モンスターズ 新種襲来
劇場公開日 2016年1月9日
解説
ハリウッド版「GODZILLA」のギャレス・エドワーズ監督が、注目を集めるきっかけとなった長編デビュー作「モンスターズ 地球外生命体」の続編。エドワーズ監督は製作総指揮にまわり、これまでテレビシリーズや短編映画を手がけてきたトム・グリーン監督がメガホンをとった。地球外生命体を乗せた宇宙探査機が地球に到達して16年。いまやモンスターがうごめく危険地帯は地球全土に広がっていた。中東では、モンスターに対する米軍の空爆で被害を受けた武装勢力と米軍との間に起こった軍事衝突が激化。モンスターをよそに人間同士の戦争が続いていた。そんな中、新たに派兵された若き米兵たちは、危険地帯の深部で連絡を絶った部隊の救出に向かうが、そこでかつてない巨大モンスターに遭遇する。
2014年製作/119分/R15+/イギリス
原題:Monsters: Dark Continent
配給:クロックワークス
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2022年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ギャレス・エドワーズが『GODZILLA』の監督に抜擢されるきっかけとなった作品の続編を、続けて鑑賞。
2014年の作品なので、ギャレスはプロデュースに回り、別の新人監督が抜擢。
ギャレスのように大成するか…?
前作は本格的なモンスター・パニックを期待したら、期待外れだった。
今回は、パッケージは“ソルジャーvsモンスター”!
今回こそ、本格的なモンスター・パニック×戦場バトル・アクション!
B級チックでもいいから、それを期待したら、さらに期待を裏切られた。
期待外れと言っても、前作はそれでもまだ、モンスターが蔓延る危険地帯の動向を、超低予算ながらの作り/見せ方、独特の世界観やドキュメンタリータッチの演出で醸し出した。
ところがどっこい、今回はどうだ!?
つまらない若いアメリカ兵士らのドラマが延々、人間同士の争いがメイン。
モンスターなんて単なる背景。
もはやモンスター映画じゃねぇ!
中東が舞台。
モンスターに対するアメリカ軍の巻き添えを受け、中東地域にも被害が。
それ故アメリカに対し反感を抱き、米軍と武装勢力の衝突が絶えず…。
まるで中東情勢を見ているようで、おそらく作り手側はそんなメッセージを込めたのだろうが…
もう一度言おう。
我々が見たかったのは、社会派アクションじゃなくて、モンスター映画。
これで多少でも面白かったらマシなんだけど、そんな所一切ナシ!
監督が大成しなかったらB級どころC級として忘却の彼方に…。
あれから8年。言わずもがな。
久々に駄作見ちまった…。
って言うか、真面目にモンスター映画作れよ!!💢💢💨
2022年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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前作同様、モンスターは添え物、怪獣と闘うのではなくアラブのゲリラと闘う新兵物語ならそういえばいいのに怪獣映画を装う詐欺映画。
怪獣が主役の筈なのに兵隊の話ばかり、例によって下品な下ネタ会話にはうんざり、映像も暗すぎたりアップの多用で見づらいこと夥しい。低予算のしわ寄せがこれほど映像にでる映画も珍しい。
普通に考えれば怪獣を倒す米軍は救世主なのに市民から狙われる、この辺は中東の内乱に介入した米軍の立ち位置と重なり、皮肉っているようだ。
2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公への感情移入ができない、戦争ドキュメンタリーみたいなストーリー。まぁ、ここでもモンスターの排卵みたいなシーンが神秘的に描かれ、一作目の意思を受け継いでいるとは思われるのだが・・・とにかくつまらない内容。
2020年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
前作同様モンスターは添え物です。この低評価はモンスターパニックを期待したガッカリ感からだろう。私は前作で予習済みなので楽しめた。
モンスターがいる中、相変わらず中東ではアメリカと武装勢力が戦争をしている。私は宇宙人が戦争を仕掛けてきたら、地球は一つになれるのではと考えていた。甘ちゃんな考えだと気付かされた。
そして本作、この戦争描写が実にリアルなのだ。もはや誰が敵で誰が味方か分からぬ恐怖。人間的優しさを捨てねば生き残れない現実。
前半はエログロでB級を装いつつ、後半はB級を遥かに越え、中東の闇、アメリカ🇺🇸の闇を描いているのだ。
もはやこれ、モンスターいらないんじゃないの(笑)このシリーズ不思議な新ジャンルモンスター映画だ。さらなる続編はあるの?モンスターズって名前のついた映画、多すぎて分からない(笑)
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