ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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プロフェッショナルな映画です
素晴らしい仕事で、大勢の命を救ったのに、一歩間違えば、犯罪者に
されてしまうという恐ろしさが、全体に緊張感を与えています。
これ本当にドキュメンタリー映画(?)と思えるような、緻密な場面
展開と、トム・ハンクスのうまい演技には、思わず見入ってしまいます
。
実際の事故のことを映画にしているのでどんでん返しのようなものはなか...
実際の事故のことを映画にしているのでどんでん返しのようなものはなかったけど、ちゃんとハッピーエンドで終わったからよかった。エンドロールの実際の人達が登場しているのもグッときた。
それにしても、事故は2009年の事なのに全然記憶ない。
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静か...
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静かなのに迫力のある映像、クリント・イーストウッド監督は果たして年を取っているのかと思えるほど、この作品も感動的でした。
最後のエンディングロールでも感動して涙が出ました。安全に飛べて、目的地について当たり前の今、あれだけ乗客に感謝された機長がかつていたでしょうか。
もちろん、トム・ハンクスの役作りも素晴らしかったです。
パピっと短く96分。
gleeオタ的余談を先に。
運輸委員会のひとがカートのお父さん役の人ですよね。バートハメル役だった人。けっこうメインな役どころで再会嬉しい!
あと、こちらは自信ないですが、ゴルフのために最後に乗り込んだ3人組の太った人は、デイブカロフスキー役の人じゃないでしょうか?だいぶ似てたと思うのですが。
「◯◯に出ていた誰々」に気づくのが、日々の楽しみでして。こういう時は、誰かと答え合わせがしたいのですが、なかなかどっちも見てる人がいないんですね、周りに。
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2009年の事件当時は14時間労働で満身創痍だった会社員時代なので、全然このニュースの記憶がありません。なので完全に初めて知る話でした。
成功例のほぼ無い水中着陸で全員無事だった、国家運輸委員会みたいのんに、空港へ戻れたはずという仮説ありきで責められた、コンピューターシュミレーションでは空港へ戻れたという結果だった。でも決断するまでの時間を加味すれば、(それを35秒とし)空港へ戻るのは難しかった。運輸委員会は機長と副機長を責めることを諦める。ほとんど筋を全部説明してしまいましたが、顛末はこういう感じです。
それに、機長の痛々しい逡巡が挟み込まれ、ハラハラドキドキします。例えシュミレーションが正しかったとして、でも助かったじゃん、結果よければ全て良しであかんの?責められることなんか?と素人観客は思っていました。
また、一方では責められ、家にも帰れず、でも町やメディアでは英雄扱い。英雄扱いされる事が不当とは思いませんが、当惑する気持ちもわかるね、という感じでした。
ハラハラドキドキと困惑への共感とを感じつつ、パピっと短く纏まってたのがすごくよかったです。
奥さん役のローラリニーとトムハンクスの共演シーンなくてそこだけしょんぼり。
エンドロールで映っていた実際の乗客と機長夫妻の再会パーチーがすごいなーと思いました。が、パーチーのスピーチ、なんで奥さんやねん!とも。
心の動き
もともとこのニュースは知っていたけれど、このように映画になることで、事実を知った。
機長の心の動きがとても上手に表現されている。ストーリーは複雑ではないけれど、人間の心の小さな動きも丁寧に見せてくれている。
周りを取り巻く人々。
実話のニュースを見たときは、機長はヒーローであるに違いないと思っていたのに、こんな苦悩があったとは…。
すべての物事には、良いと思う人、良くないと思う人、必ずどちらもいるものだ。
世の中はそういうものなのだ。
そして、どんなに機器が発達しても、人間のもつ感覚的なものは、真似できないし、大切なんだなとも思った。
人と人との繋がり、絆で世界は成り立っている。
最後もスッキリ終わって良かった。
イーストウッドの良心が造った珠玉の一本。
イーストウッドのきめ細かな良心により造られた、これぞ映画と言う作品。
いつもながら音楽の使い方も非常に上手く、心にしみ目頭が何度も熱くなりました。
トム・ハンクスがあまり好きではないので観るのをためらつていましたが… 改めて、クリント・イーストウッド監督作品は見逃し厳禁と再確認。オススメです‼︎
胸打たれる感動。
非の打ち所がない素晴らしい映画!!
トム・ハンクス最高です。
副機長ジェフ役のアーロン・エッカートさんも
めちゃ良かった!!!
普段cs放送のメーデーシリーズで
飛行機事故の原因究明を興味深く見ています。
いつも、さすがNTSB!って、
かっこよく感じていたのですが、
この映画でNTSBがめっちゃ悪役に見えましたf^_^;)
最近の映画は
そりゃないだろとか、あの演技、、、とか、
どっかこっか一言突っ込みたくなるとこが
あったりしたけど、
事実を元にした映画のせいもあるのか、
突っ込たいところは微塵もなし。
変に作り込まれず、
でも、映画の中にぐっと入る感覚があって、
本当に素晴らしい映画でした。
映画館で観れて本当に良かった。
救出後に乗員乗客全員の無事を
確認しようとしていたサリーの姿、
公聴会でのサリーの発言、
−−−人的要因のとことか、
−−−全員がいたから成し得たことだとか、
とても心に響きました。
ジェフが「7月に」って言って終わる感じ、
良かった♪( ´▽`)
最後、乗員乗客本人達の映像の時、
「155」という数字でなくて、というような下りや、
サリーの奥さん本人が
「感謝の手紙にお礼を言いたい」という話、
とても胸を打たれました。
自分ができることを精一杯やって生きていこう。
ひとくくりにしないで、一人一人を見よう。
そんなメッセージを受け取りました( ´▽`)
良かった
クリントイーストウッド監督の作品はだんだん良くなっていく感があります。今回の作品も、ノンフィクションですが、機長の心理的な動きが良く理解出来て物語の中にスムースに入り込めました。
今の日本映画の監督にこのような作品が作れるのでしょうか。ドタバタの、身内だけがはしゃいでいる感のある、全然面白くない喜劇とかはもういいので、こういう重厚感のある作品に是非挑戦してもらいたいです。
すべてが大人の映画作り
ラスト近くの少ないセリフのいくつかに打ちのめされる。このパイロットたちのできる限り普通な佇まいとセリフの奥にあるプロフェッショナル魂と、映画人のプロフェッショナル魂が重なって涙。
世の中からこういった嗜みの映画がなくならないことを祈る。
これに比べれば「面白い」とはしゃいだ日本映画のほとんどは足元にも及ばない子供の映画
良作の薫りが漂います( ̄▽ ̄)
クリント・イーストウッド監督にトム・ハンクス主演と言う鉄板コンビに実話を元にしたストーリーと言う事で大当たりは無くても、ハズレも無いだろうと思っての鑑賞。
この手の話のストーリーはありふれてる感が鑑賞前はありましたが、ハズレどころか思わぬ拾い物でした♪
実話を元にしたお話でしたが、テンポも良く、何よりも極力無駄を省いた展開で96分で納めたのは見事です。
機長が何故空港に戻らず、ハドソン川に着水したのかは理解できない人達の追及に閉塞感が漂って、英雄と祭り上げられた人の粗を見つけだそうとする審議会には嫌悪感が漂いますが、ニューヨークの人達は穿った見方をせずに素直に称賛し、何よりもマスコミが騒ぎ立ててるのは仕方ないけど、粗捜しをしてないのが良いです(サリーの頭の夢の中ではお馴染みのマスコミ対応ですがw)
長年の経験と感からの瞬時の判断で155名の命が救われたのは、やはりコンピューターでは弾き出せない訳で、でもそのくだりもだらだらと引っ張らないのが良いです。ここがこの映画の良作のポイントの1つかと思います。
また、スカルズ副機長役のアーロン・エッカートが機長に寄り添いながらも目立ち過ぎず、万全のサポートをすると言う良い味を出してます。サリー機長の判断が称賛されてますが、絶大なサポートがあっての奇跡の着水劇と言うのが実感出来ます。
変に家族とのドラマも無く、パイロット達の現場の裏の顔を無く、また審議会の無駄なメンツも無く、淡々と進んでいく話に盛り上がりを感じない人もいるかも知れませんが、事実は淡々としているからこそこんなもんだと思いながらも、下手に脚色をしてないのがやはり良いです。
トム・ハンクスはこの後のダヴィンチ・コード三部作の「インフェルノ」の公開が控えてますが、こちらは博打感が漂うのでw、大作前の良作としてお薦めです♪
ドキュメンタリー仕立て派手な演出は無いのに最後まで手に汗握る感じ。...
ドキュメンタリー仕立て派手な演出は無いのに最後まで手に汗握る感じ。同じ飛行機に乗って同じ時間を体験したかのよう。ホントに奇跡としか言いようがない。
上出来の再現性
テレビでもよく取り上げられている事故で、再現シーンも何度か目にしているので、目新しさは「容疑者」という扱いの一点になるが、イーストウッド監督とトム・ハンクス主演という組み合わせで、最初から最後までをじっくりと描いていて、主人公の人間性や周囲との関係性、そして事故の緊迫感あふれるシーンと委員会の追及までを飽きさせることなく描いています。第三者にはわかりえない精神状態などのリアリティある描きに感心しました。
飛行機に乗るのが恐くなった!
ハドソン川の奇跡。。
当時、ニュースで見て知っていたが、これは。。
本当にすごい決断だったと思う。
何がベストだったかなんて、わからないでしょ!
プロとして、冷静に判断し、やるべき事を実行した機長は本当にベストを尽くしたのだと思う。
こんなにも誇りと責任感のある、機長の姿に
心打たれた。155人!!無事でよかった。。と
誰よりそう思ったに違いない。
コンピューターのシュミレーションで、全てが計算通りにジャッジできるはずはない!
本物のヒーローは、自分の事をヒーローだとは思わないだろう。
どこまでも自分に厳しく、責任感と誇りを持って、驕ることはないのだ。
クリント イーストウッド監督は素晴らしい!
ストーリーの奥にある、人間の尊厳や誇り、
不確かさ、愚かさを、単純に結論づける事はしない。。
最後の副操縦士への愚問に笑った。
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