日本で一番悪い奴らのレビュー・感想・評価
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もとの話が凄すぎる
事実をもとにしているとはいえ、どこまでが真実なのか怪しいところ。とはいえ、個人的には、脚色は大いにあるだろうけれども全部本当だろうなぁという気持ちで見ていた。仮にまるっきり嘘っぱちだというのであれば、北海道警がこの映画を訴えるべきだろう。そして道警がその裁判に勝つまで、この内容を全てを信じ続ける。
綾野剛の演技には魅せられたが、見るに耐えない演者や演技も数多く散見され、残念。
また、映像そのものに全く魅力やらコンセプトのようなものを見いだせなったのも、残念なところ。
そしてまた、映像と音楽が乖離している印象がしたのも残念…
題材がスゴイだけに、残念なところが多すぎて、もったいない。
所詮、日本国内だけでの映画でしかない、と偉そうにも思ってしまった。
期待が高すぎたか?
白石監督はパクチャヌクポンジュノに対抗出来る日本人監督だと凄く期待している。
今作もリアリティがあって、グロくて血生臭くて道警の闇をエグるような作品かと思っていたら、綾野剛の演技が必死過ぎてリアリティと言うよりかはエンタテイメントと言う印象が強かった。
大袈裟な動きや声色もそうだし、必死な演技は好感が持てたけど作り物と言う感じは否めなかった。
綾野剛じゃ若過ぎる気もした。見終わって諸星と言う男のイメージはソンガンホみたいな恰幅の良い親父の印象なのだけど、本物は綾野剛みたいな華奢な人なのだろうか?
諸星自体も道警と言うクソ溜めで必死に振舞って自分をデカく見せようとしたのだろうから、綾野剛の事をあまり好きじゃなかったけど、今作での必死な感じは諸星とリンクして凄く良かったと思う。
しかし、クソ溜まりで溜まるとみんながクソになって行く様は呆れを通りこして、もうドンドンやって、落ちるところまで落ちろ!と痛快さはあった。
もっとコンパクトに出来たのでは?と少しダルかったけど、白石監督の次回作も期待している。
リアリティのある日本社会の闇をエグる作品を観たい。
道警の次は日本のクソを見せて欲しい。
綾野剛の名演が光る
かなり攻めてる
とにかく拳銃
事件のことは、あらかじめネットで軽く調べて観に行きました。
前半は笑いありで、気楽に観れます。後半は登場人物たちが徐々に自分で自分の首をしめる感じで、追い込まれるので、ちょっと観る側もしんどくなります。
が、諸星が初めて覚せい剤打つシーンはちょっと衝撃でした。ドラマでは再現できないんじゃないですかね。
覚せい剤は本当に怖いって思いました。
デニスさんのパキスタン人もいいです!リアルにいてそうで〜笑
拳銃押収に取り憑かれて正気を失ったんですね...ノルマにするのはどうかな?と思いました。
綾野剛さんの熱演観たさに行きましたが、全体的に良かったです。
よかった
70~00年代を描いているので、時代考証につい厳しい目を向けてしまう。70年代には「違う」を「ちげえ」という言い方はなかったのではないだろうか。02年に日産キューブのZ11はなかった。そんなことが特に気になった。
70年代にシートベルトを締めるのはほよど用心深い人だけだった。中には締めている人もいただろうし、主人公の性格として描いたていたのかな。
ネット社会以前の警察で、ヤクザとどっぷりで仕事をしている生活はさぞ楽しかっただろうとロマンを感じた。80年代の悪徳警官は、80年代にアメリカ武者修行をしている日本人レスラーくらい楽しそうだ。
中村獅童がなんだかかわいらしかった。
柔道の猛者っぽい場面が見たかった。
信じるものから崩れてく
悪い葉が枯れても悪い根は枯れない
実際に起こった警察の不祥事がベースという本作だが、
超強烈! 笑えるんだけど笑えないシーンやら
笑っちゃいけないけど笑ってしまうシーンやら、
ブラックユーモアと風刺だらけの怒濤の135分。
全編に渡って苦笑いが止まらない映画でした。
白石監督の前作『凶悪』と同じく、今時こんなに
アブない全国系邦画なんてなかなかお目にかかれない。
『汚い描写も痛い描写もエロい描写も差別発言も
タバコ吸うシーンも教育に悪いからNO!』 と
規制だらけのメディアが溢れる昨今において、
なんと言いますか逆に清々しいほどのこの“無殺菌”感。
レンタル店で7,80年代の映画でも探さなきゃ、
今日びこんな野放図な映画って観られないと思う。
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立役者は主人公・諸星の24年間を演じ切った綾野剛!
まさかここまでブッ飛んだ演技を見せる方とは思わなんだ。
真面目で志の高そうな感じの好青年だった彼が、
最初の30分で「昔はあんなにいい子だったのに……」
と嘆きたくなるほどの激ワルお巡りさんに変貌。
てか、ギラギラのシャツを着て風を切って歩く姿は
全然お巡りさんに見えませんよ。どこの組の方でしょうか。
ナメられたら終わりとばかりに虚勢を張りまくり、
立場が悪くなると開き直って逆ギレ全開。
「みんなは悪いコトしたことないんですかッッ」
の名ゼリフには声を上げて笑いそうになった。
コワモテなピエール瀧や中村獅童も良かったが、
意外なキャストが驚きの活躍を見せたのが印象的。
YOUNG DAISという方はミュージシャンだそうだが、
彼が演じたタローは、最初と最後の印象がまるきり
異なる。少しヌケてるが純粋に諸星を慕う彼の目が、
だんだんと落ち着き暗く沈んでいく様は哀しかった。
登場人物の中で一番悲惨だった男は彼だが、女優陣で
一番悲惨な役を体当たりでこなした矢吹春菜も偉い。
ダメな男を好きになったばっかりに、可哀想にね。
お笑い芸人の植野行雄演じるラシードも、ユーモラス
なのにキレると怖い、一触即発な空気が凄かった。
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銃器取り締まりで手柄をあげようとするあまり、
裏金でヤクザから銃を買うわ麻薬に目をつぶるわ、
果ては麻薬売買にまで手を染めていく諸星たち。
そりゃ銃器の取り締まりは大事だけど、
日本じゃ銃なんて誰でも振り回せる訳じゃなし、
「公共の安全を守る」という意味ではクスリの方が
被害も広範囲だし根強いしでよっぽどタチが悪い気も。
だが諸星は、手柄をあげる事=正義という思考を
配属当初から刷り込まれてしまっているし、なにより
名誉も女も手に入る“職務”の旨味に気を良くして、
職権と私利私欲の区別がまるでついてない。
「大きな善事を為すための小さな悪事」と
いつも言い訳するが、何度もやってるうちに
感覚が麻痺して、いつの間にやら悪事の方が
善事より膨れ上がっている事に気付かないのである。
いや、それとも目先の利益ばかりに目が眩んで、
気付かない振りをしていただけだったのだろうか。
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所詮は脆い金メッキに過ぎないのに、諸星の一時ばかりの
輝きを信じたばかりに、身を滅ぼしてゆく周囲の人々。
諸星自身もゾッとするほどの高さからの急降下。
クスリで身も心もボロボロになり、信頼する“弟”に
さえ相手にされなくなった彼の憐れさと言ったら。
みんなみんな自業自得なんだけど、それでも人並みに
仲間や家族や恋人を想う彼らを見ていると、なんだか
やりきれない気持ちがこみ上げてくる。
最後、自分を切り捨てた道警をそれでもかばう諸星。
とんでもなく間違った正義ではあったけど、
彼は自分の行為が世の中の為になってると
やっぱり信じたがってたんだと思う。一方で、
若い刑事の青臭い言葉にふっと黙り込んだ時、
「自分は道を踏み誤ってしまったのでは」とも
心のどこかで感じていたのではと思う。
鑑賞中はニセウルトラセブンばりの大暴れを見せる
諸星に呆気に取られるものの、けっきょく彼以外の
警察メンバーは殆どおとがめ無しというオチには唖然。
それまでの彼の犯罪行為を黙認しておきながら、
全ての罪を彼や彼の仲間におっかぶせた連中こそが
一番汚くて一番悪い奴らに思えてならない。
悪い奴ほどよく眠る。夢から覚めた悪い奴の分まで
眠りを貪る奴らが、まだどこかにいる。
<2016.06.25鑑賞>
警察官も俺らとおんなじ人間
ドキュメンタリーか?
TKO木下が全部持ってった
最後の一行
エンドロールが始まる前のテロップによって全てが一変する。
見応えあった。
とんでもない社会派な作品だった。
何バブルか分からないが始終乱痴気騒ぎが巻き起こる。
酒を呑み、女を抱き、シャブを売捌き、銃を買い付ける。
これを全部、警察がやってんだから驚きだ。
今もさして変わらないんじゃないかと思う。
汚職も腐敗も、なくなってそうにないし、第三者委員会なんて体裁以外の何物でもないだろう…。
ただ、怖いのは…正義の「せ」の字も見えないって事。
この映画は、現場が挙げる犯罪なんかは、所詮はトカゲの尻尾きりで茶番だと告げる。
主役の暴れっぷりをみても一目瞭然である。
本当に正さなきゃいけない部分は、警察では届かない。
考えてみるに、恐ろしい規模の汚職事件であり期間であり、隠蔽行為なのである。
そして、主役だけが検挙されたと。
……嘘だろ!?どんな子供騙し!?
他は??
…きっといるよね、何人も。
そういう体制が何より怖い。
そうタイトルは「奴ら」なんだ…「奴」ではないんだ。
で、その「奴ら」は、警察であり、検察であり…どうやら裁判所もグルらしく、公共性のある正義など無いと改めて思い知った。
そんな事を空想してしまえる作品。
日活…か(O_O)
北海道警の腐敗というテーマに興味惹かれて、予告見ずに観に行った私が悪いのですが、わざわざ映画館で観なくてもいい内容でした。
綾野剛、生き生きと演じてましたが。
ホステスとか風俗嬢、同僚女性警官との
セックスシーン…、あんなに克明に必要?
その一方で、主人公がつるむ情報屋や暴力団らがあんな可愛いもんなの?まるで安い青春ドラマみたいな、和気藹々とした描き方に、違和感…。
主人公目線だからそういう描き方なの?…うーん…。
覚醒剤に溺れるシーンも、ああ描いてしまうと
面白半分で手を出す人、いるんじゃないのかな…。
逮捕されたら止められるみたいな誤解も招きそう。
最終的に、道警ぐるみの組織犯罪を描くには
それに対する批判的な視点が甘いんじゃ?…
とか思いましたが、
日活だから仕方ないのかな。
綾野剛のインタビューを読む限り、こういう映画だとは思いませんでした~_~;
久しぶりに、映画選びに失敗したがっかり感で、エンドロールで流れたスカパラの音楽が全く心に残りませんでした。
(^^)上半期最高
今年の上半期が終わろうとしていますが、なんと不作な年だったんだろうと思ってしまいます。
何か面白い映画ありましたかね?
スターウォーズがめちゃくちゃ面白かったですか?オデッセイ?リリーのすべて善戦。
デカプリオまあまあよかったか?
この映画面白かった!上半期最高です。どんどん真面目な警察官が落ちていくんですが、これが半端無いんですよ。
拳銃を摘発をするんですが、自分たちで覚せい剤売って、その金で拳銃を買って摘発を装うんですが、破茶滅茶です。
おとなしく暮らしている我々一般市民はこれに憧れちゃうんでしょうね。またこの映画フィクションのようで本当に
あった話のようで、警察もおっかないヤクザな組織なんだなと思いました。
映画館を出た時自分の足が軽やかになっているのに気付きました。こわいこわい。
実話が元っていうのを最初に言う所がミソか
これは快作!
悪事に染まる綾野剛を見ているうちにアゲアゲな高揚感に包まれる。どちらの方向に何処まで行くのかっていう。重たくならずサクサク話が進むのも良い。
グッドフェローズやシティオブゴッドを彷彿とさせる邦画が作られるとは!
綾野剛はかなりハッチャケてましたが、まだのびしろもあると感じました。
綾野剛はミスキャスト?
川崎チネチッタで2016/06/29に鑑賞。
稲葉事件という北海道警であった組織ぐるみの汚職をモデルにしてるんだけど、中心人物の稲葉役をやるには綾野剛の存在感が軽すぎた。 野心を持った若者が警察組織で手段を選ばずにのし上がっていく話にしか見れなかった。実在の稲葉はもっとごつくて強面だし線が細い綾野剛とはイメージがかけ離れている。それでもすごい熱演だったし、凄みを出そうとしてるんだけど、そうすればするほどチンピラにしか見えず…。綾野剛は好きな役者だけどミスキャストだと思う。
Wikipediaによると情報提供者への謝礼の予算はきちんと出ていたが、稲葉の上司がポッケに入れていたらしい。その予算がきちんと使われていれば、謝礼の金を捻出するためにシャブの売買まで手を染めなかっただろうに、その上司の不正の件は触れられていなかった。
こんだけの社会問題を扱うのにエンタメに方向を切りすぎでは?と感じた。
評価が別れる映画
70~80年代の東映ピカレスクかな?( ゜o゜)
実際に起こった「稲葉事件」をベースにした作品と言う事で鑑賞。
主演の綾野剛さんが熱演して、出世と警察と言う組織に翻弄された主人公の諸星を熱演。
70~80年代の東映「ピカレスク」作品を彷彿させる様な作りでテンポも良く、2時間ちょっとがあっと言う間でした。
もちろん、昔の東映ピカレスクの役者の方々に比べたら、その熱量や役者の格は劣るかも知れないけど、自分的にはこれぐらいの方が重くなくて観やすいです。
綾野剛さんの翻弄される様も堕ちていく様も物悲しく、反面教師としてと、悪さの美学にも憧れるがやはりこうはなりたくないとしみじみ…。
ただ、当時の東映作品に出演されていた役者の方が出てた方が成田三樹夫さんみたいな役者さんが出演されてたら、もう少しビシッと締まるのかなと思います。
役者さんやテンポよりもこの作品のベースが実際にあった警察内での不祥事の方がビックリ。もちろん脚色はあったとしても事実は小説より奇なりに唖然。
細かい事を言えば、警察内での不祥事の部分があまり描かれてないのとパチスロは80年前半には無かったのではないかな?と言うツッコミは思い浮かびました。
まだ不十分
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