3月のライオン 前編のレビュー・感想・評価
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ダイジェスト版
※好きな漫画作品で高く期待していた面があるので厳しい評価になっていると思います。
「上映時間に収めるためのダイジェスト版だ」
強く感じたのはこの思いです。
端折られたエピソード。変更された状況。など全てが、
映画を良くするため。ではなく、
「上映時間」という制約の為だけに行われたものだとしか思えません。
配役は一部を除きかなり良かったと思います。
ただ、これは個人的な好みの部分が強いとは思いますが、
「一部」は
・ひなたちゃん、モモちゃんはもっとかわいい!!
・宗谷名人はもっと人間離れした美しさがなきゃ!!
です(苦笑)
対局シーンはかなり良かった。
最後エンディングでかかった音楽は
映画の余韻をおかしくするレベルで本作には合ってないと感じました。
正直聞いててイライラしました。
おそらく。
後編は観に行かないと思います。
優しさと繊細さ闘争心と緊張感!
神木隆之介主演作ってのは、ホントにやばいんだな。ここ最近。
ポスタービジュアルの段階ですでに少し漏れてくる勝負師たちの葛藤と艶気。この作品はそのエモーショナルな期待を裏切らない。
今回も蓋を開けてみれば「将棋指す映画でしょ?」というなんだか地味な思い込みを一蹴する、超一級エンタテインメントになっていた。熱い、熱いんだよ。
大ヒット将棋漫画を原作にしたとは言っても、原作は未見、将棋なんてもう忘れかけてるくらい指してない俺なのだが、脇を固めるのが有村架純、佐々木蔵之介、加瀬亮、染谷将太、豊川悦司、伊藤英明…なんか凄そうな布陣だったんで気になって気になって、劇場に足を運んだのだ。明け方まで酔っ払ってカラオケやった明けの3連休中日、109シネマの日で、1100円だったという好条件の中、ミニスカートの広瀬すずがピョンピョンしてるに違いない、いかにも楽しそうな映画と一瞬悩んだ末に、こっちを選んだ俺エライ!眼力スーパーだな、さすが俺!(爆)
監督はNHK時代に「ハゲタカ」や「龍馬伝」を演出してきた実力派の大友啓史監督。
(実写版「るろうに剣心」シリーズは、チョッとアレだったけど。それはもう忘れよう(笑))
とにかく優しさと、繊細さ、闘争心と緊張感に溢れたこの作品のテンションは、勝負の世界の極限と様々な事情を抱えた魅力的なキャラクターの人間模様に一気に観客を惹き込む力を持っていた。
これだけの登場人物と、情報量を詰め込んで、138分にきれいに収めた脚本も素晴らしい。
こうなると、原作未見だったのは続きを楽しみに見られる分、幸せなことに思えてくる。
後編は、4月22日公開。
すでに楽しみで仕方ない。
観いった
将棋が読めるようになりたい
流石と言うか
後半楽しみ
勝敗知らずに見たかった!
静かな格闘技
静かに情熱的に
強くなることでしか生きていけない1人の棋士の話。
漫画は途中までしか読めてないのであまり知識がなく。前編後編セットのムビチケを買って遠くの映画館へ。
観終わって圧倒されて、体力が一気に消耗されて疲れきってしまった。爽やかな疲れ。神木隆之介くんの何かに取り憑かれたような熱演ぶり。家族を失ってひとりぼっちになってしまった桐山零の苦しみ、出会った人々。零に冷たく当たる人もいれば、暖かく迎える人もいる。対局のシーンは将棋で強くなることでしか生きていけない零の覚悟が見えました。
将棋の世界の人々は、必死で生き、零が出会う川本三姉妹の笑顔に癒され、高校で友達がいない零を支える林田先生の情熱に背中を押され、逃げ出した家族に恐れ、必死で生きる桐山零くんの姿に圧倒されながら劇場をあとにしたのでした。
後編はもっとドラマチックな予感がするので楽しみです。
「原作再現」において他の追随を許さない。
そんな監督の意気込みが伝わってきたような今作。
この映画はスゴい。
実写の世界で羽海野チカ先生の世界観を描き出すことへの執念が見えました。
みんながみんな性格一緒なのはもちろんとしてそのビジュアルが素晴らしい。
特にインパクトの大きい染谷将太は自然にデブだし、男性陣は「みんないつもと顔違うね?」ってくらいに役作りしてます。
メイクさんの力も大きいのかもしれない。
子役たちにも感心した!
よくこんなに雰囲気同じ感じに揃えてきたなと。
何よりモモちゃんかわいすぎだろう新海誠の娘さんおかしいぞなにあの生き物。
豪華な俳優陣でしたがその役者さんの中だと佐々木蔵之介のキャスティングが嬉しかった。
目元が一緒なんですよ、生え際が前のめりすぎること以外文句がない(笑)。
あと高橋一生、そのヒゲは面白すぎるだろう。
スクリーンに映るたび笑わされて悔しい思いだ。だから好きなんだよちくしょう。
全員の演じるキャラクターが正に忠実で機微まで作りこまれ、それらをしっかり捉えていくカメラワークと演出が見事。
そのほかにも脚本の詰め込みっぷりが嬉しかった。
「ええ?前編なのにこんなに観ちゃっていいのかい?ポイント鑑賞でタダなのにここまで見せてよかったのかい??」
などとしょうもないことを気にしちゃうくらい、自分が勝手に考えてた区切りのその先へ驚くべきテンポでずんずん越えていく。
鑑賞中テンションは上がりっぱなし。
対局の場面は思わず固唾を飲んでしまうほど、緊張感を作り上げるのが上手に感じた。
桐山零の心情を表現するのも非常に丁寧だった。
とかく、前編であるにも関わらずあまりにも完成度が高すぎてエンドロール後の予告まで後編があることをすっかり忘れていた。
次回も複雑な話になっていそうで非常に楽しみだ。
静かなる熱い闘い
原作は未読ですが「将棋ルールだいたいわかります」「他の将棋漫画なら読んだ事あります」「奨励会の事もちょっと知ってます」という私にはとても面白く感じました。同行のツレは将棋まったくワカラン状態で「退屈な映画」だったとの感想。実際、8割が女性客でしたが、途中退席の人もいたようです。見る人を選ぶ映画なのかも。
将棋という静の競技は映画として難しいのかもしれませんが、私は演出と音楽で上手に味付しているなあと感心しました。とても熱い闘いが描かれていたと思います。
しかし原作漫画の長い物語を無理に切り貼りした感があり、のめり込めるようなストーリー展開が無かったのがイマイチ。最後に後編の予告がありましたが、こちらの方が楽しめそうでした。
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