劇場公開日 2016年6月18日

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葛城事件のレビュー・感想・評価

全133件中、21~40件目を表示

5.0鬱が好きな人に一番おすすめ

2022年4月2日
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ぺ

3.5附属池田小事件を描くにはこれが限界

2022年2月7日
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鑑賞方法:VOD

怖い

これをこの事件のノンフィクション映画として見始めないと、最後までしっくりこないでしょう。
なにかのパクリか、こういうストーリーあるある映画になり下がる。

とにかく三浦友和さんの好演が際立つ。
こんな家族が世の中にいるんだと怖さや悲しさが心の中を錯綜する。

この事件。
当時私の住んでいた隣の市で起こった。
それだけに同世代の子供を持つ親として震撼した記憶は残っている。

この事件の経緯はネットに散在しているので知りたい方はそれを読めば映画で描ききれなかった理由が分かります。
想像を超えた酷い人物像。
そこまで描くと上映出来なさそうです。

胸糞悪いとか暗いとか厳しいレビューが散見されますが、これ以上の事が実際に起こり、そういう家族がいたと言う事実。
もはや感想を述べると言うものではない気がしました。

被害に遭われた方々及び関係者の方々には心よりお悔やみを申し上げます。

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零式五二型

0.5附属池田小事件がモチーフとなっている割には連想できない

2022年1月31日
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鑑賞方法:VOD

何かが元ネタなのだろうなとは思っていたが池田小事件は連想できない。
母親は加害者を生んだ時から嫌っていたはずだし、父が抑圧的という設定は、実際には警官の家系でそういう面もあったという点は似ている。
国内映画でこういうネタを扱う際にはなぜか朝鮮系の俳優がよく見られる。
あまり良い意図は感じない。

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一二三四五

3.5確かに胸糞悪い映画だなあ。 只 死刑廃止の為、獄中結婚その意図と意...

2022年1月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

確かに胸糞悪い映画だなあ。

只 死刑廃止の為、獄中結婚その意図と意味が、
私には分からない。

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カネナカ

3.0濃厚

2021年11月16日
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鑑賞方法:VOD

終始重く、人間の心の内を描いた邦画らしい作品だった。邦画は好きだけれど、これはあまり自分の好みではなかったなぁ。観ている時も、観終わった後もモヤモヤとし、ある意味メリハリがない。それだけ重厚な作品なのだとも感じるが、自分にはもう少し緩急のある作品の方が合っていると感じた。

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take

4.0『特別』ではない事の恐怖

2021年7月8日
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高圧的で自分の価値観を押し付ける父親
優しいようで、問題の本質からは目を背けつづける母親

家を建て、子供の成長を願い蜜柑の樹を植える
そんな幸せで希望に満ちた時間は確かにあった。

大きなきっかけがあったわけではない。
どこで間違ったのか誰が悪いのか
誰にもわからないまま少しずつ崩壊していく、、、

葛城家の出来事は我が家でも起こり得たかもしれない
そんなザラザラした感覚に襲われる映画。

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猫柴

3.0池田事件がモデル

2021年6月25日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

池田事件の元死刑囚のYouTubeから飛んできました。犯罪者の心理学、生い立ちにきょうみがありますが、映画をみると、やはり、愛着障害が著しい内容でした。人は愛された分だけ、人に優しくなれると思うと、過度な躾は体罰、暴力以外なものでもない。三浦友和の演技は素晴らしいが、楽しい映画ではない。

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ローリィ03

3.0付属池田小事件の宅間守とその家族がモデル

2021年5月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

赤堀雅秋監督作品初鑑賞
俳優として数々の話題作に出演しているが役者としての記憶は殆どない

加害者の家族側にスポットライトを当てた作品と言えば『誰も守ってくれない』を思い出す
あれが星5つならこっちは星3が妥当

死刑囚の次男役に若葉竜也
自殺する長男役に新井浩文
父親役に三浦友和
母親役に南果歩
次男の嫁役に田中麗奈
長男の嫁役に内田慈
皆さんの芝居は良かった
それだけで観る価値はある

特に良かったのは死刑反対を訴える活動家でついには獄中結婚までしてしまう馬鹿な女を演じた田中麗奈
いらないという意見もあるが実際に宅間守と獄中結婚した人がいるらしいし彼女は絶対に必要

時系列がやたら行ったり来たりする構成はあまり好きじゃない
なぜかBGMが内容に合わない素敵な感じ

自殺し損ねて食べるインスタントラーメン美味しそう

宅間守とその家族をモデルにした作品だが小学校での殺戮は再現してない
地下鉄の通路だろうか連続通り魔事件で被害者の多くは大人で特に女性が多かった
最初に刺されたのは男子高校生っぽいが
この作品を観た人のなかには忠実に再現しなかったことに不満な方がいるかもしれない
しかしそんなことができるわけがない
『コンクリート』という作品がお蔵入りになったこともあるし配慮しないといけない

長男が自殺し次男が死刑囚になり母が精神疾患になったのは全部父のせいだという発想は甘え
家族主義を全否定しても意味がない
なんでもかんでも環境のせいにするのは自立した大人がやることじゃない

結婚したくてもなかなか出来ず悩んでいる中年男性の皆様に朗報
これは最終兵器奥さん
死刑囚になれば森達也のような女と結婚できます
死ぬ間際に一度でいいから結婚したかったと後悔する前に是非チャレンジしよう
あのいかりやにもあの高木ブーにもあの宅間守にも嫁がおるわ
宅間守なんて4度も結婚してるわ

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野川新栄

4.0不健全で最悪

2021年3月20日
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でも言うほど狂ってないんです。普通の家族だったんです。どこかで歯車が一箇所おかしかっただけ、それだけで、もしかしたら私の家族だってそうなりえたんじゃないかと思ってしまいました。
母が家出をして最初のアパートでわかめラーメンを私に作ってくれたんです、映画でも保がお母さんにわかめラーメンにお湯入れてもらってるんです。ゾワっとしました。
叔父の遺言はレシートの裏じゃなかったけれど、実はひとりぼっちで闘っていたことに、遠くの私たちや兄である父は気づくことができませんでした。
これは私たちの物語かもしれないんです。
正直、稔がいう「狂ったイノシシなら事故」という主張も、お父さんがいう「じゃあ俺が三人殺したら家族になってくれるのか」も、言ってることがすごくよくわかるんです。頭がおかしい人の発言とは思えなくて、ただ、普通の人はもしそう思ったって殺人も自殺もしないってだけで、本当は簡単にわたしたちだって、そっち側の人間になるんじゃないか、すごく身近な家族なんじゃないかと思わされました。
(ちなみに我が家は全員心身共に健康でハッピーな日々を過ごしております。)

若葉竜也くん目当てで見たんですが、三浦友和の映画でした……
私のような小娘が三浦友和の演技に言及するのも烏滸がましいですが、三浦さんの演技が大好き!

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美咲

2.0尤もらしいが散漫。

2021年2月11日
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意欲作風の凡作。
バラバラと詰め込まれる不幸要素、役者巧演、気のきいた説明台詞で点描されるキャラは立たず、物語はブツ切りのまま、可哀想で巧いね、だから何?で終わる。
撮る動機の希薄さゆえか。
尤もらしいが散漫。

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きねまっきい

4.0面白いけど、二度と見たくない

2021年2月8日
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笑える

悲しい

怖い

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北摂の影

2.5登場人物の心の声はよく聞こえてくるが、共感は一切出来なかった。

2020年11月18日
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鑑賞方法:VOD

 現代の日本の家庭の鏡のような映画ではなく、ごくごく一部を抜き出した映画。
内容を集約すれば、人の気持ちを一切理解しようとせずに、絶対的に自分がただただ正しいという固定観念に囚われた一人の父親の悲しい生き様と末路が痛々しく描かれている。

映画中に漂う終始、不穏な嫌な感じが毒々しくて、決して楽しい気持ちにはならない。

基本的に狂人ばかりが出て来て、ほとんど考えが理解出来ない登場人物ばかりなのだが、役者の表情や演出から、おそらくこんな事を口には出さないけど考えているのだろうなという、心の声が聞こえてくる感じがこの映画の独特の魅力ではあると思う。

しかし心の声が聞けたとて、やっぱり理解は出来ないし、共感も全く無い。

ただただ自業自得であり、それが不幸につながる様を見ているのはとても苦しく、更に被害者遺族が一切出てこないのは説明不足というよりは救いのように感じられた。

一体この映画から何を得ればいいのかという事を考えると解らない。
狂人を理解せよという事なのだろうか。
おかしな人っていうのは全部が全部おかしい訳じゃなくて、どこか一部が本当に凄くおかしいんだっていうのをどこかで聞いたなという事をこの映画を観ていて再認識した程度だ。

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Theo5

3.5思ったよりメッセージ性があった

2020年10月29日
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悲しい

難しい

とにかく重くて重くてという話かなと思いきや、家族だったあの頃の描写が切なく、何より三浦さんが最高です。上手すぎます。

何故どこで狂ってしまったのか、誰でも起こり得ることだなと。

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MAMI

4.0_φ(・_・三浦友和怪演 すげー迫力

2020年5月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

三浦友和怪演 すごい迫力、他の共演者も演技派。
息子 弟が通り魔殺人死刑囚と兄貴 自殺者 もうぐっちょぐっちょ。
妻は精神に異常をきたし最悪。自分も死のうとしたけど、、、、、。
何があっても人は生きていこうとするのか、、、生かされるのか、、、。

いい映画を見た。テーマは陰な話だがなんだか力が湧く。

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おにっち弐号

3.0見るのが辛い映画。

2020年3月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

見るのが辛い映画。実在の事件をベースにしているというのが更にやるせない。次男役(若葉竜也)の演技が気持ち悪く、上手かった。

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Yohi

4.0こうとしか或ることのできない人の群像

2020年3月3日
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笑える

悲しい

怖い

団塊〜新人類世代である三浦友和の「インテリ」への捩れた憧れや、失われた世代である新井浩文や若葉竜也の抱える劣等感。南果穂が演じる支配されるしかない弱い母親。そんなよくある人達の歯車がどんどん食い違って産まれていく悲劇。まともな人が誰一人出てこないとも言えるが、人間なんてこんなもんじゃないだろうか。傑作だと思う。
この映画もやはり、他人を理解しようとしない今の日本の空気から生み出されている。

物語的にちょっと首を傾げたのは、事件後南香穂が車椅子で認知症になっているという所かな。若葉竜也がどんな人だったのか、観客としてはもう一つ多面的に分かりたいという所で、南香穂が田中麗奈にどんな事を証言するのかは観たかった気がする。

猟奇殺人者を理解の側に引き寄せすぎているという批判もあるが、正常と異常の間に簡単に簡単に線を引いて区別したい人が多いのかね。
別に正常な人とも異常な人ともはっきりとしないグレーとしてキャラクター構築されてるとおもうんだが。
こういう映画があっても別にいいじゃんと思う。

殺人のシーンはもう少し粘って演出して欲しかった。あの状況で誰も逃げないっていうのはどうも。

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ニックル

3.0この監督作品は面白いが、元ネタから逸脱するのはどうかな

2020年2月9日
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池田小事件がモデルだっけ?
だったら死刑囚の母親の人間関係はこうじゃないよね

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ST

3.5『眼を背けられないリアリティさ』

2020年1月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

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瀬雨伊府 琴

3.5凄い事件の裏は意外と普通の家庭

2019年10月21日
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静かに、淡々と話は事件の前と現在で交差していくが、とても上手に構成されてるなーと、思った。何気ない日常の些細なことや、不器用すぎる昭和の親父、抑圧されておとなしい母、優等生であろうと必死な兄、甘えん坊のまま大人になった弟、ちょっとずつ壊れていくのが、上手に描かれていたと思う。
ラストは、救い用がないがまぁ、そうなるわなー、ってかんじ。無理に派手にもせず、ハッピーエンドにもしてないところがよかった。
弟の妻が、まじ意味わかんなかった。自己顕示しての塊みたいな。

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どん