ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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みんなが犠牲になっても、彼らの行動は無駄にはならない
ジンアーソとその仲間たちが、デススターの設計図をめぐって帝国軍に乗り込んでいく姿に熱くなりました。特に、K-2SOがいいキャラをしていました。
ここから有名なエピソード4に繋がるので、新3部作と今作の内容を踏まえてみると違う発見が見えてくると考えました。またの機会に4を見ようと思っています。
世代的に「ズバリ」のおっさんだが、本作をこう不安視してみた結果、やっぱりそうだった。
「スター・ウォーズ」は世代的に「ズバリ」のおっさんである。「スター・ウォーズEP4,5,6」を見て我を失うように映画を愛するようになり、「EP1,2,3」を見て我に返った世代である。
そのEP4の直前のお話を、「名も無き戦士たち」の「デス・スター設計図争奪戦」を映画化したという。
つまり、知っている人間からすると、「どう4につなげるのか」ということ以外に興味もないし、実際作り手が「それ」以外にどれだけマジになっているか、というと、正直不安ではある。果たしてどうだったのか。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ ストーリー」
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「スター・ウォーズ」の前に文字が入ると「プロレス?」と思ってしまう世代だが、それはさておき。
結論から言うと、やはり思った通り、「それ」以外は「どうもマジになっていない」という結果。
正直言って、バッタモンを見せられた気分である。
1)前半1時間がつまらなすぎ
つまり、ベイダーの初登場シーンまでのこと。
もうこの時点で「それ」以外のことしか考えていないのである。フォレスト・ウィッテカーの意味がまったくないし、もっというとマッツ・ミケルセンも意味なし。
2)主人公はじめ、キャラがつまらなすぎ
「ならず者一味」というのなら、それぞれキャラに特徴をもたせ、バラバラな個性が結集して、一団となる、という描きべき描写が描けていない。
ひどいのが、フォース、フォース連呼する、偽物「ジェダイ」にしか見えない「座頭市」ドニーが「木の棒」もって立ち回る男。
なんだ、これ。
「地獄の7人」を見直したほうがいい。
3)主人公が特にひどい。特に口元がひどい。
フェリシティ・ジョーンズ演じる主人公も決死の作戦参加の理由も描けていなわけでないが、先の退屈描写のせいで、お母さん死にました、育ての親死にました、お父さん死にました、の箇条書き設定で、全くこちらはノレないのである。
口元も残念で、EP7の主人公とでは顎周りの説得力が違う。
4)ドッグ・ファイトがひどい、というか戦闘シーンでさらに興ざめ
ギャレス・エドワーズ
「GODZILLA」の「トロ臭い」前半も然ることながら、見せ場の「もっと見せてええ」というところで、バシャっとカットを変えやがる、あのセンス。
Xウィングが爆撃して、旋回するシーンなど、もっと縦横無尽な長回しで見せるべきシーンをバシャっと切りやがる。
「GODZILLA」ではわざとかと思ったが、どうやら本気でセンスが無いらしい。
うーむ、どうもこの感覚、あれだ、「ターミネーター4」(クリスチャン・ベールの出てるやつね)の感覚に近いな。
別にシュワルツネッガーとP・カッシングを比較しているわけではない。
5)音楽もひどい
ジョン・ウィリアムズへのリスペクトなのかどうか知らないが、よりによって「EP2」の愛のテーマそっくりな曲が全編に渡って流れるのである。
この辺もバッタモン感を増長させている。
名もなき人々の決死の戦い
フォースの力を持たない、名もなき人間たちの決死の戦いを描く点で、本編とは異なる要素を強く含んだ作品。エピソード4の前段にあたる戦いを描いており、本編の感動を一層強くするものになっているのもスピンオフとして見事。
こうした新しい要素のチャレンジをしながら、父と子の物語というスターウォーズシリーズの根幹をしっかりと抑えている。世界観を壊さず、本編を補強し、なおかつ単独の映画作品としても抜群に面白い。ギャレス・エドワーズ監督の仕事ぶりは見事。彼はゴジラのリブートも成功させているが、歴史あるシリーズものを料理するのが上手いのかもしれない。
キャストの中ではドニー・イェンが出色。シリーズ史上屈指の格好いいキャラではないか。当然アクションも素晴らしい。彼ぐらい立ち回れる役者が本編にも出てきてほしいと思う。
一本の映画として卓越した強度と志しを持った傑作SF
スピンオフという位置付けでは勿体ない。一本の映画として、本流にも負けない強度と志しを持った作品だ。ここには我々がよく知る“スター・ウォーズ史”に名を刻んだ輝かしい偉人や英雄など誰もいないが、代わりに名もなき者たちの命がけの戦いがある。一般の観客から見れば知名度も抜群とは言い難い国際的俳優らを散りばめ、彼らが一つの使命を“たすき”で繋ぐ。まるで『七人の侍』たちが一人、また一人と散っていくような、映画史的には王道とも言えるプロットではあるものの、だからこそ我々は、たとえ膨大なSWの知識を持ち合わせていなくても、今この瞬間、彼らの表情、演技、戦いにグッと心を重ねることができるのだろう。クリス・ワイツとトニー・ギルロイという過去に大作シリーズで躓いた経験を持つ者たちが手がけた脚本にも負けられない意地と「この物語を伝えたい」という熱い思いが透けて見える。特に主人公らが見上げる空、「誰か受け取ってくれたかな?」というセリフが秀逸。その答えは歴史が、世界中が如実に証明している。
気になるひとはみんな観たらいい。
気になるひとはみんな観たらいいと思う。そうやってみんなでやいのやいの言うのが「スター・ウォーズ」のようなお祭りムービーのあり方ではないか。
個人的には、反乱軍は反乱軍なりに(任務のための殺人とか)えげつない工作活動をしてるのが見て取れる前半が、そりゃのっぴきならない事態なのだからそれもあるよなあ、「善のフォース対ダークサイド」みたいな単純な構造だけじゃないよなあと新鮮だった。
が、シリーズのファンと言えるほど強い思い入れがないせいで、ここはグッとくるんだろう、これはファンならたまらないんじゃないかと頭で考えても、全身がうち震えるような体験にはならなかったのが残念。
むしろツッコミを入れたくなる要素は多々あって、でもそれも含めて楽しんだし、ギャレス・エドワーズのSW愛は溢れんばかりに伝わってきた。熱狂するほどには自分にはフォースが宿っていなかったが、みなさんにはフォースが共にありますように。
芳醇なハリウッド映画の新たなるレガシー。
かつて見た、遙か宇宙の彼方で繰り広げられる独裁軍VS反乱軍の戦争へと回帰させる新たなストーリーは、「エピソード4」に繫がる父と娘の固い絆と、自由で平等な宇宙、すなわちこの大地を目指す青年兵士たちのイノセントな情熱を土台に、全世代を取り込んで「スター・ウォーズ」の原点へタイムワープするかのよう。「S.W」の原点とは、つまり、登場するキャラクターが生身の人間として息づき、漆黒の宇宙をバックに展開するスペースウォーズのダイナミズムが画面を埋め尽くすことを意味する。そんな実は決して簡単ではない難業を、本シリーズ開始直前に生まれたギャレス・エドワーズが成し遂げたことに感心する。今からでも遅くない。シリーズ屈指の名編と称えられる「帝国の逆襲」に痺れた旧世代、連打される昨今のイベントムービーに早くも食傷気味の新世代共に、ハリウッド映画のレガシーがいかに芳醇であるかを、その目で再確認して欲しい。
最高だった。隅から隅までスターウォーズだった。胸熱すぎて涙が。 こ...
最高だった。隅から隅までスターウォーズだった。胸熱すぎて涙が。
この小難しさも、何とも言えない余韻も、これがスターウォーズだよなと。細かい部分までスターウォーズ愛とリスペクトに溢れていて涙が。希望のために命をかけたローグワンに涙が。あぁ。
早くまた観たい!
2016年12月16日 初回観賞
2019年12月22日 2回目観賞
切ない
SF映画の金字塔的存在の第一作目と第二作目は圧倒的に面白かった。スター・ウォーズファンには申し訳ないが、この作品を含め第三作目以降は正直あまり印象に残らない。
ハリーポッターもそうだったが、だんだんとダークな色彩を帯びてくる。
あまりにも切ないラスト。一作目と二作目で感じたあの爽快感はどこに行ったのだろう。
劇場で見といてよかった。
大好きなスターウォーズのスピンオフ作品。過去にも、『クローン・ウォーズ』、『レゴ・スターウォーズ』などたくさん製作されてきたが、劇場公開作品としては、過去最大級に力のこもった映画。
細かい部分は実に丁寧に作りこんであるが、残念ながら、ストーリーが壊滅的に良くない。ただ重苦しい展開が最後まで続き、映画のコピー通り、『スターウォーズEPIV 新たなる希望』の10分前までを描いたおはなしで、それ以上でも、以下でもない。
マニアが劇場に繰り返し足を運ぶ程度で、『フォースの覚醒』のような社会現象はとても期待できないだろう。
公開規模は、徐々に縮小され、意外に早く終了しそうな気がする。劇場で見たい人は早くいかないと終わってしまうかも。
内容に関しては、ストーリーを脚本段階でもっと、揉んで欲しかったという不満はあるものの、まあ、全体的に可。
子供と一緒に楽しむような映画ではありません。スターウォーズを観たことがない人は、まったく理解できない映画でしょう。
Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! イップマンvsダース・ベイダー、宇宙最強決定戦がまさかの実現か…!?
全宇宙の支配を目論む銀河帝国と、それに対抗する反乱同盟軍の戦いを描くスペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフで、シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の前日譚。
惑星を破壊するほどの威力を持つ宇宙要塞”デス・スター”の開発責任者ゲイレン・アーソは、その破壊方法を旧知の中である反乱ゲリラ、ソウ・ゲレラに伝えるため帝国軍パイロットのボーディーにメッセージを託す。
その情報をキャッチした反乱同盟軍は、ソウとコンタクトを取るためゲイレンの娘でソウとも深い関わりを持つ無法者ジン・アーソを説得。彼女と反乱軍の将校キャシアン・アンドー、そして元帝国軍ドロイドのK-2SOの3人は、ソウと会うために惑星ジェダへと向かう…。
主人公ジン・アーソを演じるのは『アメイジング・スパイダーマン2』『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズ。
フォースの流れを読むことが出来る盲目の僧侶、チアルート・イムウェを演じるのは『ブレイド2』や『イップ・マン』シリーズのドニー・イェン。
過激な反乱ゲリラを指揮する男、ソウ・ゲレラを演じるのは『パニック・ルーム』『メッセージ』の、レジェンド俳優フォレスト・ウィテカー。
ジンの父親であるデス・スターの開発者、ゲイレン・アーソを演じるのは『007/カジノ・ロワイヤル』『ドクター・ストレンジ』の、名優マッツ・ミケルセン。
オリジナル原案はジョージ・ルーカス。
第59回 ブルーリボン賞において、外国映画賞を受賞!
STAR
WARS
エピソード4
「新たなる希望」
〈時は内乱のさなか。凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け、帝国に対し初めて勝利を収めた。
更にその戦闘の合間に、反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。それは”デス・スター”と呼ばれ惑星をも粉々にするパワーを持つ宇宙要塞基地だった。
凶悪な帝国軍に追われながらレイア姫は盗み出した設計図を手に故郷へと急いだ。人類を救い銀河に自由を取り戻すために…〉
はいここ!!
以上は伝説の幕開けとも言える『新たなる希望』のオープニング・クロールであるが、本作で描かれているのは正にこの部分。反乱軍のスパイが如何にして”デス・スター”の設計図を盗み出したのか、その秘密がついに明かされる。
この映画を一言で言うなら「エピソード4強化パッチ」。
ルークやハン・ソロの大活躍は、名もなき英雄たちが命を賭してチャンスを繋いだからこそのものだった。本来、時系列の穴埋めのような作品は好きではないのだが本作は例外。これが有るのと無いのとでは、壮大な物語の始まりとなったデス・スター攻略戦への気持ちの乗り方が全然変わってくる。本作を鑑賞する事で、『エピソード4』が10倍楽しめる筈!
本作と『エピソード4』はシームレスに繋がっているので、この2本をセットで鑑賞してみるというのもなかなかオツなもの。
驚くべきは本作の再現度の高さ。『エピソード4』との間には約40年のブランクがあるはずなのだが、この2つを続けて観ても全然違和感がないんですよね。もちろん映像技術は比べ物にならないくらい進化しているのだが、クリーチャーやドロイドなどのデザイン面において見事なまでに過去作を踏襲している。ガジェットや小物も全体的に70'sっぽいクラシカルなデザインで統一されており、旧三部作感満点。
伝統をキチンと継承し、それを守った上で独自の味を付け加えるといつ決して簡単ではないミッションを、本作は立派に達成してみせた。この事実だけで、本作は大成功であると言えるでしょう。わかってんなギャレス・エドワーズ!😊
確かに本作は『エピソード4』のブースターとしては申し分無い。ただ、裏を返せば本作単体ではなかなか評価しづらい、と言う事でもある。『エピソード4』があればこその映画であることは確かであり、本作のみで評価を考えると、正直それほど褒められた出来とは言えないと思う。
3幕構成という視点で本作を観ると、第1幕:ジェダ、第2幕:イードゥ、第3幕:スカリフということになる訳だが、これ第1幕と第2幕の内容が被ってない?第1幕は育ての父、第2幕は生みの父、という違いがあるだけで、目の前で父親を失うという悲劇が天丼のように繰り返される。これ1回ならいいけど2回はクドいっす。
思うに、この第1幕と第2幕って1つにくっつけることも可能だったんじゃないだろうか?直接ヤヴィン4にボーディーを降り立たせていれば、ソウ・ゲレラの件を丸々カットする事が出来たはず。そうすれば父の死が2回続くという不細工な作劇も避けられたのでは?
また、第3幕にも大きな問題があるように思う。
というのも、この設計図強奪作戦の中身があまりにも行き当たりばったりすぎる!!💦反乱同盟軍の人たちがノリとバイブスで動き出してくれたからなんとかなったものの、ローグ・ワン分隊だけだったら100%任務失敗してたよねこれ。
というか、結局反乱軍が動くんだったら「評議会の同意が得られないので軍を派遣できません…」というやりとりになんの意味があったの?最初から「よし!やってやりましょうぜ!」ってなノリで全軍一体となって動き出しゃいいじゃん。そうすれば必要性の感じない細々としたドラマをカット出来るし、何より作戦のグダグダ感を軽減することが出来ていたはず。あのバリア解除云々のところとかめちゃくちゃだったぞ😅
ローグ・ワン分隊全滅、というあまりにも辛すぎるエンディングは確かに涙を誘う。彼らの命を賭けたバトンリレーがあればこそ、デス・スター破壊という偉業を成し遂げることが出来た。そのことを思うだけで、『エピソード4』をもう一回見直したくなってきてしまう。
あのデス・スターの砲撃によるスカリフの崩壊と、晴れやかな表情で死を迎え入れるジンとキャシアン。このシーンは確かに悲しく、恐ろしく、そしてまた美しい。
…ただ、帝国はスカリフをぶっ壊して本当に良かったのだろうか?あの公文書保管タワーには他にも大切な文書が沢山しまってあったんじゃ?後々になってめちゃくちゃ困ることにならない?
と、色々と問題点を挙げてきましたが、ぶっちゃけそんなことはどうでもいいのです。
この1点。この1点が蔑ろにされていることに、私は大きな失望を覚えました。…それはドニー・イェンの扱いだ!!
ちょっと待ってくれよ。偉大なカンフーマスターを登場させておいて、あんな退場のさせ方はあり得ないだろっ〜〜!!😭
ドニー・イェン演じるチアルートさん。彼は一般人のレベルを遥かに超える戦闘力を有しており、体捌きだけで言えばおそらくダース・モールと同レベルかそれ以上。
カンフー、盲目、仕込み武器と、とにかく属性モリモリ。なんでこんな美味しいキャラが出てきたか。そりゃ当然、ダース・ベイダーとの一騎打ちがあるからでしょう!
設計図を受け取ったレイアの下に向かうベイダー。その前に立ち塞がる、我らがイップマン。フォースvsカンフー。夢の対決が今現実のものになる…!と思っていたのに、現実のものになりませんでした😢
色々問題も多い映画ではあるが、もしもドニーvsベイダーが実現していたらもうそれだけで全部チャラ。最高ーーっ!!フゥ〜〜!!なんて言いながら花丸を贈っていた事だろう。
まぁ、これは自分が『SW』ファンである以前にカンフー映画ファンだからこその感想であるとも思うんだけど、それぐらい夢を見させてくれてもいいじゃんねぇ。わかってねぇなギャレス・エドワーズ!😡
出来に関して文句も言って来たが、本編である『フォースの覚醒』(2015)と比べると、メインキャラクターもデザインも映像も、断然本作の方が好き。ジンやキャシアン、ドニー・イェンたちの冒険でトリロジー作ってくれれば良かったのに…、と鑑賞後しみじみと思ってしまったのであります。
※ターキン総督やレイラ姫の顔は、CGによる再現が試みられている。…うーん、どれだけ良く出来ていようとも、やはり人間の顔をCGで再現するというのはちょっと無理がある。不気味の谷現象とまでは言わないが、やはり違和感を覚えざるを得ない。
高い技術料と人件費を払って違和感バリバリの顔を作るぐらいなら、似た顔の役者に演じさせればいいのに。何でもかんでもCGに頼るってぇのは味がないと思うだけどねぇ。
スター・ウォーズ:サーガ⑤ 1行に記された英雄の物語
「反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功」 最初のスター・ウォーズ、エピソードIVのオープニングロールの一節が35年の時を経て、映画になった・・・。いや~、ホンっとスター・ウォーズ・サーガって驚きです。
ところが、この作品「スター・ウォーズ」の中でも、ちょっと趣が違うような気がするんですが、かなりの高評価です。誰もが認める名作ってことでしょうか。
「スター・ウォーズ」の歴史のほんの一部、主要人物とは離れたところにあっても、確かに時の歯車は噛み合っていたって感じでしょうか。
「スター・ウォーズ」を知っている人なら、誰もが知っているだろうこの結末のストーリーがこんなにも魅力的に描かれていたのには、ホンッと驚きました。シリーズの根源?とも言えるフォースの導きもちゃんと存在していたような。
そして、「スター・ウォーズ」のメインテーマとも思える家族のストーリーもしっかりと描かれてました。
設計図を盗み出すことが主軸のストーリーかと思いますが、その中でちゃんとデススターの弱点の話まで盛り込んでいてくれて、いや~、ホンっと涙モンに嬉しかったです。
最初のエピソードIVは、お姫様を助け出す話ってことで、ファンタジー色が強いって思ってたんですが、その前日譚であるこの作品のリアル感が半端ない!まさに戦争映画そのもの。玉砕の美学っていう感じかな。一人一人が、使命を果たしながら死に至っていく。
基本的に現実の人の死を正当化(又は美化)する戦争ものは嫌いなんですが、これは本物の歴史に関係ないからいいです。フィクションとして非常に楽しませてもらいました。
【ちょっとネタバレ。ラストに触れます】
一番ラストのシーンは、エピソードIVへの続きということで、ファンサービスでしょうね。CGだと思いますが、若かりし日のレイア姫の登場。非常に感慨深いものがありました。 公開後、すぐでしたよね、キャリー・フィッシャーが亡くなってしまったのも・・・
そんな意味でも、非常に印象深い一本でした。
外伝として素晴らしかった
スターウォーズ中ではちょっとだけダークな話だけど、下々の兵士に
スポットが当たっててよいです。出てくるキャラクターが悪いけどいい奴ばかりで、
個性たっぷりで、敵のキャラもいい感じ。
話は複数の星が舞台のあきない展開で、ラストもとても、なんというか、美しい。
これぞスターウォーズという作品の1つだと思う。
グループ討論 議題「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」 メンバー:ルーク、ハン・ソロ、レイ、ダース・ベイダー、C-3PO、R2-D2、ジェームズ・ボンド
ルーク「いやー驚いた‼️私たちが破壊したデス・スターの設計図を手に入れるため、こんな熱いドラマが展開していたとは。私たちが頂いたメダルは本来彼らのモノのはずだ‼️そうだろ、ハン?」
ハン「その通りだ。俺もフォースの覚醒やスカイウォーカーの夜明けなんかに出ないで、CGで若返り処理してもらってローグ・ワンの一員になりたかったぜ‼️」
レイ「何?このヒロインのジン・アーソって‼️私なんかよりキレイだし、ダンゼン魅力的じゃない?どういうことよ、ルーカスフィルム?」
ルーク「レイ、落ち着きなさい」
R2-D2「ピーピポピポ」
レイ「あのラストは何なの?キャシアンとジンが抱き合って最期って‼️デス・スターのレーザー攻撃の光が2人を照らしてメチャクチャ美しく感動的なシーンじゃないの‼️泣いちゃったわ‼️私にあんな美しいシーン、三部作でなかったわよ‼️」
ハン「レイ、落ち着け」
R2-D2「ピーピポピポ」
ルーク「確かに、ラストの惑星スカリフを反乱軍が攻撃するシーンはこれぞスター・ウォーズと呼べる興奮だったな。Xウィングが活躍する空中戦も地上戦もドキドキワクワクで見事だった。こんな興奮、レイが主役だった三部作ではなかったな‼️」
ハン「でもファルコン号が活躍しないのは不満だな」
レイ「それは仕方ないでしょ」
R2-D2「ピーピポピポ」
ダース・ベイダー「忘れてもらっては困るが、私の無双ぶりがシリーズで一番際立っていたのもこの作品だぞ‼️ラスト、逃げる反乱軍の兵士を皆殺しにするシーンの私のフォースの威力とライトセイバーさばき‼️」
ルーク「確かにあのシーンのお父さんは恐ろしくて、なおかつチョーカッコ良かった‼️」
ダース・ベイダー「加えて今作では私のマイホームも披露したしな。あそこは冬でも暖かい。うらやましいかルーク。」
ルーク「・・・・・」
C-3PO「ロボットの私たちとしてはK-2SOの活躍が誇らしかったです。いい味出してました‼️そうだろR2?」
R2-D2「ピーピポピポ」
ダース・ベイダー「ジン・アーソも良かったが、キャシアン・アンドーという男も見所があるぞ。この作品だけでは惜しいな。」
ハン「彼の若き日の活躍は、ディズニー+で観る事が出来るらしい。」
ダース・ベイダー「本当か?チェックせねば」
ルーク「それと盲目の戦士チアルート・イムウェの武術もスゴい‼️特訓すれば立派なジェダイになれる‼️」
ハン「ドニー・イェン‼️」
レイ「ジンと父親のゲイレンの親子の絆も素晴らしかったわ。私も誰かのスターダストになりたい‼️」
ルーク「彼らの愛情には胸が熱くなりました。ねぇ、父さん?」
ダース・ベイダー「そうだな」
レイ「これからはエピソード4のオープニングタイトルを観るたびにローグ・ワンのメンバーを思い出して泣いてしまいそう...」
ボンド「さっきからズーッと気になっていたんだが、私は以前ゲイレンと戦ったことがある。確かその時はル・シッフルと名乗っていた。」
レイ「それは多分勘違いよ。てゆーか誰?」
ボンド「一応世界一有名なスパイだが、名前はボンド‼️ジェームズ・ボンド‼️」
レイ「どの世界一?」
ボンド「地球‼️」
レイ「地球のボンド?知らない‼️」
ハン「知らんな」
C-3PO「存じ上げません」
R2-D2「ピーピポピポ」
ルーク「知らない」
ダース・ベイダー「フンッ」
ボンド「フォースと共にあれ‼️」
チアルート優勝
チアルートかっけーー!!!を置いといても傑作と言える出来でした。
プロモーションでも明確に打ち出されている『希望』というテーマを正面から描き、希望を繋ぐ犠牲というテーマもしっかり描写されている。
新しさの中に無理なくレトロ感を醸してるのも素晴らしいです。
ラストカットは観たタイミングも相まって涙が止まらなかった。
闇に浮かび上がる、恐怖の象徴
ベタなストーリー展開、勧善懲悪の分かりやすい図式、誰もが童心に帰れる活劇=従来のスターウォーズ公式にポリコレ意識をプラス。全エピソード観てはいるものの、熱烈なスターウォーズファンというわけでも無いので、エピソード3.5的な位置付けのようだしまぁ観とくか程度の意識で鑑賞。
本作をここまでの評価に押し上げたのは、やはりベイダー卿でした。登場シーンは僅かながら、終盤のライトセーバーでの立ち振る舞い。いやぁ痺れました。暗闇の中に忍び寄る呼吸音。ライトセーバーが起動するやその紅の光源に照らされ浮かび上がる最恐の暗黒卿。1対10弱の状況でフォース全開でバッタバッタと容赦なく斬り伏せていく、正史にはなかった押し寄せる絶望感。その無双振り。この一連のシーンだけで鑑賞料の元を取ったと思いましたね。
よく出来ている
スターウォーズの「エピソード3 」と「エピソード4 」
それぞれの物語をつなぐエピソード。
この映画はスターウォーズのシーリーズを観ていなくても
全く関係なく、別映画として鑑賞に耐えられる作品です。
感心したのは、よく練られてた脚本で
物語性やキャラクターの設定は
シリーズに関わりのあるものであり、
見応えのある作品になっています。
なんとってもダース・ベイダーですが、
登場シーンは少なく戦闘シーンも短いのですが
とにかく「強い」「怖い」「非道」と
ベイダー最盛期の、本当の凄さを知るに至りました。
40年前のテクノロジーに近づける苦労も見えますが
最後のあの貴女のシーンには驚きました。
この後は胸躍るエピソードに戻るわけです。
感情移入がハマれば泣ける。
シーリーズには無い物語性があります。
スター・ウォーズのシリーズ+の中で
一番好きな作品です。
※
3と4をつなぐストーリー
ダースベイダー以外初めて出てきた人たちだったから誰が誰だか覚えられなかった。
終盤の戦闘シーンはかっこよい。
主人公たちがほぼ全員死ぬっていうのは、このようなA級映画では珍しい。
最後の最後で、反乱軍が設計図を持って宇宙船に戻ろうとした時に扉が少ししか開かず、暗闇からダースベイダーが出てきたのはめちゃくちゃ怖くて大好きな演出だった。
マッツ・ミケルセンとフォレスト・ウィテカーの無駄遣い、、?
衝撃的なラスト!
ダース・ベイダーの
異次元の圧倒的な悪と強さ
それに立ち向かう
志ある反乱軍の戦士たち
戦士たちは
ライトセーバーもなければ
フォースも無い。
あるのは
勇気と知恵と志だけ
生身の人間が必死で悪と戦う姿に
手に汗握って応援していた。
スターウォーズエピソード4
に少しだけ説明があった
反乱軍がデススター設計図を
入手した過程にこのような
物語があったとは、、、
最後泣けました。
追伸
あのドロイド
良い味出してました。
エピソード1以来のSW
2017年の1本目。
アレ?意外といやかなり面白いかも。最後のサービスカットを抜きにしても、特異な能力を持たない普通の人たち(ドニー兄貴を普通と言っていいか…)の頑張りと覚悟に、胸が熱くなる。
K-2SO好き。
シリーズで1番、、、
スターウォーズシリーズで1番面白い。
これまでにも色んな人が死んだが、1番意味のある犠牲だったんじゃないかと。
設計図を手にするという難易度MAXのミッション、選ばれた先鋭のキャラの面白さ、ライトセーバーやフォースを多用しない純粋なアクションシーン。
この1本だけ見ても、シリーズ全体の中の位置付けとしても、スピンオフという性格からしても、とても良い作品!
全659件中、1~20件目を表示