ぼくは明日、昨日のきみとデートするのレビュー・感想・評価
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SF設定に乗れるかどうか
僕は乗れませんでした…
30日ワンパックの世界の交差にして欲しかった。
切なさを生み出すための日本時間24時にリセット設定で、正直かなり冷めてしまいました。
最後に35の男が行った世界は女の子の世界なのかな?
やりたいことは分かるんだけども、、、
東出昌大さんはすごく良かったです
ずるいくらい泣けるストーリー、人生って何かを考えさせられる
この映画はもうあらすじ聞いただけで泣けるストーリーで、とってもずるいなぁ。
人生って、幸せって何だろうと考えさせられる。二人の男女が共有したのがその一瞬でも、いやその一瞬だからこそ凝縮された輝く人生があるんだろう。
主演の二人も良かった。
※余談だが中学生の愛美役の清原果耶さんは、小松奈菜奈さんに雰囲気からそっくりにしてて、二度見してしまった。
初めての感覚
私は原作を読んだことの無いまま映画を見ました。冴えない南山くんがこれから愛美ちゃんと素敵な恋をスタートさせると思わせる始まり。そして秘密を知り、どうしようも出来ない苦しみに葛藤する中盤。その苦しみを乗り越えて迎える終盤。物語の最後にストーリーの鍵となるものが分かるものが多いですがこの作品はそのポイントを中盤に持って来ていることで、進んでいくストーリーを見ながらも今までのストーリーを思い出して涙するという初めての感覚を体験しました。またずっと南山くん視点で展開していきますが、最後に愛美ちゃん視点のストーリーも見れる所が更に揺さぶるものがあり良いなと思いました。
私は鑑賞中というより鑑賞後に一気に来るものがありました(笑) 現実では有り得ないことですが、それでも今を1分1秒を大切にしていこうと思いました。
観終わった後、すぐにまた観たくなった映画はこれが初めてかもしれない...
観終わった後、すぐにまた観たくなった映画はこれが初めてかもしれない。
単純な恋愛モノではなく、会える期間が限られているというのがポイントか。
私の場合、1回目は男子目線で観てしまうが、2回目は女子目線でも観てみたくなる。
秀作だと思った。
南山くん❗
この映画のすばらしさは、言わずもがな。何日もずっと引きずって、頭から離れません。高寿目線と愛美目線。視点を変えての表現にもやられました。
この物語の中での言葉や会話が印象的。
「南山くん❗」
初デートのときの愛美の呼びかけ。あんな笑顔であんな声で言われたら、初デートで不安な男は、とってもうれしい。ホッとする。「ここにいていいんだ。この子から受け入れられているんだ。」と。小松菜奈さんが最高に可愛いと思った瞬間です。
でも、実は、愛美がこの1ヶ月、高寿と過ごしてきた心がこもった言葉だから、あんな魅力的な呼びかけなんだろう、と。小松菜奈さんの演技は凄い。
「抱き締め、たい。」「抱き締めたらいいんじゃないかな。」部屋の中での二人の会話。二人のドキドキ感と心の受容がこんなにも伝わってくる。脚本家と監督に感謝です。
他にもあるのですが、最後にbacknumberの
主題歌の歌詞について。歌詞は、愛美の気持ちに通じるものがあると思います。「大丈夫、大丈夫~」の言葉が、切ない。「大丈夫じゃないだろう❗」と言ってしまいそうになります。「願いにかわって、最後はうそになって」の表現も素敵。
またこの映画を見たときの気持ちになってみたい、と思ったとき、これから何回もブルーレイに手を伸ばすことと思います。
永遠に家族になれない彼女
福士蒼汰扮する京都の美大生高山高寿は、電車の中で出会った小松菜奈扮する福寿愛美に一目ぼれして声をかけた。何故か彼女は涙ぐんでいた。
運命の糸が絡み合う恋愛話は数々あれど、今回の様な設定は初めてであった。秘密を持ち永遠に家族になれない彼女。今どきあり得ないくらい純粋な恋愛の課程を一歩一歩踏み出したふたりであっただけに辛いよね。突っ込み処は満載なれど、そのつもりで見ていて単純に悲しい悲恋気持ちが揺れたね。。
切ない・・・
ぼくときみの時間の流れが逆行していて、ぼくの明日は、きみの昨日。
冷静に考えてみると、頭がこんがらがってしまいそうで、且つ、じゃぁ会っている間の時間の流れはどうなんだ!と突っ込みたくもなりますが、結ばれない恋って、結局泣けます。加えて、主人公の二人が、美男美女というのも良いです。
びっくりポイント1。東出昌大が、福士蒼汰の親友役で出ていて、恋の指南をするわけですが、その後の彼の人生を顧みると、なんかめっちゃ皮肉。なんだかなぁと思います。
びっくりぽいんと2。小松菜奈の少女時代の役で、清原果那が出てきます。6年前なので、中学生くらいの年の筈なんですが、もともと彼女はめっちゃ大人っぽいですが、この作品でもその片鱗が垣間見れます。
しかしな、時間の流れが逆行しているって、冷静に考えるとSF想定なんだけど、ちゃんと恋愛映画になってますね。ジーンときました。back numberの『ハッピーエンド』も、切なさを盛り上げます。
真っ直ぐな恋心が美しい
惹かれあって、でも離れていく、何とも切ない恋の物語。
とても苦しいだろうけど、でもある意味幸せなのだとも思う。
行き違ったり、些細な喧嘩を繰り返したり、相手の嫌な部分を見ないで、最初の真っ白な心を持ったままの二人でいられるのだから。
エンドロールのback numberもよく合ってました。
SFというよりファンタジーのようでしょうか、観ていて「青春て良いなぁ…」てなりますよ。
真っ直ぐな恋心が美しい物語でした。
うーむ。 わからないでもないが、時間が逆に進むのならば、日単位じゃ...
うーむ。
わからないでもないが、時間が逆に進むのならば、日単位じゃなくて、秒単位で逆行しないと変・・などと、思ってしまう私は野暮なんでしょうな。
まぁ、ラブストーリーとしては良いのですが。
“また明日”
原作既読です。
恋に落ちて、声をかけて…。思わずキュンとなってしまいそうな冒頭の場面も、原作を読んだ後だと、切なさが込み上げてきます。初めて手をつないだり、初めて下の名前で呼び合ったり…。彼女の涙にこちらまで泣きそうになります。
すれ違っていく時間と重なり合っていく気持ち。星と星のように惹かれ合う運命の恋が美しく切なくて胸が締め付けられました。
後半から涙が止まらなくなる、、
原作を知らずに、映画で初めて見たのですが、友達と見に行ったにも関わらず大号泣しました。2回目を見に行った時は、1回目とは違う見方が出来て初めから泣いてしまいました。お気に入りの作品で、その後本も買いました。
本当にたくさんの方に見て欲しいです(;ᴗ;)
おもしろくはある
泣ける恋愛映画と調べて、出てきたので見てみた。最後のえみが涙を流すところを改めて振り返るシーンにはウルっときたが、意外にも泣かなかった。
おそらく設定が難解(単に俺がバカだからかもしれないが)で素直に感情移入が出来なかったからだろう。
タイトルの意味は何なのだろう。彼女にとっての明日は、たかとしの時間軸の視点から見たらどうなるのだろう。などとずっと考えながら鑑賞してしまっていた。
中盤で種明かしされるが、終盤にかけてさらにわかりやすい種明かしがあるので純粋に受け流して、楽しめば良かったと後悔している。
あとこの映画の方が先だけど、TENETと似てるなて思った。
儚くて切なくて良質な作品でした
とても良質な作品でした。泣きました。
高寿にとってはラスト間際が愛美との別れであり一番切なく辛い瞬間だけど、愛美にとってはもう物語の始まりのあの時が一番辛い瞬間だったんですよね。
二人にとって一番幸せ絶頂である瞬間は、お互いについて漸く分かり始めた中間地点の時間だったと私は思います。back numberさんの楽曲も素敵でした。
原作を知っているからこそ…。
原作を数年前に読んだからこそ、観るのを躊躇していました。
あの原作をどうやって映画として再現するのかなと。
でもアマプラにあったし、今、特に観たい映画が思いつかず家事しながら流し見しよ〜くらいの気持ちでした。
序盤は原作をなんとなく覚えてるしで、ほぼ目も向けずにいましたが、2人が最初に出会うシーンからは鍵付け…
小松菜奈さんの演技力にとても惹きつけられてしまいました。
内容ももちろん感動しました。
SFだけれど純愛物語。また観たい!!
悲しく辛い…
記憶と時間のすれ違い。それは違う。端と端が結びつき一つの輪になる。この映画はとても切なく見るのがつらい。自分の一番愛しているひとと結ばれることは絶対になく 会える時間もとても短く限られている。そんな二人が惹かれあう話である。涙もろいひとや切ないのが好きではない人にはおすすめしない。それほど辛すぎる。恋人とうまくいってなかったり 大事な人が大事に思えていないときに見たら今まで以上に大切にできるかもしれない。二人の演技は最高だった。完全に感情が持っていかれた。なんせ主題歌がbacknumberのハッピーエンドって深すぎる。僕たち視聴者が最後に思った気持ちをエンドロールで流れる主題歌が代弁してくれる。エンドロール中になくなんて初めてだ。福士蒼汰さんの女性になれていない演技から成長していく姿は本物だった。そして小松奈々さんは泣く演技がうますぎる。そんなんもらい泣きするやん。さすが評価4.5をたたき出す映画であると思う。ハッピーエンド好きな自分としてはみんなにおすすめはしないがとてもよい作品であると思う。
一番好きな映画です
序盤は彼女の行動に若干の違和感を感じながらも、古い感じのラブストーリーかなぁと思って観ていたのですが、中盤でタイトルが出てからその理由が明らかになり、一気にのめり込みました。
福士くん演じる高寿に感情移入していると、小松さん演じる愛美さんの切ない想いに高寿が気付き、きちんと説明してくれます。
少し設定で難しいところもありますが、細かい理屈は飲み込んで、二人の相手を思いやる気持ちを中心に観ると涙が止まらなくなります。
ストーリーの構成や演出もとても良くできています。
1回目は高寿目線で鑑賞しますが、2回目はストーリーを知った後に愛美目線で観ると、序盤から号泣になりました。
当時は映画館で観ましたが、とても好きな作品でブルーレイまで購入し、久しぶりに観たらずっと泣きっぱなしでした。
観ていない方は是非鑑賞してみて下さい。
宝ヶ池駅ホームでの出会いと別れの両義性の映像が実に切ない
最初の二人の何気ない出会いの映像が、後で深い意味を持つということが分かるという、謎解きの様な凄く映画的な展開に、年甲斐もなく、驚き、関心させられ、感動した!
ソラニン等の三木孝浩監督による2016年12月公開の日本映画。原作は七月隆文による京都本大賞受賞の同名小説。脚本は吉田智子(君の脾臓を食べたいで日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞)。撮影は山田康介(シン・ゴジラ等で知られる)、音楽は松谷卓で、製作・配給は東宝。
主演は、福士蒼汰、小松菜奈。他、東出昌大、清原果耶、宮崎美子らが出演。
あくまで、原作未読の感想。
最初、とても映像の綺麗な、若い男の子にとって理想の女の子(白状すれば、若くない自分にとっても、めちゃ仕草等が可愛い)と出会う、夢の様なボーイ・ミート・ガール的甘々ラブストーリーとして見ていたが、彼女の時間逆行が判明し、俄然話が面白くなる。
そう、原作の凄さなのだろうが、今や設定困難な、成就不可能な悲恋のラブストーリーを、見事に見せつけられた。次に彼が会えるのは、15歳の彼女、恋愛は今のこの時、後数日しかないというわけだ。哀しさに絶望する福士蒼汰。でもそれは小松菜奈も同様、いや全てを分かっていた彼女の悲しさはそれ以上であることに気づく彼、そして我々観客。
後半流れる彼女側から見た彼とのデートの幾つかの映像が素敵だ、そして気持ちを揺さぶられる。最初、見た時分からなかった言葉や涙の謎も明らかになり、彼女にグッと共感させられる。挿入される満月や上弦の月の映像も、心にくい演出で上手い。逆光を多用する映像も美しく、抑え気味の音楽も心地よい。
そして、最初出会った日、叡山電鉄宝ヶ池駅ホームでの別れぎわの映像。彼女の涙の意味が明らかになり、また会えるよの言葉の余韻が残る中、彼女にとっての別れの日の映像が、鮮やかに印象づけられる。電車の中で泣き崩れる小松菜奈の見事な名演技。悲しさが視ているこちらに深く伝わってきた。
このシーンと最初の方の反対側からのシーン、どうやって撮ったのか?(一発撮りは難しく、前用と後用の2テイクを時間ずらして行なっている?)も、頭をよぎる。
ラスト、小松が列車に乗り福士を見つけ本を手にし、彼に見染められる映像。そして小松による「彼のもとへたどり着いた」の台詞に、思わず拍手。実にカッコいいラストだ。
監督の三木孝浩さん、そして脚本の吉田智子さんらスタッフの皆さん、新しい胸キュンの美しく切ない映画をありがとう。
話がいまいち見えにくかったけど、二人の感じはとても良かった。今では...
話がいまいち見えにくかったけど、二人の感じはとても良かった。今ではクールな2枚目の福士くんにもこんな役もあったんだ。恋をシナリオどおりに生きる設定は新鮮。東出も良かった。
時間と記憶というものを深く考えさせる映画だった。
全474件中、21~40件目を表示