ミュージアムのレビュー・感想・評価
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怖いです
サイコスリラー系の作品に一定の需要があるのは解かります。
そういう作品も存在してこそ表現の幅は広がりを担保できるのだと思いますが、私はやはり苦手ですね・・・。
直接的描写は避けつつも、狂気は相当ストレートに伝わってきます。
表現作品の中の狂気と、現実社会に普通に転がり始めた狂気の相関関係があるとは言わないまでも、いずれの分野においてもそれが増殖する現状に不安を感じます。
作り手も、好んで見る方も「線引きは出来ている方たち」だとは思いますが、しっかりとしたフラグを立てて供給しないと、影響はある気がする。
「R指定相当作品」です。
緊張感に欠ける
テンポ早めで淡々とストーリーは流れてゆきます、緊張感は無いですね。邦画のサイコパス、猟奇殺人物のあるあるパターン過ぎて退屈な内容でした。何よりも犯人の家に乗り込むシーンがショボ過ぎて可笑しい。なんでそうしたどうしてそうしたと突っ込みを入れたくなる場面がたくさんありますね、んー、つまらない。表現方法があまりにもチープ過ぎてB級映画で良いんじゃないですかね?
エグいですね…
前情報がない状態で観たのでいきなり残虐なシーンで焦りました笑
ストーリーは犯人がわかっていたので普通な感じだけど話が進むにつれ、事件の全体像が見えてきたあたりの小栗旬さんの追い込まれた演技は流石でした。
当分ハンバーガー食べれなさそうです…^^;
罪刑自分で決定主義
刑は、発生時には権力者が支配力を維持する為の、単なる見せしめだったのではないか。社会と伴に倫理観等も発展し、罪刑法定主義となったが、現代に至るまで刑を庶民が決めた事はないのだろう。裁判員制度も法の範囲内でしかない。サイコパスやイジメの加害者等は愚かにも罪刑を自分の中では許せない等と勝手に決め、ありもしない刑の執行を行っている。
残念な映画
地元でロケした映画をWOWOWで放送したので、観てみました。
二時間刑事ドラマにサイコ風味を足した感じです。小栗君と妻夫木君ならもっと心理戦とか面白く出来たのでは?残念です。アクションも、迫力は感じられませんでした。
WOWOWにて観賞
小栗旬は「絶叫禁止の刑」。
彼だけでなく、日本の若い俳優はやたら叫びすぎ、泣きすぎ。
叫び、涙流せば演技派ってのは舞台の話で、映画は違う形の芸術だろう。
本作の小栗旬は絶叫チャンピオン。未だかつて、これほど主人公が絶叫し続ける映画は見たことがない。
監督も絶叫演技大好きの人だから相乗効果が半端ない。
確かに主人公が置かれる状況はこの上ない窮地だ。正気を失い叫ばざるを得ない心境になろう。
しかし、小栗旬の演技からはマッドネスが見えてこない。見えるのは自己の演技へのナルシズムだ。
妻子が乗った車に体当たりカーチェイスを挑むところはマッドネスだが(妻子が危ないだろう)、そこも必死さのナルシズム芝居だ。
主人公は、犯人より裁きを受け、自身もまた妻子への罪を思い返し懊悩する。
だがしかし、そんなにこの主役が悪い人間に見えるだろうか。仕事にのめり込み息子の誕生日をすっぽかす、運動会に来ないって、そんな大仰な罪なのか。
もっと日常の主人公に闇があったなら成立する話だろうが、その程度のファミリーパパに罪を負わせるのは無理がある。理がないから犯人カエル男もジョーカーやジョン・ドゥー気取りの無理押しにしか見えない。「you complete me」な関係性にはなり得ない。
小栗旬が闇を見せなかったのもナルシズムだろう。もっと己を捨てても良かったのでは。
この映画は、記号的な登場人物と演技、記号的な台詞、記号的なアクション、記号的な雨、と堅苦しいぐらいの『セブン』その他サイコスリラー・ワナビーで突っ込みどころ満載だが、後半の監禁に比重を置いた点は面白い。
終幕の顔を掻く子供の不穏な映像は、「強い悪意に晒されたから紫外線アレルギーになった」という台詞を反映させて、即ちカエル男の再来と言いたいようだが、それって現実の紫外線アレルギーの人に大変失礼じゃないか。最後の最後までズレている。
サイコサスペンスとしては破綻していて演者の芝居以外に魅力が無い
まず小栗旬が弱過ぎる。そして所々、ミステリー、サスペンスとしては杜撰な展開。何より犯人の動機に説得力が無い。小栗旬が演じる主人公とその家族を狙った動機が、家庭を顧みない夫だからとか、そんな人等は沢山いる。
それから過去の自分の殺人歴を警察が別な人間の犯行として逮捕した事に憤慨してるのも、ただの芸術家気取りの快楽殺人犯じゃあ、どこまでもただのクズでしか無い。幼少の事件により警察に対する強烈な復讐心があったからとかだったら説得力があったがな。
ただの陰鬱な映画を役者陣の迫真の演技でなんとかラストまで観れる映画にしていた。どうした、大友啓史?
サイコパスとウロウロ刑事
連続猟奇殺人事件が起き、被害者はある事件の裁判官と陪審員だった。
刑事の主人公(小栗旬)の妻はその裁判の陪審員だった。
犯人(妻夫木聡)はカエルのマスクをした不気味な男だったが、弱みがあった。
前半は面白いのだが、後半は簡単に犯人にたどり着き、あとは退屈。
グロイの嫌いな人はきついかも。でも主役二人の演技力は秀逸。
原作があるらしいのは知ってましたが、予備知識なしで見てみました。カエル男ヤベーって感じでした。この役者さん、ほんとに普段人殺してるんじゃないかってくらいの狂気。
んで見終わった後、あの犯人の役者さん誰なんだろ?と思って見直してると・・・・「ん?・・・あれ?もしか妻夫木!?」って感じでメチャクチャ衝撃を受けました。
妻夫木さんが名俳優なのは知ってましたが、あんま暗い映画が好きじゃないので、妻夫木の名作と言われてるものは見ないんですよ
普段はロトぶきなんてやってる彼ですが、あの狂気はただ事ではなかったです。名俳優といわれる理由が納得できました。あれはなかなかできないわ。小栗君も似たような演技が多いので、あーいう役しかできないンじゃないかと思ってたけど。熱かった!いい演技でした。まだまだ日本の映画の未来は明るいね。
草津熱帯圏
なかなかの湿度が高い作品。多分、今まで観た映画上、噎せ返るジメジメさは、『野火』と同等かも知れないほど・・・
クライムサスペンスのジャンルなのだろうが、一応、『セブン』ようなくだりもあったりして、その人間性の堕落ぶりもあますところなく作品に落とし込んでいる。
宗教性がないので、ミステリアスさはないのだが、犯人である『カエル男』のシリアルキラーぶりはステレオタイプでひねりが無く却って観ていて楽である。
最後のオチの部分も、面白く、巧く纏まっているのではないだろうか。
原作は未読なのでいずれ読んでみよう。
原作を知らないですが、ブラッド・ピットの「セブン」とかを思い起こさ...
原作を知らないですが、ブラッド・ピットの「セブン」とかを思い起こさせる。小栗旬と妻夫木聡の演技はとても良かった。ちなみに、ハンバーグが好きな人は要注意!
次々と起こる悲惨な殺人事件に立ち向かう家庭より仕事優先の刑事と犯人...
次々と起こる悲惨な殺人事件に立ち向かう家庭より仕事優先の刑事と犯人カエル男の戦い。カエル男の残虐さ、家族が巻き込まれた刑事の鬼気迫る振舞いに目を背けたくなるが、見ごたえもある作品だった。特にカエル男を演じた妻夫木が凄かった。しかし、もう一回見ることはないだろう。
ぐろかったなあ
グロいのは苦手ですが漫画なら大丈夫で原作はもともと読んで知っていました。
これを実写化するのは難しいのでは、と思っていましたが
想像以上のグロさと迫力に映画が終わったあと疲労感がすごかったです。
小栗旬と尾野真千子の演技に鳥肌が立ちました。
バッドエンドじゃ「セブン」に勝てんよ
役者は素晴らしい。
予告を見た時から「セブン」が頭から離れない。
話の流れが、どうも古い、先が見える、そしてハッピーエンドにするのか、バッドエンドにするのかで凄くブレを感じ、最終的には無理やりのバッド感をすごく感じてしまった。
結末が主人公を更生するための大掛かりなドッキリくらいなオチだったら天才を感じる。
前半シリアス、後半コメディそれを巧妙な作りで繰り広げたら。新しい映画を感じますね。
勿論、予告はそのままの状態でねw
ストーリーテリングも芸術的
犯罪がアートとして描かれている作品ですが、ストーリーテリングも芸術的だと思います。
小栗旬のセリフの使われ方は見事だし、その後の展開にはゾクゾクするものがある。まるで、漫画『サイコ』のよう。
発端となる過去のある犯罪も、UVに意識の強い人の犯行だから、と考える事ができる。
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