リップヴァンウィンクルの花嫁のレビュー・感想・評価
全193件中、161~180件目を表示
女の子が一人で生きていく。
不安定な女の子の世渡りを見ているだけでハラハラしていました。
ネット社会・詐欺・親族のトラブル…
今の世の中で問題になっている題材を取り上げ、うまいこと組み合わせてるなぁと唸りました。
七海がどうして回りに流されてるところを冷静に見てられるでしょうか。
あー!なんで!と心で叫びながら見ました。
今をいきる女の人に是非見ていただきたいです。
3時間何て気にならないくらい吸い込まれます。
明日を生きていく糧になるはずです。
受身の主人公にいらつく
なんだよナナミ、いらっとする。
自称・夫の浮気相手の彼氏なんて、家に上げるか?バカすぎる。話聞くなら外で聞けよ。
なんでいつもいつも考えなしに愛想笑いして適当に肯定の返事を言わされる?受け身にも程があろうよ!!!バカか!バカなのか!?
ということで、こっこが出てくるまでずーーーーーーーーーっと、ナナミにイライラしました。
こういう人がとっても嫌いなんでね。
確かに姑はきつい人だけど、ナナミの自業自得も結構あるよね。って思いました。
こっこが出てきてからちょっとイライラは収まりました。
が、こっこがリップヴァンウィンクルとわかり、こっこに死ぬフラグがたって、オチがちょっと見えて、、、でした。
リップヴァンウィンクルの花嫁とは、こっこの花嫁だったってことなんですね。なるほどーと思いました。
こっこの演技がうまくてビックリしました。
泣いてる人が結構いましたが、私ははまれず。
アムロを紹介した友達って誰なんですかね?
アムロは最初からこっこの心中相手を探すためにナナミの結婚式代行出席を仕組み、姑から別れさせ屋として雇われ、全てを失ったナナミに月収100万のバイトを紹介したんでしょうかね。
りりぃと綾野剛の裸で泣くやつとか、わたしはただただドン引きですわ。
紀里谷和明と野田洋次郎がちょろっと出てきたのが、一番盛り上がりました。
黒木華の演技はよかったです。
観てきた。
リリィシュシュ以来…なにげに神奈川いっぱい出てくる
りりィがすべて
AV女優×エキストラ派遣×教師
現代のリップヴァンウィンクルが見た三時間の夢。いや、その花嫁が見た数ヶ月の夢か。
監督インタビューを読んで納得したが、これを撮るのに少数精鋭でノーライト、八ヶ月の撮影期間と、撮りながらストーリーを考えてゆく手法を選んだのだと言う。最初の結婚の出会いの場面の隠し撮り、豪華な結婚式が二回、いや、三回。そして葬式が一回、引っ越しが一回。リアルな学校の教室の場面、ノートパソコンでのオンライン家庭教師、別々のホテルの一室での二つの重要なシーン、友人の自宅でのお鍋、新居での生活、にせのアルバム写真、結納、義母からなじられる夜の部屋、夫との携帯でのやりとり、夜のタクシー、お屋敷の掃除、真白との共同生活、毒をもつ海中生物、真白の秘密、ラストの真白の母の怒りと涙。そして新しい生活。
低予算作品とはいえ、準備や段取りが必要な場面ばかりだ。安室がどこまで仕組んだのか不明ではあるものの、我々は複数の安室的な力によって翻弄される七海と大して変わらないちっぽけな存在である。
長い。
けど、たっぷりと岩井俊二の世界を堪能できた。
初めは暗くなるばかりだったが、彼女の人生をなぞっていくうちに、惹かれていった。おそらく別れさせたのもコッコなのかな?綾野剛、悪いやつ。
黒木華はもちろん、コッコの存在感は凄い。何も知らなければ、誰だこの女優は?!とんでもないのご出てきた!!と思ったことだろう。歌だけではなく、演技でも人を魅了する人なのだと思った。
黒木華さすがです
180分間の現実逃避
とりあえず見て欲しい。それだけです。
よかった
特に深い感動があるわけではないのに、あまり長く感じなかった。充実していたのだろう。
coccoが本名でAV活動をしていたことに驚いた。突然お母さんが服を脱ぎ始めたところもびっくりした。
黒木華さんがとても可愛らしく、特にホテルで宿泊しながら勤務しだす感じがたくましくてよかった。幸せになって欲しい。
1時間の苦悩と2時間の解放
最初、声が小さくて気も小さくて、
自分と世の中に違和感を感じつつも首を引っこめるようにして生きてきた七海(ななみ)が、
虚なのか実なのかなんだかよく分からない波に翻弄されて溺れそうになりながらも
だんだん強くなっていく姿を、
黒木華さんは見事に演じてた。
そこに絡む綾野剛さん演ずる安室行枡(あむろゆきますw)が
親切なんだか現金なんだか怪しいんだか分からない男を絶妙に演じてたし、
Coccoさん=真白(ましろ)の明るさと脆さが突き抜けた演技も素晴らしかった。
180分の上映時間は正直長いけど、
削ったとしてもせいぜい10分にも満たないんじゃないかと思うので仕方なかろう。
原作既読でストーリー知ってても退屈はしなかったし。
1時間の苦悩に耐えれば、2時間の解放が待っている。
もっと上映館が増えて、
全国いろんなところで観られるようになるといいなぁ。
東映さんガンバレ。
不思議で理解できず…
よくわからない。後味悪かった。
3時間という長い映画だからか、前半と後半のつながりが、よくわからない。前半で、黒木さん演じる七海は、なぜ離婚させられなければならなかったのか。それを仕組んだのは誰なのか(新郎の母親か?)。よくわからない。七海にアルバイトを斡旋し、すべての黒幕のような安室は悪人なのか、何者なのかもよくわからない。
後半部分で、AV女優の真白と七海は同性愛者のように描かれ、真白が死んだ時、その遺骨の前でお母さんと安室が裸になり、酒を酌み交わし、泣きじゃくり、七海はそれを見て感動している様子。このラストのシーンは何なのか。私のような中高年のおじんには、イマジネーションを働かせてもよくわからない世界だ。
結局、監督は何を言いたかったのか?あまり突き詰めても仕方ない映画なのかも知れない。
しかし、主演の黒木さんといい、安室役の綾野君の演技は良かった。
全193件中、161~180件目を表示