ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのレビュー・感想・評価
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面白かったけど若干置いてけぼり感が
面白かったけど、最初の方ミスペレグリンからループのこととか聞かされて、ん?子供たちを安全な場所で育てるのはいんだけどもなぜわざわざ時間の進まない世界で育てる必要が?と思った。
その後の展開をみていくと、あーこの為にループが必要なのかなとは思ったけども、ただでさえわかりづらいループ、これを理解してる上で進んでいくストーリー。ちょいちょい一回観ただけでは理解が追い付かないことが。
・ラスト主人公はループをたくさん通ってエマたちの時代まで来たってことでいいのかな?
・主人公が生きていたのは「今」で、ミスペレグリン達が生きていたのは昔の時代、しかもそれを何度もリセットしてるだから「今」に帰ったら「時間に追い付かれる」のかな?
・ミスペレグリンが作ったループは爆撃があった日に慌てて作られて、ミスペレグリンはその日を何度もリセットした。でもバロンがペレグリンをさらったせいでリセットができなくなった。それで時間が進んだからラストエマが言ってた通り、ミスペレグリンが回復してリセットするまで時間が一日ずつ進むってことでいいのかな?
・最後主人公がおじいちゃんに会えたのはバロンたちが過去で殺されたことになったから?
・バロン達だけ大人なのはなぜ?過去にループの外に出た期間があったのか?
・子供たちはリセットしたとき、歳をとらないということは体は元の状態に戻るということだよね?ならなぜ記憶を保持してられるんだろう。
そして、ビクターにもマスクをかけてリセットすれば生き返ったのでは?リセットで怪我は治らないのかな?
・バロン達はホローを従えてたけど、ラストバロンがホローにやられたのはなんでだろう。ていうか見えないのに今までどうやって操ってたんだろう?
ちゃんとした映画だし矛盾はないように作られてるはずだから自分の理解力の問題かと思うんだけど…。うん。
また観たときに解決しよう。
あと全然関係ないけど、子供たちの中で双子の能力が一番こえぇ。
そしてなにげミラードが一番好きかな。エマ可愛い。
ほんわか版Xメン
びっくり!
思ったよりも恐ろしく、不気味に描かれていたように感じました。個人的にはハリーポッターよりも怖い。
目に見えない敵というのは本当に怖い。
何が起こってるのか分からないまま死ぬ事のなんと恐ろしいことか。
目玉を食べられた子供が主人公に怖がられてしまう場面は胸が傷みました。凄く心に傷を負ってた。でも自分も正直に言うと怖かった。
なんというか、ペレグリンも含め、施設の子供たちも変化を恐れていたようでした。主人公に会い、敵に見つかってしまった事により彼らは進まなければいけないことに気づいた。
主人公も、自分のしたい事、やるべき事に気づいた。
そんな映画でした。
思ったより多段で深みがあった
ティムバートンらしい・・・といえばらしいが。
ループ
奇妙な世界観
あなたの方こそ見間違えたわエバグリーン
予告編にて「どっかで観た女優だな?」と思ったエバグリーン。
そう2006年公開007カジノロワイアルのボンドガールである。
当時、大きな目の可愛い系美人だなと思った。
月日が経つのは早いものだ。
彼女がこの映画にて登場の第一声が主人公の孫をそのおじいちゃんと勘違いし見間違えるシーンがある。
私はその表情、声を聞き「俺の方こそ見間違えたわ」と年月の経過を思い知らされました。
映画レビューに戻ります。
奇才ティムバートンの映画である。
監督の映画は色々観てきたが、最近の「チャーリーとチョコレート工場」や「アリスインワンダーランド」の様なカラフル色を基調として居らず、少し昔の彼の作品に戻った雰囲気だ。
また、アクション色も強いのは珍しい。
他は彼らしい演出そのままだ。奇妙で個性的な子供達、パペット技術、独特な演出、音楽。
物語は現代ファンタジー。童話みたいな映画であり、
後半は案の定、子供達の活躍もあり良かった。
007M役のジュディデンチや敵役としてサミュエルLジャクソンと名俳優も出ています。
ティムバートン作品は好みが凄い分かれる映画が多いのですが、コレは個人的に意外と面白かったです。
予告編でネタばらしも少なかったし。
(ティムバートンなのに他の監督作品風で無難でつまらないと逆に思う人もいるかもしれませんが)
小学校高学年〜大人向けの作品です。
だけどホント監督はガイコツが好きですよ。
深く考えずに楽しむべし
ループは甘美な響き。
コメディテイストと思っていたが、想像以上にSFになっていて、少し頭を使って観ることになった。
異能、もしくは異端の者に、ティム・バートンが注ぐ愛情は半端なものではなく、その点は観ていて気持ちがいい。
物語は、平和な異能者たちのところへ悪者がやってきて、そいつを退治するという単純なものになっている。
異能の持ち主である子どもたちがいかにして戦うか、というのが終盤の関心となる。
サミュエル・L・ジャクソンが嬉々として悪者をやっていて、またなぜか憎めない。いまの俳優では稀有なタイプである。
ティム・バートン節炸裂の本作である。モーションピクチャーもややノスタルジックで、嫌いではない。
さて、次は何を見せてくれるだろうか。
色づかいや雰囲気はまさにティムバートン
タイトルの通り、色づかいや雰囲気に、ティムバートンらしさが詰まっている。
登場人物の特殊能力の特徴などに目新しさなどはない。
純粋に特殊能力を持つ人物が勧善懲悪(こういうと稚拙な表現に聞こえやすいが)すると考えると、主題はそこなの?ほかに主題はないの?と、世界観以外に伝えたい内容の有無がわかりにくいと感じた。
ティムバートンの独特な黒さ、ホラーな美しさが光る女性像、男性像であったり、設定のゴジックさであったり、好きな人にはたまらないアートの世界観は至高だと思う。
少し不思議な青春ストーリー
これぞティムバートンの映画と言える作品。
不思議な世界に誘われます。
エイブ・ポートマンは孫のジェイクに、子供の頃はモンスターと戦い第二次世界大戦中は、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちがいる屋敷で過ごしていたことを、何年間も話し続けていた。
ある日エイブから連絡を受けたジェイクは彼のもとへ向かう。
そこで両目を失ったエイブを発見し、「ケインホルム島へ行き、1943年9月3日のループへ行け。そうすれば鳥が全てを教えてくれる」と告げ亡くなってしまう。
鳥類学者の父と共に島へ向かうが、屋敷は1943年9月3日に空襲を受け破壊されていたことを知る。
しかし翌日、再び屋敷へ向かうとそこには奇妙なこどもたちがおり
ジェイクは迎え入れられることになる…
ちょっとヘタレなところもあるジェイクですが、いざと言う時には勇気を振り絞ることのできる少年で魅力的ですね。
この映画はミス・ペレグリンが冠に付いていますが、完全にジェイクの成長物語だと思います。
1943年9月3日のループ(そこでは永遠に1943年9月3日が繰り返されている、故にこどもたちは歳を取らない)で
エイブのかつての想い人、エマに出会いやがて恋に落ちるという設定は何ともロマンチックですね。
実はいろんなジャンルが組み合わさっているような作品で、エイブの両目をくり抜いた、ホローガストと呼ばれる悪の異能者たちとの戦いが繰り広げられるという、バトル要素も組み込まれています。
サミュエル・L・ジャクソンが嬉々として悪のボスを演じているのが、なんだか微笑ましかったですね。笑
星2つ減の要因は、少し間延び感があったように思ったところがあったのと
あまり活躍できていないこどももいたように感じたのが大きいですね。
しかしながら、普通に楽しめるのでおすすめです。
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