何者のレビュー・感想・評価
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共感できてしまった自分がいる
大好き孝之くんが出てるので映画館へ。
(ウシジマは原作が好きじゃないのでみません)
4~5年前ツイッターにはまってた時、
メインアカとサブアカを作って爽やか系とダーク系を使い分けてた。
サブアカのほうは同じようなサブアカ持ちの仲間が集まって鍵かけてるのをいいことに言いたい放題毒を吐くけど、オフ会などで集まった時はみんなすごくいい人。
今思うとそこに集まったアカの持ち主たちは何者どころか何様だったんだろう。(何様は読んでませんw)
フォロワーが増えれば増えるほど居心地良さ求めて、リアルよりバーチャルを本拠地としていく人が多い。
意識高い系や、オサレ系の人たちはこぞってSNSを紐付まくる。
自分はここにいるよ!アピールなのか、
陶酔しきった自己満足なのか、精いっぱい背伸びしてるのか。
清く正しく美しく生きるなんて、余裕のない就活生達には無理よね。表向きは仲間であっても、みんな自分のほうが優位に立ちたくてそればっか考えてる。性格悪い子は人を下に置くことで自分が上になってる錯覚起こしてそれが病み付きになったりね。
二階堂ふみちゃんの性悪さ、めっちゃイラっとした!
こういう役演じてもほんと上手ね~
やっと宮崎あおいちゃんと区別ついてきた。
佐藤健くんはこういう役がドンピシャ。
内面の複雑な男の子の役を演じてる時の表情ほんと好き。
菅田将暉くんと有村架純ちゃんは映画出過ぎ。もう見飽きた。
でもこの映画ではコータローが一番良い子だったなw
山田孝之くん、さすがの存在感。
就活の映画ではない
若者がいろいろな会社から落とされたり内定もらったりしながら自分が社会で何をしていくのか見出す話……かと思ったら全然違った(笑)
主人公が、相手が目の前にいるのにツイッター見ているのにはイライラされられ、もう見るのやめて帰ろうかと思ったが、これも今時の若者らしいと言えばそうなのかなあと思って我慢して鑑賞を継続。主人公がツイッターばかり見ていた理由は最後に明かされます。
僕は勘違い人間でした。
この作品は、正に僕の様な人間の話でした。よく作品の中の人物と、自分を重ね合わせるんですけど、ここまで似てるのは始めて。しかも、それが誇らしくない。自分が嫌になる。嫌な気持ちになる。ドス黒い。ツイッターとかはしないんだけど、自称分析屋ってところ、苦しい…
それぞれの人間の闇を描いた、恐ろしく、エグい作品でした。もう一度観たいが、怖い。中毒性あるのかな。。単に僕がMなだけかな。。。
ヤバイ。これは、始めての体験。是非。観たほうがいい。いや、観ろ。
刺さった映画
僕は就活もしたこと無いけど、観てる間ずーっと心をえぐられてる感覚に陥った。
就活じゃなくても受験に置き換えてもいいかもしれない。
仲間内でじゃれあいつつも距離を測ってる感じ、ある程度の年齢の方ならみんな覚えがあるのでは?
みんなに見せてる姿と実際の行動が伴わないなんて事も少なからずあるのでは?
何より、同じグループなのに1ぬけ、2抜けしていった仲間に表面上「おめでとう」といいつつ、心の中では「アイツだけいい思いしやがって」なんて思った経験、僕は無かったとは言えない。
TwitterなんてSNSが自分の20歳当時無くてよかったって心から思えた(笑)
けど、そうやって冷静な視点で常に物事を客観視している主人公が、実は全て見られてたなんて、死にたくなるよね。
でも、この映画そんな所で主人公を突き放すのではなく、ちゃんと未来への扉を開けてくれてる優しい作りになってる。
僕はそこに救われた気持ちになったし、ここからが初めの一歩というメッセージを感じた。
単なる就活ムービーではなかった。
豪華俳優陣が見所
佐藤健さんの舞台挨拶に参加。
今をときめく豪華俳優陣が出演、
そして、朝井リョウ参加原作とのことで
期待度がかなり高めで鑑賞。
ツイッターも就活もさほどしていない私とって、
あまり共感できる部分がなく、
ストーリーに入り込めなかった。
人物の性格やキャラクターなどはしっかり
確立されているが全体のストーリーが
いまいち私の心には響かなかったのは残念。
主題歌のゲストボーカル&作詞の米津玄師さんの
大ファンなので、映画館で聞けてよかった♡
今どきの就活ってこうなんだ
豪華なキャストにつられて観てみました。
原作を読んでいませんが、朝井リョウさんの原作っぽいな〜って感じました!後味は悪いですが、自分の学生時代との差を痛感するとともに、今どきの就活ってこんな感じなのかって、考えさせられました。ネットも無い時代とは違うのがあたりまえですけどね。三流大学の中井貴一や柳沢慎吾、時任三郎が就活に苦戦する(当時は就活なんて言葉自体ありませんでしたが…)『ふぞろいの林檎たち』世代の私には色々と感じるところ満載でした。
菅田将暉、光ってましたし、二階堂ふみ、scoopで見直しましたが、今回もいい味出してましたね⁈この役は他の女優では中途半端になり兼ねないです。豪華なキャスト陣から期待値を上げすぎた方は別として、飽きずに最後まで楽しめました。
Twitterの裏アカウントの話。
笑いが起きる面白いシーンも無し。
感動する所も無し。
山田孝之が真面目な演技をやっていた。
SNSやらない人には理解が出来ない映画。
意識高い系の人が観る映画。
ドコが面白いのか教えてください。
日常って、そうなんだけど…
桐島、部活やめるってよ、
でも感じた事だけど、浅井リョウ原作って、やっぱり終わりがイマイチすっきりしない。
主人公が、
あるきっかけで、
自分って本当にこのままでいいんだろうか、
他人を批判的に評価することで自分はそれとは違う、と自分を保つだけでは、きっと前には進めない…と気づき、ふと歩みを止めて今後の行く先を考える。
きっと、日常ってそうなんだろうけど…
そこで終わるか、という感じ。
その後の彼の行く先は、
私たちの想像力に委ねられている。
わかるんだけど。
…なんだろうもうひとつ、
もうひとスパイス欲しい感じで終わった。
好みの問題かな。
でも、過程で描かれた各登場人物のキャラやツイッターなんかのSNSのウラとオモテで渦巻く人間の色んな感情や思惑がリアルに感じられて、思わずニヤついたり、共感したり、あ、コレって客観視するとこんなにイタイことなのか、て再認識したり。
その辺りを感じられたのは楽しかったなー。
それにしても二階堂ふみは、
普通の女の子の役だと目立たないけど、
人間の毒の部分や影の部分を含ませた途端に、いい意味で存在感ある怖い女優さんだなと。
演技力がある女優さんだと思ってたけど、人の影の部分を演じさせたら底力がスゴイ、ていう言葉のがフィットするかな。
佐藤健の、常に何かノドにつかえてるものがあるようなアンニュイな演技も印象的だったけど、やはりさすがの菅田将暉でした。
どんな役どころやっても、
「あ〜〜そうそう!こういうヤツいるいる!」
とリアルに本質に寄せてくる感じ、
しかもそれが肩の力入ってなくて
さらりとやってのける感じ。
やっぱり好きだなー。
親近感がわかない
登場人物の設定と
接点があまりになさすぎて
全く映画に入り込めず
まさに観察者みたいな気分で鑑賞
自分の歳が22なので
なにか発見があるかと
期待したけどなにもなく残念
登場人物が欠点だらけなのも残念
みんなスマホに依存しすぎ
んでネットへの危機感なさすぎ
あとコミュ力なさすぎ
でも不思議と最後まで
そこまで退屈せずに見れたのはよかった
すっきりしないけど面白かった
就活を通して揺れ動く心情を、5人の人気若手俳優が好演。それぞれに違ったキャラクターなので、見る側も、感情移入して共感したり、客観的に批判したりできると思う。他人を批判したりするのは、楽でカッコいいけど、未だ「何者」でもない若者は、カッコ悪くても、もがいて苦しんで前に進まなくちゃいけないというメッセージでしょうか。ただ単に青春の美しい一瞬を切り取っただけとも見えますが。
下痢性の腹痛に見舞わられる。
映画的な演出も撮影も取り立てていいわけではないし結局何が言いたいのかよくわからないけれど
この映画は人の心の動線を描くことに意識が向いていて、
それが見てる側にも凄く良く伝わるので見ていて気持ちよかったです。
主人公が全部感情をセリフで喋っちゃうなんて嫌いな演出なのですが、そんな事が気にならないぐらい
どの台詞も、どのキャラクター造形も見覚えがありすぎるし、ずっと自分が作者に叱られている気がして凄く恐ろしい…。
怖すぎて、身体冷えて下痢性の腹痛おこしてました。
会社勤めかフリーランスか作家かを選ぶ事でぱっかりわかれる学部なんかにはありそうなやりとりが満載なので、
そういう学部の人達はこの映画でも見て
お互いに客観的に見、
尊重しあい、
マウンティングし合うような事はしないようにして欲しいものです。
んー。
キャストが豪華で期待していた分、
物足りなく感じました。
分かる人には何か感じるものがあるのだと思いますが、私には何を伝えたかったのか分かりませんでした。
あとは、人間の裏の部分は怖いですね。
とってもリアルでした。
感想としては、微妙です。
“何者”にもなれなかったのは
なによりもこの作品だったというのが一番やるせないですね。
厳しい言い方をすると。
・昨今の就職活動の世知辛さ
・そこで揺れ動く人間関係
・SNS文化の便利さと恐ろしさ
これらが描かれていましたが、どれも上っ面をなぞっているような感じでどこか薄っぺらさを感じずにはいられませんでした。
まるで道化を見ているかのような。
どれかに重きを置いていればもっと素敵な作品になったような気がします。
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(´- `).oO(そんな中でも、菅田将暉の存在感はさすがの一言ですね。元気な若者キャラを演じさせたら現状日本一でしょう)
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