グッドモーニングショーのレビュー・感想・評価
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マネーモンスターと見比べると面白いかも。
ふふっと笑えるところはあれど、不完全燃焼。
ワイドショーだから伝えるべきは「伝えないといけないもの」ではなく「視聴者の興味関心のあるもの」。
それが人の生き死にが関わってても面白ければいい。
犯人の生死について投票で決めるのも、澄田キャスターの説得の台詞もなんだかなぁ…という感じ。
「視聴者が視聴者が!」と澄田さんは、ヒートアップしてる犯人に更に火に油を注ぎますがあなた目の前に人質がいるの見えてる?っていう話。目の前にいる人の事を考えずテレビ越しに観ている視聴者のことしか考えないのか…と。まぁ交渉人じゃなくてテレビキャスターだもんな…とも妙に納得しました。
視聴者もテレビ作ってる人たちも犯人の行動も滑稽に見えてしまった。
澄田さんのトラウマの件で株が上がったかと思えばすぐ落とすし。犯人もすっきりしないまま捕まるし。この映画、何がしたかったんだろう?と思った。
吉田羊が元女子アナってのは笑った。
「暇つぶし」こそ大事なのかも。
今日は頭を空っぽにして
何も考えずに楽しみたい。
そんな日だったので
娯楽作を選びました。
君塚良一は
古くはTVドラマで
玉置浩二と浅野温子の
「コーチ」の頃から
好きな脚本家であり
監督さんでした。
もちろん踊る大捜査線は
全て見ています。
なので
多少「ジャケット買い」的な
選び方ではありましたが。
結果は
満足^_^
大満足まではいかないけれど
十分満足でした。
個人的に
ワイドショーは
よく見ます。
昔はめざましテレビ派だったけど
最近は、すまたんに変わりました。
(関西ローカルでごめん‼︎)
はたして
お天気お姉さんは
カメラの裏側では
裸足で走るのか?
演出なのか?
ノンフィクションなのか?
短いカット割りで
ポンポン台詞が回っていく。
こういうの大好きです。
中井貴一。
俳優さんの中では
声が高い方だと思うので
アナウンサー役はハマってたと思う。
やっぱりコメディが似合う。
もっともっとコメディに出て欲しい。
個人的にはクドカンドラマに出て欲しい。
皆川猿時と絡んで欲しい。
長澤まさみ。
このところ
怒涛の勢いで
いろんな作品に
出まくってます。
が、正直どの役も
あんまり印象に残らない。
出勤直後のシーン。
中井貴一に近づいて
悪戯っぽく笑うシーンで
「目尻のシワ、増えたなぁ」
と思ってしまったのは
私だけでしょうか?
(すっぴんだったのか?)
志田未来。
びっくりした。
すごく良かった。
正直、映画で彼女を見たのは
初めてなのだけれど
話し方、声のトーン。抑揚。
そこらへんの女子アナよりも
よっぽど女子アナっぽかった。
かなり勉強して
役作りしたのだと思います。
単なる子役上がりの
女優さんだと思ってました。
お詫びして訂正します(^^;
緊迫したシーンでの
「では、ここで今日のお天気です」は
大爆笑しました^_^
吉田羊。
最近出過ぎてて
少々食傷気味。
でも、アナウンサーの嫁で
実は自身も元女子アナ、って
キャラ設定は最高に
ハマってました。
テレビの中の父親の発言に
感動する息子に対して
「あんなの嘘に決まってるでしょ
アナウンサーなんだから」
っていう台詞。
吉田羊だからこそハマって
笑えました。
ずっとテレビの世界にいた
君塚良一さんならではの
台詞なんですかね?
主要キャスト以外でも
光る役者さんがたくさんいました。
木南晴夏。
とても印象に残りました。
ちょっと気が強い。
でもどこかチャーミング。
あんな子職場にひとり欲しいなぁ。
林遣都。
この人の演技大好きです。
ちょっと抑え気味だけど
感情が湧き上がる時の目ヂカラは
若手の中では群を抜いてる。
濱田岳。
あの「いっちゃってる感」、
常に世の中に「拗ねている」感。
いい役者さんですね。
独り言のようにブツブツと
虚ろな目で話すシーンは
なかなかの狂気を感じました。
あと、
名前は存じ上げないのですが。
報道のエライさん役の方。
あの方が出てきて
「ここは俺たちが仕切る‼︎」
って言ってたシーン。
あれは「踊る大捜査線」の
本部VS所轄の構図そのまんま^_^
もしかしたら柳葉さんが
サプライズ出演で
出てくるのでは?
と、ちょっと期待しました^_^
松重豊。
安定のコワモテ要員^_^
物語をピリッと締めてくれます。
コワモテだから生まれる緊張と緩和。
緊迫するシーンでの
「夜勤明けの時いつも見てまーす」
でクスリと笑いました^_^
でもねえ。
時任三郎だけは
なんかしっくりこなかった。
何がどうって
はっきりわからないのでけれど
もっと適役の俳優さんが
いると思うんだけどなぁ。
この人のセリフが
物語の中ではキーワードに
なることが多い役だけに
残念でした。
あと、最後のシーン。
中井貴一と吉田羊の
間にある「バリケード」。
あの演出は必要??
なんかラストシーンが
ダレてしまったような気がしました。
あと、結局あの封筒の中身は
なんだったんだろう?
見逃してしまったのか??
ワイドショーって
自分にとっては
「日常」の一部。
好きとか嫌いとかではなく
もう、生活の一部になってる。
ドラマや映画と違って
その場で消費されて
そのまま消えてしまう。
そんな霞のようなものを
あれだけの数の
プライドを持って人が
毎朝作ってるんだな。
そう再確認できただけでも
良かったと思う。
単なるBGM。
単なる暇つぶし。
でも
その暇つぶしが
あるからこそ
毎日のリズムが生まれる。
暇つぶしこそ
一番大事なのかもしれない。
コメディ映画なのに。
ワイドショーってやっぱり下衆
バッドモーニング事件。
朝のワイドショーと聞くとこの局のあの番組が頭に浮かぶが、
テーマも内容もテレビ独自のノリで作られたコメディだった。
とはいえ全体的に間延びしていて、犯人の動機もかなり弱い、
あげく視聴者投票でのあの結果…は当然分かっていてやらせた
ところなどミエミエ感が強く、キャラ設定などもふざけ過ぎ。
これがテレビですからねと若干バカにされた感もあるのだが、
割り切って考えてみれば、確かにそうだよねぇと納得がいく。
中井に時任でどうして慎吾ちゃんは出ないの?なんて妄想が
膨らみ彼らの共演を見たかった気がするが、今作の見せ場は
冒頭から放送開始までのあの裏でのドタバタぶり!の面白さ。
スタッフが走る走る!捨てる捨てる!回す回す!生放送って
ホントに秒刻みの戦いなんだなと良く分かる。あのエクレア
みたいなお菓子私が食べてあげたいと何度も思ってしまった。
その緊張感とドタバタに対して澄田が現場に呼ばれてからは
学芸会みたいな状況が続き面白味が減る。スタジオを仕切る
女子アナ・長澤のおバカで有り得ない言動も酷いが、志田が
喋る場面では聞き心地のよいアナウンスで上手いなと思った。
冷静な奥様が元アナだったというオチにはウケるが、そんな
小ネタで仕上げた映画も小細工の効いたショーなんだもんね。
(映画の宣伝にまんまと引き寄せられた一視聴者の感想でした)
おしい…何でなの!?笑
笑いたいね~て事で♪
いつもは、ぼっち映画なんですが…
誰かと一緒にって時は、こんな映画チョイスします。
お気楽に笑いたいよう~ 笑いたい用。
ここで、こう来るわよね?ほら、来たー クスクス。こんな感じで、そう言った意味で期待を裏切らない内容でした。貴一さんなら、も少し行ける!けど、長澤まさみさんが、期待以上に危ない女を演じてくれていて、帳尻あったかなぁ~。
松重さんは、笑わす気ゼロなんですが(ゼロなのかな?)真面目にそこに存在するだけで私は笑う!松重さん、御本人は坦々と演じられてる風なのに、可笑しい映画では可笑しい。渋い映画では渋い。デカいからですかね?な訳ないですね。笑
林遣都さん、濱田岳さんも好きな役者なんですが、あまり癖のある役でもなく勿体ない。時任三郎さんは、コメディーでも崩して貰えず…。
内容に比べて、役者さん贅沢な映画でした。
クライマックスが……
思っていたより…
前の方々のレビューを観ていて、さぞかしフジテレビらしい薄っぺらい映画なんだろうなと思って、何も期待しないで観に行きました。
するとなかなかどうして、きちんとした映画でしたよ。やはり中井貴一さんが主役だと軽薄にならないようで、コミカルな演技の中にも中年男性の悲哀をそこはかとなく感じさせ、単なる業界コメディドラマでは終わらせていませんでした。
そして何より、日頃ワイドショーやTV局を軽侮し、好きな様に悪口を言っている私達視聴者に対して「そうした下世話な話題を喜んで見ているのも又、あなた達視聴者なんだよ」と、dボタンの投票シーンを観ていて、強く反省させられる思いがしました。
キャストの皆さんのお芝居も好感が持てて、仕事に誇りを持つ事の大切さも、身に沁みて感じました。木南晴夏さんがすごく良かった!犯人役の濱田さんも、イタい感じが良く出ていました。ただ、長澤まさみさんの役だけは、ちょっとあり得ない感じでしたがw
タイトルは言いませんが、他の民放局主導の今年の数本よりかは、断然面白かったです。
気軽に観に行っていただきたい、今年の拾い物でした。
テレビのワイドショーの裏側ってこんな感じ?と思って観ました 中井貴...
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