レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
全516件中、281~300件目を表示
凄いんだけど・・う~ん。
映像は、凄まじい。本当に。
あの熊CGだそうですが、アップの息使いとか本物にしか見えない❗
過酷な自然の中でのサバイバルも見応えあります。
が、そちらが圧巻過ぎて、復讐の話が薄まってる?
生きる執念への動機が弱く感じました。
時々、幻のように出てくる妻が、意味不明。執念の源である家族愛的な部分が回想的な話でしか出てこないので、主人公の執念に感情移入しにくいかな。
敵役のトム・ハーディも利己的な人物で誉められたものではないが、あの時代ならば、(現代でも?)普通にいますよね。
なので、そこまで憎たらしく感じない自分の感覚がへんかな?(笑)
後、一番腹立たしいのは、映画会社!
ポスターとかに使われてる、主人公と息子が寄り添って寝ているシーン。
実際の息子は、青年か、大人じゃねーか!
幼い息子が殺されての復讐の話だと勘違いしてたよ。ああいう詐欺的なポスターやら、キャッチコピーやら、たまに腹立たしい。
迫力ありだが
壮絶な愛から目が離せない
この映像を実現した凄み
一言で感想を述べるならば、よくこれを撮ったな、とそれに尽きます。
自然の厳しさ、生きることの厳しさ、そして運命という不条理でもあり希望でもある、不確かな何か。それらに立ち向かい、抗い続ける主人公。全てを失った人間の凄みに圧倒。シンプルなようでいて見方によっては様々な要素を含んでおり、この映画から何を感じ取るかについては観る側にかなり委ねられるように思います。
どこに感動?
凄い…
壮絶な復讐
凄まじい…
復讐劇ではあるのだが…。
その目的を遂げるまでが凄まじい…。
熊に襲われるとこなんて、席の背もたれにのめり込むかと思う程の迫力だった。
まさに死の底から這い出てき、そしてまた、死の底に突き落とされても諦めない。
最悪のハンターであった。
生半可な状況ではないはずだ。
雪山ってだけで困難な撮影であったろうと心底思える。
でも、それを微塵も感じさせない。
川に流されるわ、水に突っ込むは、裸にもなる。恐ろしいまでの執念だ。
標的を目の前にした、冷静さと狂気には震え上がった。
あの攻防には至るまでも凄まじかったが、それすら霞む程凄まじかった。
記憶に残るラス殺陣であった。
夥しいまでの血が、この物語の熾烈さを物語っていた。
だが、とにもかくにも、カメラが良かった。
とても美しいアングルで、血生臭い追走劇のはずなのに、その風景やフレームに見惚れてた。
納得
復讐の行く末にグラスが見つけたもの
原作、荒野に生きる未鑑賞。
アカデミー賞でこの作品がノミネートされてからこの作品がどういう点で優れているかをWOWOWぷらすとで予め聞いていて、2ヶ月間待ち焦がれてたんだけど、ようやく観れたこの作品は1シーン1シーンが素晴らしく、まるで自分もグラスと共に荒野に佇んでいる様な錯覚さえ覚えて厳しい寒さながらも雄大な景色に感動していた。
ゼログラビティやバードマンでも思ったけど、エマニュエル・ルベツキの映し出すシーンが場面転換でさえも気を抜かず、どこで画面を止めても絵画の様でひたすら見惚れてたなあ…。
原作がアメリカでは幼稚園の劇になる程親しまれているらしいけど、そうとはちょっと思えないほどむきだしの人間模様に感じられたし、そんな中でキリストを信仰しながら数々の悪行を重ねるフィッツジェラルドと、信仰を持たないながらも復讐の最中人助けをするグラスやブリッジャーにアメリカ人が"信仰"するキリスト教の価値に疑問を持たざるを得なかった。
鑑賞中思ってたのが同じ"復讐"と言うテーマを描いた「METAL GEAR SOLID V PHANTOM PAIN」。
グラスもスネークも大事な物を失い、瀕死の重症から生還して復讐を為すけれど、その過程で得られるものが真逆の道を選択させる事になるってのは興味深いし、何の要素が二人の行く末を分けたかを考えると作品のテーマ性も自ずと解りそうな気がする。
事前にそういうシーンがあることは知ってたけど、それでもベジタリアンなのを表明しているディカプリオが作品の為にあんな血が滴る生肉や生魚を喰らうシーンは驚いたし、思わず口に出して「素晴らしい!」と言いたくなる程の役者魂を感じた。
過去に映像化された「荒野に生きる」もいつか観てみたいな…。
全516件中、281~300件目を表示











