として卓越した強度と志しを持った傑作SF
スピンオフという位置付けでは勿体ない。一本の映画として、本流にも負けない強度と志しを持った作品だ。ここには我々がよく知る“スター・ウォーズ史”に名を刻んだ輝かしい偉人や英雄など誰もいないが、代わりに名もなき者たちの命がけの戦いがある。一般の観客から見れば知名度も抜群とは言い難い国際的俳優らを散りばめ、彼らが一つの使命を“たすき”で繋ぐ。まるで『七人の侍』たちが一人、また一人と散っていくような、映画史的には王道とも言えるプロットではあるものの、だからこそ我々は、たとえ膨大なSWの知識を持ち合わせていなくても、今この瞬間、彼らの表情、演技、戦いにグッと心を重ねることができるのだろう。クリス・ワイツとトニー・ギルロイという過去に大作シリーズで躓いた経験を持つ者たちが手がけた脚本にも負けられない意地と「この物語を伝えたい」という熱い思いが透けて見える。特に主人公らが見上げる空、「誰か受け取ってくれたかな?」というセリフが秀逸。その答えは歴史が、世界中が如実に証明している。
闇に浮かび上がる、恐怖の象徴
ベタなストーリー展開、勧善懲悪の分かりやすい図式、誰もが童心に帰れる活劇=従来のスターウォーズ公式にポリコレ意識をプラス。全エピソード観てはいるものの、熱烈なスターウォーズファンというわけでも無いので、エピソード3.5的な位置付けのようだしまぁ観とくか程度の意識で鑑賞。
本作をここまでの評価に押し上げたのは、やはりベイダー卿でした。登場シーンは僅かながら、終盤のライトセーバーでの立ち振る舞い。いやぁ痺れました。暗闇の中に忍び寄る呼吸音。ライトセーバーが起動するやその紅の光源に照らされ浮かび上がる最恐の暗黒卿。1対10弱の状況でフォース全開でバッタバッタと容赦なく斬り伏せていく、正史にはなかった押し寄せる絶望感。その無双振り。この一連のシーンだけで鑑賞料の元を取ったと思いましたね。
3と4をつなぐストーリー
ダースベイダー以外初めて出てきた人たちだったから誰が誰だか覚えられなかった。
終盤の戦闘シーンはかっこよい。
主人公たちがほぼ全員死ぬっていうのは、このようなA級映画では珍しい。
最後の最後で、反乱軍が設計図を持って宇宙船に戻ろうとした時に扉が少ししか開かず、暗闇からダースベイダーが出てきたのはめちゃくちゃ怖くて大好きな演出だった。
マッツ・ミケルセンとフォレスト・ウィテカーの無駄遣い、、?
ラダス提督カッコ良すぎる
「希望があるからこそ戦える」
スターウォーズエピソード4の直前、名もなき反乱軍の戦士達がデススターの設計図を帝国から奪うお話。
本当に出てくる登場人物全てがカッコいい!!
主人公の傭兵ジン、反乱軍の将校のキャシアン、かつてのジェダの神殿の守り人・盲目のフォース使いチアルートにその相棒のベイズ、貨物船のパイロット・ボーディー、思ったことをそのまま口にしてしまう元帝国のドロイド・K-2SO。
この6人を中心に設計図を探す為、スカリフに乗り込むんだけど、、、
みんなめっちゃいいキャラでかっこいいんだけど、主役達を差し置いて最高の脇役がなんといっても反乱軍の提督・ラダス提督。
設計図のデータを送る為にゲートをこじ開けないといけないとの連絡を受け、躊躇なく一瞬の判断で「ハンマーヘッドコルベットを呼べ!考えがある!」と言ってスターデストロイヤーに突っ込ませ、シールドに突撃させ破壊させる様は見事としかいいようがないです。
スカリフがデススターにより破壊される様を見つめる時も、仲間たちの死を惜しみ「フォースと共にあらんことを」と呟きながらも希望をつなぐ為に切り替える様もあまりにもナイスガイ!
この名もなき反乱軍の戦士達がいたからこそ、設計図がレイヤ姫の元に送られ、ルークがデススターを破壊できる。。。
いや、もう最高、ほんと。
あっ、ジンのオヤジ、マッツだったのね。そこもかっこいい。
嫌煙してたけど
本当に面白かった
本当に観てよかった!
こんな熱い物語を作れるのに
新三部作は本当にどうして……
デス・スターの設計図奪還の話だけど
この感動と達成感を軽減させるのはやはり、
スターキラー基地とかいうポッと出のヤバい兵器。
とはいえ、歴代1のダースベイダーの恐怖感
正義の為、大義の為と悪事にも手を染めてきた反乱軍の
精鋭達の報われる為の覚悟と決意
変わる戦況の中での現場のやり取り。
熱かった、本当に。
目頭が熱くなった。
この父から子へ託された罠がep4に繋がっていく
親子愛というテーマもしっかりと踏襲しつつ、
希望は死なないというキャッチコピーの通り、
希望は繋がった。
しかし作戦参加者はほぼ壊滅。
ローグワン部隊は全滅という結末。
正史の中では裏方であろうこのローグワンの
命懸けの戦い。
監督や役者の皆様はもちろん
あらゆる裏方の方々で一つになって作ったこの作品を
ローグワンのみんなと同じ様に尊敬します。
ありがとうございました
ハラハラドキドキ、そしてダース・ベイダー
3年ほど前に、1度動画配信サービスを利用して視聴しましたが、その際に衝撃を受けたため、非常に今更ですがブルーレイを購入して再度視聴しました。
スター・ウォーズはエピソード1~9とハン・ソロは見ています。
スターウォーズといえばフォース、ジェダイですが、主人公たちはフォースは使えません。そのような存在がなくても、宇宙での艦隊同士の戦闘、地上ではビームを打ち合ってのかく乱等、映像の迫力もあり、とても面白くハラハラドキドキ見ることができました。
設計図のデータがレイア姫の手に渡るまでの数分間のダース・ベイダーの存在感及び能力はやっぱり圧倒的でした。そんなダース・ベイダーの追っ手から逃れつつ、デス・スターの設計図が何人もの名もない兵士達の手を渡っていくシーンは、人々の思いが繋がっていく様子としてとても胸が熱くなりました。
それにしてもターキン総督やレイア姫のCGはすごいですね。何も知らないで見たらCGだって気づかないですね。
素晴らしかったです。とても面白かったです。
ドニー・イェン!
『スター・ウォーズ』のアナザー・ストーリー。時代的にはep4の前日譚のような雰囲気。最後には設計図を送り終え、そのデータをレイア姫に渡すというもの。レイア姫のCGも見事!
帝国軍の支配する惑星ジェダで知り合った盲目のチアルート(ドニー・イェン)がなかなかかっこいい。イップマンでの活躍そのままの素晴らしいアクション。しかし、フォースよなんちゃらかんちゃらと呪文のように唱えてる姿には笑っていいのかどうなのか、それほどジェダイに憧れているようだった。終盤の敵地での戦闘シーンはまるごと戦争アクション。電送するためにはゲートを開けなければならず、最終的にはデス・スターがまるごと攻撃しちゃって、みんな死んでいくんですね。ちょっと泣ける。
オープニングにテーマ曲がかからなかったが、エンドロール時にかかる♪
泣ける!😭
泣ける!胸熱すぎる😭
本編には決して出てこない無名の兵士たちの物語。
デススターの設計図を奪うためにこんなにも犠牲を払って
エピソード1に直接繋がるとはめちゃくちゃ胸熱過ぎて
ぐっと込上げてくるものがあるよね!
時系列順でスターウォーズを見ているところだけど
(エピソード4,5,6は昔見た)ラストのデータのリレーはいいな。
ここまでで一番ハードな内容かもしれない。
次はエピソード4を見直すつもりだけど
ジンが命がけで奪ったデータがレイア姫に手渡されて
さらにR2に受け継がれるの見たら泣いちゃうかも。。
次が楽しみ🤣
「歴史」の重さを感じました。
エピソード4のオープニングロール、たった数行で語られたデス・スターの設計図奪還の感涙のストーリー。本筋では全く語られなかった名もなき者たちの覚悟や生き様に、心震え、涙しました。ふと考えると、僕たちが学んだ「歴史」も同じなんですよね。「○○年、AとBが戦って、Aが勝利し、Bを滅ぼした。」記録にしてしまうとたった一行ですが、そこには名もなき人たちの何千、何万もの個々の物語がある。それは、一つひとつがこの映画のように濃い物語で、全てを後世の人間が受け止めるにはあまりに大きく、あまりに重い・・。この作品を通して、「歴史」というのは、とても重いものなんだと改めて感じることができました。
前半は、短めのストーリーが五月雨式に展開し、いろんな惑星の名前が出てきたりして、なんとなく分かりづらかった。。登場人物、それぞれの目的や考えがはっきりしないので、どことなくまとまりを欠いていたような印象でした。しかし、後半、ゲイレン・アーソの死以降、みんなの気持ちがデス・スター破壊のために、その設計図を入手することで一致して、悲劇的な結末まで突き進むストーリーにはイッキに引き込まれて、感動させてもらいました。共に戦ってきた仲間たちが次々と倒れていく展開は胸が締め付けられます・・。K-2、ボーディー、チアルート、ベイズ。そして、キャシアン、ジン。特に、ボーディーの「やったよ、ゲイレン。」から手榴弾投下での爆死のシーンはヤバかった。そこから、涙が止まらなくなった。
エピソード3でも感じましたが、改めてエピソード4をもう一度見たいと思えるような作品でした。
そういえば、個人的には、ドニーさんを初めて見た作品でした。出ている時間はそんなに長くなかったですが、存在感のあるアクション!やっぱりいいですね。ドニー・イェンにハマりのきっかけを作ってくれた作品と言う意味でも感謝したいですね。
ファンによるファンのためのファンムービー
「仲間が命懸けで手に入れた設計図」っていう外伝作るにはもってこいだよねっていう題材を数十年後にあえて持ち出した作品です。初見さんは置いてけぼりです。
そもそもスターウォーズでスピンオフ?大丈夫かよ…と思いながら劇場へ。いつものファンファーレを待っていたらバン!!「ローグ・ワン」おいおいなんだこれマジで大丈夫かよ…。そんな僕を置いてけぼりにして簡単なキャラの説明をしつつ物語は進む…。
観終わった頃には興奮、満足、幸福感、とにかくファン垂涎の傑作でした。
常に正義の代名詞だった反乱軍の暗い部分をあえて描いていたこと、CGで作り出した旧作の俳優たち、大胆に、時に繊細にep4へ繋ごうとするスタッフの全力。
命懸け、なのでみんな死ぬことは分かっていたけどやっぱり辛くてでもあの設計図が後に反乱軍に、ルークに渡って新たなる希望になっていくんだな、という繋がることで更に生まれる興奮。ああ、これが本当のスピンオフなんだなと。
ちなみに最後のベイダーのシーンは鳥肌モノです。ファン必見。てかもう観てるか(笑)
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劇場にて鑑賞。記念すべき第一作『スター・ウォーズ('77・エピソードⅣ)』のオープニング・クロール(テキスト・スクロール)をその儘膨らませたシリーズ初の実写版外伝。一連のを知らなくても問題無いと思われるが、少しでも知識があればより愉しめる。世界観を含めた丁寧な描写と迫力ある地上戦が織り込まれ飽きさせない。既存作の間を埋める物語なので、登場人物達の運命は容易に想像出来てしまうが、テンポ良くメリハリが効いたプロットで、希望へ紡ぐラストも余韻を残す。ただ最後近く砂浜で二人っきりのシーンはやや諄く微妙。75/100点。
・多くの魅力的なキャラクターが登場しているが、シリーズお馴染みの“ハン・ソロ”の様な帝国軍側でも反乱軍側でもない立ち位置から描かれており、その立場や背景にも触れられている。更にシリーズでは珍しく帝国軍・反乱軍それぞれに権力争いや思想の相違等により、一枚岩では行かない対立・造反する様が盛り込まれており、作品の厚みを増している。
・饒舌でお節介な“C-3PO”や“ジャー・ジャー・ビンクス”の様なキャラクターによるおふざけシーンは抑えられ、その分重厚でややもすれば説明的過ぎると思わせるシーケンスが多く思え、好みの分かれる処であろう。尚、オリジナル原案でクレジットされているG.ルーカスは、本作をそれなりに評価している。
・物語は『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の三年後──『エピソードⅣ('77)』の16年前から始まり、その第一作の直前迄が描かれている。尚、F.ジョーンズ演じる“ジン・アーソ”が反乱軍から救出される強制労働収容所の在った惑星“ウォバニ "Wobani"”は、“オビ=ワン(ケノービ) "Obi-Wan(Kenobi)"”のアナグラムである。
・本作と同じ時系列(『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』と『エピソードⅣ('77)』の間)で、ジェダイの生き残りが描かれたスピンオフ作で3DCGアニメのTVシリーズ『反乱者たち('14~)』が存在し、現在「シーズ3」迄、製作されている。
・これ迄に公開されたカノン(正史)版に繋がる流れは、『エピソード2/クローンの攻撃('02)』の4箇月後から始まり、『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の直前に繋がるスピンオフ作でCGアニメのTVシリーズ『クローン大戦('03~'04・全25話)』が存在する。更にこれを3DCGアニメとし、劇場公開した『クローン・ウォーズ('08)』も存在し、その後『クローン・ウォーズ('08~'14・全129話)』も製作された。
・"A long time ago in a galaxy far, faraway...."に続くテーマ曲とオープニング・クロールは無く、“暗黒卿”はいるが“ミレニアム・ファルコン”、ジェダイや“スカイウォーカー”を名乗る者、“フォース”を使うシーン等は登場せず、(赤色のみでジェダイの青や緑、紫色のは出なかった)ライトセーバーのチャンバラも無かった……等々、外伝──スピンオフ作としてか、シリーズの幾つかのお約束事は再現されなかった。
・監督によると、本篇の1/3は再撮されたらしく、その殆どは手持ちカメラ等によるドキュメントタッチの地上戦のシーケンスだったと云う。公開前のトレーラーの一つには、F.ジョーンズの“ジン・アーソ”とD.ルナの“キャシアン・アンドー”が設計図の入ったディスクを持って、地上を逃げ惑う本篇と齟齬をきたしてしまうシーンが見受けられる。
・サクッとしたエンドクレジットへの切り替えと表示法はシリーズのそれだったが、全篇における劇伴は耳慣れたシリーズのではなく、J.J.エイブラムスとよく組むMジアッキーノのが殆どで、少々違和感を憶えた。そもそも音楽はA.デスプラが担当していたが、本篇の大幅な再撮に伴いスケジュールが合わず没となり、急遽Mジアッキーノが一箇月で書き上げたものだと云われている。
・S.ワイルディング演じる“ベイダー”卿(心なしか身軽で身のこなしが若々しく思えた)は約一時間程出ないが、物語の肝となる肝心の設計図は2/3以上経過しないと登場しなかった。エンディングクレジットの最後になるロゴの手前、"Thanks"欄の最下段にはC.フィッシャーが表示されていた。そして殆どのシーンを竹馬に乗って撮影に臨んだと云うA.テュディックの“K-2SO”に心を奪われた。
・G.ヘンリーが演じた“モフ・ターキン”は、故人となったP.カッシングの容姿となる様に1コマずつ修正が施されたと云う。ラストで登場するI.デイラの“レイア・オーガナ”にも同じ手法が用いられている。この修正加工以外にもこの二人のキャラクターは、『エピソードⅣ('77)』の没カットを用いたシーンがある。
・クライマックスで登場する反乱軍のパイロット“ゴールド・リーダー”、“レッド・リーダー”等は『エピソードⅣ('77)』の没カットを使用している。同じくクライマックスで登場する女性パイロットは、『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』の没カットを使用している。
・『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』でカットされた“モン・モスマ”の(どこか松居一代を彷彿してしまった)G.オライリーは同じ役で出ていた。印象で云うと“キャシアン・アンドー”のD.ルナはギョロ目と髭が若かりし稲川淳二に思えた。亦、『エピソードⅧ('17予定)』の監督が決定しているR.ジョンソンは、スーパーレーザーを調整するトルーパー役でカメオ出演しているらしい。
・イラストによるコンセプトアート迄収録された豪華なパンフレットは、登場する用語や世界観も補足しており、簡易版資料集と云える。ただF.ウィテカー演じる“ソウ・ゲレラ”紹介ページの足元だけはご愛敬。
・鑑賞日:2016年12月21日(水)
旧三部作のファンならきっと楽しめる。
スピンオフだといって見る前にちょっと不安だったけど、見終わった後にすかっとして幼い時の気持ちが蘇った気がした。ただ、悲しいシーンが多すぎて希望を与えるスター・ウォーズじゃなかったなという気持ちもある。
伝説に消えた名もなき勇者たち
スター・ウォーズ・アンソロジー・シリーズ第1作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
本作でシリーズに初めて触れると云う方もご安心下さい。基本的な知識(宇宙で正義と悪が戦争していると云う認識でオッケー)があれば、誰でも楽しめるSF大作でした。
本作の結末は、エピソード4を観たことのある人にははじめから分かっている。デス・スターの設計図奪取に成功し、同作での反乱軍の勝利に繋っていくわけであります。
あらかじめ分かっている結末に向けて、どうストーリーを紡いでいくのかがポイントですが、本作は結末を知っていてもハラハラ・ドキドキ出来て、最後まで面白く観れました。
どんなに絶望的な状況でも決して諦めず、信じるものや守らなければならないもののために戦った名も無き英雄たち。その栄光と勝利の物語に感動し、心揺さぶられました。
[余談]
毎年「スター・ウォーズ」の新作が観られるなんて、素晴らしい出来事だと思う反面、頻繁に公開されるとなんだかブランドとしてのありがたみが減って来るような気がしないでもないですが、結局観に行っているのでもう何も言いません。
※修正(2023/06/01)
「選ばれし者」じゃない人達のスターウォーズ
エピソード7よりも好きな作品です。登場人物は全て捨て石。だけどみんなが紡いで繋げてく。登場人物のバックエピソードが雑だったけどクライマックスは良い!!
スターウォーズシリーズの中で好きな方に入ります。それは「選ばれし者」じゃない人達のスターウォーズだから。ラスト、盾になるドロイドがカッコよかった!
間違いなくスターウォーズ!
意外にも面白かった!
スピンオフなのでそんなに期待してなかったけど、面白かった!
最初の細かい件は地味なので忘れてしまったが、後半の戦いのシーンは最高!
また、ローグワンが成り立つまでの成り行きで共に動くことになった人たちが次第に結束していくみたいな展開、大好きです!
また、主演を取り巻くサブキャラたちがこれまたよく、盲目の達人や重火器、ドロイドのキャラが個人的には良かった
STAR WARSファン的には「フォースと共に」「イヤな予感」などのお決まりセリフやC3,R2、レイアなどの登場も嬉しいサプライズ
何より全てを持っていくベイダーの悪のカリスマぶり!(特に最後!)
実際、設計図が届くのは分かってるわけですよ
(ローグワン部隊がどうなるのかは分からないわけだけど)
そこまでのハラハラをどうするのかがこの作品の魅力であり、良かった点でもある。
やっぱり後半の設計図取りに本拠地行ってからの戦闘シーンは個人的にはとっても満足!
いいSTAR WARS映画でした!
英雄じゃない奴らだって頑張ってるんだ
事前情報は完全に0で観た。まさかエピソード4の直前の話で、4観てたら最後どうなるかわかるものとも知らずの初見直後はええぇ?と思ったが、4直前と覚悟しての2度目はもう、ずっと胸アツ…。滂沱。
ヒーローじゃないくせに、モブのくせに全員かっこいい。英雄じゃない奴らがいないと英雄は勝てない。英雄じゃない奴らも信念があって、己の人生がある。
これ以上ないサイドエピソードではないでしょうか。ルークやオビワンよりもローグワンの奴らの方が親近感がわいてくる。みんなみんな生きているんだ。
ラストの帝国軍が乗り込んでくるあたりの演出が堪らなく良かった。
伸びる赤い光の線。ライトセイバーに照らされて浮かびあがるベイダー卿。を見た瞬間、
あ、ダメだ、終わった。死んだ。
という、絶望感。一瞬で思い知らされる圧倒的な力量差。命張ったところで、あんなに頑張ってやっと手に入れた戦果も瞬時に失いそうな絶望感、無力感が…!焦りが!
これほどスクリーンの中の人間の気持ちになって、ともかく何でもいいから逃げ出したい気分に、ハラハラして焦って落ち着かない気持ちになったのは、初めての感覚だった。
これが不朽のヴィランの力か!ベイダー卿超怖い!やべぇ!対峙してるやつらはやっぱり英雄なんだ。
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