ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
全660件中、41~60件目を表示
80点
映画評価:80点
文句なし!
最高でした!
今作はエピソード3とエピソード4を繋ぐ物語
とされていますが、
実際見ると少し違っています
私としては
『ローグ・ワン』と『エピソード4』が合わさって
ようやくエピソード4として完成された
そんな印象なんです。
ローグ・ワンが起承転結の『起』を担う事で
間違いなくエピソード4の完成度を飛躍的に上げたと思います。
ですので、
エピソード3を知らなくても
問題ないと思います。
マエフリが長くなりましたが
そろそろ本題の感想を
このローグ・ワンは
冒頭こそ新キャラクターの生い立ちや出会い等で
難しく、詰まらなく感じる部分もありますが
結果として
その主人公チームが
どのキャラクターも個性的で最高なんです
1人1人が役割を全うし、
しっかり物語を完成させています。
その功績は凄すぎる事で
ナンバリングでの功績が霞んでしまう程
なのに日の目を浴びない彼ら
スターウォーズを観る時はせめて胸に刻みます
エピソード4への伏線や裏事情なんかもあり
ファンの方も満足するのではないでしょうか?
私としては
やる気のない主人公が
使命を担い、意志が変わる流れが
ちゃんと納得できたし
全て必要なシーンだったと
監督、作家の腕を改めて実感するくらい
素晴らしかったと思います
【2021.1.25観賞】
こりゃ泣くわ
潔いレジスタンス
SWには、くわしくないが、かえりみてローグワンはたしかに傑作だった。と思う。
外伝だったこともあるのだろうが、話がとても簡潔だった。
デススターの設計図を奪取する──ただそれだけのために、よろこんで命を投げ出すレジスタンスたちだった。目的を果たしてかれらは全滅をするのだ。
明快な理念、明快な善悪、明快な崇高さ。
物語が混濁してくる近作とくらべて、とてもSWらしかった。
ところでローグワンで、もっとも、心躍ったのはドニーイェンの登場シーンではなかっただろうか。
白濁した目は見えず、感覚は音と気配だけ。武器は棍棒だけである。ストームトルーパーたちがブラスターで撃ってくるのに、俊敏にかわし、立ちまわり、ほんろうする。ものすごいかっこよさ。
かれはジェダイではなく、あるのは鍛練した心身とフォースの加護だけだった。
相棒は、対照的にがっつり武装している姜文。
「ジェダイはもういないぜ、こんなファンタジーな野郎くらいさ」
華流スターどうしのコンビが、いじりあいながらも、相手を思い遣っていた。
ローグワンがどうしようもなく傑出してしまったのは、いっしょに戦ってきた同志との悲痛が介入するからでもあった。
ジンアーソとキャシアン。
チアルートとベイズ。
銃撃のなか、われはフォースとともにありと唱えながらシールドゲイトを解除し息絶える。対価に命をともなうのがローグワンの崇高さだった。
ラストシークエンスなんか文字通りの手渡し。
ベイダー卿がみずから迫ってくるところを、かんぜんにバケツリレーをやって、めでたくレイアに届くまで、興奮のるつぼだった。
厖大な犠牲をはらって、たしかに届けられたのは希望だと感じられた。
思えば、ローグワンは、それがSWであるなしにかかわらず、狂おしいほどエピックな映画的高揚に充ちていた。
どこが面白いのかわからない
主人公に思い入れをする要素がない。映画には見てるものが主人公に思い入れする要素が必要。この映画は見てるものが主人公に同情する要素は挿入されているけどもそれだけじゃ映画はもたない。主人公のそれをしようという強い熱意が伝わってこないと。 この主人公は何かしようという熱意が感じられない。その状態で話が30分以上も続いたんじゃん見てるほうは退屈でしょうがない。主人公が途中から目的を発見し熱意を感じて行動し出すという話にするのなら、それなりの工夫が必要だ。例えば別な人間の熱意を見せておいてその人間の魅力で客を引き付けるとか。なぜこんなにもポテンシャルの高い主人公がこんな大事な事に気が付かないと観客に感じさせるとか。主人公が何かつまらないこだわりがあって安藤のやること拒絶しているとか。そういうものがあれば客は映画にのめり込んで行ける。しかし、ここに登場する安藤という人物はただの登場人物でしかなく彼の動機の説明もなければ熱意も感じられない。脚本家は自分がストーリーをよくわかっているので当然客にも事の重大さが伝わると思い込んでしまっている。加えて、一つ一つのエピソードに面白みがない。いやエピソードがそこに存在するようすら感じられない。ただ話がこうなってこうなってこうなりますというように淡々と進んでいるだけのように見える。こういうストーリーを「話が年表」と私は呼んでいる。盲目の人物をかっこよく見せようとしているが、 ストーリーが盛り上がっていない時点でいくら派手なアクションをしても意味がない。私には彼が空振りしまくっているようにしか見えなかった。
もう1つの「ワン・チーム」物語。
「歴史」の重さを感じました。
エピソード4のオープニングロール、たった数行で語られたデス・スターの設計図奪還の感涙のストーリー。本筋では全く語られなかった名もなき者たちの覚悟や生き様に、心震え、涙しました。ふと考えると、僕たちが学んだ「歴史」も同じなんですよね。「○○年、AとBが戦って、Aが勝利し、Bを滅ぼした。」記録にしてしまうとたった一行ですが、そこには名もなき人たちの何千、何万もの個々の物語がある。それは、一つひとつがこの映画のように濃い物語で、全てを後世の人間が受け止めるにはあまりに大きく、あまりに重い・・。この作品を通して、「歴史」というのは、とても重いものなんだと改めて感じることができました。
前半は、短めのストーリーが五月雨式に展開し、いろんな惑星の名前が出てきたりして、なんとなく分かりづらかった。。登場人物、それぞれの目的や考えがはっきりしないので、どことなくまとまりを欠いていたような印象でした。しかし、後半、ゲイレン・アーソの死以降、みんなの気持ちがデス・スター破壊のために、その設計図を入手することで一致して、悲劇的な結末まで突き進むストーリーにはイッキに引き込まれて、感動させてもらいました。共に戦ってきた仲間たちが次々と倒れていく展開は胸が締め付けられます・・。K-2、ボーディー、チアルート、ベイズ。そして、キャシアン、ジン。特に、ボーディーの「やったよ、ゲイレン。」から手榴弾投下での爆死のシーンはヤバかった。そこから、涙が止まらなくなった。
エピソード3でも感じましたが、改めてエピソード4をもう一度見たいと思えるような作品でした。
そういえば、個人的には、ドニーさんを初めて見た作品でした。出ている時間はそんなに長くなかったですが、存在感のあるアクション!やっぱりいいですね。ドニー・イェンにハマりのきっかけを作ってくれた作品と言う意味でも感謝したいですね。
こっちで新3部作を作れば良かったのでは?
エピソード4の前日譚なのでフォースやライトセイバーは鳴りを潜めているのだが、きちんとスターウォーズの世界観を感じながら、洗練された濃密なSFストーリーを楽しむことができる。
これぞスターウォーズブランドと感じさせる見応えのある作品に仕上がっていた。
エピソード7~9がどうしようもない失敗作なだけに、
こっちを膨らませて続編作った方が良かったんじゃないのかと思ってしまう。
最高傑作
全660件中、41~60件目を表示