ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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4に近い3.5点
いきなり事故後の葛藤から始まり、フライトのシーンも抑制的なので、パニックものやオーソドックスなヒーローものを想定していると肩透かしを食らうかも。
いまどきのハリウッドムービーにしてはCGはちゃちに感じられた。
トラブル時のアナウンスや機内の様子はそれこそ生存者の証言からリアルに作られているのだろう。そのためか割とあっさりしておりあまり緊迫感はない。顛末を知っていることもあるだろうが。CAもあまり動揺が見られず落ち着いて粛々と行動する。リアルに徹したらそうなったのか、表現力不足でそうなったのかわからないが、もう少し逼迫したテンションが伝わる演出があるとよかった。また、トラブル前に事故の日のNYがいかに極寒かを表す描写も欲しかった。ラストのジョークにも影響するので寒さの強調は重要だ。
が、この作品の見どころは後半、公聴会から。ロジカルにではなく咄嗟にした本能的な判断だったため、矛盾するデータを突きつけられ判断の正しさへの自信がゆらぎかけた機長の巻き返しには高揚した。
この作品はプロフェッショナリズム賛歌である。
ナイスチーム
悪くないが…,
んーん…。
英雄なんかじゃない
【ハドソン川の奇跡:おすすめポイント】
1.チェスリー・“サリー”・サレンバーガー役はトム・ハンクスしかあり得ない、本当に素晴らしい名演技!!!
2.チェスリー・“サリー”・サレンバーガー役トム・ハンクスの不安や葛藤シーンがいいなぁ!!
3.実話をここまで再現した監督はじめ、スタッフや本人役が凄すぎる!
【ハドソン川の奇跡:名言名セリフ】
1.チェスリー・“サリー”・サレンバーガー役はトム・ハンクスの名セリフ
→「メーデー メーデー カクタス1549 両エンジン推力喪失」
→「あの状況では不可能だ」
→「君だけは信じてくれ」
→「英雄なんかじゃない」
→「40年の経験が 208秒の決断だけで疑われる」
2.ローリー・サレンバーガー役ローラ・リニーの名セリフ
→「当然よ あなたは皆を救った」
トム・ハンクスらしい映画
実話なので、紆余曲折あるけれども主人公が正しかったことが証明されるのはわかっているし、トム・ハンクス主演の映画で、最後絶望的に終わるとは想像しづらい。それがそもそも「軽く観れる」、感情的に負担が少ない映画であるからこそ観たのであるが、最後、機長たちを断定的に糾弾していた人たちが突然掌を返すように機長たちの行動をベタぼめし出し、また機長も優等生的な「チームワーク」強調、のような、あまりに優等生的な終わり方に軽くショックを受けた。考えてみたらイーストウッド監督作品であったこともあり、二重に意外であった。
巨匠と名優ここにあり。
面白い!
WOWOWにて鑑賞。
感動作。アンビリーバボーでありそう。
最後、機長の判断が正しいとわかった時の爽快感はたまらない。
副機長の次は暖かい日がいいというコメントがなんか印象的。
最後に実際の機長のコメントシーンかあるが、キャストも本人達に寄せたビジュアルにしているのもまたいい。
感動!
最初の間延び感に「??」と思っていたのですが
徐々に感動が浸透。
操縦シーンがとてもワクワクして興奮します。
スピーチのシーンが格好良かった。
最後のノンフィクションを告げるナレーション最高です。
結果的にコンピュータと人間のせめぎ合いのようになっていて、そこが最大の見どころだった。
旅客機がハドソン川に不時着したのは知っていた。
でも当時は「ふーん、そうなんだ、助かってよかったね。」くらいにしか思わなかった。
まさかこんなことになっていたとは知らなかった。
その後のことはまったく報道されていないか、報道されていたとしても見ていなかった。
そんなに面白そうな事件ではないので、原作本を見たとしてもたぶん読まないし、師匠(特別に尊敬しているので、イーストウッド監督を師匠と呼ばせていただきます。)の映画でなければ見なかった。
見てみたら師匠の映画はいつもそうだけど、すごく面白い上にいろいろ勉強になる素晴らしい映画だった。
考えてみたら、事故によりとんでもない損害が出ているわけだから、機長の判断が正しかったかどうか調べるのは当然だ。
しかしその調べ方がコンピュータシュミレ-ションというのに驚いた。
データ(たぶん全ては把握できない)を入れたコンピューターが空港に戻れたから機長に過失があるというのなら、最初から全部コンピューターにやらせろ、あるいは指示させろ、ということになる。
でも、もしコンピューターが操縦あるいは指示していたら、川に不時着などということをあらかじめプログラムされているということは考えにくく、それこそ大惨事になっていた可能性が高い。
結果的にコンピュータと人間のせめぎ合いのようになっていて、そこが最大の見どころだった。
そして何が正しいのか間違っているのかよくわからないところが、師匠の一連の映画のテーマにも合っていた。
内容的には、事故のシーンを分割して、機長のフラッシュバックとして、少しづつ全編にわたって入れていく手法がよかった。
これが、現実感を失わずにパニック映画的な面白さを出していて、最後まで飽きずに見られた。
そして最後の最後に一番盛り上がるシーンを持ってきていて、ラストシーンに一番感動、続くエンドロールにも余韻が残り引き続き感動、本当に最後の最後まで無駄なく作られていて、素晴らしい仕上がりだった。
クリントイーストウッドの安定感
この作品の存在を知った時、正直見に行く気は全く沸かなかった。
ノンフィクションものというやつは焦点がころころ変わったり、流れをぶった切って当事者本人のインタビューシーンを入れたりして、作品として中途半端なイメージがあったからだ。(このイメージはドキュメンタリー作品の話かもしれないが…)
この作品はそんなネガティブなイメージを払拭してくれた。
そもそもこの作品を観に行こうと思ったのは、ラジオ番組で他の映画「真田十勇士」が取り上げられていたから映画を観に行こうと思ったのが始まりだった。
映画館のホームページを観て「ちなみに…」という感じで観てみるとクリントイーストウッド監督の作品がやっている。しかも評判はかなりいい。「これは観るしかない…」急遽予定が変わったのだ。
この作品は2009年、飛行機をニューヨークのハドソン川に不時着させた飛行機の機長の物語だ。
乗員155名を救った機長とその家族の苦悩を繊細に描き、それを効果付ける緊張感のある不時着シーン。
多くの命を預かるということ、それが如何に重大なことで責任の伴うことか改めて実感した。全世界のパイロットに敬意を表したい。
僕はこの事故の結末を知らなかったからか、最後まで続きがどうなるか緊張して観ていた。しかし、その緊張感も後腐れ無く解消してくれた。観ていてスッキリする作品だった。
やっぱりクリントイーストウッドは最高だ。期待を裏切らない素晴らしい作品を撮ってくれた。次の作品も観たいと思わせてくれる。
劇場内は落ち着いた大人が多かったが、小学生くらいのお子さんを連れた方もちらほらいた。多分、不時着水の緊張感は子供にも伝わっているだろう。
トム!
トム・ハンクスに出会ったのがあまりに遅かったので、皆さんの素晴らしいレビューには、勉強するばかりです。
でも、トムに出会い(個人的に出会ってなくて映画!って、当たり前ですね)、いろんな役をこなすこと、声がいいこと、役に合わせて痩せたり太ったりすること、ぜーんぶ、ザ・役者なので大好きです。
彼のこだわりも、好みです;手袋片っぽとか、タイプライターとか。
いろんな役ができる、マジシャンみたいなトム。コロナから立ち直って良かったです。コロナという名の男の子からの手紙のお返事も素敵です。
トム・ハンクスがアメリカ合衆国の大統領になればいいのにと、半分思います。でも、トム出演の映画を見ることできなくなったら、あまりに残念なので、どちらか選べと言われたら、トムには役者でいて欲しいです。
ハドソン川の映画と関係ないことばかり、失礼いたしました。
トムハンクスの演技がいい
有名なハドソン川に不時着した事故のことなので入りやすかったのとトムハンクスの淡々とした演技にじっくり見てられた
せっかく乗客をみんな助けたのにそんな立場になっちゃうんだ と不思議だったけど検証ってやっぱり大事なんだね
あんなに攻められたら自分だったら疑心暗鬼になちゃうだろうな
最後の審議には圧巻ずっとモヤモヤしてたのがスッキリ
いい見せ方だなクリントイーストウッドはヒューマンストーリーが得意だね
やっぱりトムハンクス好きやわー
普通の日々と奇跡
奇跡というか不運中の幸運?
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