レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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重厚感
ストーリー性とかよりも何と言っても自然界の恐ろしさと、その中での人間の愚かさ(特に西欧社会の中の人間たち)とかそんなんを感じさせる映画でした。
とにかく映画全体が重くてとても重厚感のある映画で、自分が若い頃見た「地獄の黙示録」を見た時のような何とも言えずずっしりと胸にこたえました。たまにはこんな感じの映画もいいですねぇ。
レオ様は若い頃はなんとなく嫌いだったけど、最近の出演映画を観てるとなかなかしっかりした演技をみせてくれます。アカデミー賞受賞も納得です。
不屈の精神
倒れても倒れても立ち上がる男。
レオ様あんなに大きいお子さん持てる歳なのかと、どうでも良い事を思いつつ。
長いです。そうそう終わらないです。
しかし、言葉無くとも必死に生きる主人公。
ある程度予告編で話は見えているものの、中々どうして飽きさせない。
他の種族との争いが何故起こるのかがよく解らないままだったのと、
もう少し息子との関係の強さを強調していたら涙誘ったのかも。
R15指定だけあって所々グロい。
映画館が静まりかえった…
ものすごい緊迫感です
自然の脅威と人間の怒りをベースにした生存本能との戦いが圧巻です
観ていて何度も息苦しくなります
館内の観客全員がその緊迫感に呑まれてました
色んな映画を映画館で観てきましたがこんなのは初めてです
長い上映時間ですが物語に引き込まれっぱなしなので時間が過ぎるの早いです
久しぶりに良い映画を観たな〜って感じです
復讐
初っ端から凄く特徴のある映像であると思った。
後から見たら、バードマンと監督が一緒との事!なるほど!
肝心の 復讐劇 というのは私にはあまり感じられなかったが、美しい映像と、それに伴う緊迫感と緊張感は凄い。
2時間強というまあまあ長い映画だけど、そんなふうには思えなかった。これ、ちゃんと2時間で終わるのか!?と、時々不安になるくらい笑
思っていた映画とは少し違かったが、物凄く面白い映画だった。
そして何よりもレオナルド・ディカプリオの演技に感動した。
熊に襲われるシーンがめちゃくちゃ恐ろしくて、森に行くのが怖くなりました!!笑
ディカプリオに尽きる
ディカプリオの迫真の演技と壮大なロケーション、そして坂本龍一の音楽。この三つ巴に感嘆の溜息付かずにいられない。
ディカプリオのアカデミー主演男優賞はプレゼント的なものかなとの思いが吹っ飛ぶくらい、ここまでやるんだという驚きの連続。息遣い、皮膚感、心と体の痛み、凍え、容赦ない大自然の中でのサバイバルが見事に体現されています。「ギルバートグレイプ」と並ぶ、彼史上最高の演技に拍手。
ストーリーは人物関係がやや掴みづらいものの、復讐のために生き抜かんとする主人公の執念、魂の息吹が感じられ、2時間半が瞬きする暇もなくあっという間に過ぎてしまった。終盤の演出は息切れ感が否めないが、実に見ごたえある作品でした。
ディカプリオ好きなら。見てみても。
長いです。長い映画全然オッケーだけど長いなと感じた。
見せ場らしい見せ場は最後まで特にないです。なぜなら主人公が瀕死で、少しずつ少しずつ回復し、最後は。そういう映画なので。
ちょっと期待し過ぎたかな。ディカプリオならこれでなくてもアカデミー取れると思う。
演技は言うことなしです。素晴らしい!あと何故か最後に見つめられます。
デュカプリオここまでやるか
もはや演技派俳優として、作品毎に円熟味が増しているデュカプリオ。今作も魅せられました。草食べたり、生肉食べたり熊に襲われるわ、◯◯(ネタバレの為伏せます)のお腹の中で眠りに落ちるわ「ここまでするか!」のオンパレード。アカデミー賞受賞も納得。坂本教授の音楽と、幻想的な映像のマッチングが特に素晴らしい。
映画に呑まれる
復讐劇にしては怠慢で長すぎる…
と思ったがこの映画がいいたいのはそこではない。
テーマは生きる、生そのもの。
圧倒的な映像でふと気が付くと映画の中に入り込んでしまっている。
これどうやって撮ったの?という映像の連続!
力強さと大自然の映像で生というものを心底体感できる。
レオもいいがトムハーディも最高‼
映画館で観てない人は評価する資格なし‼
ソウルフル!
僕はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥという監督を誤解していたのかもしれない。ストーリーを、テクニックを駆使して語ることを専門にしていると思っていた。「アモーレス・ペロス」しかり「21グラム」しかり「バベル」しかり、あの「バードマン」しかり。
しかし本作はまったく違っていた。魂の叫びの映画であった。
毛皮をとりに森の奥深くに分け入った隊は、そこの原住民に襲われその場を離れてしまう。
その途中、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)はグリズリーに襲われ、瀕死の重傷を負う。
グラスの処遇をめぐるいざこざで、グラスの息子はフィッツジェラルド(トム・ハーディ)に殺され、グラスも森の中に置き去りにされてしまう。
ここからグラスのサバイバルが始まる。
セリフのほとんどないディカプリオの芝居は、鬼気迫るものがあって、これまでの俳優人生を投げ打ってでもという気迫に満ちたものであった。そうでなければこの役は体現できなかっただろうし、映画も成功しなかったであろう。
グリズリーに襲われるシーンはおそらく長回しだったと思うのだが、そんなこと気にしていられない迫力があった。
このような映画を企画し撮りきってしまうイニャリトゥの映画屋魂に完全にやられた。
「バードマン」より遥かに上出来だ。
現時点最前線映画かと。
現実で見ることができないものを観れるという映画の醍醐味を存分に味わうことが出来る。熊対人間、どういう撮影したの??っていうのをはじめ、どこまで本当にやってる?どこまで本物を使ってる?っていう…メイキング見たい。イニャリトゥ監督とキュアロン撮影監督は暫く目が離せないですね。そしてディカプリオ頑張ったし、かわいいシーンもあるのが良い!
ツーベースヒット
終始、息苦しさを感じた。
極寒の中の役者の演技もさることながら、撮影構図や音楽がそれを強めているように感じた。
ただただ映像に圧倒された時間だった。
観終えた後にスッキリするわけではないが、映画館で観て良かったと思える作品であった。
歴史の負の遺産を迫真の演技で演じきったレオ様に拍手喝采!!
まずはレオ様、オスカー受賞おめでとうございます!と伝えたいと一番に思えた作品!
そしてお疲れ様でした!この2つの言葉に集約される作品だったと思います。
ロケが、自然光だけで撮っているので、本当に大変だったと言う事が良く見て取れる作品だ。
ストーリー展開的には、復讐劇なのでいたってシンプル、簡潔でひねりもない。
ただ、その分遠慮なく、何の躊躇いもなくどっぷりと、レオ様の迫真の演技に吸い込まれる!
映画を観終わった時の、脱力感!半端じゃなく、ぐったりと疲れる作品だ。しかし、その疲れが子を思う親の愛情と重なり、気持ち良い脱力感なのだった。
勿論、楽しく、笑える作品ではないし、辛く重いだけの作品なのだが、やっぱりこの手のドラマはしっかりと観せられるとしんどくても、返ってそれが作品的には好印象の残る作品の仕上がりとなって良いのだ!
息子を殺された父親の復讐劇は、切なく観客の胸が重く苦しくなる程良いのだ。
そしてそれは、俳優レオ様の立場からこの作品を眺めると、こう言う役を演じる事が出来るベテランの役者に成長出来た事は、俳優冥利に尽きると言えるだろうしね。休業宣言撤回しても、チャレンジしたかったと言う彼の気持ちに納得出来る作品だった!
兎に角一安心で、レオ様にとっては本当にキャリアアップする事の出来た、良い作品であり、一方。
彼のファンとしてもオスカー記念作品であり、誇れる嬉しい作品!
だが、最後こう言うセリフを加害者に吐かせるのか?と言う印象深いシーンが有った。
坂本教授の音楽は、余り意識に残る事も無く、レオ様の迫真の芝居に掻き消されていたと思う。
まあ、返って邪魔にならず良かったと言う事だろうか?
一言付け加えて言うなら、何故か今年のオスカー候補はどれも社会性の有る作品ばかりで、テーマ的に重苦しい作品が重なってしまったと思う。
それだけ、アメリカの混迷色が色濃くなっていると言う事なのかもしれない。
来年のハリウッド映画は楽しい作品がずらりと並ぶ事を期待したい。
何故なら、それだけ、社会が明るく元気付いていると言う証になるのだから、今後のハリウッド映画に更に期待したい!
感動です!!!
久しぶりに感動しました。愛した妻との忘れ形見を奪われた怒りの凄まじさ。西部開拓時代のサバイバル精神の強さ。現代の若者に見習ってもらいたい。私だったら生き残れないなぁ。それにしても、主人公がいかに妻と息子を愛していたか、情感の演出が素晴らしかった。しかし、母熊も子供を守りたかっただけなのではと思った。子供に対する親心は全て同じなのに、残された小熊達はどうなるのだろうと思った。正しく、弱肉強食の世界だなと思いました。
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